[夏休み特集1]子どもと旅行を楽しむための安全対策

セコムの舟生です。

2014年版「夏休み特集」今回から、夏休みの子どもの安全・安心をテーマにした「夏休み特集」をスタートします。
1回目は、「子どもと旅行を楽しむための安全対策」です。

夏休みは、家族で旅行するご家族や、遠方に帰省するご家族も多いと思います。
お子さんは今からワクワク、楽しみにしていることでしょう。

旅の高揚感は、子どもにとっても大人にとっても特別なもの。
気持ちが舞いあがって状況判断を誤ると、思わぬトラブルにつながることがあります。
トラブルが起きやすいポイントを把握しておけば、旅先でもゆとりをもって行動できます。

今回は、旅行や帰省のときに特に注意したいポイントをピックアップしました。
海外渡航先で子どもの安全を守るための対策などもあわせてお届けします。

 

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▼ 旅先のトラブルを回避するために、準備しておきたいこと
旅行では、予想外のできごとに見舞われることがあります。
勝手が違う環境、荷物の多さ、行く先々での混雑。さらには気分が盛りあがった子どもの思いがけない行動など、いろいろな理由でトラブルが考えられますね。

事前に、旅先でどのような問題が起こりうるかを考え、対策を立てておくことが、子ども連れの旅行を安全に楽しむためには欠かせないことです。

トラブル回避のために検討しておきたいのは、以下のようなこと。

○ 訪れる予定の場所は子ども連れでも安全に行動できるか?
○ 衛生面で気をつけることはないか?
○ 食事は子どもにあうか?
○ 気候は暑いのか?寒いのか?
○ 急な病気やケガのときはどうしたらいいか?
○ 困ったときに相談できるところはあるか?(ツアー会社のトラベルデスクなど)

旅先では、何よりも「子どもがいても安全か?」ということが重要

海外なら治安面の下調べが欠かせませんし、海や川、山などアクティブに過ごす場所では、どんな事故が考えられるかを知っておく必要がありますね。

また、子どもは環境の変化に敏感で、体調に影響が出やすいので、健康面でも準備が肝心。万が一のことまで考えれば、衣服を多めに準備したり、レトルト食品を用意したり...といったことが必要になる場合もあると思います。それから、保険証と医療証は必ず持って行きましょう。常備薬の準備はもちろん、旅先の医療機関も調べておくと安心です。


▼ 海外旅行に行く前に調べておくべきことは?
海外旅行の場合、渡航先によって特に注意しなくてはならないことがあるはずです。

たとえば、東南アジアや中南米では、蚊が媒介する感染症、マラリアやデング熱の流行地域もあります。道路交通事情が悪く、交通事故が多発する都市もあるようです。また、観光シーズンになると、観光客を狙った置引やひったくりなどが心配な場所もあります。

外務省の「海外安全ホームページ」などを確認し、危険スポットやよくある犯罪の手口、有効な防犯対策、健康上で注意が必要なこととその対策などを、きちんと調べておきましょう。

日本人がよく訪れているメジャーな観光地でも、油断は禁物。知識の有無で、現地での安全性が大きく変わってきます。お子さんにも、どんなトラブルが考えられるかをよく話して聞かせてくださいね。


▼ 高学年のお子さんも注意!迷子になりやすいスポットと対策
夏休みはどこに行っても混んでいるものですが、特に注意が必要なのは、旅行や帰省の玄関口である駅や空港。

好奇心旺盛で動きたい盛りの子どもたち。ちょっと目を離した隙に「あれ、いない!?」なんていうことも珍しくありません。高学年のお子さんでも、興味があるものを見つけると立ち止まったり、気をとられて親とはぐれてしまったりすることは多々あります。

◇ 混雑した場所で迷子にならないための対策
・ 手をつなぐ、抱きあげるなどして親の身体から離さない
・ 手をつながない場合は、常に声をかけ、絶対に目を離さない
・ 遠目からでも目印になる帽子やリュック、目立つ色の服などを身につけさせる

◇ 万が一、迷子になってしまったときの対策
・ はぐれたときの待ち合わせ場所を決めておく
・ 連絡手段として、子どもに携帯電話を持たせる
・ 小さな子どもの場合は、親の連絡先を書いた迷子カードを所持させる
・ 助けを求められる駅員、施設のスタッフを、子どもに教えておく


混雑するのは旅の玄関口だけではありません。レジャー施設もたいへんな混雑が予想されますね。到着していきなり遊びはじめるのではなく、まずはお子さんと一緒に全体をよく見て、位置関係などを把握するようにしましょう。困ったことが起きたときの対処方法を決めておけば、もしものときもお子さんが落ち着いて行動できるはずです。

混雑した場所では、ひったくり、連れ去りなど、子どもを狙った犯罪も考えられます。
子どもだけで待たせたり、トイレに行かせたりするのは絶対にやめ、どこへ行くにも必ず保護者と一緒に行動するようにしてくださいね。


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旅行や帰省は楽しいものですが、「いつもと同じ感覚で行動してはいけない」ということを、子どもに理解させることがトラブル回避にもつながります

その土地のルールやマナーにあわせて慎重に行動しないと、何が起きるかわからない、ということが旅先の怖さです。これは大人にもいえることですね。

日本国内であろうと、海外であろうと、「これぐらいなら大丈夫」と思わず、起こりうる危険の可能性をいつも考えておくことが大事です

また、時間的なゆとりも大切。スケジュールに余裕があれば、落ち着いて周囲を見渡すことができ、適切な状況判断ができるはず。予定をこなすことに終始せず、お子さんのペースでのんびりと、臨機応変に楽しむようにしましょう。





2014年7月14日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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