過信は禁物。性犯罪は男の子も注意が必要です

セコムの舟生です。

いよいよ3月!春の足音がだんだん大きく聞こえてくるようで、なんだか気持ちも華やぎますね ^^

春休みに入れば、いつもよりゆっくりお子さんとお話しする時間を持てるのではないでしょうか。そんなときには、普段はちょっぴり話しにくいことを話題にしてみてもいいかもしれません。

小さな子を持つ保護者の方に、ぜひとも知っておいていただきたいことのひとつに、性犯罪への対策があります。「まだ子どもだから」「ウチは男の子だから」という理由で、被害の対象にならないとは言い切れないのです。

今回は、子どもが被害にあう性犯罪の現状や、小さなお子さんにもわかりやすく注意を促す方法などをお話したいと思います。現実をしっかりと見つめ、照れたり遠まわしにしたりせず、お子さんとこの問題を話し合うことが必要だと思います。

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▼ 幼い子どもへの性犯罪被害が増えています!
警察庁の統計データ「少年非行等の概要(平成22年1~12月)」によると、子どもが被害者となった犯罪は、前年同期に比べて6.9%減少。にもかかわらず、性犯罪被害は4.8%増加。中でも、小学生の性犯罪被害は前年度と比べ約12%増加しています。

なぜ幼い子どもがそんなひどい目に…。この話を聞くだけでもショックですが、最近は犯人の動機や目的が多様化していて、普通の感覚では理解できない犯罪が増えているのも事実。性犯罪の被害は、薄着になる夏場に多いイメージがありますが、近年は冬場でも多発しているそうですので、一年を通じて油断ができません。


▼ 油断しないで!性犯罪被害は男の子も注意が必要です
性犯罪の被害者は女の子だけとは限りません
。現実に、男の子に興味を示す犯罪者も存在しており、毎年、男の子の性犯罪被害が報告されています。

情報として知っていても、心のどこかで「まさかウチの息子が…」と思っている保護者の方も少なくありません。まずは保護者が男の子にも興味を示す犯罪者がいることをしっかりと認識してください


▼ 小さな子どもにどうやって教える?
親子で話し合うとは言っても、デリケートな問題ですし、小さなお子さんには理解しにくい内容もあるかもしれませんね。そのようなときには「プライベートゾーン」という言葉を使うことをおすすめします

プライベートゾーンとは、人に見られたり触らせたりしてはいけない場所のこと。子どもに性犯罪について教えるときに便利な言葉です。おしりや胸など、水着になったときに隠れる場所と説明するとわかりやすいでしょう。

お子さんには「プライベートゾーンは“自分だけの場所”という意味だよ。ほかの人に見せたり、触らせたりしてはダメ」と教えてあげてください。それ以外にも、口や手など、知らない人から触られたら「気持ち悪いな」と感じる場所も、プライベートゾーンです。

プライベートゾーンは見せても、見せられてもいけません。親がわかりやすく説明すると、「そういえば、前に黒いコートの男の人が…」なんていう話題が出てくることもあるようです。性的な話は子どもも親に言いにくいようですが、こうした話し合いがきっかけになることもありますので、ぜひプライベートゾーンという言葉を活用してください。


▼ 危険な場所を知り、適切な行動を!
普段、当たり前のように遊んだり生活したりしている場所にも、もしかすると危険が潜んでいるかもしれません。小さな子には、なるべく具体的に注意するポイントを教えたほうが良いです。警視庁の「防犯チェックポイント」から、性犯罪の事例を抜粋してみましょう。

【こんな場所でも性犯罪は起きる!】
・ マンションのエレベーター
・ マンションの階段・踊り場・屋上
・ 自宅の玄関
・ 子ども部屋
・ 自転車置き場

13歳未満の年少者に対する性犯罪は、屋内では4階以上の中高層住宅、屋外では公園が多いそうです。どちらも死角が多いことが共通しています。また、エレベーターが閉まる瞬間や、玄関ドアを開けた瞬間に、後ろから押し入られるケースが多発していますので、注意してください。

性犯罪のリスクを減らすための対策として、以下のようなものがあります。

【性犯罪被害に遭わないための対策】
・ ひとりになるのは避ける。短い時間だから大丈夫、と過信しない。
・ プライベートゾーンを見られたり触られたりしそうになったら、大きな声を出してとにかく逃げる。
・ たとえ自宅の敷地内でも、常に周囲を見回してから行動する習慣をつける。
・ 防犯グッズを携帯させ、いざというとき使えるよう使い方を練習させる。
・ 自宅にもしっかり防犯対策を!2階以上でも戸締りを怠らない。
・ 親子で防犯シミュレーションをして、具体的な対応を繰り返し学ぶ。


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考えたくないことですが、万が一、子どもが被害にあってしまった場合、もっとも大切なことは「大丈夫、あなたは何も悪くないよ」と伝えてあげること

手をつかまれた、身体を見せられたなど、実被害がないことだと、大人は「それくらいでよかった」と思ってしまいますが、子どもは深く傷つきおびえているかもしれません。どんなに小さなことでも、子どもが話してくれたら、「よく話してくれたね」と褒め、励ましてあげてください。

普段から子どもが話しやすい環境を作り、きちんと聞いてあげること。子どもを性犯罪から守るためにも、親子のコミュニケーションは大切なのです

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2011年3月 3日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

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