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2013年1月

インフルエンザ流行レベルマップ(第4週)(2013年1月31日、国立感染症研究所)

2012/2013年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2012年第43週以降増加が続いている。2013年第4週の定点当たり報告数は36.44(患者報告数180,085)となり、今週も大幅な増加となりました。
2012年第36週以降これまでの国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されています。

アザラシの間でB型インフルエンザウィルスが循環(2013年1月31日、CIRAP)

B型インフルエンザウィルスは、さまざまな種類のアザラシの間で循環を繰り返しており、ヒトへの感染の「ウィルス貯蔵庫」の役割を果たしている可能性があるという研究がオランダの研究チームによってEmerging Infectious Diseases誌に発表されました。 1999年までB型インフルエンザはヒトにのみ感染すると考えられていました。この考えは鰭脚類(ききゃくるい=ヒレ状の足を持った哺乳類の仲間)への感染例が散発的に報告されたことで疑問視されてきました。
しかしウィルスが継続的に循環を続けているかどうかは知られていませんでした。研究チームは許可を得て2002年から2012年の間、オランダ近海のゼニダカアザラシとハイイロアザラシ合計615頭から血液を採取して 検査しました。施設に届いた血清は通常1日以内にHI試験(赤血球凝集抑制試験)によって検査が行われました。2002年から2009年の間に採取された検体からはB型インフルエンザウィルスの抗体は確認されませんでした。しかし2010年には21検体のうち9検体から、2011年には150検体のうち1検体から抗体が確認されました。陽性となった検体は1つを除き全てが生後6ヶ月から12ヶ月のアザラシから採取したものでした。その時点で母アザラシの抗体は確認できないレベルまで減少していました。これは若いアザラシが2009年の晩年から2010年の初旬にかけて感染したことを意味し、B型インフルエンザがアザラシからも感染しうるという新たな可能性を示唆するものだと述べています。

東京都 第4週(1/21〜1/27)の定点患者数が警報レベルに(2013年1月31日、東京都感染症情報センター)

東京都感染症情報センターの発表によると、1月21日から27日の週に都内の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者は17,259人と前週の9,996人を大きく上回り、1医療機関あたりの患者数が41.29人と警報レベルの30人を超えました。中でも南多摩、八王子、西多摩、荒川の各保健所管内では定点あたりの患者数が50人を超えており、流行の激しさを物語っています。まだ流行は続くものと見られ、十分な注意が必要です。

カンボジア 死亡した女児の村の家きんからH5N1を確認(2013年1月30日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)が1月30日発表した報告書によると、今週幼い女の子が亡くなったカンボジアの村で、裏庭飼育されていた家きんからH5N1鳥インフルエンザの集団感染が確認されました。
集団感染が始まったのは1月9日で、コンポンスプー州のPrey Nheat村で67羽のトリが病気で死に、残りの436羽が殺処分されました。この村はプノンペンから程遠くない場所に位置しています。当局ではこの地域からの家きんの移動を禁止し、影響のあった建物を消毒しました。昨日(1月29日)カンボジア保健省は、この村の17カ月の女児が1月28日にH5N1鳥インフルエンザで死亡したことを確認しました。また、先週報道機関は、同じコンポンスプー州の35歳の男性も1月21日に鳥インフルエンザで死んだことを報道しています。

ワクチン接種に優先順位 新型インフルで政府報告(2013年1月29日、産経新聞)

政府の新型インフルエンザ対策有識者会議は29日、新型インフルエンザや未知の感染症の流行時にワクチン接種を受ける住民を年齢などで4グループに分類し、接種の優先順位を設定するとの考え方を盛り込んだ感染症対策の中間報告をまとめました。
政府は報告に基づき、流行に備えた行動計画やガイドライン、新型インフルエンザ対策特別措置法の施行令を策定します。

香港 屯門で発見されたユリカモメからH5N1(2013年1月29日、香港行政区政府)

香港の漁農自然護理署(AFCD)は1月29日、屯門で発見されたユリカモメの簡易検査でH5N1鳥インフルエンザウィルスが確認されたと発表しました。確認のため精密検査が行われています。
1月25日屯門の海榮路にある児童遊技場で病気のユリカモメが発見され、翌日死にました。ユリカモメは香港には冬に渡ってくるよく見かける鳥です。 当局では会場の清掃と消毒を行ないました。発表によるとユリカモメが発見された場所から3km以内には1カ所の養鶏場があるということです。AFCDの職員が養鶏場を調べた結果、飼育している鶏には異常な死亡率や鳥インフルエンザの徴候は見当たりませんでした。この養鶏場は強化監視体制下におかれています。

FAO(国連食糧農業機関) 鳥インフルエンザの世界的な脅威への対策強化の警告を発表(2013年1月29日、FAO)

