セコム IS研究所
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研究員紹介
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学生時代は工業用画像センサーを研究。研究を進めるうちに実環境での画像センサー、特にセキュリティ分野での画像センサーの研究に興味が湧き、セキュリティ用画像センサーの研究に力を入れているセコムIS研究所を志望。



日本全国に広がる画像センサー

写真1  現在の仕事は、「SECOM AX」の画像センサーのセンシング性能の向上に関する研究です。「SECOM AX」とは画像認識技術を用いて侵入者を検知するセコムの主力商品となっています。現在では、日本全国のオフィスや店舗などあらゆる場所に設置され、お客様の安全・安心を24時間支えています。このセンサーの性能がお客様の安全・安心に直接関わるため、求められる性能は非常にシビアなものとなります。厳しい要求を満たすために、「SECOM AX」の画像センサーはこれまでIS研究所で多くの研究員が改良を重ね、その結果、現在では非常に精度の高い高性能なセンサーになっています。

 実環境における画像センシングは、現在も世界中の研究者が試行錯誤を繰り返していることからもわかるように非常に難しい研究対象です。人間は、目から取り入れた映像の中に存在する人や物を認識する能力を自然に獲得していますが、コンピュータを用いて人間と同等の能力を実現するには、まだまだ多くの課題が残されています。日本全国に設置されているセコムの画像センサーの置かれている環境も実に多種多様です。従って、あらゆる環境において、求められる性能を確実に発揮できる画像センサーであることが必須となります。



真に実用可能なアルゴリズム

写真2 そこで、これまでの延長線上ではなく新たな切り口でアルゴリズムを考案し、より性能の良い画像センサーを作りあげる事を目標に研究を行っています。

 新たなアルゴリズムを考案する時は、まず解決したい事象を挙げ、それらの物理的特徴についてじっくりと分析します。次に、それらの物理的特徴の中から、個々の事象に特有の特徴を抜き出します。抜き出した物理的特徴をうまく数値的に計算する手法を考案できればその事象が発生しているかどうかを区別することができます。また、こういった自分で一から研究していく手法以外にも、日々、世界の研究動向に目を配ることも必要で、世界中の研究者が行った最新の研究成果をウォッチし、うまく我々の画像センサーに応用できないかを常に考える必要があります。

 そして最も重要なのは、考案したアルゴリズムが机上の空論にならないように、実環境におけるテストや様々な環境を想定したシミュレーションを満足のいく性能が得られるまで何回も繰り返して行う事です。これは、1.実行、2.出力結果データ解析、3.課題抽出、4.対策アイディア出し、5.アイディア実装、を1サイクルとし課題が無くなるまで続けます。アイディア次第でアルゴリズムの良し悪しが決まってくるので、これまでの知識と経験を総動員します。膨大な時間と労力を伴いますが、この実環境におけるテストをひたすら繰り返す事で、わずかな問題も見落とすことなく真に実用可能なアルゴリズムを生み出す事ができるのです。この部分が大学での研究にはないセコムでの研究の醍醐味です。


写真3


これまでのキャリア
2005年 4月
セコム(株)入社
新人研修
開発センターで
OJT研修


2005年 10月
セコム(株)IS研究所 配属
セキュアネットワークインフラグループにてOJT研修
インターネット上の暗号化通信の医療応用の研究


2006年 4月
画像エンジニアリンググループ 配属
画像センサーの性能向上の研究

現在に至る

 
その後のキャリア
2008年 4月
画像先端技術グループ 配属
画像認識分野の先端技術の調査・研究

   

 

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