公園で遊ぶときに注意したいこと

セコムの舟生です。

楽しいはずの公園遊び。遊具事故の原因を知り、安全な遊び方を親子で話しあいましょう。今月はじめに消費者庁から、6歳以下の子どもを対象とした滑り台の事故に対する注意喚起が発表されました。
直近1年間だけでも50件以上の事故が報告されています。

公園といえば、子どもたちが元気に遊ぶ場所ですが、楽しいはずの公園にも、命に関わる事故が発生するリスクが潜んでいます。

今回は、過去に公園で発生した事故統計を取り上げ、子どもの命を守るために保護者が心がけたいポイントをまとめます。

 

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▼ 事故が多い遊具は「滑り台」、事故発生状況は?
東京消防庁のデータによると、2007年~2011年に発生した遊具に関わる事故で最も多かったのは「滑り台」。次いで「ぶらんこ」「うんてい」「ジャングルジム」「鉄棒」の順。
この期間中、遊具に関わる事故だけで、3281人の子どもが救急搬送されています。

いずれの遊具にも共通しているのは、「落ちる」事故が多いということ。

滑り台の事故では、階段をのぼっている途中で足を滑らせて転落する事故のほか、最上部の踊り場付近や、滑降部からの転落も多くなっています。
ぶらんこでの事故は、「落ちる」と並んで、「ぶつかる」事故も多くなっています。


▼ 年齢別に考える「公園の事故を防ぐポイント」
公園で事故が発生する状況はさまざまですが、年齢によっても注意するポイントは異なります。

【幼児の事故の特徴】
保護者が目を離した隙に、事故が発生するケースが多くなっています。
滑り台をのぼり切ったところから後ろに「転落」するケースや、ぶらんこで遊んでいる人のそばに近づいたり、横切ったりして、「ぶつかる」事故になるケースが多いようです。

保護者が目を配り、年齢に応じたサポートをすることが大切です。
幼児は頭が重く、ちょっとしたことでバランスを崩しやすいため、高所でひとりにすることは避けたほうがいいでしょう。滑り台をのぼるときは、保護者が後ろからフォローするなど、安全に十分配慮して遊ばせてください。
子どもが小さいうちは、いざというときに保護者の手が届かない高さの遊具は避けたほうが安全です。

【小学生の事故の特徴】
遊具の事故では、男の子の事故が多いのが特徴。
冒険心から遊具から飛び降りたり、思ってもみなかった遊び方をしたりして事故になることが多いようです。

「禁止されている遊び方をすると事故になる」ということを、しっかりと教えましょう。危険な遊び方をしているときには「それは危ないよ」とお友だち同士で注意しあうように言い聞かせてください。また子どもの危険な行動を見かけたら大人が注意するなど、地域ぐるみで子どもの安全を見守りましょう。


▼ ひっかかる服装に注意!保護者がチェックを
滑り台で衣服の一部がひっかかり、窒息状態になって死亡する事故も発生しています。
以前、セーフティグッズフェアのレポートでもご紹介しましたが、外遊びの際の服装が原因となる子どもの不慮の事故も少なくありません

これから陽気がよくなると公園で遊ぶ機会が多くなると思います。
外遊びに適した服装かどうかをお出かけ前にチェックしてあげてくださいね。

<こんな服装には注意!>
・ フードや引きひもなどがついている服
・ ポンチョなどのだぼっとした服
・ ネックレス、マフラーやスカーフなど絡まりやすい小物
・ サンダルなどの脱げやすい靴

服についているひも類は、パーカーなどの上着だけではありません。
ズボンの裾を絞るためのコードがついたカーゴパンツなどは、子ども服でも見かけることがありますね。

また、女の子の服では、長いスカートやひらひらした服はひっかかるおそれがあります。リボンやレース、スパンコールなどの装飾も事故の原因になることがあるので、注意が必要です。

加えて、ポシェットや水筒などの持ち物も、身につけたまま遊んでいると遊具にひっかかる可能性があります。見えやすいところにまとめて置く、できるだけ持ち物を減らすなどの工夫をしましょう。


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公園では、遊び始める前に周りの様子を確かめ、安全かどうかを見極めることも大切です。
公園でやってはいけないこと、立ち入ってはいけない場所などを書いた看板があることが多いので、それらはしっかりと目を通しておくほうが安全です。

また、見慣れない不審な人物がいたら、「危ないかもしれない」と感じるセンサーも必要。

小学生になると親の付き添いなしで遊びに行くことが多くなりますので、「公園で注意しなくてはいけないこと」をしっかりと伝えなくてはなりません。
ときどきお子さんの遊んでいる様子をチェックしてみてくださいね。


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2015年4月20日(月)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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