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鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ バックナンバー  ※外部サイトへリンクしています

2014年3月

中国 新たに3人のH7N9患者を報告 うち1人は死亡(2014年3月5日、CIDRAP)

中国当局は3月5日、新たに3人のH7N9患者の発生を報告しました。このうちの1人は死亡しました。またもう1人以前感染が報告され入院中だった患者も死亡したと伝えています。
死亡した患者は広東省の省都である広州市の番禺地区の75歳の男性です。この男性は3月1日に死亡しましたが感染が確認されたのは3月3日でした。
もう1人の患者は江蘇省出身の59歳の農夫ですが、山東省の泰安市で発症しました。2月25日に発症し、現在重体となっています。この男性には高血圧症や糖尿病などの慢性疾患があると伝えています。
3人目の患者は江蘇省の保健当局から発表されました。この患者は36歳の男性で、徐州市で確認されたと述べています。男性は現在重体となっており、生きた家きんの販売に携わっていたと伝えています。
また広東省の衛生計画生育委員会によれば、もう1人の死亡者は2月19日に感染が確認された患者であるとのことです。3月2日に多臓器不全で死亡したと伝えていますが、他には詳しい内容はありません。
新たに患者が確認されたことによりH7N9患者の非公式な合計数は384人、このうち死亡者は119人となりました。10月に始まった第2波では248人が確認されていますが、昨年春に始まり夏まで続いた第1波では136人が確認されました。
またWHOは5日、以前報告された患者について新たに分かった情報を公表しました。この患者は3月2日に死亡した広東省の59歳の男性です。WHOは4日中国から受け取った情報として、この患者は珠海市出身の男性で2月26日に発症し、3月1日に入院したと伝えています。

◆3人が隔離病棟から抜け出す
一方香港当局は3月5日、H7N9感染者と濃厚接触のあった3人が病院から勝手に抜け出したと発表しました。3人は感染の有無を確認するために3月13日まで隔離措置が取られていました。 香港衛生局と香港病院局の共同声明によれば、この3人(夫婦と息子)はクィーンエリザベス病院の隔離病棟に入院していました。
当局はこの3人が接触したH7N9患者が誰であるかについては言明していませんが、香港では18ヶ月の女児が広東省から戻った後にH7N9に感染していることが確認されたため、接触者のモニタリングが続けられていました。この女児のケースは4日伝えられていました。
声明は、この家族は隔離のために3月5日の早朝に病院に入院したが、同日夕方に許可なく病院を抜け出したと伝えています。両親に関してはその日の午後に検査で陰性が確認されていましたが、息子についてはまだ結果待ちの状況だったといいます。
「我々は今回のケースを非常に深刻に受け止めており、香港保健予防センター(CHP)はこの事件を警察に通報した。」とCHPのスポークスマンは述べたと伝えられました。
CHPはこれとは別の声明で、18ヶ月の女児に関する調査の結果、患者と濃厚接触のあった2人に症状が出ていると伝えました。1人はH1N1型インフルエンザに陽性でしたが他の型のA型インフルエンザには陰性でした。

サウジアラビア 新たに2人のMERS患者を報告 うち1人は死亡(2014年3月5日、CIDRAP)

サウジアラビア保健省(MOH)は3月5日、新たに2人のMERS-CoV感染者を確認したと発表しました。このうちの1人は死亡しました。
MOHのウェブサイトに載ったアラビア語の声明には患者についての詳細情報はほとんどありません。2人ともリヤド出身です。1人は慢性疾患を持つ55歳の男性で、この男性は死亡しました。もう1人は基礎疾患を持つ51歳の男性で現在集中治療室に入院しています。動物との接触歴があったかどうかなどそのほかの詳細は伝えていません。
これによりサウジアラビアのMERS患者の合計数は150人となり、死亡者数は62人になりました。同国はこれまでに最も多くの患者が報告された国となっています。
WHOはまだサウジアラビアが最近報告した3人の患者についても確認していません。リヤド出身の56歳の女性、アルアフサ出身の58歳の男性と死亡したリヤド出身の81歳の女性の3人です。WHOの最新のMERS患者集計は2月28日に更新されており、患者数184人、死亡者数80人となっています。

