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鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ バックナンバー  ※外部サイトへリンクしています

2012年8月

2009年のH1N1によるパンデミックでは神経疾患を持つ子どもが重症化(2012年8月29日、CDC)

2009年のパンデミックで亡くなった子どもたちについて調査研究した結果、基礎疾患として脳性まひや筋ジストロフィーなどの神経疾患をもっていた子どもたちが最も死亡の危険が高かったことがわかりました。CDCの研究チームが発表したものです。
研究チームは、州と地方の保健所からCDCに提出されたデータをもとに2009年のH1N1ウイルスによるパンデミックに関連して亡くなった子どもについて調査しました。その数はそれ以前の5年間に季節性インフルエンザで死亡した小児の平均数の5倍に上りました。さらに亡くなった子どもの68%は基礎疾患を抱えており、このために重症の合併症を増加させていました。
研究結果は、危険因子をもつ子どもたちにワクチン接種を呼びかけています。この研究結果は「Pediatrics誌」のオンライン版に掲載されました。

CDC H3N2vのヒト-ヒト感染の発生を発表(2012年8月24日、CDC)

CDC(米国疾病予防管理センター)は24日、新たに52人のH3N2v患者の発生を報告し、7月以降全米で確認された患者は10の州で276人になったと発表しました。
またこの報告の中で、大部分の感染はブタとの接触によって起きているものの、ヒト−ヒト感染と思われる3例の患者が確認されたことを発表しました。
H3N2vウイルスは2010年にブタで発見され、2011年7月には初めてヒトへの感染が確認されましたが、この変異型のH3N2ウイルスは、他の変異型のウイルスよりもブタからヒトへの感染を引き起こしやすいようです。 CDCは、進化を続けているこの状況に対応して、各州と一緒に綿密に状況のモニタリングを続けていると述べています。 CDCのジョセフ・ブレジー医師によれば、H3N2vの限定的なヒト-ヒト感染は昨年も確認されていますが、現在に至るまで容易にヒトからヒトへと感染するような状況にはなっていないと話しています。
ブレジー氏は「ほとんどの患者は、展示されているブタと一緒にいた子どもであり、ブタと比較的長時間に亘って密接な接触をした後に発病している」と言っています。
新たに確認された52例の患者は、イリノイ州が1人、メリーランド州12人、ミシガン州4人、ミネソタ州1人、オハイオ州26人、ペンシルバニア州2人、ウィスコンシン州6人となっています。メリーランドとミネソタでは初めてH1N1(2009)からM遺伝子を譲り受けたH3N2vも見つかっています。
3人のヒト−ヒト感染例は、患者と接触のあった家族を検査して確認されたものですが、それ以上の疫学的なリンクはありませんでした。3人ヒト−ヒト感染の例は1人の患者から他の人に感染したと思われ、更に次の人へと感染を繰り返すことはなかったと考えられています。3件のヒト-ヒト感染は同じ家庭で暮らしていた2人の間で起きており、それぞれの家庭で最初に感染した人は農業フェアでブタと接触していました。

ベトナム バックカン省でH5N1鳥インフルエンザが発生(2012年8月23日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)はベトナム北部のバックカン省の3カ所の村でH5N1鳥インフルエンザが発生したと発表しました。
鳥インフルエンザが発生したのはバックカン省チョドンの3つの村で、飼育していた1,867羽の家きんうち366羽が発病しました。当局では感染拡大防止のため、全ての家きんを殺処分したと伝えています。

高齢者施設、抗ウイルス薬予防投与を インフル治療で学会 (2012年8月22日、日本経済新聞)

今年春に高齢者施設でインフルエンザの集団感染で死者が相次いだことを受け、日本感染症学会は22日までに、そうした施設で感染の疑いがある人が複数見つかり、簡易検査で一人でも陽性となった場合は、他の入所者に抗ウイルス薬を予防投与するよう勧める提言をまとめました。
【関連サイト】日本感染症学会提言2012「インフルエンザ病院内感染対策の考え方について(高齢者施設を含めて)」 (2012年8月20日、日本感染症学会)

