[入学準備特集2016 Part2]新1年生にわかりやすく交通ルールを教えるには?

セコムの舟生です。

小学生に多い事故の特徴からわかりやすく注意ポイントを伝えましょう。来年4月に新1年生になるお子さんに向けて、防犯や安全の基礎知識をお伝えする[入学準備特集2016]
Part1は、"知らない人"への警戒や、性犯罪への注意をテーマに「防犯入門編」をご紹介しました。

Part2のテーマは「交通安全」。
道路の歩き方や交通ルールの教え方を取り上げます。

保育園や幼稚園へは親御さんが送り迎えをしていますが、小学校に入学すれば子どもだけで登下校することになります。
「大丈夫かな...?」という不安もあることでしょう。

そこで今回は、交通安全の基礎をわかりやすく教える方法をご紹介します。

 

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▼ 小学生に多い事故の特徴を知る
警視庁が発表した「小学生の交通事故発生状況」(平成27年上半期)によると、小学生の交通事故には以下のような特徴があります。

<小学生の交通事故の特徴>
・下校中の事故が多い
・子どもの「飛び出し」が原因の事故が多い
・自宅から500m以内の場所で起きる事故が多い
・男の子の事故が多い

小学生の交通事故は午後2時~午後3時にかけて、多く発生しています。
下校中や、放課後に家に帰ってから遊びに行く時間にあたりますね。
事故原因としては、「飛び出し」が多く、また自宅に近い場所で事故にあうことも小学生の事故の特徴です。知っている場所にいる安心感が、気の緩みにつながっているのかもしれません。


▼ 新1年生に最初に教えるポイントは「安全確認」
細かく注意しても、子どもはすぐに覚えられません。
ポイントを絞って、大切なことから教えましょう。

事故を防ぐために大切なことは「安全確認」です。
一時停止と安全確認をしっかりとおこなうことから、お子さんに教えていただきたいと思います。

● ポイント1:道路を渡る前の安全確認
小学生の交通事故が多く発生しているのは、道路を渡っているとき。
まずは「道路を渡る前の安全確認」を教えましょう。

【道路を横断するときの基本的な安全確認のルール】
□ 信号機があってもなくても、横断する前は必ず立ち止まる
□ 左右をよく見て、車や自転車がこないかよく確認する
□ 近づいてくる車や自転車が見えたら、通り過ぎるまで待つ
□ 信号が変わりそうなときは、無理に渡らない

大切なのは「立ち止まる」「よく見る」「無理しない」の3つです。
通園やお買い物で道を歩くときなど、いまのうちから一緒に確認し、練習させましょう。

● ポイント2:交差点での安全確認
子どもの安全NEWS」でもたびたび取り上げていますが、交差点での大型車による巻き込み事故が多く発生しています。
トラックやバスなどの大型車は死角が広く、横断歩道にいる子どもの姿が見えないことがあるためです。特に左折時の事故が多発しています。

【交差点での安全確認のポイント】
□ 進行方向の信号が青でも、左右から近づいてくる車がいないかよく見る
□ 前方や後方から曲がってこようとする車がいないか、よく見る
□ 曲がってくる車がいたら、運転手の顔を見る(歩行者を認識しているかどうかがわかります)
□ 交差点に大型車がいたら特に注意して動きを見る

保護者と歩くことが多いうちは、交差点での車の動きもよく理解できていないかもしれません。信号待ちをしているときを利用して、交差点の見方を教えてあげてください。
車だけではなく、バイクや自転車も通行しますので、多方向に目を配る習慣をつけさせましょう。

また、交差点で止まっている車のウインカーで、「この車はどっちに曲がってくるかな?」とクイズのように教えるのもおすすめです。
子どもが興味を持って、道路状況に目を配れるよう工夫してみてください。


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子どもの交通事故は、安全確認の徹底でリスクを減らすことができます。
安全確認を習慣づけるためには、親御さんがその姿を見せることも大切です。

黄色信号や青信号が点滅しているときに、あわてて道路を渡ったりしていませんか?
保護者の方も交通ルールを意識して、お子さんの見本になるようにしていただきたいと思います。





2015年11月19日(木)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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