今年の「地域安全マップコンテスト」受賞作は?本当に役立つ安全マップづくりのポイント

セコムの舟生です。

「地域安全マップコンテスト」も8回を迎え、優秀作品を選ぶ議論も白熱。今回は4名で選考しました。スクールユニホームの総合メーカーであるオゴー産業株式会社が主催する「全国地域安全マップコンテスト」。
8回目を迎え、参加者数・応募点数ともに過去最多の作品が集まりました!

選考会には、子どもの危険回避研究所の横矢真理所長とともに私も審査員として参加。
各賞の選考をおこないました。

今回はその審査の模様をお伝えするとともに、優秀作品を手がかりに「優れた地域安全マップのつくり方」のポイントをご紹介します。

受賞作品には、安全マップをより良くするヒントが満載。
ぜひ最後までご覧ください(^^)/

 

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▼ 過去最大規模! 350作品が結集した「全国地域安全マップコンテスト」
今回の「全国地域安全マップコンテスト」は、参加者総数660名、応募点数350点と過去最大規模になりました。
毎年、作品ひとつひとつから子どもたちの懸命さが伝わってくるようで、たくさんの刺激をもらっています。

子どもならではの視点の鋭さ、感性のユニークさに驚いたり、笑ったり。
イラストや折り紙の飾りなどカラフルな作品もたくさんあり、見ているだけで楽しくなります。どれもお子さんの個性がよくあらわれていました(^^)


▼ 「全国地域安全マップコンテスト」受賞作品のポイント
どの作品からも「やる気」と「熱意」が伝わってきます。優秀作品を選ぶ議論も年々ヒートアップしている気がしますが...悩みに悩んで、ようやく各賞が決定。
選考のポイントを聞いてみました。

【子どもの危険回避研究所 横矢真理所長】
「見せ方」が工夫されていて、危険箇所がわかりやすい作品を選びました。
安全マップはスペースが限られているので、地図とコメントの配分や、写真のレイアウト、危険箇所をどのように目立たせるかなどをよく考えてからつくるほうが、いい安全マップになると思います。
周囲の方へのインタビューなども加えると、完成度がさらにアップ!
注意だけではなく、危険回避のための対策まで書かれていると、今後に活かせると思います

【オゴー産業株式会社】
目立たせるための工夫に注目しました。
写真やコメントを目立つ色で縁取りするだけでも、安全マップ全体がグッとひきしまります。
何でも書き込んでしまうと、安全マップを見返すときに散漫な印象になりやすいので、よく考えてから書き込むのがポイントです。
安全マップはつくって終わりではなく、見返して活用してくださいね
楽しみながらつくることも大事なので、遊び心もたくさん取り入れてみましょう

エリアを限定すれば、注意ポイントが絞られ、見返した時にわかりやすい安全マップができます。安全マップを上手に仕上げるには、つくる前に「考える」こと。
子どもは、フィールドワークから帰ってすぐに「さあやろう!」と描きはじめてしまうことが多いのですが、安全マップづくりをはじめる前に「どれを入れようかな?どうやって見せようかな?」と考えることが第一歩です!

今回、私が選んだのは、「公園」という限定的なエリアに絞った安全マップ。
ひとつの場所を安全という視点から丁寧に観察したことが、とても素晴らしいと思いました。

安全マップのコツのひとつは、エリアを広げすぎないことでもあるんです。
安全マップづくりを通じて、見落としていた危険に気づくこともできたのではないでしょうか?
それこそがかけがえのない経験ですので、ぜひ今後に役立ててくださいね!


▼ 地域安全マップづくりには親のサポートが不可欠
今回の「地域安全マップコンテスト」では、さまざまな作品に出会うことができました。
なかには、危険箇所を調べるだけではなく、事故データや警察へのインタビューまで掲載し、子どもの安全研究の資料として発表できそうなほど完成度の高い作品もあり、脱帽しました!

一方で、低学年のお子さんの作品ですと、地図を描くことに懸命になりすぎて、肝心の「注意するポイント」があっさりしすぎているものも目立ちました。

安全マップは自分で考えてつくることが大事ですが、地図づくりに寄りすぎないよう、保護者がある程度のアドバイスをしてあげてください。
もちろん、フィールドワークのサポートも欠かせません。
あれこれ口出しするのではなく、一緒に行動して、子どもの "気づき"を促してあげてくださいね


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安全マップづくりで大切なのは、マップに書き込むポイントを子ども自身が"発見"すること。

歩いているだけでは気づかない危険を見つけたり、どのように行動すれば安全かを考えたりすることで、子ども自身の危険回避能力が高まります。

知識として学ぶだけでは身につかない、非常に実践的で役に立つ体験学習です。
まだ安全マップづくりにトライしたことがないお子さんは、ぜひ取り組んでくださいね!

 

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2015年5月21日(木)

カテゴリー: 通学・通塾

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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