ミネソタ州でも初のH3N2v患者を確認。CDCが学校に注意を呼びかけ(2012年8月21日、CIDRAP)

ミネソタ州保健当局は8月20日、同州初の変異型H3N2患者の発生を報告しました。各州への感染の広がりにCDC(米国疾病予防管理センター)は学校に対して感染への注意を呼びかけました。
ミネソタ保健局(MDH)は声明を発表し、就学前の子ども1人がH3N2vに感染したことと、この子の年上のきょうだいもおそらく感染していただろうと述べました。
ツィンシティーズに住むこの2人の子どもは、10日にダコタ郡で開かれた農業フェアのアニマルマーケットに家族で訪れており、その2日後に発病しました。MDHは2人がおそらくこのアニマルマーケットでウイルスに曝されたのだろうと言っています。 2人とも検査をしましたが、幼い方の子どもだけが陽性となりました。しかしMDHでは年上の方の子どももインフルエンザのような症状が出ており、しかも陽性だっもう1人の子と一緒だったことから、おそらくこの子も感染していただろうと見ています。2人とも入院はしておらず、回復しています。MDHではこの2人から他の人々への感染の広がりはなかったと言っています。
一方、オハイオ州当局も新たな感染者が確認され、これまでの感染者数は79人になったと発表しました。前週より7人増えたことになります。
オハイオとミネソタの患者を加えると全米の患者数は10の州で239人になったことになります。
他方、CDCは17日、学校でのH3N2vによる集団感染はこれまでに報告されていないが、H3N2vはH1N1(2009)ウイルスからマトリックス遺伝子を受け継いでいることから容易にヒトの間で感染が広がる可能性があると述べました。CDCは学校向けのガイダンスの中で、感染リスクは主にブタとの接触に限られているように見えるが、以前数件のヒト−ヒト感染が確認されており、再び起きることもありうると警告しています。

変異型H3N2のヒト感染、更に3州に拡大(2012年8月17日、CIDRAP)

農業フェアに出展されたブタとの接触を主な感染源とするH3N2vウイルスのヒトへの感染は、新たにメリーランド州、ペンシルバニア州、ウィスコンシン州で確認され、この夏の全米の患者数は合計9州で230人に達しました。
最も多くの患者が報告されているのはインディアナ州です。前の州120人だった患者数は今週138人に増えました。ブタ由来のH3N2vウイルスは2009年にパンデミックをおこしたH1N1(2009)ウイルスからマトリックス遺伝子を譲り受けています。今年の夏はこれまでにハワイ州、イリノイ州、インディアナ州、メリーランド州、ミシガン州、オハイオ州、ペンシルバニア州、ウェストバージニア州、ウィスコンシン州で感染者が確認されています。
メリーランド州は17日、6人の患者の発生を報告しました。5人が子どもで1人が大人の患者です。いずれもブタとの直接接触が感染源と見られています。重症患者は出ておらず、入院した患者もいませんでした。
ペンシルバニア州は4人の診断確定患者と6人の疑いのある患者を報告しました。全員が5日から11日まで開催されたハンチングトン郡の農業フェアに参加した青年でした。入院した患者はいません。検査は今も続いていますが当局では今のところヒトーヒト感染の証拠は見あたらないと伝えています。
ウィスコンシン州当局は州が主催した農業フェアに参加した2人のH3N2v感染者を確認したと発表しました。1人はフェアで働いていた大人の患者でしたがブタとの直接の接触はありませんでした。もう1人は州西部出身の若者で、フェアへのブタの出展者でした。2人とも入院はせず回復しています。ウィスコンシン州の保健所と検査機関はほかのケースについても検査中です。
一方インディアナ州は新たに3つの郡で患者の発生が確認され、これにより患者が確認された郡は合計23になったと発表しました。また昨日の声明の中でインディアナ州保健局(ISDH)は、州の検査機関に提出された検体の中に若干重複して提出された検体があったことを発見し、確定患者数を調整したことを発表しました。インディアナ州の保険当局では患者の調査を続けていますが、これまでのところヒト−ヒト感染の証拠は確認されていません。声明によるとヒトへの感染のほとんどはブタの畜舎の中で働いていたとかフェアにブタを出展したとかというようにブタと密接に接触したことで感染したようだと伝えています。
CDC(米国疾病予防管理センター)のインフルエンザ部のジョー・ブレジー博士はCIDRAPニュースに対して、大部分のH3N2v感染は未だ子どもを対象に起きており、フェアで1日中畜舎内のブタと一緒に過ごすなど、ブタとの直接の接触によって感染していると述べました。「偶然ブタと接触をして感染したケースもあるが、その数は多くはない」と言っています。またCDCは全ての患者の十分な情報をまだ持っていないために、異なったタイプの曝露による危険性の違いについて評価できていないと付け加えました。CDCはあと数週のうちに、H3N2vに関するまとまったデータを入手できる見込みであるとしていますが、これまでのところ患者の90%以上は子どもであり、この傾向は先週の報告と変わっていないと言っています。

