子どもの自転車デビューを考える。事故やケガを防ぐには?

セコムの舟生です。

子どもの体形にあった自転車を選び、周囲の安全を確認してから練習をはじめましょう子どもに使わせるものや持たせるものを選ぶとき、「安全性」は欠かせない視点ですよね。
最近は、子どもの事故防止の観点から開発された、安全・安心な製品が増えてきました。

「キッズデザイン賞」を受賞した製品だけが使用を許可される
「キッズデザインマーク」がついた製品は、子どもの安全・安心を代表するもののひとつです。日用品だけではなく、施設や研究などさまざまな分野がキッズデザイン賞の対象です。
来月、過去のキッズデザイン賞の受賞作品が展示される「セーフティグッズフェア with サイエンスアゴラ2014」が開催されます。

<セーフティグッズフェア with サイエンスアゴラ2014>
■ 開催日時:11月7日(金) ~11月9日(日) 10:00~17:00
■ 会場:東京都立産業技術センター3階 シンボルプロムナード公園(屋外会場)
■ 入場料:無料

8日(土)、9日(日)の親子デーでは、ワークショップやスタンプラリーなど、楽しいプログラムがたくさん用意されており、親子で楽しめるイベントです。

子どもにとっての危険とはどういうことか、子どもの安全や健やかな成長に必要なことは何か、あらためて考えるきっかけになると思います。
ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。


さて、今回のテーマは「子どもの自転車デビュー」です。
自転車では、生死にかかわる重大事故も多く、「安全性」をどのように確保するかが非常に重要になります。キッズデザイン賞でも、自転車に関するアイテムが多く受賞しています。

いつ、どうやって子どもに「自転車デビュー」させるかは、多くの保護者の関心事。
自転車デビューで保護者が注意すべきポイントをご紹介します。

 

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▼ 子どもの自転車デビューに必要なものは?
子どもの自転車デビューでまっさきに考えるのが「安全をどのように確保するか」です。

<自転車デビューに必要な準備>
○ 体の大きさにあった自転車を用意する
大きすぎたり、小さすぎたりする自転車は、事故やケガにつながります。
お子さんの体格に適した自転車を選びましょう。

自転車選びで見逃しがちですが、特に注意したいのが手です。
手のサイズがあっていないと握力がブレーキにうまく伝わらないため、いざというときしっかり止まれません。自転車にとってブレーキは、事故回避の最大の手段です。必ずチェックしてください。

子どもの自転車は、自転車専門店でアドバイスを受けて選び、サドルやハンドルの高さ、ブレーキの握り幅まで調整してもらいましょう。購入後も子どもの成長にあわせて点検・調整してもらうようにしてください。


○ ヘルメットやプロテクターを用意する
ちょっとした転倒でも、頭のケガは軽症ではすまないことがあります。
自転車用のヘルメットは必ず用意してください

見た目よりもサイズが合っていることが重要です。
ひざあてやひじあてなどのプロテクターを装着することも検討してください。

子どもの自転車用のヘルメットにはさまざまなタイプのものが発売されているので、試着してから購入することをおすすめします。

キッズデザインマークがついたヘルメットなら、安全基準も満たしていますし、子どもの頭の形にも配慮されているので安心です。もし迷ったらキッズデザインマークがついたものを選ぶといいかもしれませんね。


練習の際には、動きやすい服装が鉄則です。
足元もサンダルではなく履き慣れたスニーカーなどがいいでしょう。ペダルをしっかりとらえるためにも、滑りにくい靴を履かせてください。


▼ 正しい練習場所はどこ?
子どもが正しく自転車に乗れるようになるまでの道のりは、決して簡単なものではありません。
繰り返し練習してようやく習得できるものです。

自転車の練習がしやすいのは、サイクリングコースや自転車練習場のある公園が代表的。
自宅のそばで気軽に練習できればいいのですが、適した場所が少ないのも事実です。

<こんな場所は自転車の練習にNG!>
・公道
・人が多い場所
・傾斜のある場所
・路面がでこぼこした場所

たとえ車の往来が少なくても、公道で練習するのは危険。
しっかりと自転車に乗れる技術を身につけてから、「公道デビュー」しましょう。

子どもが安心して練習できる場所まで足を運んで練習するのが大切です。
周囲の状況をよく見極めてから練習をはじめてくださいね。


▼ 技術よりも危険を予測して回避する能力を身につけて
自転車デビューに際しては、「運転の技術」が十分かどうかも気になるかもしれません。
もちろん技術がともなわないと自転車デビューはかないませんが、もっと大切なのは「危険を予測して回避する能力」です。

周囲の状況から危険を予測して回避する能力を身につけるには時間がかかります。
そのため自転車に乗っていないときでも、危険予測の練習が欠かせません。

過去に起きた子どもの自転車事故を参考にして事故原因などを親子で話しあってみるといいでしょう。
子どもの自転車事故に多いパターンを知り、繰り返し安全のための知識を伝えていってください。


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自転車の練習にペダルなし自転車を利用しているお子さんを見かけます。
手軽にバランス感覚を養えるところが人気のようです。ただ、ちょっとした傾斜で止まることができず、大ケガをするなどの事故が報告されているので注意しましょう。できればブレーキがついたタイプのものがいいと思います。

自転車デビューは決してゴールではありません。
自転車デビューしてからも運転技術の向上を図りながら、危険回避の能力を磨いていきましょう。

お子さんの成長にあわせて、自転車の種類や大きさの見直しもお忘れなく





2014年10月30日(木)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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