FAO(国連食糧農業機関)は29日、鳥インフルエンザや他の危険な動物由来の疾患の調査と管理を行なわない限り、世界は2006年に経験したような壊滅的な鳥インフルエンザの大流行が繰り返される危険に曝されるとの警告 を行ないました。
FAOの獣医局長官のジュアン・ラブロース獣医師は「国際的な景気の失速が続いている中で、H5N1鳥インフルエンザや他の動物由来の疾患の脅威に対する予算の支出は減少しています」「『予防は治療に勝る』ということは誰でも知っていますが、現在の状況では各国政府は国民を守り続けることはできないだろうと心配しています」「私は、動物と人々の健康が極めて現実的な脅威に曝されている状況に直面していながら、怠慢を見ています」と訴えました。
FAOは、アジアと中東のいくつかの国では既に鳥インフルエンザが風土病として定着しており、H5N1ウィルスの「大きな貯蔵庫」となっていると注意を呼びかけました。もし適切な管理が続けられなければ鳥インフルエンザは、63カ国での感染が起きた2006年のように世界的規模の流行を引き起こす可能性があると述べています。2003年から2011年の間に鳥インフルエンザは4億羽以上の家きんを死なせ(殺処分を含む)、推計で200億ドルの経済的損失を引き起こしたと言っています。

カンボジア さらに2人がH5N1鳥インフルエンザで死亡(2013年1月28日、CIDRAP)

AP通信によれば、新たにカンボジアの子ども2人が28日、H5N1鳥インフルエンザで死亡しました。これにより今年に入ってカンボジア国内でH5N1で死亡した人の数は4人、感染者数は5人になりました。
WHOの統計によると、カンボジアでは2012年に3人のH5N1感染者が発生し、いずれも死亡していますが、今月だけで既にこの数を上回ったことになります。 カンボジアのWHO事務所は、患者はコンポンスプー州の17カ月の女児とカンポット州の9歳の女児で、病院で治療を受けていましたが、鳥インフルエンザで死亡したと発表しました。
AP通信の報道ではこれ以上患者についての詳細を伝えていませんが、28日のプノンペンポスト紙は、コンポンスプー州の2歳の女児は、プノンペンの病院に入院した後の1月26日にH5N1鳥インフルエンザであると診断されたと伝えています。この子の家では以前、飼育していた40羽以上の鶏が死んでいたと報道しています。
カンボジア当局は先週3人のH5N1鳥インフルエンザ患者が発生し、このうち2人が死亡したと発表しました。プノンペン在住の8カ月の男児は回復しましたが、タケオ州の15歳の少女とコンポンスプー州の35歳の男性はいずれも病気の犠牲になりました。WHOがこれらのケースを承認すれば、カンボジアでのH5N1鳥インフルエンザの累計患者数は26人となり、死亡者は23人となります。
一方OIE(国際獣疫事務局)の発表によると、カンボジア当局は、先週15歳の少女が死亡したタケオ州のスノー村でH5N1鳥インフルエンザが発生し、2,304羽の鶏とカモが死んだと発表しました。このレポートは少女の年齢を17歳と伝えています。10代の少女の死を受けて国立獣医学研究所のチームがこの村に入り調査を行なうとともに、鶏とカモから検体を採取しました。また、家きんの集団感染は1月9日に始まったことを確認しました。ウィルスが確認された後、当局は残った4,743羽の家きんを全て殺処分したと伝えています。プノンペンポストによるとチームは関連のある建物を消毒するとともに、1ヶ月間村内に一切の家きんを搬入することを禁止したとのことです。
28日のVOA(ボイスオブアメリカ)は、プノンペンのWHO広報官であるソニー・インバラジ・クリシュナン氏が、テレビとラジオを活用してH5N1のから身を守る方法の教育と警戒を呼びかけると話したと報じています。
VOAは、2月10日から始まる旧正月には、期間中に膨大な数の家きんが売買されることから、H5N1鳥インフルエンザが拡大する危険が増加すると指摘しています。

カンボジア H5N1鳥インフルエンザが発生 3人が発症、2人が死亡(2013年1月25日、CIDRAP)

カンボジア保健省は25日、新たに3人のH5N1鳥インフルエンザの患者が発生し、2人が死亡したと発表しました。いずれも南部地域での発生で、家きんとの接触による発病と発表されています。
今年に入って世界で初めて報道されたH5N1患者発生のニュースです。カンボジアでは2005年以降24人のH5N1感染患者が発生し、このうち21人が死亡したことになります。
緊急対応チームが患者が発生した村に入り、患者と濃厚接触のあった人々の特定とモニタリングを行なっており、3人の患者の間に疫学的な関連がなかったかどうか(ヒトからヒトへの感染がなかったかどうか)調査するとともに、住民にウィルスについての教育キャンペーンを繰りひろげています。 最初の患者は首都プノンペン在住の8カ月の男児です。1月8日に発病し、地方の病院に送られた後、定点観測調査で確認されました。この施設では1月11日にこの子の検体を国立公衆衛生研究所に送りました。最終的にはパスツール研究所が22日にH5N1ウィルスを確認しています。この男児は回復しました。調査の結果、病気にかかる前に家きんとの接触があったことが明らかになっています。
2人目の患者はタケオ州の15歳の少女で1月22日に確認されました。この少女は1月11日に発熱と咳を発症し、地元の開業医にかかりました。その後症状が悪化し、1月17日にプノンペンのカンタボパ病院に移されましたが、集中治療の甲斐もなく1月21日に死亡しました。公衆衛生調査の結果、この少女の住んでいた村では最近、家きんが死ぬ事例が発生しており、少女は病気になる前、病気の家きんを調理していました。
3人目の患者はコンポンスプー州の35歳の男性です。1月13日に発症しましたが、最初地元の医療機関で治療を受けました。コンポンスプー州とタケオ州は隣接しており、どちらもプノンペンの近くに位置しています。男性は状態が悪化した後、1月21日にプノンペンの病院に入院しました。病院は直ちに呼吸器から検体を採取するとともに、集中治療を実施しましたが、それからまもなく男性は死亡しました。この検体を検査したパスツール研究所は1月23日にH5N1ウィルスを確認しました。保健当局が感染源を調査したところ、男性の村では最近家きんが死んでおり、この男性も発病する前に病気の鶏の調理をしていました。
カンボジア保健相のH.E.Mam Benheng医師は声明の中で、新たな3人の患者が発生したことは、H5N1ウィルスがカンボジアにとって未だに脅威であることを思い起こさせると警鐘を鳴らしています。同氏はさらに、子どもたちが最もこの疾患の脅威に曝されているように思われると述べています。国内で発生した24人の感染者のうち15人は14歳未満の子供たちでした。また声明には、カンボジアの24人のH5N1患者のうち、15人は女性であるとも述べています。
「子どもの両親、保護者は、子どもたちを死んだ家きんや病気の家きんに近づけないようにしてください。家きんのいるところでは遊ばせないでください。子どもたちの手は頻繁に洗ってあげてください」「もし子どもたちの呼吸が速くなったり困難になったときには、最寄の医療機関に連れて行ってください。主治医は病気のトリや死んだトリとの接触がなかったかどうか注意を払ってください」と話しています。 今回の3人の発症により、世界のH5N1鳥インフルエンザ患者は合計で613人となり、死者は362人となったと声明は述べています。

