学校での子供の安全を考える

セコムの舟生です。

大人の注意ポイント先日もご紹介しましたが『セコムと話そう「子供の防犯」ブログ』では、ブログ情報ポータル『BlogPeople』さんとコラボレーションして< トラックバックキャンペーン >を行っています。また、これまでも専用フォームでみなさんからのご意見・ご感想をたくさんお寄せいただいています。

そんなみなさんからののなかで、このような不安をお寄せいただくことがあります。

>「頻繁に"不審者情報"のお知らせが学校から届くので不安です」

以前にも「ハインリッヒの法則」をご紹介していますが、小さな出来事が、実は大きな事件の予兆であったりします。身の回りで発生する小さな事件は、決して軽視してはいけません。

犯罪者が嫌がるまちづくりをすることは、安心で安全な社会をつくっていくうえで、とても重要なことです。そのために、警察、学校、地域、そして子供を持つ保護者の方々が、子供を守るためにどのような取り組みができるのかを考え、それを行動に移していくことが大切です。

近年、学校を発生場所とする犯罪の件数が増加。少し古いデータではありますが、外部の者が学校へ侵入した事件は、平成11年の1,042件と比べ、平成14年には2,168件と2倍を超えています

学校における事件・事故が大きな問題になっていることを重く受け止め、文部科学省では「学校安全に関する具体的な留意事項等」を発表し、子供の安全に取り組んでいます。

今回は文部科学省の「学校安全に関する具体的な留意事項等」の内容について、ご紹介したいと思います。

*  *  *  *  *  *

◎学校での取り組みについての留意点

実効性の高い学校マニュアルの策定 
...子供たちが学校で安全に過ごせるよう、学校独自の「学校マニュアル」の作成を推奨。運動会や授業参観など、来校者がたくさん来るときなど、具体的なケースをあげて実効的なマニュアルづくり行う。

学校安全に関する校内体制の整備
...学校安全責任者や委員会など校内組織の整備と安全点検活動を日常化させる。

教職員の危機管理意識の向上
...教職員の一人ひとりが危機意識を持ち、実践的な研修・訓練を積むことが重要。


このなかで危機管理について言及されているのですが、子供の安全においても、子供の防犯と同様に、普段から危険な状態を意識しながら事前にシミュレーションを行っていくことが大切なのだと思います。


◎地域社会に協力願いたいこと

安全な学校づくりには、地域の協力が不可欠です。「学校安全に関する具体的な留意事項等」では、地域との連携のポイントなどもあわせて取りあげています。

学校安全の取組みにご協力いただける方の組織化を
...これまでのPTAの組織的な活動に加え、保護者有志での校内・通学路巡回、地域ボランティアによる登下校中の安全確保など、地域の協力を求める。

不審者情報等を地域で共有できるネットワークの構築を
...不審者情報の共有、学校や通学路の安全確保を目的としたネットワークづくりを図る。こうしたネットワークには、こうした取組みに地域の方々にも是非参画・ご協力を促す。

「子ども110番の家」の取組みへの一層の協力を
...「子ども110番の家」に対する理解と協力を求め、「子ども110番の家」の所在や危険箇所をまとめた「安全マップ」を作成する取り組みを行っていく。

安全・安心な「子どもの居場所づくり」
...「子供の居場所づくりプラン」として、子供の活動拠点を整備するさまざまな事業を推進。理解と協力を促す。


安全な社会をつくるには、地域との連携が必要不可欠です。また通学路マップをつくることで、どの場所が危険なのかを子供たちが考え、対処法を自ら学ぶことで子供たち自身の危険回避力を高める効果があります

「学校安全に関する具体的な留意事項等」には、ほかにもたくさんの留意事項がありますので、一度お子さんが通う学校がどのような安全対策を行っていて、留意点が反映できているのかどうかを確認してみてはいかがでしょうか?





2006年10月 3日(火)

カテゴリー: お知らせ

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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