今年は暑い?梅雨~夏にかけて注意したいこと

セコムの舟生です。

5月13日から、環境省による「暑さ指数」の情報提供が始まりました

「暑さ指数」とは、熱中症対策の目安となる数値をあらわしたもので、気温や湿度、日射量などから算出されます。

例年は6月から公開してきましたが、梅雨入り前から熱中症になる人が後を絶たないことから、今年はおよそ3週間前倒しになったそうです。

また気象庁の長期予報によれば、今夏の気温は、全国的に平年並みから平年より高め。
今年もまた"暑い夏"がやってきそうな気配です。

ジメジメして気温が不安定な梅雨から、過酷な暑さに見舞われる夏にかけての気候は、ただでさえ体にこたえるもの。怖いのは、熱中症ばかりではありません。
今のうちからしっかり体調管理をして、元気に乗り切りたいですね。

そこで今回は、梅雨時から夏にかけて、お子さまやご家族の健康のために知っておきたいことや、注意したいことなどを取り上げます。


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▼ 曇りや雨の日も「熱中症対策」をお忘れなく!
5月中旬から、全国各地で夏日を記録する日が増えてきました。早くも30度を超える「真夏日」を観測した地点もあり、「急に暑くなった」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

真夏に発症するイメージが強い熱中症ですが、実は今の時期から十分な注意が必要です。

体がまだ暑さに慣れていないこの時期、急激な暑さや、梅雨時の蒸し暑さが、熱中症を引き起こします。気温がそれほど高くなくても、湿度が高いと汗が出にくくなるため、油断はできません。

真夏日や、炎天下で注意が必要なのは言うまでもありませんが、曇っていても蒸し暑く感じるときや、室内でのスポーツをしているときなども、お子さんの体調変化に気を付けてあげてくださいね。

<今の時期から気を付けたい熱中症対策>
○ こまめな水分補給と適切な塩分補給をすること
○ 通気性の良い衣服と帽子を着用すること
○ 疲れを感じたら涼しい場所で休むこと

子どもは、何かに夢中になっているときや、楽しいときなどは、自分で体調の変化に気付けないこともあるので、大人が目を配ることが大事です。


▼ 夏も「ウイルス」「細菌」にご用心!!
このブログのトップにある「安全ニュース」でも、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染が各地の小学校で起きていることを取り上げましたが、これも一種の食中毒。冬のウイルスといわれていますが、初夏にも流行することがあるようです。

今からの時期、特に注意したいのは、ノロウイルスだけではなく、病原性大腸菌O157に代表される細菌性の食中毒です。

これらを予防するためには、細菌やウイルスを「つけない」「ふやさない」「やっつける」の3つのポイントをおさえましょう。日常の食事はもちろん、お弁当やおやつにもご用心。お子さんはもちろん、調理者である親御さんも、あらためて手洗いを徹底してください。

<食中毒の予防対策>
(1) 消費期限の過ぎたものを子どもに与えない
(2) 生鮮食品は保存状態に気を配る(常温で放置しない)
(3) 調理器具や、皿は使用ごとによく洗い、必要に応じて消毒する
(4) 食材にしっかり火を通す。暑い時期はより長めに加熱を
(5) まな板、タオル、フキンなどは洗浄後、よく乾かす

幼児の場合は特に、これから夏にかけてなるべく生食は避けたいもの。肉類はもちろん、魚介類、たまご、ハチミツなどにも注意が必要です。食中毒を引き起こす菌のなかには腐敗臭がしないものもありますし、鮮度に関わりなく繁殖するものもあります。

また、夏に流行する感染症はほかにも、プール熱や、手足口病、ヘルパンギーナなどがあります。お子さんにも引き続き手洗いやうがいを徹底させてくださいね。

衛生管理をしっかりすることが、夏の感染症予防の基本です。


▼ 暑い日には「光化学スモッグ」が発生!?
近年、ヒートアイランド現象などで気温が上がっているといわれていますが、それにともなって懸念されているのが「光化学スモッグ」です。

光化学スモッグは、気温が高く、風が弱い日に発生しやすくなります。梅雨の晴れ間や夏日には、光化学スモッグが発生する気象条件が整いやすいので、これからの時期に気にしておきたいことのひとつです。

光化学スモッグが発生すると、「目が痛い」「のどが痛む」といった症状があらわれます。吐き気や、頭痛をともなうこともあります。警報があったときには、室内に入る、窓を閉めるといった対策が必要になります。

以前、「PM2.5、黄砂、煙霧...大気汚染物質から子どもたちをどう守る?」という記事でも紹介しましたが、環境省では大気汚染物質の観測データを公表しており、光化学スモッグの元となる光化学オキシダントの注意警報発令状況も確認できます。外出前にチェックすると安心ですね。


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これから夏にかけて気がかりなことはたくさんありますが、やはり暑さや、病気に負けない元気な体をつくることが何よりも大事です。
睡眠と栄養バランスの良い食事をしっかりと取って、楽しい夏を迎えてくださいね!





2013年5月27日(月)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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