【新学期の心得】安全に過ごすための注意点

セコムの舟生です。

今月3日に愛知県名古屋市で、4日に広島県広島市で、小学生が連れ去られるという事件が発生しました。

新学期を迎えたこの時期は、子どもを犯罪や事故から守るためにすべきことを確認する必要があります。今回は、あらためて子どもが安全に過ごすためのポイントをまとめます。

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▼ 犯行スポット「通学路」での安全対策
通学路は、登下校の時間帯に必ず子どもが通る場所。子どもを狙う犯罪者が、待ち伏せしていることも考えられます。人目に付きにくい場所を調べて、声をかけるタイミングを見計らっているかもしれません。学校が始まった今、通学路で子どもに接近を試みようとする不審者がいる可能性を考え、もう一度不審者対策をおさらいしておきましょう。

○ 知らない人について行かない
周囲に人がいないときを狙って、「小学校まで案内して」「お母さんが事故にあったからついてきて!」など、言葉巧みに近づいてくる"知らない人"がいたら、「いやです」「わかりません」などはっきりと大きな声で拒絶を示し、その場からなるべく早く離れます。

○ ひとりにならない
子どもを狙った犯罪は、ひとりのときに起きることがほとんど。通学路でもなるべくひとりになることは避けてください。どうしてもひとりになってしまうときは、たとえ短い距離でも、前後左右によく気を配りながら足早に歩くようにしましょう。

○ 防犯ブザーを携帯する
犯罪をたくらむ者は、周りに気付かれることを何よりも恐れています。通学路での危険に備えて、周囲に危険を知らせる防犯ブザーを、すぐに手の届くところに常備するようにしましょう。

○ 危険を感じたときは大声を出す
犯罪者にブザーを奪われたり、正常に作動しなかったりするケースも報告されています。本当に危険が迫ったときには、大声を出すのがもっとも効果的です。いざというときに備え「たすけてー!」と叫ぶ練習をしておきましょう。


▼ 遊びに行くときのお約束、忘れていませんか?
学校から帰ってきてから出かける前には、「誰と」「どこで」「何をして」遊び、「何時に帰ってくるか」を必ず保護者に伝えること。あらためて「わが家のルール」を守ることの大切さを伝え、危険に対する自覚を持たせましょう

9月初旬の日没は大体午後6時~7時ごろです。外はまだうす明るいですね。遊びに夢中になると、約束した帰宅時間を過ぎてしまうこともあるかもしれません。しかし、暗くなるまで遊んでいると、犯罪に巻き込まれる危険性も、交通事故に遭遇する可能性も高まります。

夕方5時ごろになるとチャイムを鳴らす自治体も多いので、それを目安に帰宅するよう言い聞かせるなど工夫をして、だらだらと暗くなるまで遊ばせないことが大事です。


▼ 薄着の季節が続く9月。性犯罪対策もお忘れなく!
9月も太平洋高気圧が張り出し、晴れの日が多く、気温も高くなりそうです。まだまだ残暑が厳しいですね。気温が高いと薄着でラフな格好で登校したくなりそうですが、肌を露出しすぎる格好や過度に可愛らしい服装は、わいせつ犯の興味をひいてしまうことがあります。親御さんが毎朝の服装をチェックするようにしてください。

小学校低学年の子どもでも、被害にあう危険性を否定できません。肌着を着る、スカートの下にはスパッツを履くなどして、意識して自衛しましょう。おしゃれに興味がある多感な年ごろのお子さんも多いと思いますが、登下校時に不用意な服装をすることは性犯罪のリスクを高めます

性犯罪の被害者は女の子だけとは限りません。男の子の被害も毎年報告されています。13歳未満の年少者に対する性犯罪は、屋内では4階以上の中高層住宅、屋外では公園で多く起きています。どちらも死角が多いことが共通しています。帰宅後に遊びに行くときもひとりにならないこと、人目に付きにくい場所に足を踏み入れないことを、よく言い聞かせてくださいね。


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通学路や遊びに行った先で、知らない人に声をかけられたり、不審者にあとをつけられたりしたら、迷わず逃げ込める場所を確認しておくことも大事です。コンビニや飲食店などの店舗、「子ども110番の家」などが緊急避難先として考えられます。

「子どもの帰り道が心配」「塾で遅くなると夜道が心配」といった不安を感じていらっしゃる方は、新学期を機に、位置情報提供システム「ココセコム」を利用するのもひとつの手です。

危険を感じたときには、ボタンひとつで緊急事態をセコムに通報。ご家族の要請に基づいて、緊急対処員が迅速にお子さんのもとへと駆けつけます。仕事などでそばにいることができない親御さんに代わってお子さんの安全を見守ります。





2012年9月 6日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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