大切なのは"子供目線"。お子さんが事故に巻き込まれないために

セコムの舟生です。

早いもので、今年もあと半月ほどで終わりですね。2010年を振り返ると、残念ながら今年も多くの事故が発生し、多くの子供が被害に遭っています。

保護者と一緒にいながら、「ちょっと目を離した隙に」起きる事故も多く発生しているようです。年末年始の慌しい時期だからこそ、再度、身近にある「事故の芽」を確認し、隙のないよう事故の防止を図ってみてください。

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▼ 大切なのは常に子供の目線で行動すること 自宅の敷地内で遊んでいた子供が、家族の運転する自家用車に巻き込まれて死亡した...という悲しい事故が、この1年で何件かありました。

大切なのは、子供の居場所を常に把握すること。たとえ家のなかでも「ここにいるときは大丈夫」と過信せず、常に視界のどこかでお子さんの様子を確認しておくことが大切です。

ただし、一瞬たりとも目を離さないということは不可能です。数分に一度は声を掛ける、あらかじめ事故の危険性があるものを遠ざけておくなど、複数の対策を行う必要があると思います。常に子供の目線で行動し、子供の行動を予測してみてください。


▼ 交通事故にも注意を!
交通事故総合分析センターがある県で行った調査によると、小学生以下の子供では、「飛び出し」による交通事故が多いそうです。

交通ルールを理解していない、遊びに夢中になっていた、などのケースがほとんどです。小さなお子さんほど、実際の道路を歩きながら、「ここは一度止まろうね」「ここで飛び出すと危ないよ!」などと繰り返し教える必要があります


▼ 「飲み込む」「おぼれる」「転ぶ」に注意
子供の事故、特に0歳~4歳の未就学児に多いのは、以下のようなものです。ポイントと対策を考えてみましょう。

○ 誤飲による事故
お子さんの手が届く範囲に、誤飲の恐れがあるものを安易に置かないことが大切です。
・タバコ
誤飲で一番多いのはタバコ。お子さんの手の届かない場所に置くことが鉄則です。また、空き缶に入っていた吸殻を飲んでしまうケースが後を絶ちません。小学生くらいになっても起こりうる事故ですから、灰皿がわりにした空き缶を放置するのは絶対にやめましょう。
・液体類
化粧品、洗剤などを誤飲するケースも少なくありません。しっかりフタをしたつもりでも偶然開けてしまうことがあります。また、冷蔵庫に入っていたお酒を、ジュースと間違えて飲んでしまうケースも多々ありますから、「これは飲めないんだよ」と話して聞かせることも大切。子供が見間違いやすいものは子供の手の届くところに置かない、というのも対策のひとつです

○ 水の事故
東京消防庁によると、0~5歳の水の事故の8割以上が、家の浴槽で起きているということです。小さな浴槽でも、足を滑らせたり、おぼれたりすれば、命に関わることがあります。お子さんが小さいうちは、以下のような対策を検討してください。
* 浴室に子供が入れないよう、施錠したり柵をしたりする
* 入浴中は常に子供の行動に注意し、目を離さない。
* お風呂にお湯を残したままにしない(乳幼児がいる家庭では特に!)

○ 転倒や転落による事故
子供が転ぶことはよくあることですが、場所によっては、重大な事故につながります。
・ 住居内
なるべく床に物を放置せず、電気コードやチラシ類など、つまずきやすいもの、足を滑らせやすいものは片付けておきましょう。また、階段には柵をつける、ベランダには踏み台になるものを置かないなど、転落事故が起きやすい場所にも対策を。
・ 屋外
ベビーカーを利用するときは、安全ベルトの装着を忘れないようにしましょう。自転車に乗るときは、ヘルメットの着用を習慣づけてください。また歩行中は、「目を離さない」が基本ですが、お子さんの年齢に応じて、危ない場所ではしっかりと手をつなぐことも大切ですね。

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事故にならなかったとは言え、ヒヤリとさせられる経験はどのご家庭にもあるようです。なぜそうなったか、どうすれば防げるかを考え、今後に生かすことが大切です。




2010年12月16日(木)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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