入学直前シリーズ:入学準備の基本「持ち物」に名前を書くときのルール

セコムの舟生です。

入学準備のひとつである「持ち物への記名」。
ほとんどの小学校では、学用品をはじめ、持っていくものすべてに、名前を書くことになっていると思います。

教科書はもとより、鉛筆やノート、着ていくものにいたるまで、記名が必要なものはたくさんありますが、保護者の方にとっては、一文字一文字に愛情を込めるような気持ちかもしれませんね。

しかしながら、子どもの持ち物への「名前」の書き方には、防犯上の大事なポイントがあります。
不用意な書き方をすると、子どもが危険に巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。

お子さんの入学準備品の購入にあわせて、ぜひご一読ください。

 

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▼ 子どもの名前を知られることは危険につながる
持ち物に名前を書くにあたって、小学校からは「お子さんが『自分のだ!』とわかるように、大きく、ひらがなで書いてくださいね」と言われた方も多いのではないでしょうか。

鉛筆やノートなど、ランドセルにしまう持ち物は、ぜひそのようにしていただきたいと思いますが、「お子さんが身につけるもの=外から見えるもの」については工夫が必要です。

他人に安易に名前を知られてしまうことは大きなリスクが伴います。

路上で持ち物から名前を判別し、「○○ちゃん」と親しげに話しかけられたら、お子さんはどんな反応をするでしょうか?

知り合いだと勘違いして、警戒心が薄れる可能性があります。
高学年のお子さんでも、警戒心を解き、知らない人に誘われるがまま、ついて行ってしまうといった事案が過去には起きています。

子どもを狙う不審者は、目をつけた子をじっくり観察して、話しかけるきっかけを探しています。子どもを誘う手口にはいろいろな方法がありますから、そのうちのひとつとして「名前を呼びかける」パターンがあることを知っておいてください


▼ NG!こんなところに大きく名前を書いていませんか?
□ ランドセルの側面(見える場所)
□ 上履き袋やお道具バッグの表面
□ 通学帽や紅白帽のつばの部分
□ 靴の外側
□ 防犯ブザーの裏側
□ ハンカチ

身につけるものは、できるだけ裏側など見えない部分に記名するようにしてください。
防犯ブザーのように、ランドセルなどに吊り下げて利用するものは、ひっくり返したらわかるような場所には名前を書かないようにしましょう。


▼ すぐに判別できないと不便なものはマークで代用
安易な記名は危険がともなうといっても、お子さんが自分の持ち物だとわかるのに時間がかかるようでは、ちょっと困る場面もあると思います。

たとえば学童保育のように、学校帰りの子どもがたくさん集まる場所では、似たようなランドセル、同じ通学帽がたくさんあって、お子さんが戸惑うかもしれません。ひとつひとつ落ち着いて、名前が書いてある場所を確かめればいいのですが、新1年生のお子さんだと、最初のうちはなかなか難しいでしょう。

ご心配な親御さんは、お子さんが判別しやすい場所に、名前の代わりになにかマークを書いておくのもおすすめです。

「☆」や「◎」などの記号でもいいですし、簡単なキャラクターでもいいと思います。目印になるものをお子さんが判別しやすい場所に書いてあげてはいかがでしょうか。


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学校によっては、名前の書き方が細かくルール化されている場合があります。
万が一、学校のルールに防犯上の配慮にかける点があると思えば、そのことについて学校側がどう考えているのか、きちんと聞いておく必要があります。

新1年生の親御さんは、学校から言われたことを絶対と考えてしまいがちですが、子どもの安全は保護者の意見も取り入れながら学校と協力してつくりあげていくものです。

「小学校の安全・防犯チェック」でもお話しましたが、お子さんが通う学校の防犯意識を確かめ、積極的にかかわっていくことも、保護者の大事な役割だと思います。





2014年2月24日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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