自転車も秋支度!子どもの自転車事故を防ぐには?

セコムの舟生です。

自転車事故から子どもを守るため、視認性を確保しましょう。早めの点灯や、リフレクターの装備、服装の工夫などが効果的です。9月21日(月)~30日(水)までの10日間は「秋の全国交通安全運動」の期間にあたります。
秋から冬にかけては、薄暮の時間帯の交通事故が多くなりますので、この機会にお子さんと交通安全についてあらためて話し合っていただくといいと思います。

小学生の子どもが特に注意したいのは、自転車の事故です。

警視庁が発表した「子供の交通人身事故発生状況(平成27年上半期)」をみると小学生、特に男子の事故が多く発生しており、事故の発生状況を見ると自転車乗車中の事故が全体の半数以上を占めています。

自転車での事故が多く発生しているという事実を念頭に、安全運転を心がけましょう。

今回は、「秋」という季節の特性を踏まえながら、自転車の安全運転についてまとめます
子どもの自転車事故では保護者の監督責任が問われるケースも少なくありませんので、お子さんと一緒にぜひご一読ください。

 

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▼ 日没の早まりを意識して早めにライトの点灯を!
これからの季節は、日を追うごとに日没の時間が早くなります。
太陽が傾きはじめる時間が早いので、まだ空が明るく感じられる時間帯でも、地上では暗さが増しています。

人間の目は明るさの変化に慣れるまで少し時間がかかります。
日が傾きはじめる時間帯は、一時的に視覚が低下することがあるそうです。
また、西日のせいでものの輪郭がぼやけて見えたり、遠近感がつかめなくなったりすることもあります。

「薄暮の時間」の危険性が度々指摘され、事故が多く発生しているのには、このような理由があるのです。

「薄暮の事故」から身を守るためには、車や自転車などの運転者から早めに認識してもらうことが重要
自転車のライトは、早めにつけるに越したことはありません。
秋から冬にかけては、「夕方4時を過ぎたら自転車のライトを点灯する」「天気の悪いときは昼間でもライトを点灯する」など、早めの時間を設定したルールを子どもと約束しておくといいでしょう。


▼ リフレクターは複数箇所に!服装には1つ以上目立つ色を
ライトだけではなく、リフレクターも視認性を高めるアイテムのひとつ。
タイヤのフレームに取り付けられるタイプや、シールで好きな場所に貼りつけられるタイプのものなどが市販されています。シールタイプなら、自転車はもちろん、ヘルメットやスニーカーなどにも貼れますね。
いろいろな角度から見えるよう、複数箇所に取り付けると安心です。

また、黒っぽい色の服装は目立ちにくいので、日没が早まるこれからの時期は、事故の危険が高まると考えたほうがいいと思います。白っぽい色や蛍光色など、暗さに同化しにくい色をコーディネートに取り入れると視認性が高まりますよ。
赤や緑、青なども暗い場所では非常に見えにくくなるので注意してください。

リフレクターや、衣服の色については、自転車に乗るときだけではなく、歩行中の安全確保でも同じです。ランドセルはもちろん、学校から帰って出かけるときもリフレクターを身につけましょう。
洋服や小物を選ぶときは、暗い場所でも目立つかどうかを少し意識してみてくださいね。

ちょっとした工夫で子どもの事故リスクを減らすことができるので、この機会に交通安全対策を見なおしてみましょう。


▼ 小学生の自転車事故の特徴は?
子どもの自転車乗車中の事故は、圧倒的に「出会頭」が多く、自転車事故全体の67%を占めています。「出会頭」の事故が起きる状況としては、路地から大通りに飛び出したり、交差点に進行したりした場合に発生することが考えられます。

しかも、自転車の事故は子ども側の違反で事故が発生するケースが半数以上
「安全不確認」「一時不停止」「交差点安全進行違反」が三大要因になっています。

自転車に乗り慣れてくると、スピードをゆるめるべきポイントでブレーキをかけることを怠ったり、左右の安全をよく見なかったために危険を察知できなかったりすることも考えられます。お友だちが一緒ならなおのこと。おしゃべりに夢中で、周囲の状況を見極められないことがあるようです。

日没が早まるこれからの時期は、遠近感覚を見誤ることもありますので、車が近づいているのに無理に横断しようとすると重大な事故が起きてしまうことも考えられます。

自転車運転の技術を過信せず、丁寧に安全確認をして、状況判断をおこなわなければなりません。ぜひお子さんと一緒に自転車で出かけ、普段どのように自転車に乗っているかチェックしてください。


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安全に自転車に乗るためには、定期的な点検も不可欠です。
子どもは成長が早いので、サドルの高さやブレーキの幅などが体にあっているか、ときどき確かめたほうがいいと思います。

タイヤの空気が減ったり、ブレーキの利きが悪くなったりすることもあるので、定期的にチェックしましょう。リフレクターが汚れていないかも確認してくださいね。





2015年9月17日(木)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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