「子ども110番の家」について、もっとよく知りたい!

セコムの舟生です。

いよいよ紅葉シーズン!色づいた街路樹を眺めながらの散策は気持ちがいいですね。休日には、お子さんと一緒に散歩をしてみてはいかがですか?特に平日は仕事で忙しいお父さんやお母さんには、"親子でお散歩"はおすすめですよ。学校での出来事、今流行っている遊び、仲のよい友達のこと、インフルエンザの話題など日常の話題をいっぱい話してみましょう。

会話からお子さんの悩みや不安に気づけるかもしれません。短くてもいいと思います。ぜひ、お子さんとリラックスして話ができる時間をつくってみてください。

街を歩いていると、あちらこちらで「子ども110番の家」のステッカーやプレートを見かけるようになりました。個人宅だけでなく、スーパーやコンビニエンスストア、ファーストフード店、ガソリンスタンドなど、街ぐるみ地域ぐるみで子供を見守ろうとする動きは着実に広まっているようです。子供を持つ家庭にはとてもありがたいこと。せっかく地域のみなさんが取り組んでくださっているのですから、いざというときには、ぜひ力をお借りしたいですね。

今回は、「子ども110番の家」についてお話をします。

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街で見かける「子ども110番の家」とは? 「子ども110番の家」はPTAや自治体などが主な活動主体となり、子供が危険を感じたときや助けを求めてきたときに、子供を保護して警察などに通報することに協力してくれる家や施設のことです。地域や協力団体によって名称やステッカーのデザインは異なりますが、近年ではコンビニエンスストアやスーパー、ガソリンスタンド、バスの営業所、タクシーなど、さまざまな企業や公共施設などでも協力しているところが多くなっています。これらはすべてボランティア活動によって行われています。

「子ども110番の家」では、子供が助けを求めて駆け込んできたときには、子供を保護し、事情を聞いたあと、警察への通報をはじめ、学校や家庭へ連絡、救急のときには119番通報もしてくれます。

お子さんが「子ども110番の家」に駆け込んだ場合、「怖い!」「助けて!」だけではなく、状況をきちんと説明することができると対応する側も分かりやすいものです。例えば、次のような質問に答えられると良いでしょう。

・何があったのか
(腕を引っ張られた/車に連れ込まれそうになった/抱きつかれた/遊びに誘われた/追いかけられたなど)

・いつ
(今のことか/何分くらい前のことか)

・どこで
(町名や目標になる建物や公園等などの目標物)

・犯人(不審者)の特徴
(男か女か/何歳くらい/身長/体格/服装/どのように逃げて行ったか など)

・子供の身元について
(名前/住所/電話番号/学校名/学年など)

警察庁では「『子ども110番の家』地域で守る子どもの安全対応マニュアル」をインターネットで公開しています。読んでみると参考になりますよ。
「子ども110番の家」地域で守る子どもの安全対応マニュアル


とにかく逃げて、助けを求めるように教える
まず、何よりも大切なのは子供の安全です。お子さんには「怖いことや不安なことがあったら迷わず"子ども110番の家"に駆け込みなさい」と指導してください。不審者の特徴や車のナンバーを覚えるために逃げ遅れるようなことがあっては本末転倒です。

しかしながら、お子さんの年齢や成長度合によっては、交番や「子ども110番の家」に駆け込むときは、事情を分からない人に自分で状況を説明する必要があることを、日ごろから話題にしておくのもよいと思います。そうすることで、いざというときに子供も落ち着いて対応できるでしょう。

ご家庭でも、もしお子さんから「下校中に腕を引っ張られた」などの報告を受けたときには、学校や警察に通報する前にお子さんから話を聞いてメモをしておくとスムーズに対処できます

お子さんから状況を聞くときには、まずは「もう大丈夫だよ」と気持ちを落ち着かせて、子供のようすに気を配りながら、ゆっくりと、子供にわかりやすい質問をするように心がけましょう。決して大人が必要以上に不安がったり、無理に答えを求めたり、強い口調で質問したりしないように気をつけてくださいね。お子さんの心のケアをしっかり行ってあげることが大切です。


「子ども110番の家」はどこにある?親子で確認しよう!
また、「子ども110番の家」がどこにあるか、場所を確認しておくことも大切です。「"子ども110番の家"のことは知っているけれど、どこにあるのかわからない...」なんてことでは、いざというときに素早く行動できません。通学路、家の近所、よく遊びに行く場所の近くなど、一度親子で確認してみてください。「近所を探検しよう!」など、遊び感覚で行うと楽しく探せそうですね。「ここで不審者に出会ったときは、あそこの"子ども110番の家"に逃げ込めばいいね」など、具体的な例を示してあげるとよいでしょう。

また、交番はもちろんのこと、人が集まりやすいコンビニエンスストアなどの場所も確認しておきましょう。ちなみに"子ども110番の家"のマークは、各地域や設置主体によって異なります。その地域のマークがどういった絵柄なのかを、お子さんと一緒に確認しておくことも大切です。





2009年11月20日(金)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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