香港 6人目のH7N9患者を報告(2014年3月4日、香港保健予防センター)

香港保健予防センター(CHP)は3月4日、中国本土への旅行から戻った18ヶ月の女児がH7N9鳥インフルエンザに感染していることが確認されたと発表しました。
この子はこれまで全く健康でしたが、2月28日に微熱を発症し開業医を受診しました。その後女児は熱性痙攣が起きたため3月1日にクィーンエリザベス病院の救急外来に運ばれました。この子はインフルエンザ簡易検査で陽性を示したために隔離病棟に入院しましたが、解熱して症状が落ち着いたために3月3日に退院しました。採取した検体はウィルスを確認するために3月3日にCHPの公衆衛生検査機関に送られ検査が行われました。その結果4日になってH7N9鳥インフルエンザウィルスの陽性反応が確認されたものです。
治療に当たった医師の話では、この女児は最初熱性痙攣でクィーンエリザベス病院に入院しましたが、肺炎の徴候はありませんでした。また入院の時点で疑わしい曝露歴は見当たりませんでした。
H7N9鳥インフルエンザであることが確認されたことに伴い、この女児は隔離措置と検査のためにマーガレット女王病院に再度入院しました。現在症状はなく、発熱もありません。
CHPの調査では、土瓜湾に住むこの患者は2月の5日から27日にかけて広東省仏山市の順徳区に旅行していました。この間この女児は母親に連れられて24日にウェットマーケットの近くを訪れていました。しかし親子は一切家きんの購入はしていませんでした。滞在した地元の住まいの付近にも家きんを飼育しているところはありませんでした。
「旅行と感染源の調査は接触者の追跡調査と並行して続けられている。関係した家族やQEHで同室だった患者などの濃厚接触者は入院の上、検査と観察が行われる予定である。一方関係した医療従事者や面会者、羅湖(らこ)の出入国管理スタッフ、2月28日に受診した医院の医師と患者は全員医療監視下に置かれることになる。」とCHPのスポークスマンは説明しました。CHPはこの女児が中国本土に滞在中に接触した人々のフォローアップのために本土の保健当局と連絡を取る予定です。

中国 H7N9で4人が死亡 1人は新たな感染者(2014年3月3日、CIDRAP)

中国当局は過去3日間に新たに1人のH7N9感染者が確認されたことを報告しました。新たに感染が確認されたのは広東省の男性ですが死亡したと伝えています。またこのほかに以前感染が報告された3人の患者が死亡したことも伝えました。
H7N9に罹患した患者の多くは重症の肺炎を起こし、集中治療室で数週間に亘って治療を受けています。H7N9の第2波の患者数は減少してきたように見受けられますが、入院期間が長引いているために最終的な転帰がどうなったかノ発表はしばしば遅くなっています。
広東省の保健当局の声明によれば、新たに確認された患者は慢性気管支炎の持病をのある59歳の男性で3月2日に診断が確定しました。男性は同日多臓器不全で死亡しました。
また広東省保健当局は3日、これとは別に2人の患者の死亡を発表しました。2人とも以前H7N9の感染が確認された患者です。1人は2月21日に確定診断がついた患者です。この男性は2月26日に死亡しました。もう1人は2月1日に診断が確定し2月27日に死亡した患者です。
死亡したもう1人の患者は安徽省の60歳の患者です。中国国営通信の新華社が伝えています。この男性は2月28日に蕪湖(ぶこ)病院で死亡しました。同病院でH7N9の治療を受けていましたが診断が確定したのは2月19日でした。
新たな患者が確認されたことによりH7N9の合計患者数は380人となりました。また4人の死亡者が加わったことにより非公式の死亡者数は118人となりました。10月に始まった第2波の患者数は現在までに244人となり、昨年春の第1波の136人を大きく上回っています。

