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鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ バックナンバー  ※外部サイトへリンクしています

2012年6月

メキシコ 鳥インフルエンザの被害が拡大(2012年6月30日、Market Watch)

メキシコ農業省の食品安全局の発表によると、中西部のハリスコ州で発生した鳥インフルエンザの被害は、6月29日現在10カ所の養鶏場で87万羽の損失に達しているとのことです。
原因となっているH7N3型ウイルスは、6月になって国内で初めてアカティクとテパチトランで確認されました。当局では緊急対策として養鶏場の隔離や生きた家きんの移動禁止などを実施し感染拡大防止に努めています。
これまでにメキシコ食品衛生局では100カ所以上の養鶏場と15カ所の放し飼いの飼育場から4,209件を上回る数のサンプルを採取して検査を行いました。その結果チェックを行った612万羽以上のトリのうちおよそ170万羽が感染していました。

南アフリカ 2カ所のダチョウ農場でH5N2鳥インフルエンザ(2012年6月27日、OIE)

インドネシア保健省はH5N1ウイルス用のワクチンの自給に向けて国内で生産を開始したと発表しました。ナフシァ・ ムボイ氏が新華社通信に伝えた話によると、現在までに数千回接種分のワクチンを製造済みであり、さらにパンデミックに備えて5万回分以上の備蓄を進める予定であるとのことです。ワクチンは西ジャワ州の州都であるバンドンで生産されています。
インドネシアはH5N1型インフルエンザによる死亡者数が世界で最も多い国となっています。(発症者189人のうち157人が死亡)
2007年には、開発途上国はウイルス株を提供しても、先進国が製造した高価なワクチンを購入することができない状況に講義して、一時的にウイルス株のサンプル提供を停止したことがありました。それ以降世界の国々と保健当局者はそのような国々のためのワクチン製造も開始しました。2011年に世界保健総会は、貧しい国々に対するワクチンの供給を改善することを前提としてウイルス株の分配に合意するという専門調査委員会の最終案を承認しました。

7月にも有識者検討会議 新型インフル対策で政府(2012年6月27日、m3.com)

新型インフルエンザ対策特別措置法が4月に成立したことを受け、政府が有識者の検討会議を7月にも設け、個人の行動に制限を求める前提となる緊急事態を宣言する要件などについて議論を始めることが26日、分かりました。法の施行は来年春を目指します。
内閣官房新型インフルエンザ等対策室によると、検討会議は、感染症や公衆衛生の専門家のほか、人権に詳しい法律分野や、国民生活への影響を評価する社会、経済分野の専門家と都道府県や市町村の関係者でつくります。
検討会議ではほかに、緊急事態の宣言後に都道府県知事が使用制限を要請できる「多数の者が利用する施設」の具体的な種類などを定める政令の内容や、政府行動計画の基本的な考え方を審議。来年1〜2月にとりまとめます。
政府はとりまとめに基づいて政令案をつくり、パブリックコメント(意見公募)を経て交付。その後、法が施行され、政府行動計画を閣議決定する予定とのことです。

メキシコの鳥インフルエンザは高病原性のH7N3型と判明(2012年6月25日、OIE)

20万羽以上の家きんに影響が出ているメキシコの鳥インフルエンザについてOIE(国際獣疫事務局)は25日、H7N3型高病原性鳥インフルエンザウイルスが原因であると発表しました。
20日の発表ではH7型の低病原性ウイルスと発表していましたがこの日の発表で訂正したものです。影響が懸念される60カ所の養鶏場ではサンプルを採取して検査が行われています。またおよそ500カ所と見込まれる家きん製品の生産設備では感染予防と隔離措置がとられました。

香港 シマキンバラから採取されたウイルスはH5N1型と判明(2012年6月25日、香港政府)

南アフリカの当局はOIE(国際獣疫事務局)に対して、2件のダチョウ農場でH7N1鳥インフルエンザの集団感染があったことを報告しました。
香港の漁農自然護理署(AFCD)は、元朗(ユンロン)で18日に見つかったシマキンバラの死骸から採取されたウイルスを精査した結果、H5N1型であることが確認されたと発表しました。
【訳注】20日の発表では予備検査でH5型であることまでは確認されましたが、亜型までは確認されていませんでした。AFCDでは養鶏場での鳥インフルエンザ対策が適切に実施されているかどうか点検を続けています。
政府の広報官は市民に正しい衛生管理を行うよう呼びかけました。「野鳥や家きんに直接触れることは止めてください。もし触れた場合には、手をよく洗ってください」と述べています。

