【防犯のための親子コミュニケーション特集】 なぜ、親子のコミュニケーションが大切なのか?

セコムの舟生です。

いよいよゴールデンウイークが近づいてきました。新学期が始まって最初のまとまったお休みですね。お子さんたちも楽しみにしていることと思います(^^)

担任の先生やクラスメイト、教室が変わったりして、新しい経験も日々増えていることでしょう。話題も豊富になるこの時期は、親子でコミュニケーションをとるチャンスです。お休みをいかして、ゆっくり話をする時間を作れるといいですね!

そこで、今回から4回に渡って【防犯のための親子コミュニケーション特集】をお送りします。第1回の今回は、親子で話をすることが防犯のうえでどのように役立つのかなど、基本的なお話をしてみたいと思います。

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▼ 子育ての基本、「親子のコミュニケーション」
私が子育てをするうえでもっとも大事にしているのが、子どもとのコミュニケーションです。これまでも、子どもの防犯教育として「わが家のルールをつくる」、「防犯シミュレーションをする」といった方法を紹介してきましたが、どれも親子のコミュニケーションなくしては成り立ちません。

「平日はなかなか時間がとれない」「仕事の忙しいお父さんとはあまり話す機会がない」など、ご家庭それぞれの事情があると思いますが、コミュニケーションは時間の長さが問題ではないと思います。たとえ短い時間でも、仕事の手を止め、子どもの目を見てしっかりと話し合うことが大切なのです。

ちなみに私は、帰宅したら子どもと一緒にお風呂に入り、「今日、学校でどんなことがあった?」と聞くのが日課です(^^)忙しいお父さんも、お休みの日などにお子さんと話す時間を作ってあげてくださいね!


▼ 子どもの防犯に関するコミュニケーションのポイント
ときには心配のあまり「危ないからこれはやっちゃダメ!」と、声を荒げてしまうこともあると思います。しかし、頭ごなしに「こうしなさい!」と言われても、子どもは反発するし、せっかくルールを決めたところで守る気になれないもの。そんなときにも役に立つのが「親子のコミュニケーション」です。

たとえば、放課後に遊びに行くときの「わが家のルール」を考えてみましょう。
「お母さんがいなかったら、出かける前にメモを残しなさい!」
「宿題があるんだから、4時までに帰ってきなさい!」
このように一方的に親が決めるのでは、コミュニケーションが取れているとは言えません。

「○○ちゃんがどこに行ったかお母さんがわかるようにするには、どうしたらいい?」
「晩ごはんの前に宿題を終わらせるには、何時までに帰ってきたらいいかな?」
というふうに質問して、お子さんにも考えさせてみてください。親子で話し合ったうえで「じゃあウチではこういうとき、こうしようよ」「困ったときはこうしようね」とお互いに納得できるのが理想的です。


▼ 普段から子どもが話せる環境を作ってあげよう
事件が起こる背景には、予兆があるのもです。日常の会話の中から「下校の途中で変な人を見た」「××君が知らない人に話しかけられた」など、子どもの安全にかかわる情報を得られることもあるでしょう。

「声をかけられた」「嫌な感じがした」といった、小さなできごと(=大きな事件の予兆)をキャッチすることができるのは、子どものそばにいる親だけです。子どもから得た情報をもとに対策を立てれば、危険を未然に防ぐこともできます。

いちばん怖いのは「お母さん(お父さん)には話したくない」と思わせてしまうこと。危ない目に遭ったときや言いにくいできごとがあったときも、お子さんが安心して何でも話せる関係を築くことが、何よりも大切だと思います。

そのためには、子どもの様子をちゃんと見て「なにか悩んでいそうだな」とか「気になっていることがあるのかな」とか、口には出せない気持ちを察してあげることも必要です。ときには、子どもが話す気持ちになるまで黙って見守ってあげることや、話を上手に引き出してあげることも、コミュニケーションのひとつなのではないでしょうか。

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親子のコミュニケーションを通じて、子どもは親の「あなたのことを大切に思っているよ」「あなたをちゃんと見ているよ」というメッセージを受け取っているはずです。親が常に自分のことを思ってくれているということを知っている子は、危険にも敏感になるものだと思います。

ぜひ今日から、もっともっと「親子のコミュニケーション」を大切にしていってください(^^)/





2011年4月28日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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