セコム IS研究所
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  就職活動中に聞いた研究員からの話や IS研究所の見学を通して、ここなら「何か人の役に立てるものを作り出したい」という思いが叶えられるのでは、と感じる。また、話をしているうちに「IS研究所の人達とぜひ一緒に仕事をしてみたい」との思いが強くなり、セコムIS研究所を志望。


発明の抽出〜特許出願〜権利化への道

 私が所属する知財グループは、他のすべてのグループと密接に連携し、日々の研究開発活動から生まれた技術を、特許として権利化する役割を担っています。そして、セコム全体の知的財産を扱う技術開発本部技術管理室の知的財産担当とも密接に連携して、権利化を進めています。

 権利化のための最初の作業は、パテントレビューというヒアリングの場で研究員からアイディアを聞くことです。先行技術と比較しながら発明のポイントを抽出し、新規性や進歩性を考えて出願検討します。

  検討の結果、出願することになれば、研究員と一緒にその発明を説明する資料を作成します。特許庁への出願手続きを依頼するため、特許事務所へ行くこともあります。しかし、出願しただけでは、権利を得ることはできません。特許庁に審査請求するか否かの検討や審査請求後の対応という作業も知的財産担当の仕事です。これらの作業を経て、「特許査定」となり、特許庁へ特許料を納めると、ようやく「権利化」となります。

 

知的財産担当になって

 私は、入社以来、バイオメトリクス・PKIなど電子認証基盤に関わる調査研究に従事してきました。その知識をいかし、サイバーワールドでの安全・安心を確立するというサイバーセキュリティ分野での知的財産強化のため、知財グループに異動することになりました。とはいえ、知的財産担当としての実務については、まったくの初心者でした。もちろん、IS研究所では、研究者として最低限身に付ける特許に関する知識は新人教育で学びます。また、研究テーマに関する先行技術を把握するために特許電子図書館(IPDL)を利用して、調査作業をすることはありましたが、自身では特許出願したことはありませんでした。

 
 そこで、知財グループへ異動後は、グループ内研修でレクチャーを受けつつ、OJTで少しずつ案件に取り組むことになりました。その後、技術開発本部技術管理室において、半年間、研修を受けつつ、知的財産担当としての実務を経験することができました。 研修を終えた今でも、社内だけでなく、外部の知的財産担当向けセミナーに参加することで、さらなるスキルアップを図っています。

 各フェーズの特許実務を一通り経験しても、実務はケースバイケースです。私の知的財産担当としてのキャリアは、始まったばかりですが、ひとつひとつの案件に取り組み、日々の積み重ねが大切だと実感しています。

 

  頼られる知的財産担当になり、一緒に権利化を目指す
 

 知的財産担当は、コミュニケーション能力が求められる仕事だと思います。研究者が自分の研究した内容を説明していると、どうしても自分が特に力をいれたところに目がいきがちです。しかし、知的財産担当は、内容の一部にとらわれず、全体像をつかみ、発明のポイントを上手く抽出して、研究者と意識合わせをすることが求められます。この過程を通じ、新たな展開や出願に結びつけば、本当にうれしいです。

 また、研究テーマ化の段階では戦略を立てるために先行技術に関する情報を提供することも重要な業務の一つです。適切なタイミングで有効な情報を研究員に提供できるように心がけています。

 これらの作業を通じて、他のグループの研究員から、頼られる存在となって、ひとつでも多くの研究成果を一緒に権利化していきたいと考えています。

これまでのキャリア
2001年
セコム(株)入社
IS研究所 配属
音声と顔の組み合わせによる本人認証の研究


2002年
サイバーセキュリティディビジョン 配属
バイオメトリクス・PKI・ICカード等の本人認証技術の動向の調査研究に従事


2004年
基盤技術ディビジョン 認証基盤グループ 配属
次世代型電子認証基盤の外部プロジェクトに参加


2007年
知財グループ 配属

現在に至る


 

 

 

 

 










   
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