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鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ バックナンバー  ※外部サイトへリンクしています

2012年12月

インフルエンザ流行レベルマップ (2012年12月26日、国立感染症研究所)

2012/2013年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2012年第43週以降増加が続いています。
第51週の定点当たり報告数は2.23(患者報告数10,977)となり、前週の定点当たり報告数(1.17)の2倍近い増加となりました。都道府県別では群馬県(13.07)、佐賀県(8.63)、埼玉県(5.81)、沖縄県(5.69)、栃木県(5.41)、山梨県(4.50)、千葉県(3.91)の順となっており、滋賀県、山口県を除く45都道府県で増加がみられました。
2012年第36以降これまでの国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されています。

中国のイヌの間でトリ由来のH3N2が伝播(2012年12月27日、CIDRAP)

中国の南部で飼育されているイヌを対象にしたH3N2イヌインフルエンザの初めての組織的な調査が行なわれ、最近韓国や中国国内のあちこちでイヌやネコの間に見られるトリ由来のインフルエンザと同じウイルスが確認されました。
研究チームは広州と深センのイヌ飼育場で飼育されているイヌとペットのイヌの鼻腔から採取したサンプルを検査してこの結果を得ました。この研究結果は12月20日号のInfection, Genetics and Evolution誌に発表されました。
血清学的な調査の結果、H3N2トリ由来インフルエンザの感染が確認されたイヌの割合は、飼育場で飼育されているイヌが12.22%、ペットのイヌでは5.3%でした。研究チームは、おそらく異なる個体どうしが密接な接触を行なった結果感染が広がった可能性を示唆しています。密集した地域で動物の取引が頻繁に行なわれることでペットは危険に曝され、同時にウイルスの突然変異や、遺伝子再集合を引き起こすための環境を提供することになり、ひいては公衆衛生に脅威をもたらすような新型のインフルエンザウイルスを発生させかねないと警鐘を鳴らしています。

インドネシア 新しいタイプの鳥インフルエンザで数千羽のカモが死ぬ(2012年12月27日、Jakarta Post)

ジョグジャカルタの獣医学センター(BBVet)が行なった調査の結果、ジョグジャカルタ州や中部ジャワ州、東ジャワ州で数千羽のカモが死んだ原因は新型のH5N1鳥インフルエンザウイルスだったことが分かりました。
BBVetの感染症専門家であるPutut Djoko Purnomo氏は、この新型のH5N1がジョグジャカルタの数千羽の鶏を含むほかの種の鳥も殺していた疑いがあると述べています。
Putut氏は12月26日、「鶏が突然死んだという複数の報告が届いており、これらが新型のウイルスによるものかどうか検査が行われている」と話しました。
同氏は、この新しいウイルスはH5N1クレード2.3であり、カモのみを攻撃すると伝えられていると言いました。これまで鶏を殺してきたH5N1クレード2.1よりもたちが悪いと言われています。このウイルスの最初のアタックは2012年の9月3つの州で発生しました。
この4カ月の間に3つの州(ジョグジャカルタ州、中部ジャワ州、東ジャワ州)で113,700羽のカモがこのウイルスで死んだと伝えられています。中部ジャワ州が約64,000羽、東ジャワ州45,000羽、ジョグジャカルタ州4,700羽となっています。
予防措置としてPutut氏は、養鶏業者は消毒を行い、感染したトリを殺処分し、トリの移動経路をモニターするようにと言っています。燻蒸はあまり効果がないだろうとのことです。Putut氏によればインドネシアにはまだこの新型のウイルスのワクチンはありません。このウイルスは最初、2010年にネパールで見つかり、渡り鳥によってインド、中国、日本に広がりました。アジア中に広がりを見せ、ついには今年の終わりにインドネシアにも到達しました。 ジョグジャカルタ家きんブリーダー協会の議長であるIsmartoyo氏は、死んだトリの多くは川岸沿いか沿岸部で見つかったと話しています。集団感染の発生はジョグジャカルタのカモ飼育業者にひどい打撃を与えました。特に東ジャワのブリタールやクディリで生産される卵が汚染されているのではないかとの懸念が起きています。
一方、西ジャワ州動物保健局長のKoesmayadie Tatang Padmadinata氏は、12月中旬までに2,907羽のカモがこの新型の鳥インフルエンザウイルスに感染して死んだと述べています。
同氏は12月26日、バンドンで「ブカシとインドラマユで起きたケースではこの新型ウイルスが陽性だった。スバンのケースはまだ検査結果が出るのを待っている段階だ」話し、インドラマユの感染したカモは中部ジャワのブレベスから運ばれたものであることを明らかにしています。 西ジャワでは約900万羽のカモと、鶏卵用の鶏3,800万羽、鶏肉用の鶏8,700万羽を飼育していました。この新型のウイルスが拡大する可能性があることから、動物保健局では州全土、とりわけ感染したトリが確認された地域に対して消毒薬の配布を行いました。
他の防疫プログラムには動物用薬剤試験センターでの新型ウイルスの試験も含まれています。「我々は現在、これまでのワクチンがこの新型ウイルスにも効果があるかどうかの試験を行なっている。約6週間ほどで結果がわかるだろう」と話しています。Koesmayadie氏はまた、新型ウイルスのモニタリングはサーベイランス局の222人の担当者によって続けられており、ウイルス感染が発生したら24時間以内に詳細を提供するよう指示されていると言いました。 更なる予防措置として鳥インフルエンザが確認された地域からカモを移動することも禁止されました。

