子どもの留守番と鍵の持たせ方 ポイントまとめ

セコムの舟生です。

家についたら、まず鍵をかけましょう。誰が訪ねてきてもドアを開けないように徹底してください。いよいよ待ちに待った夏休み。
旅行や帰省など、楽しい計画を立てているご家庭も多いと思います。
夏休みの経験は子どもを大きく成長させますので、いろいろなことにチャレンジできるといいですね(^^)/

さて、夏休みは子どもが家にいる時間が増えるので、留守番を経験するお子さんも多いと思います。

夏休みは、親の留守を狙った犯罪が発生しやすい時期でもあります。
過去には、留守番中の子どもばかりを狙ったわいせつ犯罪や強盗事件も起きていますので、留守番の防犯ポイントをしっかりと理解させたいものです。

また、保護者の方が不在のときには、鍵を持たせることもあると思います。
鍵を子どもに持たせるときに絶対に守らなくてはいけないポイントがいくつかあります。

今回は、子どもの留守番と、鍵の持たせ方のポイントをまとめます。
ぜひ夏休みの留守番にお役立てください。

 

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▼ 留守番で大切な5つのポイント
留守番中に気をつけなくてはならないことはたくさんありますが、子どもに細かく禁止事項を伝えても、覚えられません
ポイントを押さえ、本当に大事なことを守らせるようにしましょう。

"本当に大事なポイント"は、実際に起きた事件を参考にするとわかりやすいかもしれません。
子どもの留守番中に起きた犯罪をピックアップしました。

・大阪府で、留守番中の女児を狙って、わいせつ行為を繰り返していた40代の男逮捕。事件は子どもが家にいる夏休みや冬休みに相次いでおり、電気業者などを装って鍵を開けさせていた

・三重県で、1人で留守番中の8歳男児が強盗の被害にあった。インターホンが鳴ってドアを開けたところ、包丁をつきつけて男が押し入り、男児をクロゼットに押し込み、現金を奪って逃走。

これらの事件からわかることは、「誰が来ても絶対にドアを開けてはいけない」ということ

「水もれで今すぐ対応が必要」などと緊急性を装って押し込むケースも多いようですが、電気業者や水道業者が事前の連絡や許可なくやってくることはまずありません。
そのことをお子さんにも伝えてください。

<安全キッズの「留守番のポイント」>
(1) 誰か訪ねてきてもドアを開けない
(2) あらかじめ決めた電話以外には出ない
(3) 何かあったらお母さん(お父さん)に電話で確認する
(4) 窓を開けない。家中の鍵をきちんと閉めておく
(5) 火を使わない

留守番に慣れていないお子さんなら、「インターホンにも電話にも出ない」とルールを決めたほうが安心です。
その場合、かかってきた電話は親の携帯電話に転送する、子どもに留守番させるのは短時間にとどめるなど、保護者側の対策も忘れないでください。

ある程度留守番に慣れたお子さんなら、インターホン越しの対応や電話対応を任せてみることも検討しましょう。
その場合、「お母さん(お父さん)はいま忙しいので、あとで来てください(かけ直します)」と伝えるのが原則。たとえ荷物の受け取りでも、子ども自身に受け取らせることは避けてください

また、夏場は在宅中の窃盗侵入が多発しますので、どんな場合でも家中の鍵を閉めておくことも重要。暑いときは、エアコンや扇風機を使うようにさせてください。

火災への注意も決して忘れないでください。留守番中の火災も発生しています。
留守番をさせる際は、ライター、電熱機器などの置き場所を再チェックしてください。


▼ 子どもが鍵を持つときに大切な5つのポイント
子どもが鍵を持つことで考えられるリスクは、「鍵をなくすこと」が真っ先に考えられます。
拾われた鍵で家の中に侵入される危険も考えられます。鍵と自宅住所が一致しないような工夫が大切ですね。
子どもに「鍵の大切さ」を理解させたうえで、お子さんにあった「鍵の持ち方」を決めましょう。

また、子どもが鍵を持っていることが知られると、押し込みなどの犯罪にあう可能性があります。押し込みは、家の玄関を開けるときが非常に危険な瞬間です。不審者がついてきていないかよく注意し、鍵を開けるときも背後を警戒するよう、よく伝えておきましょう。

<安全キッズの「鍵を持つときのポイント」>
(1) 鍵は誰にも見せないように持つ
(2) 鍵はいつも身につけておく。バッグに入れるのであれば、置きっぱなしにしない。
(3) 玄関前で鍵を探さない。あらかじめ鍵がすぐ出せるよう準備をしておく。
(4) 家の中に誰もいなくても必ず大きな声で「ただいま」と言う
(5) 中に入ったらすぐに鍵をかける。ドアチェーンまでしっかりと

鍵を持つときは、キーホルダーやキーチェーンをつけ、ベルトループなどで衣服につないでからポケットの内側にしまっておく方法がおすすめ。周囲から鍵を持っていると気づかれにくいですし、取り出すときもスムーズです。紛失する可能性も低いと思います。

いくら気をつけていても、万が一のこともあります。
鍵をなくしたときの対策も親子で話し合って決めておきましょう。


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留守番や、鍵を持つ経験も、子どもの成長の糧になります。
親御さんはご心配もたくさんあると思いますが、ポイントをしっかり押さえれば、犯罪や事故のリスクを減らすことができます。

留守番に慣れているお子さんも、この機会にもう一度、大事なポイントをおさらいしましょう。
楽しい夏休みを過ごすためにも、防犯や安全について親子で話し合ってみてくださいね!





2015年7月23日(木)

カテゴリー: 留守番

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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