子どもの防犯ブザーはどう使う?親子で学ぶ「いざというときの使い方」

セコムの舟生です。

いつでも防犯ブザーを鳴らせるよう、練習することが大切です。子どもに持たせる「防犯グッズ」。
防犯ブザーのほか、子どもの所在が確認できるGPS機能つき携帯電話などを持たせている方もいると思います。

しかし、防犯グッズを持たせているだけで、「防犯対策をしている」と安心してしまってはいけません。

防犯グッズを持たせてからが本当の防犯教育です。
今回は、お子さんに防犯グッズの使い方を教える方法についてお話します。

 

 

 

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▼ 防犯ブザーを鳴らすタイミングは?
防犯ブザーは、少しの動作で周囲に危険を知らせることができる心強い道具です。
防犯グッズの代表格として広く普及していますね。

一方で、防犯ブザーを「どのような状況で」「いつ」鳴らすのかを具体的に子どもと話したことはあるでしょうか?

防犯ブザーは、「不審者と遭遇したら」「襲われそうになったら」鳴らすというイメージを持っている子どもが多いようです。

しかし実際では子どもが相手を不審者だと認識し、防犯ブザーを鳴らすという行動に移るまでにどれだけの時間があるでしょうか?

子どもへの声かけは巧妙化しています。
子どもが不審者と判断し防犯ブザーを鳴らすまでの猶予はとても短いと考えたほうがいいでしょう。

不審者は、必ずしも見た目で「怪しい」と感じられるとは限りません。身なりがちゃんとしていて、優しい口調で話しかけてくる場合や、親しげにあれこれ話しかけながら、少しずつ距離を縮めてくる場合もあります。

「もし悪い人じゃなかったらどうしよう...」
「相手に失礼かもしれない」
「相手が怒っちゃったらよけい怖い」
「どうしたらいいかわからない」

このようなことが頭をよぎると、防犯ブザーを鳴らすタイミングを逸してしまうかもしれません。

少しでも「おかしいな」と感じたとき、とっさに防犯ブザーに手を伸ばすぐらい、俊敏に反応することが大事です。あれこれ考えるより前に、体が反応するようにしておかなくてはなりません。
その上で、いざとなったらためらわずに防犯ブザーを鳴らせるように練習しておきましょう。

▼ 鳴らすばかりじゃない!防犯ブザーを効果的に活用する
防犯ブザーは、音で危険を知らせるだけではなく、相手を牽制する意味もあります。
いつでも鳴らせるよう手を添えるなどしておけば、警戒が相手に伝わり、危険を回避できるかもしれません。

屋外でひとりになる状況は絶対に避けるべきですが、やむを得ずわずかな距離、ひとりになってしまったときなど、何も起きていなくても、防犯ブザーを手にしておくといった使い方もあるのです。

「なんとなく怖い」「見られているような気がする」といったときも同様です。
防犯ブザーを鳴らすまでではなくても、防犯ブザーにさっと手が伸びるよう練習しておくといいですね。


▼ 親子で「防犯シミュレーション」にトライ!
いざというときに備えて、「防犯シミュレーション」をおこない、身を守る行動を繰り返し練習しておくことも大切です。

防犯シミュレーションとは、起こりうる危険を想定して、親子で体を動かしながら対応の仕方を学ぶ体験型のトレーニングです。

(1) 声をかけられたときの行動を学ぶ
知らない人から声をかけられたときは、大人が両手を広げたくらい相手から離れ、いつでも防犯ブザーを鳴らせるよう準備します。親御さんが不審者役になって、まずはこの一連の行動を繰り返し練習してみましょう。どれくらい相手から離れれば安全かを体で覚えさせます。

少しでも相手が近づいてくるそぶりを見せたら、その分、離れられるようにすばやく体を引く。常に一定の距離を保ち、いつでも走って逃げ出せるよう警戒しておく必要があります。しつこく近づいてきたら、迷わず防犯ブザーを鳴らす...この距離感とタイミングを確認してみましょう。

(2) さまざまな「声かけ」のパターンを学ぶ
「知らない人に話しかけられたら?」という想定で、お子さんがつい騙されてしまうような誘い文句や、戸惑うような質問を投げかけてみましょう。「ゲームのレアカードをあげる」とか、「駅までの道を教えてほしい」、「お母さんが事故にあったから一緒に来て!」など、いろいろなパターンで練習しましょう。
お子さんの受け答えとしては、「いやです」「知りません」「お母さん(お父さん)に聞いてみます」などと言い、知らない人には絶対についていかないことが重要です。


「防犯シミュレーション」で大切なのは「リアリティ」。
実際に起きたニュースや、声かけ事案などを用いて、定期的に防犯シミュレーションをおこないましょう。


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「防犯グッズに期待する機能」として、位置確認ができるGPS機能があげられます。
GPS機能つきの携帯電話の購入を検討する方も多いようです。

「GPS機能は必要だけれど、子どもに携帯電話を持たせるのは不安」という方には、「ココセコム」がおすすめです。
ココセコムは、パソコンや携帯電話からお子さまの現在位置が確認できるほか、 端末のボタンを押すだけの簡単操作でセコムに通報。要請に応じて、緊急対処員が急行するサービスを備えています。ボタンひとつで手軽に安否確認ができる機能もあるので、「今どこにいるんだろう」「大丈夫かな...」という心配にもお応えします。

通話やメールなど余計な機能がないため、「小さな子にも安心して持たせられる」とお選びいただくことも多いココセコム。子どもを守る防犯グッズのひとつとして、防犯ブザーと併用するのも効果的です。





2015年2月19日(木)

カテゴリー: 防犯グッズ

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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