子どもの安全ブログ

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

【入学準備特集5】 親子で通学路を歩いてみよう!

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

セコムの舟生です。

卒園・新入学を迎えるご家庭では、着々と準備を進めていることと思いますが、どれだけ準備してもまだ何か足りない気がして落ち着かない日々ですね。

さて、今回の【入学準備特集】は、通学路の歩き方について考えてみたいと思います。通学路を歩く際に気をつけたいポイントや、どうやってお子さんに注意を促せばいいかなど、具体的な方法をご紹介しましょう。

* * * * * *

▼ 子どもの発見と親子のコミュニケーションが大切
入学前の説明会などで、「入学式までに、お子さんと一緒に家から学校までの道を歩いてみてくださいね」と学校側から言われたという方も多いのではないでしょうか。
もちろん、ただ漠然と歩くのではなく、目的は通学の予行演習。通学路にある危険な場所や注意が必要な場所を、子どもにはっきり認識させることにあります。最終的には、保護者の付き添いなしでも、安全に学校(あるいは家)までたどり着けるようにならなくてはなりません。

電車など、公共の交通機関を使って通学することになるお子さんもいらっしゃると思います。その場合は、入学式までに親御さんと一緒に通学の練習をするだけでなく、入学後ある程度の期間親御さんと一緒に通学するというご家庭もあるでしょう。その場合も同じです。最終的には一人で安全に通学できるよう、時間をかけてでもしっかりと訓練してください。

大切なのは、子ども自身に発見させること。「危ないよ!」と言い聞かせるのではなく、「ここはどうして危ないと思う?」「この道は通ってもいいと思う?」などと質問して、子ども自身が考えて答えを導き出すことが理想です。コミュニケーションを取りながら、楽しく通学路を歩いてみてください!

▼ こんなところが危険!事故や事件が起こりやすい場所
通学路でまず心配なのは、交通事故です。警視庁によると、子どもの場合は歩行中に事故に遭うケースが多く、なかでも「道路の横断中」が、歩行中の事故の実に半数を占めています。道路を横断するときは必ず横断歩道を渡る、どんなときでも左右を良く確認してから横断するなど、基本をしっかりと教えましょう。

また、小学生の子どもが犯罪被害に遭う確率が高い場所は、「駐車(駐輪)場」。次いで「道路上」「公園」となっています。通学路に事件が発生しやすそうな場所がある場合、近道だからといって安易に通り抜けさせるようなことはせず、きちんと定められた通学路を歩くように言い聞かせなくてはなりません。

もう少し具体的に、気をつけたほうがいいポイントを挙げてみましょう。

【通学路にこんな場所はありませんか?】
・ 見通しの悪い通り
・ 歩道にガードレールがない通り
・ 信号機がない横断歩道や交差路
・ 車が走行する路地
・ 樹木が多く、外から見わたせない公園
・ 空き地や工事現場
・ 駐車場や駐輪場

「ここは危ないよ」ではなく、「なぜ危ないか」「ここでは、どんなことに注意したらいいか」を理解できるように説明し、どう行動したら安全に通学できるかをお子さん自身に考えさせてあげてくださいね。

▼ 「安全マップ」を作ってみよう!
安全に通学路を歩けるようになるためには、何度も親子で歩いて練習することがイチバンですが、「安全マップ」を作ってみることも効果的です。

「安全マップ」とは実際に歩きながら、危険な場所、注意が必要な場所、さらに安全な場所、万が一のときに助けてくれる場所などをチェックしてつくるオリジナルの地図のこと。

自宅と学校を中心にした地図を拡大コピーし、それを持って通学路を歩いてみます。歩きながら気になった場所をチェックして、あとで見て思い出せるように細かく地図に書き込んでいくのです。

危険な場所なら、その理由まで書いておくと、危険に対する理解力が高まりますよ。デジカメで要所を撮影して、あとで地図に写真を貼り付ければ、もっと覚えやすくなりますね。 危険な場所だけではなく、万が一のときに助けを求められるコンビニや飲食店などのお店や「子ども110番の家」など、安全な場所も書き込んでおきましょう

このブログでも以前に「安全マップ」の詳しい作り方をご紹介していますので、参考になさってみてください。

* * * * * *

通学路で注意しなくてはいけないことはいろいろありますが、忘れてはいけないことの一つは、登校時と下校時では周囲の状況が違うということ。朝と夕方では、交通量や人の流れが異なる場合もありますし、それに伴って注意しなくてはならないポイントも変わってくるかもしれません。
親子で通学路を歩いてみるときは、登校時間と下校時間にあたる時間帯を両方歩いてみてください。実際に歩いてみて初めて気付くことが、きっとたくさんありますよ!

入学準備特集2011 記事一覧

 「子どもの防犯」ブログ5周年記念キャンペーン
★ ☆  「子どもの防犯」ブログについて聞かせてください  ☆ ★

5周年記念キャンペーン

アンケートに答えてくださった方のなかから抽選で、9名様に「セコムの食」で人気の商品をプレゼントいたします。

3つの商品をご用意しておりますので、お好きな商品を選んで、アンケートにお答えください。応募期間は3月31日(木)までです。

※「子どもの防犯」ブログ5周年記念キャンペーンの応募受付は3/31をもって終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。


 

2011.02.21

「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★ 「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★
お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは? お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは?

スペシャルコンテンツ

このブログについて

このブログは、セコムが、子供たちの安全を守るために、情報を提供しています。

防犯ブザー選び方と
使い方(3つのポイント)

アーカイブ

2024年(15)
2023年(52)
2022年(42)
2021年(28)
2020年(29)
2019年(30)
2018年(62)
2017年(111)
2016年(153)
2015年(155)
2014年(138)
2013年(75)
2012年(93)
2011年(89)
2010年(84)
2009年(70)
2008年(69)
2007年(84)
2006年(115)