子供の事故は家庭のなかで起こっている ~その3~

セコムの舟生です。

大人の注意ポイントこれまで「その1」「その2」と題して、2回に分けてご紹介してきた家庭のなかで起きやすい事故レポート。今回は、3~6歳児が起こしやすい事故についてご紹介したいと思います。

子供は、3歳を過ぎると行動範囲が飛躍的に広がります。このころから、だんだんと何が危険なのか理解できるようになり、自分の行動を考えるようになりますが、まだまだ完全に危険と安全の違いを理解しているわけではありません。子供の行動に気を配るとともに、危険と安全について説明していきましょう。

転倒
0~1歳児や1~2歳児にも共通して言えることですが、転倒事故は本当に多く発生しています。0~5歳児6,900人を対象に行った事故調査の結果によると、転倒による負傷が2,519人とほかの事故よりも突出して多くなっています。

なかには歯ブラシをくわえたまま家のなかを走り回ったり、ふざけたりしている子供もいるようです。しかし、万が一転んだときにのどにささったり、歯が折れたりといった重大な事故につながりかねませんので、子供に危険を教え、絶対にやめさせましょう。


誤飲
3~6歳になれば、興味本位に手にしたものを口に運ぶということは少なくなってきます。とはいえ、誤飲の事故が無いわけではありませんので、子供の手が届くところに危険なものをおかないよう、注意してください。

誤飲による事故で一番多いのは、「タバコ」です。0~5歳児953人に行った調査で、全体のおよそ20%にものぼりますので、とくにご注意ください。


やけど
子供が成長するにつけ、行動範囲は広がり、それにともなって手にできるものの数も増えていきます。そのなかにはやけどの原因になるようなものがたくさんあります。たとえば、マッチやライター。子供は正しい使い方がわからなくても、大人が使っていたところを見て、学習しています。見よう見まねでマッチやライターを使い、やけどをするケースが頻繁に起きていますので、ひとりで使わないように言い聞かせることと、絶対に子供の手に触れないところで管理することを並行して行いましょう。


転落
子供がベランダに出て転落するという事故も多く報告されています。ひとりでベランダに出られないような工夫をすることと、ベランダの柵の高さが子供の身長に見合っているか、足を掛けられるようになっていないか確認してください。子供が足場になるようなものを運んでくるかもしれませんので、運べるようなものをベランダに置いておかないことも重要です。

行動パターンを確認し、対処法をあらかじめ知っておけば、防げる事故はたくさんあります。ぜひ参考にしてみてください。


参考:
東京消防庁<子どもの事故を防ごう>

国立保健医療科学院<子どもの事故防止支援サイト>


次回は、11月8日(水)に記事アップ予定です、お楽しみに。





2006年11月 6日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
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