インフルエンザ患者が急増 福島県、茨城県、千葉県、長崎県、佐賀県でも警報レベルに(2013年1月25日、日経メディカルオンライン)

都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、第3週(1月14〜20日)の患者数が急増、全国平均で前週の12.07人から22.58人に増加しました。
警報レベルに達する自治体も相次ぎ、群馬県だけでなく、福島県、茨城県、長崎県、千葉県、佐賀県でも警報レベルを超えました。
各県ではインフルエンザ警報を発令し、予防策の徹底を求めるとともに、症状があった場合は早期受診を呼びかけています。

インフルエンザ、現在流行しているウイルスのタイプはA香港型が主流(2013年1月25日、日経メディカルオンライン)

現在、流行しているインフルエンザウイルスのタイプは、ほとんどがA香港型であることが分かりました。
国立感染症研究所が1月17日現在でまとめたインフルエンザウイルス分離・検出状況によると、2012年第50週(12月10〜16日)から2013年第2週(1月7〜13日) の間に全国から294件の分離・検出報告があり、そのうちA香港型は266件と全体の90.5%に達していました。
A香港型ウイルスの場合、小児ではインフルエンザ脳症の発生頻度が他の亜型や型に比べて高いことが報告されており、注意が必要です。

鳥インフルエンザ研究再開へ 1年ぶりに自粛解除(2013年1月24日、朝日新聞)

人間が感染すると致死率が6割近い高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の研究について、生物テロなどへの悪用を防ぐ枠組みができるまで研究を自粛していた国内外の研究者が23日、1年ぶりに再開を宣言しました。オランダなど態勢が整った国から順次、再開されます。

インフルエンザで男児死亡 佐賀県内今季初 (2013年1月23日、佐賀新聞)

佐賀県は23日、県中部の男児(6歳未満)がインフルエンザによる急性脳炎で死亡したことを明らかにしました。県がインフルエンザによる死者の報告を受けたのは今季初めてです。
インフルエンザは、急性脳炎や肺炎、心筋炎を合併して重症化する恐れがあり、特に子どもや高齢者、妊婦などは注意が必要です。厚生労働省によると、2011年の県内のインフルエンザによる死者は7人でした。

岩手・インフルエンザ集団感染、20施設で休業措置 11市町村の小中高などで(2013年1月22日、毎日新聞)

岩手県と盛岡市は21日、インフルエンザによる集団感染で一関市など11市町村で幼稚園、小中高校の計20施設が休業措置を決めたと発表しました。感染者は440人に上りますが、いずれも重症者はいないということです。

米のインフルエンザ、深刻な状況続く CDC週間報告、一部で緩和の兆し(2013年1月22日、m3.com)

米疾病対策センター(CDC)が18日までに発表したところによると、米国でのインフルエンザの流行は依然として深刻な状況が続いていますが、一部地域では緩和の兆しも出てきました。 CDCによる週間報告(1月6日〜12日)では、検査の対象となった患者12,360人のうち、インフルエンザの感染が確認されたのは29.4%で、前週を下回りました。ただインフルエンザに関連した小児病による死者は9人で、前週の2人を上回り、今シーズンの累計は29人となりました。
また全米122都市が参加している死亡報告制度によると、死者総計のうち肺炎とインフルエンザに起因しているとみられるのは8.3%で、前週の7.3%から上昇、流行の基準とされる7.2%を引き続き上回っています。
全米50州のうちインフルエンザの流行が高い水準にあるとされるのはニューヨーク、ペンシルベニア、イリノイなど30州。また中程度の流行とされるのがカリフォルニア、マサチューセッツ、ミネソタなど10州、また軽程度とされているのはフロリダ、ハワイ、ネバダなど7州となっています。 一方、全患者のうち、インフルエンザの疑いがあるとして医師からの診断を受けた人は全米で4.6%とクリスマス週間の6%を下回りました。これで2週間連続の下落で、流行がピークに近づいている兆候と受け止められています。

