キミならどうする?事故のパターンから学ぶ子どもの自転車事故防止

セコムの舟生です。

桜前線はあっという間に北上していきましたが、春はこれからが本番!
お出かけが気持ちのよい季節ですね。

進級をきっかけに、自転車でお友だちと遊びに行くようになったお子さんもいると思います。
ひとりで自転車に乗って出かける子どもを送り出す親の気持ちはヒヤヒヤ。
「ちゃんと周りを見ているだろうか?車にぶつかったりしないだろうか?」
と心配が絶えないのではないかと思います。

今回は、子どもに自転車事故の危険を理解させ、注意を促すために、よくある自転車事故のパターンを取り上げながら、安全に自転車を利用する方法を考えてみたいと思います。

いくつかパターンを紹介しますので、子どもに考えさせてみてください。
事例をもとにすると子どもにもイメージしやすく、応用力を伸ばすのに有効です。

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▼ 気をつけよう!こんなときに自転車事故は起きる
日ごろからお子さんと自転車でお出かけするときには、「ここは危ないよ!」「ほら、左右をよく見て!」と注意を促しているかと思います。しかし、子どもは、「危ないよ」という言葉だけでは、具体的な危険を予測することが困難です。

「なにが悪かったか」「どうすればよかったのか」を具体的に教えてあげることが必要ですので、よくある自転車事故のパターンから事故防止のための行動を考えてみましょう

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パターン1
A君は、信号機のない狭い路地から、自動車が往来する広い道路へ出て、そのまま横切ろうとしたところ、右からきた車とぶつかってしまいました。

パターン2
B君は、自転車に乗って公園から道路に出たところ、通りがかった人とぶつかってしまいました。

⇒ ココが注意ポイント
どちらも一時停止を怠って道路に出ていったことが大きな原因になっています。信号の有無に関わらず、左右の安全確認は絶対に必要です。また、公園や施設駐輪場(スーパーや児童館など)からの出会いがしらの事故は頻繁に起こっていますので、特に注意が必要です。

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パターン3
Cさんは道路の左端を走っていましたが、路上駐車の車を避けるために車道側にハンドルを切ったところ、後ろからきた車とぶつかってしまいました。

パターン4
Dさんは、自転車が走行できる歩道を走っていました。歩行者とすれ違ったところ、ハンドルに歩行者の荷物が絡まり、ケガをさせてしまいました。

⇒ ココが注意ポイント
どちらの事故も、安全かどうかの確認をせずに走行していたことが大きな原因です。一時停止の標識がなくても「危ないかもしれない」と感じたときは、スピードを落としましょう。自転車通行可の歩道であっても、歩道では歩行者を優先する、歩道にたくさんの人がいるなら押して歩く、前後左右を常に意識するなどの状況確認が必要です。

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パターン5
E君は、雨の日に傘を差して自転車を運転していたところ、目の前を横切ろうとしている歩行者に気付かず、ぶつかってしまいました。

パターン6
Fさんが、お友だちの家から自転車で帰宅しようとしたところ、だんだん暗くなってきました。そのまま灯火せず走行していたところ、路地から出てきた歩行者に気付かず、ぶつかってしまいました。

⇒ ココが注意ポイント
 傘差し運転や、無灯火走行による事故
 もたくさん起きています。自転車利用のルールやマナーを守らないと、大きな事故につながることがあります。厳しくチェックしましょう。万が一の時に頭を守ってくれるヘルメットも忘れずにかぶりましょうね。

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安全に自転車を利用するためには、交通ルールを教えるだけではなく、お子さんの身体にあった自転車選びも重要です。小さすぎてきゅうくつだったり、大きすぎて足がつかなかったりすると、それだけ運転操作ばかりに意識が取られ、周囲の危険に気付かない場合があるからです。

お子さんが自転車に乗る姿を定期的にチェックしてみてくださいね!





2012年4月23日(月)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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