ココが知りたい、子どもの防犯&安全特集[5]心配事や実体験から子どもの実情を知る

セコムの舟生です。

「子どもに関するアンケート」をまとめてご紹介している【"ココが知りたい"子どもの防犯&安全特集】。保護者の方から生の意見を聞かせていただくことで、私たちもより実情に沿った子どもの防犯対策を発信することができます。

ご協力いただいた皆さん、本当にどうもありがとうございます。

特集の最終回である今回は、「子どもに関するアンケート」に寄せられた実体験や心配に感じていることなどを取り上げ、対策を考えてみたいと思います。

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▼ 遅い時間に帰宅する子ども、帰りの安全は大丈夫?
習い事や塾に通う子どもは珍しくありません。小学校低学年であっても、日が落ちてから帰路につく子どももいて、暗い道をひとりポツンと歩いている姿を見ると「大丈夫かな?」と心配になることがあります。

「子どもに関するアンケート」には、子どもの帰宅時間について多くの方からご意見がありました。

> 帰宅時間が遅い
> 塾の行き帰りの安全
> 塾帰りなど遅い時間にひとりで帰ってこさせるのが心配

暗くなってからの帰宅は、保護者が迎えに行けると一番安心です。塾まで迎えに行くのが難しいようでしたら、同じ塾に通う近所の子どもたちと集団通塾し、子どもたちがわかれる場所まで保護者が迎えに行くというのも、ひとつの方法です。

共働きだったり家庭の事情があったりと、保護者が迎えにいってあげられないご家庭もありますよね。そこで、具体的に夜道を歩くときの注意点を考えてみましょう。

◆ 夜道を歩くときの注意点
[チェックポイント1] 遠回りでも、できる限り明るい道や人通りの多い道を選ぶ
昼間は賑やかなのに、夜は街灯が少なく人通りもまばらという道があります。少し遠回りになっても、明るくて人通りの多い道を歩かせるようにしてください。「こども110番の家」やコンビニなど、いざというとき助けを求められる場所を把握しておきましょう。地図に「安全な場所」を書き込んでいけば、「安全なルート」を見つけやすくなります。また、ガードレールがあり、歩道と車道がはっきりと区別されている道を歩くようにして、交通事故に巻き込まれない注意をしましょう。


[チェックポイント2] 防犯ブザーを持ち、すぐに使える状態にしておく
「防犯ブザー」を所持していても、いざというときに使えなかったら意味がありません。子どもをひとりにしないような工夫をすることが基本ですが、もしひとりで歩くなら、防犯ブザーをカバンから下げておくだけではなく、手に持っていつでも使える状態にしておきましょう。また、いざというときに間違いなく使えるよう、故障や電池切れには、常に注意を払ってください。


[チェックポイント3] 携帯電話や音楽プレイヤーに夢中にならず、周囲の様子や物音に注意する
携帯電話や音楽プレイヤー、携帯ゲーム機を使用しながら歩くのは、大変危険なことです。携帯電話で話しながら歩くことを防犯対策として勧めるケースも見られますが、後ろから近づく足音や気配に気がつかず、不審者の接近が察知できないことがあります。またメールやゲームなどに夢中になると、視点が1カ所に集中し危険です。夜道では、常に油断せず、周りに注意を払いながら、キビキビと早歩きすることが大切です。


夜道を安全に帰宅できるかどうかは、決して"慣れ"ではありません。何度も行き来している道でも、その日なにが起きるか、だれも予測はできないのです。お子さんはもちろん、親御さんも油断は禁物です。


▼ 「怖いな」という出来事は、多くの子が体験している
大きな事件に至らなくても、不安を感じさせる出来事というのは、日常のいたるところにあるものです。アンケートには、こんな体験談が寄せられていました。

> 見知らぬ男性にじっと見られていたことがある
> 近所でトイレに連れ込まれそうになった事件がある
> ショッピング中に不審者にビデオを撮られた
> 下校中、見知らぬ男性が子どもと並行して散歩していた
> 近所で登下校時を狙ったちかんが出ている
> 不審者に家の前までつけられたことがある

こうして体験談を見てみると、怖さが増しますね。しかし、親子でしっかりと防犯について話し合い、正しい対処を心がけることで、大きな事件に発展するのを防ぐことは可能だと思います。

基本的な対策は、

ひとりにならない
危険な場所に近づかない
知らない人について行かない

それでも危険と遭遇してしまったときは、とにかく大声をあげて逃げるしかありません。いざというときには、大人でも恐怖で体がすくんで声が出なくなるもの。日ごろから「逃げる」「大声を出す」の練習をしておくことが、不審者から身を守ることにつながるはずです。

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「漠然と不安」「これからが心配」といった意見も多く寄せられました。「なにをどう対策していいかわからない...」というのが本音なのではないでしょうか。

子どもの防犯ブログでは、これからも最新のニュースや統計をもとに、具体的に子どもの安全を守る方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、今後も「子どもに関するアンケート」で保護者の方からのご意見を募集していますので、ぜひご意見をお寄せください。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!





2012年4月19日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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