もしも怖いな...と感じたら、子ども110番の家

セコムの舟生です。

子どもが被害に遭う事件の認知件数は、ここ数年減少傾向にあります。しかし「安全になったな」と実感している方は、あまりいないのではないでしょうか。むしろ「怖い」「気をつけなくては」と思うニュースが、毎日のように飛び込んできます。

「なにが起きるかわからない」という意識は多くの親御さんが持たれており、お子さんが外出される時には、心配が絶えないことと思います。そこで今回は、「子ども110番の家」の役割や地域で子どもたちを見守ることの大切さについて考えてみたいと思います。

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▼ 地域ぐるみで子どもを見守る「子ども110番の家」
このブログでも何度か登場している「子ども110番の家」。警察や自治体、PTAが中心となって推進・活動している民間協力による防犯対策のひとつです。危険な目に遭って逃げてきた子どもが駆け込める場所として、主に通学路を中心とした一般のお宅や商店などがボランティアで請け負っています。最近は、コンビニ、ガソリンスタンドなどのお店、企業やタクシーなどでも協力するところが増えてきました。
「子ども110番の家」の主な役割は、助けを求めてきた子どもを保護することです。子どもから事情を聞き、必要に応じて110番通報と保護者などへの連絡を行い、お迎えがあるまで保護してくれます。親や学校から離れた場所で、子どもの安全を守ってくれる存在なのです。

お子さんには「外にいるときなにかあったら、"子ども110番の家"に逃げるんだよ」と教えてあげてください。目印のステッカーは地域によって異なりますので、お住まいの町のステッカーの絵柄を、お子さんと一緒に確認しておいてくださいね。ふだんから設置されている場所を意識する習慣をつけ、いざというとき、お子さんが迷わず行動できるようにしてあげましょう!

 

▼ 安全な町づくりにもひと役
「子ども110番の家」の目的は、一時的な子どもの保護だけではありません。地域ぐるみで防犯活動を行うことで、犯罪被害を未然に防いだり、被害が拡大するのを防いだりする役割もあります。また、不審者の情報提供などを通じて、地域や警察とのコミュニケーションが密になるという効果も。犯人検挙につながるなどの事例も全国的に増えているそうですよ。

目印であるステッカーがたくさん貼ってある町は、不審者に「町ぐるみで子どもを見守っていますよ」とアピールすることにもなります。まさに「子ども110番の家」の存在が、地域の治安向上にも役立っているんですね。

 

▼ 子どもに助けを求められたら?
では、もし困っている子どもに出会ったら、大人はどうしたらいいのでしょう。「子ども110番の家」ではなくても、助けを求められれば適切な対応を行うのが大人の義務です。ここでは警察庁の「子ども110番の家 対応マニュアル」を参考に、子どもに助けを求められたとき・被害に遭った(遭いそうな)子どもに出会ったときの対応例をまとめてみました。

○ 子どもを落ち着かせる
「もう大丈夫だよ」などと声をかけて、落ち着かせてあげましょう。

○ なにがあったのか聞く
どこで、なにがあったのか、具体的に聞き出します。ショックを受けているかもしれませんので、強い口調は避け、なるべく話しやすいように、例などを挙げながら問いかけるといいと思います。子どもの体調や様子にも気を配ってあげてください。言いたくない場合や、上手く説明できない場合もあると思いますので、そのときは無理に答えを聞きだそうとしないようにしましょう。

○ 警察や保護者に連絡する
必要に応じて、警察や保護者に連絡します。子どもが落ち着いて話せるようなら、電話を貸して自分自身で連絡させます。

○ 到着するまで一緒に待つ
子どもの安全を確保できる場所で、保護者や警察が到着するまで、一緒にいてあげましょう。

もし近くに不審者がいる場合、自分自身で立ち向かうような無理はせず、子どもと一緒に安全な場所へ避難する、周囲に助けや協力を求めるなど、臨機応変な対応も必要です。

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子どもの防犯において、少しでも子どもを見守る"目"を増やすことはとても大切です。

「子ども110番の家」だけではなく、シルバーボランティアの方やパトロール隊による見回りなどの活動を行っている地域もあります。もしこうした活動に参加できなくても、登下校の時間にさりげなく家の前の掃除をしたり、窓から通学路を眺めたりするだけでも、地域の目が増えることになりますよね。

無理のないところから防犯の輪が広がり、子どもたちが安心して暮らせる環境に整っていくことを、心から願っています。

 

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2011年2月24日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

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舟生 岳夫

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