香港 H3N2vを法定届出伝染病に指定(2012年8月17日、香港政府)

香港の衛生防護センターは17日、疾病予防管理条例を改定しH3N2vインフルエンザを法定届出伝染病に含めたと発表しました。
スポークスマンは「最近アメリカ国内でH3N2v患者の重大な増加が報告された。この感染症が香港に入ってきた場合に備えて、この型のインフルエンザの監視活動を強化し、公共的な予防措置を増強できるよう公衆衛生上の整備が必要である。このため政府は条例を改定しH3N2vインフルエンザを届出伝染病に含めることにした。この改定は17日から発効する」「法令改正により香港では、公衆衛生上のリスクが増大した際には、疾病の早期発見が容易になり、優れた疾病対策を講ずることができ、必要に応じ適切な公衆衛生対策も取れるようになる」と話しました。

新たにミシガン州とウェストバージニア州でも患者発生(2012年8月16日、CIDRAP)

新たにミシガン州とウェストバージニア州から変異型のH3N2(H3N2v)の感染報告がありました。両州ともこの夏初めての患者発生です。また、オハイオ州からも新たに14人の患者確認の報告があり、これまでの報告と併せて72人になりました。これらの3州からの報告を合わせるとこの夏全米で確認されたH3N2v患者の数は198人に上ります。
ミシガン州で確認された患者は1人、ウェストバージニア州で確認された患者は3人で、いずれも農業フェアに参加していました。ウェストバージニア州の当局者は、患者数が更に増えても驚かないと述べています。
ウェストバージニア州では2011年の12月に2人の子供がH3N2vに感染したことが確認されていますが、この2人は同じ託児施設に通っており、ブタとの接触歴はありませんでした。
【関連サイト】CDC 新たに2例の新種のウイルスによるインフルエンザ感染を報告(2011年12月23日、CIDRAP)

ベトナム ナム・ディン省で6件のH5N1鳥インフルエンザが発生(2012年8月15日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)はベトナムで新たに6件のH5N1鳥インフルエンザが発生したと発表しました。
鳥インフルエンザが発生したのはベトナム北部のナム・ディン省の村で、7月26日から8月12日にかけて感染が広がり、飼育していた7,702羽全てが殺処分されました。発症したトリの数や病気で死んだトリの数など詳細の情報は報告されていません。

オハイオ州 新たに18人のH3N2v患者の発生を報告(2012年8月14日、CIDRAP)

オハイオ州保健局(ODH)は14日、新たに18人のH3N2v患者が確認されたと発表しました。前回発表が行われたのは10日でしたので、4日間で18人が増加したことになります。これによりオハイオ州で感染が確認された患者の数は54人となりました。
患者の年齢は6カ月から36歳までに分布し、このうち5人が入院しましたが現在は既に退院しています。
当局では、農業祭への参加を見合わせる必要はないとしていますが、頻繁に手洗いを行うなどブタの周辺では感染対策をとるよう注意を呼びかけています。