原因ウイルス特定できず 鶴岡・乳児院の男児死亡(2013年1月21日、山形新聞)

鶴岡市の県立鶴岡乳児院で、インフルエンザに感染し19日朝に死亡した男児(8カ月)について、鶴岡署が20日に司法解剖した結果、死因は「ウイルス感染症の疑い」と分かりました。原因ウイルスの特定には至りませんでした。同署は「(死亡につながったウイルスが)インフルエンザか、それ以外のものかは現時点で分からない。今後の詳細な調査が必要」としています。

鶴岡の乳児院で生後8カ月の男児死亡 インフルエンザか?(2013年1月20日、河北新報)

1月9日午前6時45分ごろ、山形県鶴岡市道形町、県立鶴岡乳児院で、生後8カ月の男児の呼吸が低下し、保育士が119番しました。男児は約1時間後、病院で死亡が確認されました。死因は鶴岡署が司法解剖して調べます。男児は前夜からインフルエンザの症状を示していたといいます。

インフルエンザ患者急増、昨年の2倍に…A香港型8割(2013年1月19日、読売新聞)

インフルエンザの患者が急増し、患者数が昨年同期の2倍近くに上っていることが、国立感染症研究所のまとめで18日わかりました。
専門家は本格的な流行に入ったとみて、マスクの着用や手洗いなど感染拡大の防止を呼びかけています。
感染研などによると、全国約5000か所の医療機関から今月7〜13日の1週間に報告された患者数は、1医療機関あたり平均12.077人で、前週の3倍に増えました。20歳以上の成人が65%を占め、ウイルスの型はA香港型が8割強となっています。

インフルエンザ患者数が急増 宮崎市の施設で集団感染(2013年1月19日、毎日新聞)

宮崎市保健所は18日、市内の高齢者福祉施設(入所者74人、職員40人)で50〜100歳代の入所者・職員16人がインフルエンザに集団感染したと発表しました。重症者はおらず、いずれも快方に向かっているということです。県によると、7〜13日の定点当たりのインフルエンザ患者報告数は前週の約3倍に急増しており、うがい、手洗いの徹底などを呼びかけています。

メキシコ H7N3鳥インフルエンザで家きん約40万羽を殺処分(2013年1月18日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)の発表によれば、メキシコのハリスコ州で2カ所の養鶏場でH7N3型鳥インフルエンザが発生し、20,068羽が感染して18,009羽が死にました。2つの集団感染ともハリスコ州のエンカルナシオン・ディアス近郊の採卵養鶏場で12日に発生しました。
1件目の集団感染では10,058羽が感染し、8,932羽が死にました。2件目の集団感染では10,010羽が感染して9,077羽が死んでいます。報告書では殺処分した鶏の数は記載されていませんが、「両養鶏場とも処分を進めている」と言っています。2カ所の養鶏場はそれぞれ約200,000羽の鶏を飼育しており、合わせた数は397,513羽と推定されています。昨年の夏にハリスコ州で発生したH7N3鳥インフルエンザでは数百万羽の家きんを殺処分しました。先週まで状況は落ち着いていたのですが、隣接するアグアスカリエンテス州の2つの養鶏場でウイルスが確認され、300,000羽の家きんが殺処分されていました。

ネパール 4カ所の養鶏場で鳥インフルエンザ(2013年1月18日、CIDRAP)

ネパール当局は、4つの農場で鳥インフルエンザの集団感染の発生を発表しました。
ネパールの全国紙「Republica」の報道によれば、ネパール当局はカスキ地区の4つの農場で鳥インフルエンザのウイルス(型は不明)を発見し、感染拡大を防止するために、2,000羽の鶏を殺処分しました。
地域の保健担当官であるBansi Sharma医師は、飼育していた鶏が突然死んだためにネパール国内とイギリスの研究所で検査したところ、鳥インフルエンザが確認されたと言っています。
「感染の拡大を防ぐために、我々の技術者は2,000羽の鶏を殺処分し、保管されていた飼料を廃棄した。影響のあった養鶏場には薬剤の散布も行なった」と話しました。

岩手医大付属病院、18日から面会禁止 インフルエンザ注意報で(2013年1月17日、毎日新聞)

岩手県は16日、インフルエンザの患者数が急増したことを受け、流行注意報を発令しました。また、岩手医大付属病院(盛岡市)は、26病棟のうち2病棟で、インフルエンザを発症した患者が複数確認されたため、全病棟で18日から原則面会禁止を決めました。

米当局が全国民にインフル・ワクチン接種を呼び掛け NY州は非常事態宣言(2013年1月16日、m3.com)

米疾病対策センター(CDC)当局者は13日、米国各地でインフルエンザ・ウイルスが急速に拡大していると指摘、感染リスクの高い人だけでなく国民全員がワクチンの接種を受けるよう呼び掛けました。
CDCのウェブサイトによると、インフルエンザの広範な流行がみられるのは全米50州のうち47州と、前週の41州から拡大。生後6カ月以上の国民は例外なくワクチンを接種すべきだとし、幼児、妊婦のほか、ぜんそくや糖尿病などの既往症を抱えている人、65歳以上の高齢者は特にワクチンが重要だと警告しています。
一方、ニューヨーク州はインフルエンザの流行が過去最悪といわれる状態まで広がっており、クオモ同州知事は12日、公衆衛生非常事態宣言を発令しました。同州ではこれまでにインフルエンザで幼児2人と高齢者10人が死亡しています。今シーズンの感染者も1万9000人以上と、前シーズンの4400人から急増し、現在も2884人が入院中といいます。
クオモ知事はこうした事態に対処するため、薬剤師が18歳以下の子どもにワクチンを接種することを認可しました。同州の薬剤師は従来、18歳以上の人にだけに接種することが許可されていましたが、今後30日間はその範囲が生後6カ月以上に拡大されます。 マサチューセッツ州ボストン保健当局も9日、インフルエンザの急拡大を受けて公衆衛生非常事態を宣言しており、他の州当局も事態を注視するとともに、住民にワクチン接種を呼び掛けています。

