ちょっと待って!ケータイ・スマホ・ゲーム機をプレゼントする前に知っておきたいこと

セコムの舟生です。

街では早くもクリスマスイルミネーションがきらめいています。
クリスマスプレゼントのリサーチをはじめているご家庭もあるのではないでしょうか (^^)

デジタルネイティブ世代の子どもたち。いまどきは、最新のゲーム機や携帯電話、はたまたスマートフォンをおねだりされる...なんていうことも珍しくないようです。

子どもの願いはサンタクロースに代わってかなえてあげたいものですが、こうした機器は、与える側のリスク管理が求められます。望むまま買い与えられる類のものではありません。

わが子に持たせてもいいものかどうか、持たせたときにどのようなリスクがあるのかなど、プレゼントする前にもう一度考えてみましょう

今回は、携帯電話やスマートフォン、ゲーム機を持たせるときの注意点についてお話しします。


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▼ ケータイはインターネット利用が前提です
内閣府の統計によれば、携帯電話を所有する小学生の7割以上が、携帯電話でインターネットを使っています

携帯電話を買い与えるということは、お友だちとのメールのやり取りやインターネットを利用するということであり、親の目の届かないところでネットの世界と簡単につながれるようになることを意味しています。

携帯電話は、子どもの成長と必要性を見極めて、親が持たせるタイミングを判断するべきもの。
子どもの遊び道具としては、あまりにリスクが高すぎます。

携帯電話がプレゼントとして妥当かどうかを踏みとどまって考えてみてください。親御さんも納得したうえで買い与えるのであれば、フィルタリングが大前提です。
親御さん自身にも「子どもに携帯電話を持たせる=親として指導・管理する」という責任が発生することをお忘れなく。


▼ スマートフォンとケータイの違い
このところのスマートフォンの普及ぶりはめざましく、小学生のお子さんの"ファースト・ケータイ"として「スマホ」を考えている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。「クリスマスプレゼントにスマホ」と考えている親御さんには、「携帯電話よりさらにリスクが高い」ということを正しく理解してから判断していただきたいと思います。スマートフォンで起こりうる危険を、以下にあげてみました。

○ フィルタリングしても有害サイトにアクセスできる?
スマートフォンのフィルタリングは、電話事業者の回線では有効でも、Wi-Fiでは適用されないことがあります。無料Wi-Fiスポットは提供元もエリアもさまざまで、せっかくのフィルタリング設定が無効になってしまう場合があります。

○ 有害なアプリをダウンロードしてしまうかも?
スマートフォンには無数のアプリがあり、ユーザーが自由にダウンロードすることができます。なかには子どもにとって危険なものや有害なものもあります。

○ 個人情報が流出するかも?
位置情報やインターネットのアクセス履歴、暗証番号など、スマートフォンは個人情報の宝庫。情報流出のトラブルがたびたび起きているのが現状です。

○ 出会いの危険が増えるかも?
スマートフォンのソーシャルアプリでの出会いトラブルが増加しています。ネット上のSNSより知らない個人同士の連絡が容易だといえます。

スマートフォンは高性能なパソコンと同等、ネットへの接続のしやすさという意味ではパソコンを超える性能を備えています。買い与えるのであれば、普通の携帯電話以上に親がリスク回避への意識を持ち、使い方をしっかりルール化する必要があるのです


▼ ゲーム機は単なる「子どものおもちゃ」ではない
近年では、子どもが最初に手にするネット接続機器は携帯電話でもパソコンでもなく、ゲーム機だといわれています。ほとんどのゲーム機は携帯電話やスマートフォン同様、接続環境があれば簡単にインターネットにつながります。

ゲーム機で怖いのは、携帯電話やスマートフォンの所持を考える年齢の子どもよりさらに幼い子どもも利用するということ。インターネットの何たるかもわからないまま、就学前の子どもがなんの疑問もなく使っていることもありますが、果たしてそれで大丈夫でしょうか。

ゲーム機からインターネットを利用することを当たり前にしてはいけません。少なくとも子どもが小さいうちは、使用する際のサポートが必要だと思います。お子さんの成長度合いにあわせてゲーム機の機能制限を行い、フィルタリング設定をして、保護者がそばについて遊ばせるようにしましょう


▼ 暇つぶしの道具にさせない!"わが家のルール"を決めよう
携帯電話、スマートフォン、ゲーム機。いずれも「やっていいこと・いけないことをきちんと学び、ルールを決めて守ること」が非常に重要です。

プレゼントするのであれば、事前にお子さんと話し合って"わが家のルール"を決めましょう。
たとえば、「使うのは○時~○時まで」「自室には持ち込まない」「フィルタリングを行う」といったことです。ガチガチに縛ることが目的ではありません。ネット利用の能力を親の指導のもとで徐々に高めていくことが大事なのです。

「ヒマだから」という理由で手に取る、ダラダラ時間つぶしをする道具にしてしまうのがいちばん危険です。


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子どもたちのあいだでは、ブログやSNSのような参加型のサイトの利用が当たり前になってきています。「友だちしか見ていないだろう」「誰にも知られないだろう」という稚拙な考えから、個人情報の流出やネットいじめをはじめとするトラブルに発展してしまうケースがたびたび起きています。

お子さんに「インターネットを使うことの自覚」を指導するのも大切ですが、親が味方であることや、困ったときには必ず親に話すことなどを普段から伝えておきましょう。万が一トラブルが起きたとき、親に話せずに問題を大きくしてしまうことは、絶対に避けたいことのひとつです。





2012年11月26日(月)

カテゴリー: 携帯電話・インターネット

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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