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子どもの居場所をどう把握する?外出時の心配を軽減する方法

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セコムの舟生です。

「どこへ、誰と行くのか」「何をするのか」「何時に帰ってくるのか」をあらかじめ約束して外出するのが基本ですが、不測の事態に備えた対策も話し合っておきましょう。「約束の時間を過ぎたのに子どもが帰ってこない」
どのご家庭でも"わが家のルール"で帰宅時間を決めていると思いますが、ときどきこんなことがあるのではないでしょうか?

遊びに夢中になっていたり、不測の事態が起きたり...と、子どもなりの都合もあるかもしれませんが、親御さんは心配ですよね。

大抵の場合は何ごともなく帰ってきますが、犯罪や事故に巻き込まれる可能性も皆無ではありません。

特にこれからは日没がどんどん早くなりますので、いち早く子どもの居場所を確認できるようにしておきたいものです。

今回は、子どもの居場所を把握するために、保護者ができることを考えます。
お子さんが帰ってくるまでの不安を少しでも減らせるよう、できる限りの対策をおこないましょう。

 

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▼ 「子どもの居場所はどこ?」 を把握する方法
遊びに行くとき、「どこへ、誰と行くのか」「何をするのか」「何時に帰ってくるのか」を保護者にきちんと伝えることは、子どもの防犯・安全対策の基本ルールのひとつです。

しかし、成長とともに交友関係や行動範囲は広がるもの。
事前の予定とは異なる行動をとらざるを得ないケースもあるでしょう。

「どこへ、誰と行くのか」「何をするのか」「何時に帰ってくるのか」という基本のルールを徹底することが大切ですし、お子さんには予定どおりに行動することを優先するように伝えてください。

ですが、「予定は変わるもの」との前提であらかじめ対策を立てておくことも、子どもの帰りを待つ親にとっては重要なことです。行動予定が変わって居場所がわからなくなるということを避けるために、子どもの居場所に見当をつけられるようにしておきましょう。

(1) 子どもの「交友関係」を把握しておく
学校では誰と仲が良いのか、普段からお子さんの話をよく聞いておきましょう。
休み時間に行動をともにする子と、席が近くよく話をする子は、別のお友だちかもしれません。子どもからよく名前を聞く友だちはフルネームまで把握して、保護者の方とも交流を持っておくといいでしょう。学校行事のときに挨拶を交わしたりして、気楽に連絡を取り合える関係を築いておくことをおすすめします。

(2) 子どもが「よく行く場所」を把握しておく
お子さんが帰宅後、「今日はどこへ行ったの?」と聞く習慣をつけましょう。
公園、児童館、図書館、コンビニや駄菓子屋さん、友だちの家など、子どもが足を運ぶ場所はたくさんあります。子どもがどこで、何をしているのか、予定した行動がどのような経緯で変更になったのかがわかってくると思います。(あまり問い詰めると話してくれなくなりますので、楽しく話せる工夫も必要です)目的地ごとの行動パターンも把握しておきましょう。

(3) 「行ってはいけない場所」を決めておく
子どもの行動範囲はどんどん広がりますが、危険な場所はあちこちに潜んでいます。
お住まいの地域で「行ってはいけない場所」を具体的に決め、なぜ行ってはいけないかを子どもにきちんと話しておきましょう。

ほかにも、「友だちと別れてひとりになってしまったらどうするか」「門限を過ぎてしまったらどうするか」など、遊びに行ったときの「不測の事態」をどのように安全にやり過ごすか親子で話し合ってみてください。そして、具体的な対応策を決めておきましょう


▼ 子どもの居場所をリアルタイムで把握する方法は?
安全の観点から「子どもがいまどこにいるのか?」をリアルタイムで把握するために、GPS機能のついた携帯電話やスマートフォンを持たせることを検討しているご家庭も多いかと思います。

GPS機能のついた携帯電話やスマートフォンがあれば、子どもの居場所がわかるので、安全に役立つことはたしかです。しかし携帯やスマホを子どもが持ち歩くことには別のリスクがあります。
お子さんの成長度合いをよく観察して、携帯電話やスマホを持たせる必要性を見きわめてくださいね。

子どもの居場所をリアルタイムで把握するには、「ココセコム」のような防犯グッズも役に立ちます。
「ココセコム」には、通話機能やメール機能、インターネット接続の機能はありません
防犯の観点から開発された精度の高い位置検索が特長です。
いざというときはボタンひとつの簡単操作で、安否確認やセコムへの緊急通報ができ、訓練を積んだ安全のプロが駆けつけることもできるので、小さなお子さんにも安心して持たせられます。


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子どもの帰宅が遅く、居場所がどうしてもつかめない。
何かあったのかもしれない...と感じたときは、警察への連絡をためらってはいけません。

警察に捜索願を出すというのは非常に敷居が高い印象もありますが、いち早く緊急対応を行うことは、安全を考えるうえで非常に重要。お子さんの身の安全を第一に考えて、適切なタイミングで行うようにしてください。


【 お 知 ら せ 】

子どもを事故から守ることを目的に、安全に配慮して開発された製品に送られる「キッズデザイン賞」。
過去の受賞作品が一堂に会する「セーフティグッズフェア with サイエンスアゴラ2015」が、今年も東京都立産業技術センターで開催されます。

実際に製品を手にとることができる展示のほか、親子で一緒に安全について学べるセミナーやワークショップなど、さまざまなプログラムが予定されています。

私も「子どもの安全」をテーマに講演させていただきますので、ご興味のある方はぜひ足をお運びいただきたいと思います。

「セーフティグッズフェア with サイエンスアゴラ2015」
■日時:2015年11月13日(金)/14日(土)/15日(日) 
10時~17時(最終日のみ16時終了)
■会場:東京都立産業技術研究センター 1F/3F
■主催:東京都
地方独立行政法人 東京都立産業技術センター
特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
■後援:国立研究開発法人 科学技術振興機構
■入場料:無料

■舟生の講演日程(予定)
2015年11月14日(土) 11:10~11:50/14:10~14:50

2015.10.26

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