映画館など使用制限対象に=新型インフルエンザ法で−政府(2013年1月15日、時事通信社)

新型インフルエンザの発生時に私権制限を可能にする特別措置法をめぐり、政府の有識者会議は15日、都道府県知事が集会場や映画館など面積が1000平方メートルを超える施設の使用制限を指示できると政令で定める方針で一致しました。同法は今春施行されます。
通常より重症例が多いなどの場合、首相が緊急事態を宣言し、都道府県知事が施設の使用を制限できるようになります。対象は集会場、映画館、劇場、運動施設、博物館、物販店などです。飲食店や事務所、工場、交通機関は、日常生活の維持に必要として対象から外しました。

東京都 第2週(1/7〜12日)のインフルエンザ患者数が前週の5倍に(2013年1月15日、東京都感染症情報センター)

東京都感染症情報センターが毎週発表している定点報告疾病集計で、2013年の第2週(1月7日〜12日)に都内の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者が前の週の5倍を超える5,866人となり、1医療機関あたりの患者数が14.27人と注意報レベルの基準である10人を超えました。定点医療機関あたりの患者数が多かった地域は、島しょ地域の28.00人、西多摩地域の21.36人、荒川区の20.86人、葛飾区の19.46人などとなっています。

ニューヨーク市の鳥市場でカモからH5型ウイルスを検出(2013年1月15日、CIDRAP)

アメリカ農務省(USDA)の説明によると、ニューヨークのブルックリンにある生きた鳥を売買する市場で行なわれた調査で、カモの一種であるバリケンからH5型ウイルスが確認されたため、ウイルスのタイプを特定するための検査が進行中です。この発表は、感染症の情報をWeb上の掲示板で発信している「FluTrackers」や、これと情報を共有している「ProMED Mail」などからの問い合わせに応じて行なわれたものです。
この疑問は、先ごろ家きんの業界紙からの情報が「FluTrackers」と「ProMED Mail」に掲載されたことで持ち上がりました。それは、このウイルスがH5N1低病原性鳥インフルエンザウイルスであると誤って伝えました。しかし、USDAの動植物検疫所で非常時の管理と診断のアドバイザーをしているランダル・レビングス獣医学博士は、このウイルスのノイラミニダーゼ遺伝子はN1型のものではなく、ウイルスの分離もペンディングとなっており、ノイラミニダーゼの型は決定されていないと書いています。アミノ酸の配列は、北アメリカの低病原性鳥インフルエンザウイルスと共通していました。この市場は即座に販売中止、閉鎖、清掃の措置がとられ、1月11日には実施されたと言っています。当局では感染源の特定を急いでいます。

ブータンで家きんにH5N1鳥インフルエンザ(2012年1月14日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)の発表によれば、ブータンでH5N1鳥インフルエンザが発生し、裏庭飼育の家きん18羽が死に、952羽が殺処分されました。 鳥インフルエンザが確認されたのはダガナ村で、12月19日から30日までの間に家きんが死んだということです。遡って調査をしたところ、前月にも10羽の家きんが死んでいましたが、報告はされていませんでした。
検査機関による検査で、裏庭飼育の家きんから採取した検体からH5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されました。これを受けて残りの952羽は感染拡大防止のために全て殺処分されました。
調査はまだ進行中と伝えています。ブータンでは2012年に8件の鳥インフルエンザの発生が報告されています。

インフルエンザ流行で緊急事態宣言、米ニューヨーク州(2012年1月14日、AFP)

インフルエンザが猛威を振るっている米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は12日、緊急事態を宣言しました。
今回は2003〜04年以来の大流行です。
米国では薬剤師からインフルエンザワクチンの接種を受けることができますが、クオモ知事は全州民がワクチン接種を受けられるようにするため、薬剤師による18歳未満へのインフルエンザワクチン接種を禁じている州の規制を今後30日間にわたって解除すると発表しました。
ニューヨーク州で今シーズンこれまでに確認された患者数は、2011〜12年のインフルエンザシーズンの合計4404人を大幅に上回る1万9128人に達しています。インフルエンザは全米規模で流行しており、流行は今後も数週間は続くとみられています。
米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)によると、今シーズンはこれまでに全米で20人の子どもがインフルエンザで死亡しています。全米で報告されたインフルエンザ患者は2万8747人に上っていますが、病気になっても検査を受けない人も多いことため実際の感染者数ははるかに多い可能性が高いと見られます。

カナダ、アメリカでタミフル不足の懸念(2013年1月13日、CIDRAP)

