雪の日の登下校。転倒、交通事故に注意!

セコムの舟生です。

阪神・淡路大震災から今日で18年です。
この震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今なお深い悲しみを抱える被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

阪神・淡路大震災は、1995年1月17日の早朝、午前5時46分に発生。淡路島北部沖の明石海峡を震源とし、マグニチュード7.3の大地震となりました。死者は6,434人、負傷者は4万3792人にのぼり、大きな傷跡を残しました。

私たちは「1.17」を決して忘れることなく、貴重な教訓として、未来に繋げることを考えて生きていかなくてはならないと思います。いつ起こるかわからない地震への対策は、日頃の備えが何よりも重要です。皆さんのご家庭でもぜひこの機会に防災のための備えを見直してみてください。

さて、いよいよ新学期が始まりましたが、お子さんたちは元気に学校へ通っているでしょうか?

14日の成人の日は、太平洋側の広い範囲で雪が降り、首都圏でもだいぶ積もりました。今シーズンは、早い時期から日本海側を中心に大雪に見舞われるなど、例年に増して雪への対策が必要なようです。

そこで今回のテーマは、雪の日の登下校
いつもとは違う、雪に覆われた通学路。どうしたら子どもが安全に行動できるか、一緒に考えてみましょう。
 

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▼ 雪の日はなぜ危ない?
雪に慣れていない地域ですと、ほんの少しの積雪でも歩くこともままならず、大人でも危ないことがありますよね。子どもならなおのこと。

雪が降った朝は、登校前にしっかり心構えをさせたいものです。雪に慣れているお子さんも油断は禁物ですよ!

雪が降ったときはなぜ危険なのか、具体的に確認しておきましょう。

・ 道幅が狭くなる
降り積もった雪は道の両脇に寄せられることが多いので、その分、通れる道幅も狭くなります。車と接触する危険性が高まりますので、いつも以上に注意が必要です。

・ 死角が増える
ガードレールや垣根など、通学路の途中にあるものにも雪が覆いかぶさり、いつもは見通せる場所が見えにくくなってしまうことがあります。通いなれた通学路でも、十分に注意を払いましょう。

・ 音が聞こえにくくなる
雪は音を吸収するので、周囲の音が普段とは違って聞こえます。ただでさえ子どもは、あちこちに気を取られがち。周囲の音に意識を向けて注意しなければなりません。

・ 路面の凍結や雪の落下の危険
降ったばかりのときはフカフカの雪も、冷え込みの厳しい朝・晩は凍りついてしまうもの。1日たって溶けたり踏み固められたりしたあとは、さらに滑りやすくなります。また、屋根や街路樹から雪の塊が落ちてくることもあります。足元同様、頭上にも注意してください。


▼ 雪の日の服装を考えよう
積雪した道は滑りやすくなっていますから、服装や靴にも工夫が必要。もちろんとても寒いので、しっかり防寒対策をして送り出してあげてくださいね!

<雪の日に適した服装は?>
○ 動きやすいものを選ぶ
寒いからといってたくさん着せると、かえって動きにくくて危険です。厚手の服を重ね着するよりも、薄くてもあたたかい肌着などで調整しましょう。上着はクッション性の高い中綿やダウンなどで、防水性のあるものが最適。転んだとき腰を守るため、お尻を覆うくらいの長さがおすすめです。

○ 小物を利用する
あたたかい帽子や手袋などは、防寒にもなりますし、転んだときの衝撃を緩和する役割も果たしてくれますので、活用しましょう。首元をあたためると保温効果が高いですが、長いマフラーよりもネックウォーマータイプのほうが邪魔になりません。

○ 両手をあける
ランドセルを背負うお子さんの場合はいいのですが、高学年になるとランドセルを使わなくなる学校も多いようです。雪が降った日は、両手があいてバランスの取りやすいリュックなどがいいと思います。ほかの荷物もいろいろと手に持ったり肩に掛けたりせず、なるべくひとつにまとめるようにしましょう。

○ 滑りにくい靴を選ぶ
靴底に大きな凹凸がある滑りにくい素材の靴を選びましょう。スニーカーは滑りやすいものもあるので、ゴム底の長靴などがいいと思います。登校前に家の前で試し歩きして、道の状態にあった靴かどうかを確かめてみましょう。


▼ 雪国の常識?転びにくい雪道の歩き方
降雪時は、なんといっても転倒が心配です。特に滑りやすいのは、階段や坂道、横断歩道の白線など。わだちや、車の出入りが多い場所などは、雪が少なく歩きやすそうに見えても、踏み固められた雪が凍りついて、かえって滑りやすくなっていることもあります。足を下ろしてみなければ、歩きやすいか滑りやすいか、わからないのも雪の日の怖いところですね。

雪道を歩くときは、なるべく歩幅を小さくし、靴の裏側全体をつけて歩くようにします。かかとから足を下ろすと、そのままツルリといってしまうことがありますので、同時に足裏全体が接地するように歩きましょう。重心は前に置く感じです。滑りやすい場所では、特にこのことを意識して、そろそろと歩くようにしてくださいね。

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いくら服装や歩き方に注意しても、時間にゆとりがなければ、焦って事故になりかねません。いつもよりも時間がかかることを念頭に置き、余裕を持って家を出ることが何より大事です。

また、雪の降った日は、自分の足元だけではなく、視野を広く持って周りもよく見てください。雪道に合わない靴を履いている人、荷物で両手がふさがっている人、慌てて歩いている人...そのような人の近くを歩くと、転倒に巻き込まれてしまうこともあるかもしれません。
お子さんにもこのことをよく話してあげてくださいね!





2013年1月17日(木)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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