[入学準備特集2015/あと2カ月!] 持ち物の記名は大事な防犯ポイントです

セコムの舟生です。

子どもの名前がわかれば、親しげに声かけされるきっかけになりかねません。この4月に入学を迎える子どもと保護者に向け、子どもの防犯・安全の基礎知識をお伝えしている「入学準備特集2015」。

先週2月13日は「苗字制定記念日」だったということをご存知でしたか?
明治8年の2月13日、すべての国民が苗字を名乗ることが義務付けられたそうです。

今回は「子どもの持ち物への記名」をテーマに取り上げてみたいと思います。

小学校では、ノートや教科書はもちろん、鉛筆の1本1本にいたるまで、持ち物すべてに記名が求められます。

ただ記名の仕方、場所によっては、犯罪のきっかけをつくってしまうことにもなりかねません。

記名による防犯上のリスクを把握して、子どもの防犯に役立ててください

 

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▼ 外から見てわかるところに記名してはいけないものは?
小学校からは「持ち物に名前を書く時は、子どもが自分のものだとわかるよう、大きくひらがなで書いてください」と言われることが多いと思います。

教科書やノートなど、ランドセルにしまう持ち物は、ぜひそのようにしていただきたいと思いますが、お子さんが身につける外から見えるものについては工夫が必要です。
不審者が知り合いを装って「○○ちゃん...」と親しげに話しかけてくることも考えられます。

<記名に注意が必要な持ち物>
・ランドセル
・通学帽
・上履き袋
・体操着袋
・サブバッグ(手提げ袋など)
・防犯ブザー
・ハンカチやティッシュ(移動ポケット)
・衣服や靴
など

これらの持ち物については、外から見てわかるところに記名するのは避けたほうが安全です。

ランドセルに付けた防犯ブザーや定期入れなどの裏側に名前を書き込んでいる子も見かけますが、裏返しになって簡単に名前がわかってしまうことがありますから、気をつけてくださいね。

また、ポケットにしまうハンカチやティッシュは、子どもが非常に落としやすいものです。最近は取り外しのできる移動ポケットを利用するお子さんも増えていますが、落としやすい点では同様です。
名前の代わりに、「★」や「◎」など子どもが判別しやすいマークを書き込むなどの工夫をしましょう。


▼ 保護者が知っておくべき「名前を知られる」リスク
子どもへの声かけの手口はどんどん巧妙化しており、名前を呼びかけるパターンは子どもが心を許しやすいシチュエーションです。

子どもを狙う不審者は、子どもの様子をじっくり観察して、話しかけるきっかけを探しています。
記名のある持ち物は、不審者に"きっかけ"を与えかねないということです。

リスクがともなうのは、持ち物に対する記名だけではありません。
玄関の表札、家の外に置いてある自転車や遊具などから、お子さんの名前や住所などの個人情報が漏れる可能性もあります

「玄関の表札も!?」と思う方もいらっしゃると思いますが、なかには何週間もかけて子どもを尾行するなど、用意周到に情報を集めて子どもを狙うケースもあるので、油断はできません。

防犯という観点からいえば、子どもの名前や住所を知られないようにすることが大切です。個人情報を外に漏らしていないか、これを機会にチェックしてみてください。


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持ち物への記名は、子どもを守ることにもつながる重要な防犯ポイントです。
外から名前を知られない工夫とともに、どうしたらお子さんがわかりやすいかも考えてあげてくださいね。

子どもの安全を願う工夫が愛情として伝わり、小学校という新しい環境でたくましく成長する糧になるはずです。

2月も折り返し、子どもたちの幼稚園・保育園生活もあとわずか。
入学までの限られた時間を大切に過ごしてくださいね!


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2015年2月16日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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