インフルエンザの流行が活発な勢いを見せているカナダでタミフルが不足する懸念が生じており、政府が国家備蓄からの補給を開始するとの発表を行ないました。また同じように流行が活発なアメリカでは、いくつかの地域でタミフルの小児用懸濁液(※日本では販売されていません)の供給が不足する懸念があるとのニュースも伝えられています。
カナダ政府は8日、インフルエンザ患者の急増によってタミフルが「一時的に不足する可能性」があることから、非常用国家備蓄を取り崩して供給すると発表しました。カナダ公衆衛生局(PHAC)の声明によれば、政府は国内で必用としている地域への供給のために直ちにタミフルを放出するとし、「この特別措置は、カナダ国民に対しタミフルを供給し続けることを保障するためのものであり、メーカーに新たな製品が補充される予定の2月まで続けられる」と述べています。また声明は、今季のインフルエンザは初期から患者数が突出しており、過去2シーズンよりも重症化していると付け加えています。当局は国民に対し予防接種を受けるよう訴えています。今年のワクチンは現在流行しているウイルスの型と非常によくマッチしているとコメントしています。
一方、早くに厳しいインフルエンザシーズンを迎えたアメリカでは、国内のいくつかの地域で小児用のタミフル懸濁液の供給不足が懸案となるかもしれません。タミフルのメーカーであるロッシュの広報担当はCIDRAPニュースに対して「我々はアメリカ国内でのタミフルの持続的な供給を確かなものにするために一生懸命働いています」と伝えました。また、薬局で懸濁液を入手できない場合には、薬剤師に相談して別の調剤方法を依頼することを薦めています。ほとんどの場合薬剤師は75mgタミフルカプセルを使って懸濁液を調合できると話し、用量と調合方法についての医療者向けの情報がタミフルの添付文書とWeb上に記載されていると述べています。懸濁液の不足は2011年の1月と2009年のH1N1パンデミックの際にも生じました。その際には薬局は錠剤から液剤を調製することを強いられました。懸濁液は小児や錠剤を飲み込めない成人のためと、少ない用量の服用を必要とする場合などのために必要なものです。

インフルエンザ流行レベルマップ第52週(2013年1月10日、国立感染症研究所)

2012/2013年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2012年第43週以降増加が続いています。第52週の定点当たり報告数は3.35(患者報告数16,419)となりました。
2012年第36週以降これまでの国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されています。

インフルエンザ:注意報、県が発令 例年より早め /佐賀(2013年1月10日、毎日新聞)

佐賀県は9日、県内にインフルエンザ注意報を発令しました。昨年12月24〜30日(第52週)に県内38カ所の定点医療機関での患者数が1機関当たり10.26人となり、国が注意報の指標にしている10人を超えたため。07年度以降、新型インフルエンザが発生した09年度を除き1月以降の注意報発令が続いており、例年より早めの発令となりました。

インフルエンザ:県内全域、注意報レベル 9週連続で報告数増 /栃木(2013年1月10日、毎日新聞)

昨年12月24〜30日にかけ医療機関から報告があったインフルエンザの患者数について、栃木県内保健所6カ所のうち3カ所で今シーズン初めて注意報レベル(1医療機関当たり10人)を超えたとして、県は9日、県内全域を「流行開始」から「注意報」レベルに上げたと発表しました。
同課によると、患者数は例年、3月ごろにかけて増加する傾向にあり、予防には手洗い、うがいが重要で、県はこれらの徹底に加え、混み合った場所でのマスクの着用や症状が出た場合は早めの受診を呼びかけています。

全米でインフルエンザが猛威、重症化の傾向も(2013年1月10日、CNN )

全米各地でインフルエンザが猛威を振るっています。当局によると、今シーズンは例年よりも早く流行が始まり、半数以上の州で流行が拡大。症状は前年に比べて重症化する傾向が強いといいます。
米疾病対策センターによると、インフルエンザの流行が拡大している州は昨年12月23〜29日の時点で41州となり、前週の31州からさらに増えました。インフルエンザで入院した患者はこれまでに確認されただけで2257人に上り、子どもの間では18人の死者が出ています。
インフルエンザが特に猛威を振るっていると認定された29州のうち、マサチューセッツ州ボストンでは市長が公衆衛生の非常事態を宣言しました。市当局によると、ボストンで昨年10月1日以降に確認されたインフルエンザの患者は、前年の10倍に当たる700人に達しています。市長は無料予防接種などの対策を打ち出し、具合が悪い時は通勤や通学を控えるよう呼びかけています。
一方、ペンシルベニア州では、州当局のまとめで今シーズンに入って22人がインフルエンザ関連の症状で死亡しました。大半は65歳以上の高齢者ですが、50歳未満の2人も含まれます。
ミシガン州でもこれまでに子ども4人が死亡。シカゴの病院の医師は、患者の多さは過去12年で最悪の状況だと話しています。 専門家によると、今年流行しているのは「H3N2」と呼ばれるインフルエンザウイルスで、重症化しやすいのが特徴だといいます。一方で、予防接種の効果が出やすいことも分かっており、今から予防接種を受けてもまだ遅くはないと専門家は呼びかけています。

インフルエンザの襲来でボストンでは公衆衛生非常事態宣言(2013年1月9日、CIDRAP)