インドネシア H5N1ワクチンの国内生産を開始(2012年6月25日、CIDRAP)

インドネシア保健省はH5N1ウイルス用のワクチンの自給に向けて国内で生産を開始したと発表しました。ナフシァ・ ムボイ氏が新華社通信に伝えた話によると、現在までに数千回接種分のワクチンを製造済みであり、さらにパンデミックに備えて5万回分以上の備蓄を進める予定であるとのことです。ワクチンは西ジャワ州の州都であるバンドンで生産されています。
インドネシアはH5N1型インフルエンザによる死亡者数が世界で最も多い国となっています。(発症者189人のうち157人が死亡)
2007年には、開発途上国はウイルス株を提供しても、先進国が製造した高価なワクチンを購入することができない状況に講義して、一時的にウイルス株のサンプル提供を停止したことがありました。それ以降世界の国々と保健当局者はそのような国々のためのワクチン製造も開始しました。2011年に世界保健総会は、貧しい国々に対するワクチンの供給を改善することを前提としてウイルス株の分配に合意するという専門調査委員会の最終案を承認しました。

メキシコ 3カ所の養鶏場で20万羽が大量死、6万羽を殺処分(2012年6月22日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)はメキシコ中部のハリスコ州での3カ所の養鶏場でH7型鳥インフルエンザが発生し、飼育する104万羽の鶏のうち58万7千羽が感染、21万羽以上が病気で死に、6万羽を殺処分したと報告があったことを発表しました。
集団感染は未だ収束しておらず、追加報告が待たれています。

香港  シマキンバラの死骸からH5型ウイルスの陽性反応(2012年6月20日、香港漁農自然護理署(AFCD))

香港の漁農自然護理署(AFCD)は20日、元朗(ユンロン)で発見されたシマキンバラ(スズメ目カエデチョウ科の野鳥)の死骸からH5型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたと発表しました。検査結果を確定するため精密検査が行われています。
シマキンバラの死骸は18日に元朗市内の中学校で発見されました。シマキンバラは香港ではよく見られる鳥です。

南アフリカ H7N1鳥インフルエンザの発生をOIEに報告(2012年6月19日、OIE)

南アフリカの当局はOIE(国際獣疫事務局)に対して、2件のダチョウ農場でH7N1鳥インフルエンザの集団感染があったことを報告しました。
1件目は2月24日に東ケープ州の農場で発生したもので飼育していた1,493羽のダチョウのうち44羽の感染が確認されました。農場では飼育していた1,493羽全てを殺処分にしました。2件目は4月25日に西ケープ州の農場で発生しました。飼育している340羽のダチョウのうち10羽の感染が確認されました。死んだダチョウはなく、殺処分も行われませんでした。
南アフリカのダチョウ農場では2011年2月から今年の春までH5N2型の鳥インフルエンザも発生しており、2種類の鳥インフルエンザウィルスが感染を繰り返していたことになります。

香港 異常に長引くインフルエンザシーズン(2012年6月18日、香港政府ニュース)

香港の衛生防護センターのトーマス・ツァンセンター長は18日、ウィルスの遺伝子が変異したことにより今年のインフルエンザシーズンが長引いている可能性があるとして、今年は異常なパターンとなっていると発表しました。
1月から6月までの地域ごとのインフルエンザ流行度は高いレベルを保っています。5月の最後の週から6月の第1週のインフルエンザ患者数は1,100名でした。先週の患者数は600名まで低下しましたが、通常であればこの時期の平均患者数は100名であり、依然として高いレベルとなっています。同センター長は、今年流行しているウイルスは僅かに遺伝子の変異を起こしていると話しています。
香港では1月以降170人以上の患者がインフルエンザで死亡しました。その90%は高齢者です。ツァン博士は市民と各期間に対し警戒を呼びかけています。

香港 九龍(クーロン)地区で上気道炎が多発(2012年6月8日、香港衛生防護センター)

