子どもの安全ブログ

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通り魔事件にあわないための防犯対策

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セコムの舟生です。

首都圏で連続して子どもが通り魔の被害に遭う事件が発生し、世間に衝撃を与えたことは記憶に新しいと思います。被疑者は捕まりましたが、こうした事件は不定期に平和な日常に襲いかかってきます。ひとつの事件が終わったからといって、決して安心できるものではありません。

衝撃的な犯罪事件には、必ずと言っていいほど模倣犯が現れるという特徴もあります。事件を教訓に、子どもの安全を改めて見直してみることが必要ではないでしょうか。

そこで今回は、通り魔などの無差別犯罪から子どもを守る方法を考えてみたいと思います。

* * * * * * * * *

▼ 子どもが歩いている道を再チェックしてください
犯罪の多くは人目の少ない場所で起きています。人通りが多く、明るい場所を歩くことが、犯罪から身を守るための基本です。

しかし、お子さんの場合、どの通りを歩いたらいいか、どの場所が危ないかなどの判断が正しくできていないことがあります。

そこで、ぜひ取り組んでいただきたいことは、お子さんが普段遊んでいる場所や通っている道の再チェックです。

一緒に外へ出て、お子さんに道案内をしてもらって、よく行く場所まで連れて行ってもらってみてください。そこまでの道のりは本当に子どもが歩くのに適していますか?

保護者の視点から見て、「ここは危ないかもしれない」と感じるならば、より安全性の高い明るく人通りの多い道を利用するよう、子どもと約束しましょう。


▼ 犯罪にあいやすいのはこんな場所!
では、どんなところが犯罪の危険性が高いのでしょうか。「まさかこんな平和な町で...」と思われるかもしれませんが、"不審者が行動を起こしやすい場所"というのはどんな町にも存在します。犯罪を起こそうとする人間がそこにやってこないという保証はありません。ですから、危険性がある場所を知り、そのような場所には近寄らないようにすることが、第一の防御策なのです。

犯罪が起きやすい場所を挙げてみますので、お子さんの通り道をチェックする際に活用してみてください。

< こんな場所は要チェック! >
・人通りの少ない場所
・空き地や工事現場
・見通しの悪い通り
・街灯などの明かりが届かず、夜になると非常に暗くなる場所
・樹木が多く、外から見渡せない公園
・ゴミや落書きが多く、管理が行き届いていない公園
・駐車場や駐輪場
・集合住宅の階段

警察庁によると、小中学生が犯罪被害にあう割合がもっとも高い場所は、駐車場(駐輪場)、路上、次いで集合住宅です。いずれも見通しが悪く、人目につきにくいことがほとんどです。たとえ通り抜けるだけの目的でも、死角の多い駐車場や空き地などは、足を踏み入れないほうが賢明でしょう。

そしてもっとも大切なのは、ひとりにならないこと。子どもが犯罪にあうのは、ひとりでいるときが圧倒的に多いというデータがあります。事件から間もない今の時期には、模倣犯も心配です。遊びに出かけるときも近所のお友だちと一緒に行動し、どうしてもひとりになってしまう区間があるなら迎えに行くなどして、極力子どもがひとりになる時間を減らしてください。

* * * * * * * * *

この冬は節電の影響もあって、夜間、明るさが十分でない通りなどもあるようです。習い事などで帰宅時間が遅くなるお子さんには、十分な注意とできる限りの送り迎えをしてあげたいものですね。

また、万が一挙動が不審な人物を見かけたときは、絶対に近づいてはいけません。一定の距離をおいて歩くよう子どもによく言い聞かせましょう。

2011.12.27

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