5月から急増!子どもの水難事故に注意

セコムの舟生です。

水難は、命にかかわる重大な事故につながります。子どもだけで水辺に近づかないよう、よく言い聞かせてください。まもなくゴールデンウイークですね。
ご家族そろってのお出かけを予定されている方も多いのではないでしょうか?

初夏のような陽気になる日もあるこの時期、気がかりなのは子どもの水難事故です。

例年、ゴールデンウイークあたりから水難事故が増加しはじめますので、川や海でのレジャーを楽しむ予定がある方は、十分注意してください。

警察庁の調べによると、平成25年中に水難事故にあった人は1,639人で、そのうち半数にあたる803人の方が亡くなったり行方不明になったりしています。
ひとたび水難事故が発生すれば、2人に1人は命を落としてしまうということです。
水難が命にかかわる事故だということがよくおわかりいただけると思います。

5月はまだ本格的な水遊びのシーズンではないかもしれません。
しかし、この時期から水難事故が増加する事実を知り、油断しないことが子どもの安全につながります
ぜひ十分な準備をおこなってから、水辺にお出かけください。

 

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▼ 子どもの水難事故は大人が一緒のときにも起こる
中学生以下のお子さんが死亡・行方不明になったケースを見ると、最も多く事故が発生している場所は「河川」(43.2%)、次いで「海」(31.8%)、「用水路」(13.6%)の順になっています。

水難事故全体で見ると、死者・行方不明者の割合が最も多いのは「海」ですが、子どもの場合は、「河川」や「用水路」の比率が高いのが特徴。子どもにとって危険な水辺は、外出先だけではなく、身近な生活圏の中にもあるということです。

子どもの事故が最も多い河川では、子どもだけで遊んでいる時だけではなく、大人が同伴しての川遊び中にも多くの水難事故が起きています。

「ちょっと足を濡らして遊ぶくらいなら...」と思ってしまいがちですが、保護者が目を離した一瞬の隙に、転んだり深みにはまったりしたことがきっかけとなり、子どもの水難事故は発生します。


▼ 川や海でのレジャーでの注意点
川や海では、たとえ水に入る予定がなくても、しっかりと水難事故の対策をしてから遊びに行くのが鉄則です。誤って水に転落することも考えられます。

子どもの安全NEWS」でも取り上げましたが、4月に保護者らと海釣りをしていた6歳の男の子が海に落ちて亡くなりました。

「すぐそこで遊んでいるから」「声が聞こえるから」と安心せず、必ず大人がそばで見守るようにしてください。お友だち家族などとのお出かけでは、大人が複数いることで、かえって油断が生じやすくなります。交代制で子どもに付き添うなど、見守り体制を最初に決めておきましょう。

<子どもと川や海に行くときの注意点>
○ 気象情報を必ず事前にチェックする
○ 軽い水遊びや釣りでも油断せず、ライフジャケットを着用させる
○ 子どもだけで遊ばせない。大人がそばを離れない
○ 浮き具を準備しておく(ロープをつけた浮き輪や空のペットボトルなど)
○ 現地にある看板や現地の人の話を確認して、注意すべきことを把握する
○ 滞在中も気象状況に注意を払い、天候の変化に応じて対処する

天候が変わりやすい時期の川では、上流で降った雨が急に下流に流れ増水することがあります。
川の流れが速いときや水が濁っているときは、注意してください。

また海では風が強いときや気圧が不安定なときは、思わぬ高波が来ることもあります。
「これは危ないかもしれない」と思ったら、早めに撤収する決断が子どもを守ります


▼ 河川敷や用水路など、身近な水辺での注意点
広々とした河川敷は格好の遊び場ですが、ちょっと目を離した隙に子どもが川に落ちてしまうことがあります。
先日も、2歳の女の子がフェンスをくぐって川に近づき、転落して亡くなる事故がありました。
たとえ簡単に川に近づけないような場所でも、子どもは思わぬ行動を取ることがあるので、子どもの居場所に常に目を配らなくてはなりません

また、用水路やため池など、身近な水辺でも、子どもが命を落としています。
お住まいの地域に該当する箇所がある場合は、くれぐれも子どもだけで遊びに行かせないよう、日ごろからよく言い聞かせてください。

<河川敷やため池の近くに行くときの注意点>
○ 河川敷などで遊ぶときは必ず家の人に伝える
○ ひとりで、また子どもだけでは行かない
○ 子どもだけのときに水に近づかない
○ ボールや持ち物が水に落ちたとしても、自分で拾おうとしない
○ 何かあったときは、すぐに大人に知らせる

バーベキューや、野球・サッカーなど、レジャー、スポーツを楽しめる河川敷もありますが、保護者が同行していても油断は禁物。子どもは水に興味を持ちやすいので、危険を認識せず水に近づこうとすることがあります。
「水際は滑りやすいから、本当に危ないんだよ」「もしも川に落ちたら、助からないかもしれないんだよ」と教えてあげてください。


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溺れている子どもを助けようとして、大人が命を落とす不幸な水難事故も毎年発生しています。
たとえ泳ぎが得意な方でも、安易に水に飛び込むのは危険です。
浮き具を投げる、助けを呼ぶなど、少しでも安全な方法で救助をおこなうことが大事です。

 

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2015年4月27日(月)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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