【夏休み特集2】 自由時間が増える夏休み、子どもを狙った犯罪に注意

セコムの舟生です。

いよいよ8月です。お子さんは夏休みを楽しんでいますか?夏休み終盤になって宿題に追われないよう、いまのうちにコツコツ計画的に取り組んでいけるといいですね。

学校生活から開放される夏休み。楽しいことがたくさんある一方で、保護者や教師の目から離れる時間が増え、お子さんは、気がゆるみがちです。そこで【夏休み特集】の第2回は、警察庁から発表された「平成22年度の犯罪情勢」を参考に、子どもが狙われやすい犯罪について考えてみます。

時間がたくさんある夏休みだからこそ、子どもが狙われやすい犯罪を知り、対策を講じておきましょう。

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▼ 性犯罪が増加傾向。薄着の季節は特に注意が必要
警察庁が発表した「平成22年度の犯罪情勢」によると、子ども(20歳未満)が被害者となる事件の件数は減少傾向にあります。しかし、2010年に子どもが被害者となった事件は25万6215件。依然として多くの子どもたちが犯罪の被害に遭っています。さらに、誘拐、公然わいせつ、強制わいせつなどは、前年に比べて増加しており、「子どもの安全性が増した」とは決して言えません

また、「まだ子どもだから大丈夫」「ウチは男の子だから大丈夫」と思っている方がいらっしゃったら、小さなお子さんや男の子も、連れ去りや性犯罪の被害に遭う可能性があるということを、しっかりと認識してください。

特に薄着になるこの時期は、子どもの服装や行動に注意を払っておきたいものです。保護者がずっと一緒にいられないときは、必要以上の露出や、過度にかわいらしい服装は避けたほうが良いでしょう。


▼ 犯罪に遭いやすい場所を知っておこう
小・中学生の子どもが被害に遭った割合がもっとも高い場所は、駐車(駐輪)場。ついで道路上、共同住宅という結果になりました。場所別の被害発生状況は、ここ数年、駐車(駐輪)場がもっとも高い割合を占め続けています。

駐車場や駐輪場には死角が多く、場所や時間帯によっては、まったくひと気のない場合も少なくありません。また、エレベーターや階段などは、自宅マンションの敷地内であっても油断は禁物。子どもの行動範囲の中で危険性の高い場所を改めてチェックし、どう行動すればもっとも安全かを、お子さんと一緒に話し合ってみてください。


▼ 夏休みこそおさらいを!防犯の基本「いかのおすし」
学校で、「いかのおすし」という言葉を教わったことがあるお子さんもいらっしゃると思います。「いかのおすし」は、不審者に遭遇したときの対処法を子どもたちがすぐに覚えられるようまとめた言葉です。夏休みに、もう一度おさらいしておきましょう。

覚えよう「いかのおすし」
 「いか」=知らない人にはついていかない
「の」=知らない人の車にはのらない
「お」=おおごえを出す
「す」=すぐ逃げる
「し」=しらせる
 


これとあわせて、"知らない人"の定義やよく使われる誘い文句についても、改めて確認しましょう。

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夏休みに子どもが危険にさらされるのは、インターネットの世界でも同様です。携帯電話やパソコン、ゲーム端末などからインターネットにアクセスする時間は、学校があるときよりも増えることでしょう。子どものインターネット利用状況には、いつも以上に注意を払う必要があります。

一日の過ごし方が学期中と大きく変わる夏休み中は、普段と違う使い方のルールを決めてみてはいかがでしょうか。約束をきちんと守らせること、使い方を常に見守ることが、子どもの安全を守ることにもつながります。





2011年8月 5日(金)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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