オランダ H7N7低病原性鳥インフルエンザで約32,000羽の鶏を処分(2012年8月14日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)は、オランダ当局のユトレヒト州でH7N7型低病原性鳥インフルエンザが発生したと発表しました。
感染した鶏の数などは報告されていませんが、感染拡大防止のため農場が飼育していた31,870羽の雌鶏が殺処分されたと伝えています。

新種豚インフル、米で新たに100人超確認(2012年8月10日、朝日新聞)

米疾病対策センター(CDC)は9日、新種の豚インフルエンザ(H3N2型)の感染者が今週になって新たに129人確認されたと発表しました。患者の多くは子供で、農業祭に参加し豚に接触した際に感染したと見られており、患者のほとんどは中西部インディアナ州で発生しています。
このウイルスは、現在の季節性インフルエンザのワクチンでは予防効果が期待できないため、手洗いの徹底を呼びかけており、2009年に大流行したH1N1型の遺伝子を持つインフルエンザウイルスを持っています。

インドネシア 37歳男性がH5N1で死亡(2012年8月10日、WHO)

インドネシア保健省は10日、37歳の男性がH5N1鳥インフルエンザで死亡したことをWHOに報告しました。これにより今年インドネシア国内で感染が確認された患者の数は8人となりました。発症した8人全員が死亡しています。
ジョグジャカルタ出身のこの男性は7月24日に発熱があり、27日に入院しましたが、30日に死亡しました。男性の家には4羽のペット用の鳥を飼育するケージがあったほか、50m先には家きんの食肉解体施設と養鶏場がありましたが、この男性が死んだトリや病気のトリとの接触があったかどうかの特定はされていません。
2005年以降インドネシアでは191人のH5N1感染者が確認され、このうち159人が死亡しており、致死率は83%に及んでいます。この数字はどちらも世界でトップです。
世界全体ではこれまでに608人の感染が確認され、359人が死亡(致死率59%)しています。

CDC H3N2v関連情報を更新(2012年8月10日、CIDRAP)

CDC(米国疾病予防管理センター)は10日、7月中旬以降新型のH3N2ウィルス(H3N2v)に感染した患者の報告数が153人となったと発表しました。感染した人々のほとんどがブタとの接触があったか、農業フェアに出展されたブタの近くにいた人であるといいます。
またこのウイルスの迅速診断テストの感度にはバラつきがあるため、陰性という結果が出ても治療の判断には使わないようにとの情報を発信しました。 CDCが発表した最新の患者数は、インディアナ州保健局が昨日発表した7人の患者とオハイオ州の1人を加えた数です。
一方オハイオ州保健局は今日、新たに6人の患者が確認され同州の患者数が36人に達したことを発表しました。これによりアメリカ国内全体での患者数は158人になりました。
今シーズンこのH3N2vウイルスのヒト−ヒト感染は確認されていませんが、限定的には感染することも考えられるといいます。実際2011年には家族内感染の例と保育施設でのヒト-ヒト感染が確認されました。 CDCは、このウイルスはブタの間では既に全国的に蔓延しているようだと考えています。 喘息のある患者は重症化する可能性があること、また病気で治療中の患者についても併発した場合には季節性インフルエンザの場合と同様に重症化することに医療関係者は注意してほしいと呼びかけています。

インディアナ州、オハイオ州  変異型H3N2v患者が急増(2012年8月8日、CIDRAP)