ボストンではインフルエンザ患者数が昨シーズンの10倍を数える状況となり、市当局が公衆衛生非常事態宣言を出しました。ボストン市長のトーマス・メニノ氏は声明の中で、今シーズン既に約700人の感染者と4人の死者が出ており、2009年のパンデミック以来最悪の状況となっていると述べ、市民に対しインフルエンザの脅威を深刻に捉えるよう訴えました。「これは単に健康問題だけではなく、家族の経済的問題でもあります。市民の中でまだワクチンの接種を受けていない方がいるならば、お受けになるよう訴えます。ワクチンの接種はあなた自身とご家族を守る最良の手段です。もしインフルエンザに罹ったら、仕事や学校には行かずに、どうか家にとどまってください」
声明によれば、これまでにボストンで今シーズン報告された感染者のうち25%は入院が必要なほど重症だったと伝えています。インフルエンザの患者数は、ボストンの病院の全ての救急外来を受診する患者の4%に達しています。インフルエンザシーズン以外の月には1%ですので4倍の患者が殺到していることになります。
今シーズンアメリカ国内で流行しているインフルエンザの主要な型はH3N2香港型であり、重症化しやすい型のウイルスとして知られています。H3N2香港型が流行の主流だった2007年-2008年のシーズンでは2月中旬に流行のピークがありましたが小さな子どもの間で高い致死率と多くの入院患者を生みました。
(訳注:700人の感染者は少ないように感じますが、日本と違ってほとんどの患者にインフルエンザの検査を実施しているわけではないので確定診断のついた患者の集計は少なく映るものです)

メキシコ H7N3の家きんの集団感染が再燃(2013年1月9日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)は、メキシコでH7N3型高病原性鳥インフルエンザが2カ所の採卵養鶏場で発生し740羽が死に、約30万羽の家きんを殺処分にしたとの報告を発表しました。2つの養鶏場は中部メキシコのアグアスカリエンティス州にあります。 メキシコでは昨年の夏にH7N3型の鳥インフルエンザがハリスコ州の各地で発生し、数百万羽の家きんと卵を処分し、卵の価格の急騰を引き起こしました。

カンボジアの 家きん市場の環境調査で20%の検体からH5N1ウイルスを検出(2013年1月9日、CIDRAP)

Emerging Infectious Diseases誌は、カンボジアの生きた家きんを売買する市場で採取した環境調査の検体の約20%が、H5N1鳥インフルエンザウイルスの検査に陽性だったとの研究結果を発表しました。カンボジアの研究チームは2011年に7週間に亘って、4か所の生きた家きんを売買する市場で鶏やカモを飼育しているケージと屋台から検体を採取しました。2カ所の市場はプノンペン市内、1カ所はタケオ州、もう1カ所はコンポンチャム州にあります。
採取した502の検体のうち90(18%)検体はPCR検査でH5N1ウイルスが陽性と判定されたほか、10検体(2%)からはウイルスが分離されました。また水の検体が最も陽性の率が高く出ました。
研究者は現在行なわれている総排出腔や咽喉から採取する方法よりも環境から採取するほうがH5N1ウイルスの発見につながると書いています。

カンボジアの 家きん市場の環境調査で20%の検体からH5N1ウイルスを検出(2013年1月9日、CIDRAP)

Emerging Infectious Diseases誌は、カンボジアの生きた家きんを売買する市場で採取した環境調査の検体の約20%が、H5N1鳥インフルエンザウイルスの検査に陽性だったとの研究結果を発表しました。カンボジアの研究チームは2011年に7週間に亘って、4か所の生きた家きんを売買する市場で鶏やカモを飼育しているケージと屋台から検体を採取しました。2カ所の市場はプノンペン市内、1カ所はタケオ州、もう1カ所はコンポンチャム州にあります。
採取した502の検体のうち90(18%)検体はPCR検査でH5N1ウイルスが陽性と判定されたほか、10検体(2%)からはウイルスが分離されました。また水の検体が最も陽性の率が高く出ました。
研究者は現在行なわれている総排出腔や咽喉から採取する方法よりも環境から採取するほうがH5N1ウイルスの発見につながると書いています。

アメリカ インフルエンザ患者の殺到に病院ではテントも使用、受診規制も(2013年1月8日、CIDRAP)

インフルエンザ患者の殺到に対処するためにペンシルバニア州の病院は救急外来の屋外にテントを設置しました。一方イリノイ州のいくつかの病院では患者を他の医療機関に送っているとメディアが伝えています。
ペンシルバニア州アレンタウンにあるリーハイ・バレー病院ではインフルエンザ患者の増加に備えて仮設テントを設置するとの案を発表しました。またサン・タイムズ紙の報道によると、イリノイ州では11の病院が、呼吸器症状の患者が殺到したために、患者を他の病院に回しました。この「バイパス」を利用した病院の中にはノースウェスタン病院やシカゴ大学メディカルセンターも含まれています。
イリノイ州公衆衛生局の広報担当者であるメラニー・アーノルドさんは「救急部は呼吸器疾患の患者であふれかえっている」と言っています。いくつかの病院は、インフルエンザ患者の増加のために行なったわけではないと否定しましたが、これに変わる理由の説明はなかったと報道されています。
一方ミネアポリス・スター・トリビューン紙は、ミネソタ州のいくつかの病院では、患者数の急増のために、2009年のパンデミック時以来となる外来患者の受診制限を行なっていると伝えています。ミネソタ州南部のいくつかの病院では患者の家族で健康な人に限って訪問を許可しています。ロチェスターにあるメイヨクリニックは、いくつかの病院では2009年のパンデミックのときを上回る患者数を報告していると言っています。