バングラデシュ、ネパールで鳥インフルエンザ(2012年12月26日、CIDRAP)

AFPによれば、バングラデシュ当局は鳥インフルエンザの発生が過去5年間で最悪となっていると述べ、首都ダッカ近くの大きな養鶏場で150,000羽にのぼる家きんの殺処分を行なっていると伝えました。
この集団感染は、12月24日に養鶏場の職員が大量の鶏が死んでいるのを見つけたのがきっかけで確認されました。当局では今年に入りバングラデシュで発生した23番目の集団感染であると発表しています。2007年に起きた大量の集団感染では100万羽以上のトリが殺処分されました。
一方、ヒマラヤンタイムズ紙は昨日、ネパールの養鶏場でH5N1鳥インフルエンザの発生が確認され、2,500羽の鶏と19,000個の鶏卵の処分が行なわれたと報道しました。
中国の新華社通信は、この養鶏場があるカトマンズの近郊では鳥インフルエンザは過去3年間一度もなかったと報じています。

年末年始における海外での感染症予防について(2012年12月26日、厚生労働省)

年末年始の休みを利用して海外を訪れる人が増えることから、厚生労働省は、鳥インフルエンザやマラリアなど海外で流行している感染症に注意するよう呼びかけています。
毒性の強いH5N1型の鳥インフルエンザは、東南アジアを中心に人への感染が確認されていて、ことしインドネシアやエジプトなど6か国で新たに32人が感染し、このうち20人が死亡しました。このため厚生労働省は、これらの国を旅行で訪れる人に、生きた鳥が売られている市場や養鶏場に近づかないことや、鳥の死骸やふんは絶対に触らないこと、それに、手洗いやうがいを徹底するよう呼びかけています。

ネパール カトマンズの養鶏場で鳥インフルエンザ(2012年12月25日、Nepalnews)

畜産局の当局者はカトマンズの養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたことを受けて、鶏の殺処分を開始しました。
当局の発表によるとこの養鶏場で約2,500羽の鶏の発病が確認されたといいます。 5日前にダディン地区のダルケで鳥インフルエンザが確認されたばかりでした。

インドネシア 鳥インフルエンザ防止のため10万羽のカモを殺処分(2012年12月24日、TDNpost.com)

インドネシア当局は、国内で新しい種類の鳥インフルエンザが発生していることを受けて、11万2千羽のカモを殺処分にしたことを発表しました。 新華社の報道によれば、インドネシアのニュースサイトが農業省の動物保健局長のコメントとして「24日までに国内全土で11万2千羽のカモを処分した」と発表したことを伝えているといいます。インドネシア政府は、新しい種類のより強暴な鳥インフルエンザウィルスが出ていることから、このウィルスが広がるのを食い止めるための計画だとしています。
ジャワ島のいくつかの地方では11月以降32万羽以上のカモが鳥インフルエンザによって死にましたが、このウィルスが新しいクレード(遺伝的に派生した新しい系統グループ)のH5N1であることが確認されたため、この処置がとられたものです。
政府当局はこの新しいクレードのウィルスの起源がいったいどこにあるのかを調査中です。このウィルスはこれまで流行していたH5N1ウィルスとは大きく異なっています。農業省ではこの新しいウィルスが発生した原因は、これまで流行していたウィルスの遺伝子が抗原ドリフト(抗原連続変異)もしくは抗原シフト(抗原不連続変異)を起こしたかあるいは海外から持ち込まれた可能性があると言っています。
インドネシアは2003年以降鳥インフルエンザによる被害が最大となっており、保健省によれば2005年以降のヒトへの感染は192人に及び、このうち160人が死亡しています。しかし現在までのところ、カモで蔓延しているこの新しいクレードのH5N1ウィルスがヒトに感染して死亡したケースは同国では1例もないと保健省では言っています。

