インフルエンザの流行中にできる予防対策

セコムの舟生です。

国立感染症研究所によると、1月17日~23日までの1週間にインフルエンザで医療機関を受診した人は約149万人となり、今後も患者さんは増え続けるとしています。流行のピークは2月の上旬にかけてと見られており、いっそうの注意が必要です。

そこで今回は、流行時におけるインフルエンザ対策と、冬にお子さんたちの間で流行しやすい病気についてお話したいと思います。

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▼ 今シーズンのインフルエンザの特徴は? 国立感染症研究所によると、現在もっとも患者数が多いのは新型インフルエンザ(AH1pdm)で、次いでA香港型(AH3亜型)、B型の順になっています。

前週までは、患者の年齢層は約60%が成人で、子どもの流行が中心だった昨シーズンとは違う特徴を示していましたが、ここにきて子どもの感染が急増しています。

学級閉鎖、休校などの措置を取った学校は、前週の17倍。新学期が始まって学校などで感染が拡大した可能性があります。子どものインフルエンザへの警戒がいっそう必要です。

インフルエンザウイルスの潜伏期間は、一般的に3~4日、最長で1週間といわれています。お子さんの体調には十分注意し、異変があればすぐに医療機関を受診しましょう。


▼ 風邪?それともインフルエンザ?
インフルエンザも風邪症候群の一種ではありますが、一般的な風邪よりも症状が重くなることが多く、治療法も異なります。症状を正しく把握することが大切です。正しく症状を把握することが大切です。特に新型インフルエンザは重症化しやすいので、早期の対策が必要になります。

もしインフルエンザが疑われるようなら、症状を正しくお医者さんに伝えるためにも、お子さんの状態をチェックしてみてください。インフルエンザには以下のような特徴があります。

【インフルエンザの特徴】
□ 咳や鼻水などの前触れがなく、突然発熱する
□ 38度以上の高熱があり、悪寒を訴える
□ 全身のだるさや関節痛などがある

季節性インフルエンザと新型インフルエンザを症状だけで見分けることはできないといわれていますが、新型の場合、下痢や腹痛など、消化器系の症状が多い可能性が指摘されているそうです。また、嘔吐、胸痛、鼻出血、歯肉出血などが現れることがありますので、お子さんの様子をよく観察しましょう。


▼ インフルエンザ予防は「手洗い」「うがい」と「咳エチケット」
これからますます流行の拡大が懸念されていますので、自分でできる予防策をより徹底することを心がけてください。厚生労働省では、インフルエンザ対策として「手洗い」と「咳エチケット」を推奨しています

◇ 外出先から帰ったとき・食事の前など、こまめに「手洗い」を!
石けんやハンドソープを使って、最低15秒以上、手のひらだけではなく、手の甲、指や爪の間、手首までしっかり洗います。洗った後は、清潔なタオルなどで水分をしっかりふき取ってください。

◇ 外出先から帰ったら必ず「うがい」を!
外出先から帰ったときは必ずうがいをするよう習慣付けましょう。まず口の中をよくすすぎ、その後、のどの奥まで洗浄できるよう15秒程度うがいをします。これを数回繰り返します。

◇ かからない・うつさないために「咳エチケット」を!
人に向かって咳やくしゃみをしないこと。とっさに出そうなときは顔をそらし、ハンカチやティッシュで鼻と口を覆いましょう。人が多いところに行くときは、「マスク」を着用するようにしてください。感染予防にも役立ちます。


▼ 冬にはインフルエンザ以外の病気にも注意!
空気が乾燥し、寒い日が続くと、風邪やインフルエンザ以外にも様々なウイルスや細菌による病気が流行します。冬にお子さんたちの間で流行しやすい病気をいくつかあげてみますので、参考にしてください。

【ウイルス性胃腸炎】
ノロウイルスやロタウイルスなどに感染したことによる、発熱、下痢、嘔吐などをおこす病気です。乳幼児がかかった場合、特に脱水症状を起こしやすいので、注意が必要です。

また、吐いた後をよく掃除しておかないと、乾燥しウイルスが飛び散り集団発生を引き起こすことがあります。

【溶連菌感染症】
溶連菌がのどに感染しておきる病気です。急に高熱が出るだけではなく、発疹が現れたり、舌にブツブツができて口角が荒れたりします。最初は風邪に症状が似ていますので、溶連菌特有の症状を見落とさないようにしましょう。

【RSウイルス感染症】
RSウイルスに感染することで、気管支炎を引き起こす病気です。咳や鼻水が出るのが特徴で、多くの子どもが罹患します。数日で軽快するのが一般的ですが、ときおり肺炎を引き起こすことも。免疫ができにくく、繰り返しかかりながら免疫ができてきます。小さなお子さんほど注意が必要です。

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インフルエンザに限らず、ウイルスや細菌による感染症は、手洗いやうがいを徹底することが最大の予防策です。

また、免疫力が低下するとウイルスにも感染しやすくなります。十分な睡眠とバランスの取れた食生活を心がけ、元気に冬を乗り切りましょう!

セコムでは、セコムならではの備蓄基準で厳選した「新型インフルエンザ対策パック」をご用意しています。ご家庭での備蓄におすすめです。





2011年2月 3日(木)

カテゴリー: 災害対策

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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