インディアナ州のブタ由来変異型H3N2インフルエンザ(H3N2v)患者が113人に急増しました。一方オハイオ州では30人に達し、一気にこれまで発表された患者数の2倍となりました。しかし両州の当局者は「ヒト−ヒト感染は確認されていない」と話しています。
インディアナ州保健局はこれまでに113人の患者が18の郡に散らばっているのが確認されたと発表し、この数は今週中に更に増えることを予測しています。これまでに確認された患者の大部分はカントリーフェア(郡の農業祭)でブタと接触のあった子どもでした。しかし8日の発表では患者の年齢や、ブタとの接触歴、疾患の重症度などの詳細は報告されていません。
オハイオ州の発表では「現在州全体で30人のH3N2v患者がいます。全員がフェアでブタと直接接触しており、ヒト−ヒト感染は確認されていません」と話しています。オハイオ州の患者の年齢層は6カ月から36歳までの間と伝えています。1人の患者が予防的措置として入院しましたが、現在既に退院しています。
もう1人H3N2v患者がハワイ州から報告されており、インディアナとオハイオのケースを合わせると、この数週間で明らかになった患者数の合計は144人に達しました。
CDCのスポークスマンは、患者数の増加は検査件数が増えたことが影響していると述べ、さらに一部の患者については最終的に確定診断がつかない場合もありうると述べています。またCDCでは、ほとんどのケースについて、感染はブタとの接触によって起きているという立場を崩していませんが「限定的ではあるが過去にヒトからヒトへの感染があったことが確認されており、現在起きている感染の中にも一部にはヒト-ヒト感染が起きることが予測される」と話しています。
CDCではこの新型ウイルスのワクチンを既に開発しており、二つのメーカーによって製造された製品でこの秋にも臨床試験が予定されています。

ベトナム ニンビン省でもH5N1鳥インフルエンザが発生(2012年8月8日、OIE)

前日6件の鳥インフルエンザの発生を報告したベトナムですが、新たに2件の発生があったことをOIE(国際獣疫事務局)に報告しました。
H5N1型鳥インフルエンザが発生したのは北部のニンビン省の2つの村です。 7月27日と31日に発生し合わせて577羽が死に、903羽が殺処分されました。

ベトナム ハティン省、ハイフォン省で鳥インフルエンザが続く(2012年8月7日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)はベトナム当局から報告のあった6件の新たなH5N1鳥インフルエンザの発生を発表しました。
今回発表された鳥インフルエンザの集団感染は7月16日から8月2日までに発生した6件で、このうち5件はハティン省、1件がハイフォン省で発生しています。 6件の集団感染で感染が確認された家きんは5,446羽、殺処分されたトリは29,753羽と報告されています。

ほとんどのブタがH3N2ウイルスを保有(2012年8月7日、CIDRAP)

インディアナ州とオハイオ州で、H3N2変異型ウイルス(H3N2v)のヒトへの感染が相次いだことを受けて、ブタのウイルス検査を行った結果、ブタは極めて高い割合でH3N2インフルエンザウイルスを保有していることが判明しました。
これら2つの州では過去数週間に農業フェアに関連して約30人のH3N2v感染者が出たと伝えられています。保健当局によるとこのウイルスはH1N1(2009)ウイルスからM遺伝子(マトリックス遺伝子)を譲り受けており、このためにブタからヒトに感染しやすくなっている可能性があるといいます。
インディアナ州動物保健委員会のスポークスマンのデニス・デラー氏は7日、最近開催された3カ所の農業フェアでは、検査した30頭のブタのうち29頭がこのウイルスを保有していたと話しました。
インディアナ州北西部のラポルテ郡で開催されたフェアでは検査した12頭全てが陽性だったと伝えています。ラポルテのフェアでは7月に4人のヒトへの感染が発生しています。 モンローカントリーフェアでは10頭中9頭が陽性でした。このフェアではブタの間に感染が広がったために先週畜舎を閉鎖しました。インフルエンザの症状を発症した数人が検査を受けています。CDC(米国疾病予防管理センター)がこのうちの2人が陽性であることを確認したといいます。
デラー氏はさらに州中南部のワシントン郡のフェアでも、検査した10頭のうち9頭が陽性だったと話しました。このフェアに参加した数人についても現在検査が行われていますが、現時点ではヒトへの感染は確認されていないと伝えています。

H3N2v患者 インディアナとオハイオの各州で更に増加(2012年8月6日、CIDRAP)

