[夏休み直前!安全特集1] もしも不審者に腕をつかまれたら?強引な声かけへの対処法

セコムの舟生です。

「わー」や「キャー」では、はしゃいでいると勘違いされることもあります。はっきりと「たすけて」と言えるように練習しておきましょう。子どもの自由な時間が増える夏休み。
夏休み直前の今だからこそ、おさらいしておきたいことや、対策しておきたいことがあります。
今回から[夏休み直前!安全特集]と題してポイントをまとめていきます。

第1回は、「強引な声かけへの対処方法」です。
全国各地で連日のように起きている声かけ事案ですが、いきなり腕をつかむなど強引な手口の声かけも増えているようです。

夏休みは日中から子どもだけで出かける機会も増えます。
声かけから被害に遭うリスクは日常のいたるところに潜んでいます。
強引な声かけにあった場合の対処法について、正しく身につけておきましょう。

 

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▼ 「強引な声かけ」ってどんなもの?
声かけ事案を調べると、声かけと同時に腕やかばんをつかむといった強引な手口が見つかります。
恐ろしい言葉で言うことを聞かせようとするケースや、2キロにもわたってしつこく子どもを追いかけ回すといった、つきまとい行為のほか、暴力を振るわれたり、強引に車の中に連れ込まれたりしたものもありました。

強引な声かけから身を守るためには、声かけの手口を知り、用心させる必要があります。
「ねえ」「ちょっと」などと声をかけられた直後は、どう反応したらいいか戸惑って、動きが止まってしまうことが多いと思いますが、即座に危険回避行動を取るよう、意識づけておくことが大事です。

子どもが見知らぬ人から声をかけられたとき、最初に取るべき基本行動は3つです。

<「危ないかもしれない」と思ったときの危険回避行動>
(1) 相手から一定の距離を取る(大人が両手を広げたくらい)
(2) 防犯ブザーをいつでも鳴らせるように準備する。
(3) 誘い言葉に対しては「いやです」「わかりません」と断る


▼ もしも腕をつかまれたらどうする?強引な手口への対処法と注意点
腕をつかまれる、恐ろしい言葉で脅されるなど、実際に身に危険が迫ったときは、次の段階の行動として、以下の3つを思い出しましょう。

<「危ない!」と思ったときの危険回避行動>
(1) 大きな声で「たすけて!!」と叫ぶ
(2) 防犯ブザーを鳴らす
(3) 逃げる方向を判断する(人が多い方はどちらか見極める)

防犯ブザーは止められたり、壊されたりすることがあるので、あくまで補助的に使うものだと考えてください。大声を出すときは、「ワー」や「キャー」ではなく、はっきりと「たすけて!」と言いましょう。
言葉にならない叫び声は、はしゃいでいる声と勘違いされることがありますので、覚えておいてくださいね。

また逃げる際は、状況判断が大切です。
やみくもに走りだして交通事故にあうことも考えられますし、逃げる方向を誤るとかえって追い込まれてしまうこともあります。
子どもが助けを求められる安全な場所がどこにあるかを把握しながら歩くようにしましょう。

犯罪を実行しようとする者は、周囲に知られることを何より恐れるので、大声を出されると一瞬躊躇(ちゅうちょ)するはずです。その一瞬を見逃さず、人が多い安全な方向に走って逃げることが、一番の対処法です。


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危険が迫ったとき、とっさの反応で「たすけて!」と叫ぶのは、大人でも難しいことです。

恐怖に負けず、相手を驚かせるくらいの気持ちで大声を出せるよう、ときどきお子さんに練習させましょう。周囲を心配させるといけないので、場所は選んでくださいね。
学校の防犯教室で大声の練習を取り入れてもらえるよう、保護者の方が提案するのも良いかもしれません。

なかには自分で戦おうとする子がいるようですが、高学年のお子さんでも、大人の本気の力には叶いません。
攻撃を試みるより、とにかく大声を出して人に気づいてもらうこと
危険が迫ったときは、お腹の底から、体が震えるくらいの大声を出しましょう。





2015年7月 6日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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