※抗原ドリフト(抗原連続変異)とは遺伝子の一部が僅かな変異を起こすことを言います。一方抗原シフト(抗原不連続変異)は遺伝子が大きな変化を遂げた場合を言い、これまでのウィルスとは大幅に性格を変えます。

今年もインフルエンザが流行シーズン入り 定点あたり報告数が1.17に(2012年12月21日、厚生労働省)

平成24年第50週(12月10日〜12月16日)の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点あたり報告数が1.17(定点数/約5,000ヶ所、報告数/5,789人)となりました。流行開始の目安としている1.00を上回ったことから、今年もインフルエンザが流行シーズンに入ったと考えられます。 第50週での流行シーズン入りは、平年並みの時期の流行入りです。
季節性インフルエンザには、A/H3N2亜型(いわゆる香港型)、A/H1N1亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じ亜型)、B型の3つの型があり、いずれも流行の可能性があります。流行しやすい年齢層は亜型によって多少異なりますが、今年も、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。

ドイツ 養鶏場でH5型の低病原性鳥インフルエンザが発生(2012年12月21日、OIE)

ドイツ北部シュレースヴィッヒ・ホルシュタイン州の養鶏場でH5型低病原性鳥インフルエンザが発生しました。
飼育していた1,522羽の家きんは全て殺処分されました。 ドイツでは昨年5月から7月までH7N7型の鳥インフルエンザの集団感染が家きんで見られていましたが、今回はH5型と伝えられています。

新潟 インフルエンザ流行始まる(2012年12月20日、読売新聞)

新潟県健康対策課は19日、インフルエンザの流行期に入ったと発表しました。
昨シーズンよりも早く、今後も増加が予想されることから、同課は、外出先から帰宅した際のうがいや手洗いの励行などを呼びかけています。

中国のブタから3種類の鳥インフルエンザウィルスを確認(2012年12月20日、CIDRAP)

Journal of Clinical Microbiology誌に、中国南部のブタからこれまで見られなかった3種類のトリ由来のインフルエンザウィルスが確認されたとの研究が発表されました。
鳥インフルエンザウィルスのサブタイプ(亜型)は実験的には全部の型でブタへの感染が起きることが知られていますが、自然界での感染は稀です。
サンプルは2010年から2012年にかけて生後21週から25週のブタから集められ、H1型とH3型のブタインフルエンザとH3型、H4型、H5型、H6型の鳥インフルエンザウィルスについて検査されました。検査結果は、H1N1型とH3N2型のブタインフルエンザに対してはそれぞれ35%、19.7%が血清反応に陽性を示しました。また、H3型、H4型、H6型の鳥インフルエンザに対しては、それぞれ0.93%、1.6%、1.8%が陽性でした。研究チームは遡って2001年に同じ地域で明らかに健康なブタから採取した550個のサンプルも検査しましたが、これらのウィルスに陽性を示したサンプルはありませんでした。このことから感染は最近になって起きたものだと考えられました。
この研究は、パンデミックウィルスの生成に関連してブタが、トリとヒトのインフルエンザウィルスの間で遺伝子が再集合する際の中間宿主(遺伝子の”るつぼ”)としての役割を果たす可能性があるという意味で重要です。

インフルエンザ 東京都が流行入り(第50週)(2012年12月19日、東京都報告疾病集計)

東京都内の定点医療機関に受診したインフルエンザの患者数の平均値が、第50週(12月10日〜16日)に流行の目安となる1.0を超えて1.12となりました。流行シーズンに入ったことを意味します。
昨季のシーズン入りは年明けの第2週でしたので、昨季よりも4週間ほど早いシーズン入りとなります。

小学校でインフル患者急増…大分(2012年12月19日、読売新聞)

大分県西部を中心にインフルエンザの患者が急増しています。
日田市の小学校は18日、今冬初の学年閉鎖になるなど、流行の拡大が心配されます。県健康対策課は「県内全域で患者が増加することが予想される。手洗いやうがいなど感染予防に努めてほしい」と注意を呼びかけています。

今季初 高校でインフル集団発生…山形(2012年12月19日、読売新聞)