香港 衛生防護センターが小児のA型インフルエンザ重症例の調査を開始(2013年1月5日、香港衛生防護センター)

香港の衛生防護センター(CHP)が、A型インフルエンザに罹って重体となっている3歳の男児の調査を開始したことが注目を浴びています。
この男の子にはもともと基礎疾患(持病)がありましたが、3日に発熱があり、体の不調を訴えました。翌日にはプリンスオブウェールズ病院の小児集中治療室に入院し、ショック状態に陥りました。臨床診断は肺炎です。現在重体となっています。鼻咽頭から採取した分泌物を検査した結果、A型インフルエンザの陽性反応が確認されました。
この子が最近旅行をしたという履歴はありませんでしたが、兄と姉が最近軽い上気道炎を起こしていました。
スポークスマンは市民に対してインフルエンザへの警戒を怠らず、予防措置をとるよう呼びかけています。自身と生活環境の衛生を保ち、適当なダイエットと定期的な運動で免疫力をつけ、十分な休養をとり、ストレスを減らし、禁煙に努めるようアドバイスしています。

インフル集団感染、80代の患者1人死亡 甲府の病院(2013年1月5日、朝日新聞)

山梨県甲府市宝1丁目の甲府共立病院は5日、入院患者や職員がインフルエンザに集団感染し、80代の男性患者1人がインフルエンザとノロウイルスによる多臓器不全で死亡した、と発表しました。ほかに患者と職員計13人がインフルエンザに感染しているが、全員が快方に向かっているということです。

ネパール 鳥インフルエンザが相次ぐ (2013年1月3日、CIDRAP)

ネパールの動物保健当局は新たに2カ所で鳥インフルエンザが発生したと発表しました。
ヒマラヤンタイムズによると、1カ所は先ごろ報告のあったカトマンズの近くの養鶏場で、もう1カ所はカトマンズから北に離れたところでの発生とのことです。カトマンズ近くの養鶏場での集団発生では2,460羽の鶏が殺処分され、527個の鶏卵が廃棄されたと伝えています。この地域は、先に発生した集団感染が12月24日に鳥インフルエンザであることが確定したことを受けてサーベイランスの強化が行なわれていました。
もう1カ所の集団感染はカトマンズの北数マイルのチャウガダ地区で発生しました。地区の当局者がヒマラヤンタイムズ紙に対して話したところによると、H5N1ウイルスがカトマンズから買い入れた2羽のブローイラーからこの村の鶏に感染したとのことです。

ロシアの野鳥からH15N4ウイルスを確認(2013年1月3日、CIDRAP)

オーストラリア以外では初めてとなるH15亜型のインフルエンザウイルスが、ロシアとアメリカの研究チームによりシベリアのコガモから発見され、H15N4型であることが確認されました。
2日、Journal of Virology 誌に発表されたものです。調査チームは2008年の5月から9月にかけて健康な野鳥の総排出腔(※鳥類は肛門と排尿口が一緒のため「総排出腔」と呼ばれる)から1,445の検体を綿棒で採取し、このうち25の検体から鳥インフルエンザウイルスを分離しました。この中の1つの検体はコガモから採取されたものでしたが、H15N4亜型が分離されました。オーストラリア以外でH15ウイルスが確認されたのは初めてのことです。
系統発生学的な調査を行った結果このウイルスはユーラシアの系統に属しており、H15とN4の遺伝子は再集合の結果もたらされたものだということが分かりました。

インフルエンザの襲来が年末年始のヘッドラインニュースに(2013年1月2日、CIDRAP)

世界のいくつかの地域でインフルエンザが急増しています。 パレスチナ、ノルウェー、イエメンでは、H1N1(2009)が患者数を上昇させてヘッドラインニュースとなっています。
主にH3N2が流行の中心となっているアメリカからはミネソタ州やサウスカロライナ州での流行が伝えられています。
12月31日のAP通信によれば、パレスチナの保健当局者の話としてH1N1(2009)pdmの流行により9人が死亡し、225人の感染が確認されたと伝えています。 一方ノルウェー当局は、国内の主要都市で多くの患者がウイルス検査で陽性を示しており、オスロ西部の病院で84人が陽性だったとのニュースを中国の新華社通信が伝えています。オスロ市は市民に対し大規模な流行の可能性もあると注意を喚起していると伝えています。
またアラブ首長国連邦に拠点を置くGulf Today は、イエメンで最近インフルエンザによる5人の死者が出たために、保健当局は大規模な流行が発生した場合に備えてオペレーションセンターの設置することを決めたと伝えています。
アメリカではH3N2が流行の主流となっており、サウスカロライナ州では多くの患者が出ていますが、いくつかのクリニックでは患者増に対処するために、より多くのスタッフの動員を図っています。「MD360コンビニエントケア」(軽症救急患者を診療する病院システムチェーン)のジム・エリス医師は、グリーンビルとシンプソンビルのクリニックでは1日に約90人のインフルエンザ患者を診療していると言っています。ミネソタ州では休日に襲来した患者数の急増は、ここ数年では今シーズンが最悪ではないかとの懸念を抱かせています。州当局では12月16日から22日の1週間で120人の患者がインフルエンザで入院したと述べました。この数は前の州の2倍近い値となっており、2009年のH1N1パンデミックの際の月に匹敵すると伝えています。

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