インディアナ州とオハイオ州は合計14人の新たなH3N2vブタ由来インフルエンザ患者の発生を発表しました。これによりこの数週間で確認された患者数は30人になりました。いずれも農業フェアに関連して感染した患者です。
3日、インディアナ州保健局(ISDH)は新たに6人の患者発生のプレスリリースを行いました。全員ブタとの接触歴がありました。そして6日、ISDHのスポークスマンはCIDRAPニュースに対して、さらに3人の患者が確認されたと伝えてきました。 オハイオ州保健局(ODH)は声明を発表し、患者数が15人に達したと伝えました。3日にCDC(米国疾病予防管理センター)が発表した10人からさらに5人増えています。15人中14人はバトラー郡の住民で当地のカントリーフェアでブタと接触していました。残りの1人はクラーク郡の住民で、オハイオ州の州フェアでブタとの接触がありました。
CDCは最近の感染者急増に注目しており、ブタから感染しないように予防措置をとるよう呼びかけました。当局は高齢者や幼い子ども、慢性疾患に罹っている患者など重症化しやすい人々はこの夏、ブタやブタの畜舎に近寄らないよう注意を呼びかけています。 CDC当局者は3日現在、過去3週間で16人の患者が発生し、昨年からの通算で感染者は29人となったと発表しました。これに最新のインディアナとオハイオの患者を加えると、最近の患者数は30人となり、昨年からの合計では43人になりました。インディアナとオハイオのほかに最近のケースにはハワイの1例が含まれます。
CDCによるとこのH3N2vウイルスはH1N1(2009)ウイルスとの間で遺伝子交雑をおこし、H1N1(2009)ウイルスからM遺伝子(マトリックス遺伝子)を譲り受けています。このためブタからヒトへの感染やヒトからヒトへの感染を起こしやすくなる可能性があると言っています。今年の夏はヒトからヒトに感染した例は報告されていませんが、昨秋から冬にかけて3例がヒト-ヒト感染だった可能性があることをCDCが先週発表しています。
最近確認された患者の多くは子どもたちでした。小さな子どもたちはこの新型ウイルスへの免疫が十分に備わっていないと考えられています。感染したときの症状は季節性インフルエンザとよく似ているとのことです。

CDC 12人のH3N2v新規患者発生を報告 感染予防処置を推奨(2012年8月3日、CDC)

CDC(米国疾病予防管理センター)は今週新たに12件のA(H3N2v)型ウイルスのヒト感染が3つの州(ハワイ州1人、オハイオ州10人、インディアナ州1人)であったことを報告しました。
2011年7月以降これまでに確認されたH3N2vウイルスは、ヒトインフルエンザウイルスであるA(H1N1)pdm2009からM遺伝子を譲り受けていました。今週報告のあった患者全員が発病する前に、直接的もしくは間接的にブタとの接触歴がありました。オハイオの10人の患者はフェア(品評会)に参加していましたが、そのフェアには病気のブタがいたことが報告されています。インディアナのH3N2v患者もやはりブタが出展されたフェアに参加していました。CDCはフェアに安全で健康的に参加できるように、感染予防処置を講ずるよう推奨しています。
H1N1(2009)からM遺伝子を受け継いだH3N2vウイルスに感染した患者の数は、2011年7月以降全米で29人に上っています。(ハワイ1人、インディアナ7人、アイオワ3人、オハイオ10人、メイン2人、ペンシルバニア3人、ユタ1人、ウェストバージニア2人)このうち23人は発病する前にブタとの接触があったことが報告されています。29人のうち19人はブタが出展されたフェアに参加していました。H3N2vウイルスに感染したほとんどの人はインフルエンザの症状(発熱、咳、鼻水、咽頭痛、筋肉痛)が出てこのうち3人が入院しています。入院した3人はいずれも「ハイリスクコンディション」(基礎疾患や免疫不全などがある状態)の人々でした。感染した全員が完全に回復しています。
ブタインフルエンザのサーベイランス(監視活動)を行ってきたUSDA(米国農務省)によると、H1N1(2009)のM遺伝子をもったH3N2vウイルスはいくつかの州で見つかっているといいます。このウイルスは現在では米国内の広い地域に広がっていると思われます。しかし、適切に取り扱われ、調理されたブタ肉やその他の加工品であれば食べて感染することはないことは強調すべきであると言っています。
H1N1(2009)のM遺伝子を獲得したことで、H3N2vウイルスは、ブタからヒトへの感染や、ヒトからヒトへの感染を起こしやすくなっている可能性があります。