山形県は18日、鶴岡市内の高校でインフルエンザが集団発生したと発表しました。集団発生は今シーズン初めてです。インフルエンザにかかったのは8人で1学級が学級閉鎖の措置が取られました。

青梅で学級閉鎖、今季初…都内(2012年12月19日、読売新聞)

東京都青梅市教育委員会は18日、市内の小学校で、インフルエンザによる欠席が相次いでいるため、3年生の1クラスを4日間、学級閉鎖にすると発表しました。

WHO エジプトとインドネシアでH5N1のヒトへの感染が発生(2012年12月18日、CIDRAP)

WHOは17日、エジプトとインドネシアでH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染が確認されたと発表しました。 エジプトの患者は2歳の女児で12月初めに感染が確認されました。一方インドネシアでは4歳の男児が死亡したことが今週地元のメディアに報じられていました。
WHOは少女のデータについてはデミエッタ県の住民であること以外詳しく伝えておらず、発表した情報にも混乱が見られます。この少女が「12月3日に発病し、12月1日に入院した」と矛盾した発表を行っています。12月4日にオセルタミビル(タミフル)を投与したと書かれていますが、回復したかどうかは触れていません。WHOのデータによるとこの少女は今年に入りエジプト国内で確認された11人目の患者となります。このうち5人が死亡しています。
インドネシアの少年は西ジャワ州の住民で、11月30日に発病し、12月5日に入院しましたが、翌6日に死亡したと伝えています。インドネシアは今年9人のH5N1患者を報告していますが、全員死亡しています。この2カ国は今年のH5N1患者の発生数で世界一位と二位を分け合っています。三位には4人の感染が報告されているベトナムが入っています。
2003年以降WHOは610人の患者の確認を報告し、このうち360人(59%)が死亡しています。
WHOは以前は各国からの報告が入り次第適時発表をしていましたが、最近になって世界の患者発生を1カ月に1回まとめて発表する方式へと改めると発表しました。

インドネシア 2012年9人目の鳥インフルエンザによる死亡者を発表(2012年12月14日、examiner)

インフルエンザの情報をインターネットで発信しているFlu Trackersがインドネシアの西ジャワで4歳の男の子がH5N1鳥インフルエンザで死亡したと伝えました。
インドネシア保健省によればこの男の子は西ジャワ州の住民です。11月20日に発熱があり、Pustu(診療所)に行きました。個人開業の医師の診療を受けていましたが12月4日になっても状態はよくなりませんでした。12月5日の朝に行き、その日の午後に入院のために私立病院に紹介されました。更に12月6日には発熱と咳、呼吸困難のためにタンゲラン県立病院に紹介されましたが、状態が悪化しその日の夕方に死亡しました。
病院や他の機関により疫学調査が行なわれた結果、家きんの死骸に直接触れたか、近所で飼育されているカモと接触した可能性があると結論付けられました。今回のケースはインドネシア国内で今年確認された9人目の患者(全員死亡)となります。2003年以降同国での患者数は192人となりこのうち160人が死亡しています。

ミネソタ州で新たなH3N2v感染者が確認(2012年12月14日、CIDRAP)

ブタ由来のH3N2ウィルス(H3N2v)による新たな患者がルーチンサーベイランスで発見されました。ミネソタ州の感染症の専門家であるラス・リンフィールド博士が発表したもので、患者は生きた家畜を売買する市場でブタとの接触により感染したと見られています。この市場はセントポール地区にある2つの市場のうちのひとつです。
この患者は、11月に発病し、外来患者として治療を受け、完全に回復しています。患者に関しての詳細な情報については発表されませんでした。患者に接触した人々のモニタリングが行なわれましたが、他には感染した人はいませんでした。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)では9月30日に始まった今季のインフルエンザシーズンでは2人目の患者であるとしていますが、7月以降11の州から報告された変異型ウィルスによるインフルエンザの患者は合計312人となっています(H3N2v=308人、H1N2v=3人、H1N1v=1人)。それらの患者の大部分は子どもで、郡や州が開催した農業フェアでブタと接触のあった人々です。
リンフィールド博士は、ミネソタ州では今年の夏に生きた家畜を扱う市場で2人の確定患者と1人の疑い患者が確認されているほか、今年の初めにもう1人確認されていると話しました。博士はこのインフルエンザは通常ブタに見られるものだと言っています。
ミネソタ大学で州の市場のブタインフルエンザの研究をしている研究者は、この期間に問題の市場ではH3N2vの検査で陽性反応の出たブタが何頭かいたと言っています。この研究はヒトに感染があったことが確認されるよりも以前から行なわれていたものです。モンセ・トレモレール獣医学博士は「我々は陽性の検体を確認しました。研究の一部として発見したものです」と言っています。彼女は大学の准教授で、ブタの健康と生産性についてリーマンチェアを持っています。彼女はH3N2とH1N1ブタインフルエンザが見つかっていると言っています。
トレモレール博士は、ブタの間ではインフルエンザは日常的であって、発見は意外ではないと話しています。発病して症状が出るブタがいる一方で、感染しても症状の出ないブタもいるといいます。彼女は、ブタの間では日常的であってもヒトへの感染の危険性は低いと述べています。ミネソタの患者は市場を訪れていて曝露にあったものであって、市場で働いていたわけではないと話しました。

