【冬休み特集 2012年】旅先に潜む危険。子どもが迷子や連れ去りにあわないために

セコムの舟生です。

冬休みが目前に迫りました。
見知らぬ人とは両手を広げた分だけ離れるのが、防犯の基本、旅行先でも基本を忘れずに徹底しましょう子どもの防犯ブログでは、前々回から【冬休み特集】をご紹介しています。1回目は「事件や事故にあわない冬休みの過ごし方」を、2回目は「冬期講習だからこそ気をつけたい通塾の注意ポイント」を取り上げました。

今度の年末年始は大型連休になる方もいて、帰省や旅行を計画しているご家庭も多いのではないでしょうか。なかには海外まで足を伸ばす方もいるかもしれませんね。

そこで、今回の冬休み特集では、子どもとの旅行で気をつけるポイントを考えます。海外旅行の注意点にも触れながらお話しますので、ご予定のある方はぜひご覧ください。


* * * * * * * * *


▼ 子どもとの旅行は事前の下調べが大事
いつもと勝手が違う旅先では、何が起きるかわかりません。特に海外旅行では、文化も治安も違うため、子どもの安全対策も旅行先の国に合わせた特別な配慮が必要だと思います。十分な下調べをしておくことが大切です。

現地で慌てないためにも、今のうちに情報収集をしっかりとしておきましょう。

気候は暑いのか、寒いのか。
治安はどうなのか。
食文化は子どもに受け入れられるものか。
衛生面で気をつけることはないか。
どのようなトラブルが起きやすいのか。
困ったときに対応してくれる場所はあるのか(ツアー会社のトラベルデスクなど)。

...などなど。
子どもがいる場合はより詳しく調べ、安全を第一に考えることが大事です。子どもは、気候の違いが体調に反映されやすいので、衣服や薬は念入りに不足なく準備しましょう。


▼ 人の多い駅や空港で迷子にならないために
2012年~2013年の年末年始は、国内外の旅行を計画している人が例年よりも多いようですから、出発前の玄関口である駅や空港でも、例年以上の混雑を覚悟したほうがよさそうです。

好奇心旺盛で動きたい盛りの子どもたち。ちょっと目を離した隙に「あれ、いない!?」なんていうことも珍しくありません。駅や空港のように、人が大勢集まる場所では子どもとはなるべく手を繋ぎ、親の身体から離さないようにしましょう

小学生くらいになると、手を繋ぐのを嫌がる子どももいます。たとえ手を繋がなくても、常に声をかけ、絶対に目を離さないことが重要です。ある程度大きくなってからも、興味があるものを見つけると立ち止まったり、気をとられて親とはぐれたりすることは多々あります。

また、子ども連れのときは、強引な通行は禁物。子どもは背が低いので、荷物がちょうど顔の位置になって当たってしまうこともありますし、すれ違う人から認識されず、ぶつかってケガをしてしまうことも考えられます。手を引くだけではなく、子どもの様子をよく気にするようにしましょう。


▼ ピーク時の旅行では子どもに目立つ服装を!
もうひとつ、子どもとの旅行で心がけておきたいのは、子どもの服装を親が識別しやすいものにすること。駅や空港はもちろん、旅行先も混雑していることが予想されますから、よその子どもと見間違えてしまうことも考えられます。「あそこにいるな」と思っていたら、知らない子だった...となると大変です。

人ごみの中でも、「ウチの子だ!」とわかるように、なにか目印になるものを身につけておくのも、安全対策のひとつ。帽子でもいいですし、リュックでもいいですし、目に付きやすい色の服でも構いません。万が一はぐれたときにも、いち早く見つけられます。

また、目に付きやすいということは、狙われにくいということでもあります。悪いことをもくろむ人間は、だれかに見られたり、記憶されたりするのを何より嫌います。旅先での連れ去りや誘拐の対策としても、識別しやすい服装というのは有効なのです。


▼ 行く先々で連絡手段を決めておく
困ったり、嫌なことがあったりしたら毅然とした態度で断ることが大事です旅行先で子どもの安全を守るためには、行く先々でその場にあった対策を考えておくことも必要です。たとえば、現地のアミューズメントパークへ行く、ビーチに行くなど、旅行先でいろいろなところを訪ねる予定があると思います。到着していきなり遊びはじめるのではなく、まずは、いざというときの連絡方法や集合場所、困ったことが起きたときの対処方法を決めましょう

緊急連絡手段として、旅行中は携帯電話を持たせることを検討している親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、土地によっては電波が通じないこともありますから、その点は確認しておくことが大事です。また、助けが必要なときは、その場の店員やスタッフに言うのが妥当。「あの制服を着ている人がスタッフだよ」「この名札をつけている人に言うんだよ」など、人の見わけ方も教えておきましょう。

普段はしっかりしているお子さんでも、見ず知らずの土地で迷子になってしまったり、犯罪に巻き込まれそうになったりしたら、どうしていいかわかりません。言葉の通じない外国ではなおのこと。そこで起こりうることをお子さんと事前に話し合っておき、シミュレーションをしておくといいかもしれません。


* * * * * * * * *


子どもとの旅行のときは、余裕を持ったスケジュールを組み、心にもゆとりを持っておくこと。気が急いてイライラしていては、子どもも楽しくありませんし、安全対策も行き届かなくなってしまいます。楽しい思い出を作るためにも、これが一番大事かもしれませんね。





2012年12月17日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

カレンダー

カテゴリ
カテゴリ
人気記事
ブログ内検索