オハイオとインディアナで新たに合わせて10名のH3N2v感染者を確認(2012年8月2日、CIDRAP)

オハイオ州で9名、インディアナ州で1名がブタ由来のH3N2変異型ウイルスの検査で陽性反応を示しました。陽性となった10名全員がカントリーフェア(品評会)に参加していたか、ブタとの接触歴がありました。これにより昨年以降H3N2vに感染したことが確認された患者の数は28人になりました。
オハイオ州保健局(ODH)の当局者によると、オハイオ州ハミルトンで開催されたバトラーカントリーフェアでブタとの接触の後に発症した10人を検査したところ、9人が陽性反応を示しました。残りの1人については再検査が行われているといいます。症状は季節性インフルエンザに似ており、患者の中に入院した者はいなかったということです。9人の感染者を出したバトラー郡の集団感染は、昨年夏以降アメリカ国内で確認されているH3N2v感染では最大のものとなりました。ほとんどの患者は子どもで、ブタとの接触がありました。
隣接するインディアナ州は前日、保健局が、ブタとの接触歴があるジャクソン郡の住民が「インフルエンザA変異型」に感染したことが確認されたと発表しました。発表はこれ以上の詳細を伝えていません。しかしジャクソン郡は、モンローカントリーフェアに関連して数人の人々とブタの感染確認検査が行われていると昨日報告のあったモンロー郡の南東に位置しています。ブタの発病により当局はフェア内のブタの畜舎の閉鎖を決めました。先ごろ伝えられた報告によるとこのフェアに参加した数人が発病しているといいます。
最新の診断確定例は、インディアナ州当局がラポルテカントリ−フェアにブタを出展した4人がH3N2vに感染したことを発表した8日後に出ました。
また7月31日にはハワイ州保健局がマウイ島の住民が検査でH3N2vウイルスに陽性だったと発表しています。
ODHは8月2日、今回の9人の患者のウイルス株が先週インディアナ州で確認された4人の患者のウイルス株と一致したと発表しました。オハイオ州で発生したケースについてはCDC(米国疾病予防管理センター)で確認検査が行われていると話しています。

メキシコ H7N3型鳥インフルエンザ 新たに約18,000羽が感染(2012年8月2日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)の発表によるとメキシコで発生しているH7N3型鳥インフルエンザで新たに3件の集団感染が発生しました。
3件の集団感染は全てハリスコ州で発生しています。6月中旬から始まり合計17,854羽が感染し、そのうち3,000羽が死にました。メキシコでは6月からH7N3型鳥インフルエンザの集団感染が相次いでいますが、既にこれまでに約500万羽が病気で死ぬかもしくは感染拡大防止のために殺処分されています。

3州から新たなH3N2v関連の報告(2012年8月1日、CIDRAP)

ブタ由来の新型インフルエンザウイルスH3N2vが感染範囲を拡大させ、活性を強めているのではないかと思わせる報告がありました。
ハワイ州では1人の患者が感染を確認されたほか、オハイオ州とインディアナ州ではカントリーフェアに関連して複数の人々が感染を疑われています。ハワイ保健局は7月31日、ブタとの接触の可能性があるマウイ島の住民が変異型H3N2ウイルス(H3N2v)に感染していたことが確認されたと発表しました。
オハイオ州当局者はバトラーカントリーフェアでブタとの接触のあった10人が、予備検査でH3N2v感染の可能性を指摘されたと発表しました。当局ではCDC(疾病予防管理センター)による追加試験の結果を待っています。
インディアナ州では先週4人のH3N2v患者の発生が報告されたばかりですが、州当局と報道によれば、モンローカントリーフェアの畜舎でブタが病気で衰弱したことを受けて、参加していた人々とブタに対して検査が行われたと述べています。何人かの子どもにインフルエンザのような症状でているという関係者の証言が紹介されています。

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