インフルエンザ患者、前週の約1.8倍に増加−7週連続増(2012年12月12日、国立感染症研究所)

国立感染症研究所感染症情報センターは12日、全国約5000か所の定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が、3-9日の週は0.57人で、前週の0.31人の約1.8倍に増えたと発表しました。増加は7週連続です。
患者報告数の増加が始まった10月下旬以降に検出されたインフルエンザウイルス79件のうち、最も多いのはAH3N2(香港型)で、77.2%を占めています。このほか、B型が16.5%、AH1N1(2009)が6.3%でした。

埼玉 インフルエンザ、流行期入りと県が予防呼び掛け(2012年12月13日、毎日新聞)

埼玉県は12日、インフルエンザの定点医療機関1カ所当たりの患者報告数が3〜9日の週に1.04人となり、流行の目安の1人を超えたと発表しました。流行期入りは例年並みです。1月にピークを迎えることが多いため、県は手洗いやうがいの徹底による予防を呼び掛けています。

栃木・インフルエンザで3校が学年休業などの措置(2012年12月11日、毎日新聞)

栃木県教委は10日、インフルエンザで県内の小学校3校が学年休業、学級休業となったと発表しました。休業は11日からで、いずれも重症者はいないということです。

インフルエンザで閉鎖相次ぐ /広島(2012年12月12日、毎日新聞)

広島県安芸高田市の小学校で10日、4年生の児童19人中8人がインフルエンザに罹患し、市教委は学年閉鎖にしました。
庄原市の中学校でも3年生17人中8人がインフルエンザで欠席。1学級を3日間閉鎖としました。

インドネシアで初めてH5N1クレード2.3による集団感染が発生(2012年12月11日、CIDRAP)

AFPの報道によれば、インドネシアは同国で初めてとなるクレード2.3のサブタイプに属するH5N1鳥インフルエンザ発生の報告を行いました。 家きんブリーダーの協会が発表したもので、ジャワ島では11月以降この新しいクレードの感染により、各地で30万羽のカモが死んだといいます。ジャワ島にはインドネシアの首都ジャカルタがあり、インドネシア最大の人口を抱えています。
インドネシアの獣医学の最高権威であるシュクール・イワントロ博士は手紙で「このクレードはインドネシアでは初めて見つかった新しいクレードであり、これまでのクレード2.1の鳥インフルエンザとは非常に異なっている」と伝えています。当局ではこの新しいクレードのウィルスが、遺伝子シフトによって発現したものかそれともベトナムやタイなど他の国から入ってきたものかの判断をしている最中です。

前橋で初の学級閉鎖(2012年12月11日、産経新聞)

前橋市は10日、インフルエンザとみられる症状で計8人が欠席した市内の小学校の計2クラスについて、学級閉鎖を行うと発表した。市内のインフルエンザによる学級閉鎖は今シーズンで初めてです。

市立小で学級閉鎖、インフル集団発生/川崎(2012年12月11日、カナロコ)

川崎市教育委員会は10日、インフルエンザの集団発生があり、市内の小学校(1学級)で学級閉鎖の措置を行うと発表しました。

6週連続の増加 インフルエンザ流行レベルマップ第48週 (2012年12月7日、厚生労働省)

2012年第48週のインフルエンザの定点当たり報告数は0.31(患者報告数1,521)となり、第43週以降増加が続いており、37都道府県で前週よりも増加が認められました。注意報レベルを超えた保健所地域は佐賀県で1カ所認められています。
2012年第36〜47週の12週間では、インフルエンザウイルスの検出は、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く、次いでAH1pdm09、B型の順となっています。

台湾 澎湖島でH5N2鳥インフルエンザ(2012年12月7日、OIE)