◆WHOが8人の患者を認定
一方WHOは3月3日、中国から2月27日28日、3月1日に受けとった8人のH7N9患者報告により多くの詳細情報を追加しました。
患者の年齢は2歳から77歳でこのうち3人は子どもです。地域別には浙江省が3人、湖南省が2人、江蘇省、広東省、広西省がそれぞれ1人ずつ報告しています。
3人の子ども(2歳、6歳、7歳)は浙江省金華市の女児です。3人とも生きた家きんとの接触歴がありました。2歳の女児が最初に2月23日に発症し、2日後に入院しましたが軽症です。他の2人の女児は2人とも2月26日に発症して入院しており重症であるとWHOは言っていますが、これは幾分珍しいケースです。大人と比べ子どもがH7N9に感染した場合には敬称で済むことが多いからです。
大人の5人の患者は1人を除き全員が生きた家きんとの接触歴がありました。3人は重体で残りの2人は重症と報告されています。
8人の患者の発症日は2月15日から2月26日の間です。

WHO 既報のエジプトのMERS患者は確定していない(2014年3月3日、CIDRAP)

先週死亡したエジプト人女性は現在までのところ中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染とは確認できていないとWHOのスポークスマンが発表しました。この患者については一部の報道機関が「ウィルスがエジプトにも到達」と報道していました。
WHOのスポークスマンのグレゴリー・ハートリ氏は3日CIDRAPニュースに対して、現時点では検査結果は陰性となっているが確認検査は続いていると伝えました。これより早く3日のツィッターでハートリ氏はこの女性は検査でB型インフルエンザに陽性を示したと言っています。
エジプトのニュースを発信している「Ahram Online」は2月28日に、この女性はエジプト南部のアスワンの出身で、サウジアラビアへの巡礼から帰国したすぐ後に死亡したと伝えました。翌日(3月1日)「Ahram Online」は、エジプトの保健担当官の言葉を引用してこの女性の疾患は「疑い例」に過ぎず、検査は進行中であると付け加えました。
エジプトではこれまでMERS患者は報告されていません。WHOのMERS患者の集計は184人のままで、死亡者数も80人となっています。ほとんどの患者はサウジアラビアから報告されたものです。

◆サウジアラビアMOHが警告
一方サウジアラビア保健省は糖尿病やその他の慢性疾患を持つ人々はMERS-CoVへの曝露を避けるためにラクダとの接触をしないように警告しました。サウジアラビアの新聞「Arab News 」紙が2日報じたものです。
最近の研究は中東の一部のラクダはこのウィルスを持っていることを明らかにしていますが、現在までのところヒトへの感染源になっているかどうかについては決定的には証明されていません。
糖尿病のほかには免疫抑制剤を服用中の患者やガン患者、臓器移植患者なども警告の対象として加えられています。
この警告は、慢性疾患を有する患者はラクダを避けるべきだというWHOのアドバイスに沿ったものであると記事は伝えています。WHOは最近のMERS-CoV患者についての声明で、重症なMERS-CoV感染症に罹る危険性のある人々は、ウィルスが循環している地域の農場を訪ねたときには動物を避けるべきだと言っています。

ベトナム 新たに4件のH5N1鳥インフルエンザを報告(2014年3月1日、OIE)

3月1日付けのOIE(国際獣疫事務局)のレポートによると、ベトナム当局はOIEに対し、新たに4件のH5N1鳥インフルエンザの集団感染を報告しました。併せて11,305羽の家きんが影響を受けています。
集団感染が始まったのは2月27日から3月1日にかけてです。北部のハイズオンとフンイェン、中部のジャライ、南部のソクチャンの各省の村が打撃を受けました。
4箇所の集団感染で死んだトリは134羽から2,004羽です。群れには505羽から5,700羽の家きんが飼育されており、生き残ったトリは感染拡大防止のために全て殺処分されました。結局5,270羽が感染し、3,742羽が感染のために死に、残りの7,563羽が処分されました。今年になってベトナムは29件のH5N1の集団感染をOIEに報告しています。

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