[入学準備特集2016 Part4]学童保育に入れない!?「小1の壁」を乗り越えるには

セコムの舟生です。

放課後に子どもが安全に過ごせる場所を見つけておきましょう。新1年生とその保護者の方を応援するため、[入学準備特集2016]
入学に向けた準備が進んでいることと思います。

学童保育(放課後児童クラブ)」の申請もそのひとつですね。
すでに申し込みを終えて結果待ち、という方も多いのではないでしょうか。

保育園と同じく、学童保育にも数多くの「待機児童」が存在します。
もしも学童保育に入れなかったら、共働きのご家庭では、「小1の壁」と言われる問題に直面することになります。
新1年生のお子さんが放課後を安全に過ごすためには、どのような選択肢があるのでしょうか。

今回の[入学準備特集2016]は、「小1の壁」対策として、"親が不在の時間を埋める方法"を考えます。

【入学準備特集2016】
[入学準備特集2016 Part1]いまからはじめる!新1年生のための防犯入門
[入学準備特集2016 Part2]新1年生にわかりやすく交通ルールを教えるには?
[入学準備特集2016 Part3]新1年生にわかりやすく交通ルールを教えるには?


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▼ 学童保育に入れない新1年生が安全に放課後を過ごす方法は?
放課後を安全に過ごすためには、「ひとりにならないこと」「大人が見守ってくれること」の2つが満たされていることが大切です。
公立の学童保育に替わる方法としては以下のことが考えられます。

・民間の学童保育を利用する
公立の学童保育に比べて割高ですが、自宅や習い事への送迎サポートや宿題を見てくれるなど、サービスが充実しているのが特徴です。
保育時間の延長が可能なところも多いので、勤務時間が長い保護者の方にも人気です。

・地域の子育て支援サービスを活用する
自治体が実施するファミリーサポートサービスや、シルバー人材サービスなどを利用する方法も考えられます。有料ですが、保護者が帰宅するまで子どもを預かってくれたり、習い事の送迎や夕食づくりのサポートをしてくれたりと、柔軟に対応してくれることが多いようです。
事前に登録を要するので、早めに調べておきましょう。

・保育園の小学生保育事業を利用する
保護者が仕事などで家庭に不在の場合に、放課後に保育園で受け入れてくれる制度です。主に低学年児童が対象ですが、すべての保育園が実施しているわけではないので、自治体に確認するか、保育園に直接聞いてみましょう。


▼ 新1年生が放課後に安心して遊べる場所もある
学童保育の機能とは異なりますが、子どもがのびのびと放課後を過ごせる場所もあります。
学童保育が利用できない場合、こうした場所を活用するのもひとつの選択肢です。

・「放課後子ども教室」を利用する
小学校の空き教室などを利用した勉強や遊び、スポーツのプログラムが用意されていて、放課後を安全に過ごす環境が整えられています。ただし内容は自治体によってかなり差があります。実施日が限られているところもあれば、共働きのご家庭のために時間延長があるところもあります。

・児童館や児童センターで過ごす
子どもの遊び場や集会所、図書室などを備えた児童館や児童センターは、楽しいイベントやワークショップなどを実施しているところが多く、いつも子どもたちで賑わっています。専門の指導者や監視員がいるため、放課後を安心して過ごすことができますが、平日に休館日を設けているところもあるので、計画的な利用が大切です。

放課後子ども教室や児童館は、誰でも気軽に利用でき、見守ってくれる大人の存在があるのが良いところです。送迎をファミリーサポートに頼むなど、公的な"放課後を安全に過ごせる場所"と民間のサービスをうまく組みあわせて、親が不在となる時間を埋めている保護者の方が多いようです。


▼ 小学1年生でも留守番はできる?
1年生になったばかりのお子さんに長時間の留守番をさせることは、避けたほうが安全です。
しかし、どうしても留守番させざるをえない場合もあると思います。
お子さんに留守番をお願いするのであれば、入学前までに少しずつ練習をしておきましょう。

留守番中のルールを決め、何かあったとき迷わないようにしてあげるのが大切です。
初めて留守番をするお子さんのために、基本的なルールをまとめます。

<留守番の基本ルール>
(1) 帰ってきたら誰もいなくても「ただいま」と元気よく言う
(2) 玄関の鍵はすぐに閉める(チェーンまでしっかりと)
(3) 誰か訪ねてきてもドアを開けない
(4) あらかじめ決めた電話以外には出ない
(5) 火を使わない
(6) 何かあったらお母さん(お父さん)に電話する

留守番のルールは、なるべくシンプルにするのがポイントです。
連絡先の電話番号と一緒にルールを紙に書いて、子どもの目につきやすい場所に貼っておきましょう。

また、安全に留守番させるため、保護者の方にも押さえておいていただきたいポイントがあります。

<留守番させるためのポイント>
(1) 家の中の鍵をすべて施錠しておく(トイレや台所の小窓などの鍵も忘れずに)
(2) 出火の原因になるもの(ライター、ストーブ、灯油など)には安全対策を行う
(3) 家にかかってくる電話は保護者の携帯電話に転送するようにする
(4) 留守番中は子どもに定期的に連絡する(変わったことがないか尋ねる)
(5) 子どもからの電話にはいつでも出られるようにする
(6) なるべく早めに帰宅するようにし、長時間の留守番を避ける

以前、「初めて留守番させるときの教え方やルール」について、詳しくまとめたのでぜひご覧ください。


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子どもにとって小学校入学は、環境の変化への戸惑いもあり、とても大変な時期です。
なるべく無理をさせないよう、安全に放課後を過ごす方法を考えてみてくださいね。





2016年1月18日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

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