台湾の西側に位地する澎湖島馬公市の養鶏場でH5N2型の強病原性鳥インフルエンザが発生しました。7日台湾当局がOIE(国際獣疫事務局)に報告したものです。
この養鶏場では831羽の地鶏を飼育していましたが、最近になって致死率が高くなってきているのに気付きました。当局では鶏の移動を禁止し、疫学的な調査をおこなうとともに地鶏から検査用の検体を採取して調べ、感染拡大を防ぐために全ての鶏を殺処分するよう命じました。遺伝子検査(RT-PCR)の結果H5N2鳥インフルエンザウィルスが確認されました。付近の3カ所の養鶏場も調べられましたが、他には鳥インフルエンザは発見されませんでした。

小学校、集団かぜで学級閉鎖 県内で今季初 広島(2012年12月6日、産経新聞)

広島県の三次市の小学校でインフルエンザとみられる集団かぜが発生し、4日から3日間、3年生の1クラスが学級閉鎖しました。集団かぜによる学級閉鎖は県内で今シーズン初めてです。
県は手洗いやうがいなどの予防、早めの医療機関の受診を呼びかけています。

北九州 /福岡:今季初の学級閉鎖−−(2012年12月5日、毎日新聞)

北九州市は4日、インフルエンザのため若松区の市立中学校での5クラス学級閉鎖にすると発表しました。今季のインフルエンザによる学級閉鎖は市内で初めてです。

栃木:インフルエンザで今季初の学年閉鎖(2012年12月5日、毎日新聞)

栃木県教委は4日、インフルエンザのため、さくら市内の小学校の1年生を学年閉鎖としたと発表しました。いずれも発熱などの症状がみられますが、症状の重い児童の報告はないということです。インフルエンザでの休業はこの冬初めてです。

南ロシアの鳥インフルエンザは低病原性(2012年12月5日、CIDRAP)

黒海に近いロシアのクラスノダールで数万羽のカモがインフルエンザ感染で死んでいるのが確認された事件に関し、Bloomberg Newsは4日、ロシアの動植物衛生監督局(Rosselkhoznadzor)の広報官の話として「先週湖畔で『数百羽』のカモが死んだのは低病原性鳥インフルエンザウィルスが原因」であると伝えました。
11月30日のAFPの報告では、クラスノダールで約4,000羽の野生のカモがH5ウィルスの感染で死んだと伝えられていました。死んだカモが見つかった湖は黒海のリゾートタウンアパナの近くです。Bloomberg Newsは、クラスノダールの当局者が家きんへの感染は起きていないと言っていると伝えています。動植物衛生監督局(Rosselkhoznadzor)の広報官は、死んだ鳥は除去するが、それ以外のカモの殺処分は行わないと話しています。クラスノダール当局はこの地域の立入と狩猟を禁止しました。

アメリカ産婦人科学会 妊娠女性へのワクチン接種を推奨(2012年12月4日、アメリカ産婦人科学会)

先ごろCDC(アメリカ疾病予防管理センター)が、今期はインフルエンザの流行がひどい年になりそうだと発表しました。アメリカ産婦人科学会は、妊娠している全ての女性とシーズン中(10月から5月)に妊娠の予定がある女性はインフルエンザワクチンの接種を受けるよう推奨します。
CDCでは生後6カ月以上の全ての人にワクチン接種を勧めています。CDCによれば、毎年大体人口の5%から20%の人々がインフルエンザに罹り、これに関連して死亡する人の数は3,000人から49,000人にのぼるといいます。
妊娠中の女性や幼児、年配者など特定のグループでは、肺炎その他のさまざまな感染症、脱水など深刻な合併症の危険性が増大します。 ワクチンの接種は出産前のケアの必須の要素であり、妊娠の時期に関わらず全ての妊婦に推奨されるものです。特に妊娠中にインフルエンザワクチンを接種すると母体だけでなく胎児も守られることからことさら重要です。生まれた赤ちゃんは6カ月になるまでインフルエンザワクチンの接種を受けることができません。それまでの間はお母さんから抗体を貰い受けて守っているのです。分娩後の女性や授乳している女性であってもインフルエンザワクチンの接種を受けることができます。インフルエンザシーズンの初期に接種するのが最適ですが、シーズン中いつでも、また妊娠中のどの時期であっても接種は受けるべきです。
インフルエンザの症状は軽い場合もあれば重いこともありますが、発熱、咳、咽頭痛、からだや筋肉の痛み、鼻水鼻づまり、頭痛、倦怠感、嘔気、嘔吐(特に乳幼児に多発)などがあります。

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