[進級準備特集]春休みに取り組もう!「まちの防犯たんけん」

セコムの舟生です。

助けを求められる場所を確認しておきましょう。まもなく今学年も終わり。
春休みが終われば、いよいよ進級です。

新しい学年を迎える前の春休みは、勉強以外のいろいろなことを学んで、ひと回り大きく成長できるチャンスだと思います。子どもの防犯や安全に対する知識を向上させるいい機会ですよ。

私のおすすめは、「まちの防犯たんけん」。
春に向かって季節が少しずつ動いている今、お子さんの行動範囲にも変化があるかもしれません。行動範囲に新たな危険はないか、いざというとき助けを求められる場所はどこにあるか、この機会に探してみましょう。

「まちの防犯たんけん」の目的は、子どもの行動範囲を知ること、地域の危険な箇所を把握することです。ぜひお子さんと一緒に「たんけん」に出かけて、防犯力を高めてあげてください。

 

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▼ 草木が萌える春。見通しが悪くなって危険が増すことも...
街の様子を定期的にチェックすることは、子どもの安全や防犯への対策として、非常に役に立ちます。特に季節の変わり目は変化が大きなときです。

たとえば、お子さんがよく行く公園はどうでしょうか。
春になると、冬の間は葉を落としていた木が青々としてきたり、地面から雑草が生えてきたりしますね。そのために見通しが悪くなって、不審者が隠れやすくなったり、車や自転車から子どもの姿が見えにくくなることで、交通事故につながったりすることも考えられます。

また、新しくお店がオープンして人の流れが変わったり、新たに工事が始まったりした場所は近所にありませんか。4月は年度初めで節目となるタイミングなので、この時期に街へ出ると、いろいろな変化を感じ取れると思います。


▼ こんな場所はありませんか?ゲーム感覚でチェック!
漠然と街を歩くだけでは、お子さんには何が危険で、何が安全かわかりません。
すぐに飽きてしまうことも考えられますよね。

「子どもの防犯・安全」を考えるうえで非常に重要なキーワードを伝えて、ゲーム感覚で探すというやり方をおすすめします。

キーワードというのは、たとえば...

○ 見えにくい
○ ルール違反
○ 交通事故が起きそう
○ 助けてもらえる

といった具合です。

「見えにくい」は、駐車場や樹木の生い茂った公園のように、人の目が行き届かないところ、障害物などで死角ができやすい場所のこと。他にも、鉄道や道路の高架下、歩道橋の上なども犯罪が発生しやすい場所です。
「ルール違反」は、ゴミや放置自転車、落書きなどが多い場所が挙げられます。
「交通事故が起きそう」は、車の往来が多い通りや施設の出入り口などです。昨今は子どもが横断歩道で事故にあうケースが増えていますので、そういったところも見直してみましょう。
「助けてもらえる」は、交番や子ども110番の家のほか、コンビニをはじめとする商業店舗、飲食店などです。新しくできたお店が「助けてもらえそうか」を見極めるのもいいと思います。

「こういう場所がそうだよ」という例をいくつか出して、あとはキーワードを頼りに、子ども自身に考えさせてください。子どもが防犯力・安全力を高めるためには、自分で「発見」することが非常に重要で、応用力も身に付きます。

できれば「地域安全マップ」を作成しながら行うと、より深い理解を得られると思います。


▼ 「街の安全」を知るために歩くことの意義
忙しい保護者の方は、このような取り組みをするには十分な時間がないと考えるかもしれません。
そういった場合には、お子さんと一緒に街を歩いているときに、「あそこにお店ができたね」「ここはマンションが建ちそうだね」などと話し合うだけでもいいと思います。

子どもは目的地に行くことばかりに意識が向いてしまい、周辺のものをよく見ていないことが多いものです。街を歩きながら親が促して、普段とは違う視点を持たせるだけでも、子どもの防犯スイッチが切り替わります。

日常の中で常に危険な場所を意識させること、ちょっとした状況の変化に敏感になることが大事だと思います。できる範囲でやってみてくださいね。


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親子での街歩きは、コミュニケーションにも役立ちます。
部屋で向きあっているときにはなかなか切り出せない話も、開放的な屋外で歩きながら話せば、「学校でこんなことがあってね...」と話してくれるかもしれません。

今学年を振り返りながら、いろいろな話をしてみてくださいね!





2014年3月17日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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