香港ではつい先日旺角(モンコク)の幼稚園でインフルエンザ様疾患の流行が報告されたばかりですが、すぐ近くにある九龍(クーロン)地区で上気道炎が多発しているとの発表がありました。
発病が確認されたのは九龍地区に住む28歳から61歳までの、男性20人と女性19人の合わせて39人です。咳や咽頭痛を訴えており、5月31日から住民の間で流行が始まっています。58歳の男性が入院しましたが、ほかは全員軽症です。
香港衛生防護センターは市民に予防措置をとるように呼びかけています。
※「上気道炎」とは鼻から喉頭にかけてのウイルスや細菌などによる炎症性疾患の総称です。この記事ではインフルエンザウイルスによるものかどうか確定診断がついていないために「上気道炎」と表記しています。「カゼ」というのとほぼ同じような意味で使われています。

WHO エジプトで4歳児が鳥インフルエンザに感染(2012年6月7日、WHO)

エジプト保健省はH5N1鳥インフルエンザの新たなヒトへの感染があったことを発表しました。
患者はカフルアッシャイフ県に住む4歳の女児です。この女児は4月25日に発症し、26日に入院して入院と同時にオセルタミビル(タミフル)の治療を受けました。5月7日に退院しています。調査の結果、家の庭で飼育していた家きんとの接触が感染原因と見られています。
現在までエジプトでは168人の感染が確認されており、このうち60人が死亡しています。

香港 幼稚園でインフルエンザ様疾患の集団感染(2012年6月7日、香港衛生防護センター)

香港の衛生防護センター(CHP)は7日、旺角(モンコク)の幼稚園で、インフルエンザ様疾患の集団感染が発生し、幼児20人が感染したことを発表しました。
5月11日以降感染した子供は、3歳から5歳の男の子10人、女の子10人で、呼吸器感染症の症状があり、発熱、咳、咽喉の痛みを訴えていました。このうちの1人で3歳の女児は入院が必要でしたが、この子も含め全員回復しています。
市民と団体の管理者に向けて、インフルエンザの感染予防のため、環境を清潔に保ち、衛生に注意するよう呼びかけています。

中国 甘粛省銀景で鳥インフルエンザ(2012年6月6日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)は、中国当局からの報告として甘粛省白銀(バイイン)の養鶏場でH5N1鳥インフルエンザが発生し、260羽の家きんが死に、残りの18,200羽を殺処分したと発表しました。
感染源は不明とされています。

香港 4歳の男児がA型インフルエンザで重体(2012年6月6日、香港政府)

香港の衛生防護センターは、新たに4歳の男児がA型のインフルエンザで重体となっており現在精査中であると発表し、市民に注意をするよう呼びかけています。
この少年は4日に発熱と咳、息切れを発症し、翌日廣華(クォンワー)病院の小児集中治療室(PICU)に入院しました。診療の結果肺炎と診断されました。現在重体となっています。
鼻腔から吸引した鼻汁を検査したところA型インフルエンザに対して陽性反応を示しました。この男の子が最近どこかに旅行したという経歴はありませんでした。接触のあった家族でインフルエンザの症状が出ている者はいません。 当局では市民に対してインフルエンザ予防の対策をとるよう注意を呼びかけています。
【訳注】現在の時点では「A型」であることとだけ報じており、亜型はまだ判明していない模様です。

香港の男児から確認されたウイルスは「クレード2.3.2.1型」(2012年6月5日、CIDRAP)

保健当局者は入院している2歳の男の子が感染したH5N1ウイルスは、野鳥の間や以前地域でヒトへの感染例でも見つかったウイルスと同じタイプのものであると発表しました。
香港の衛生防護センター(CHP)が行った検査によると、今回検出されたH5ウイルスの遺伝子は「クレード2.3.2.1」と呼ばれる型に属しており、2011年から2012年にかけて野鳥から分離された型と同じクレード(生物分岐群)と同じでした。また、2010年晩年に旅行先で感染して香港に帰ったヒトの感染例でも確認されていると話しました。 香港大学のウイルス学者であるグアン・イー博士は5日のThe Standard紙で、この型のウイルスは中国本土やモンゴル、東ヨーロッパでも確認されていると述べています。
CHPの発表では、広州市出身のこの男の子は依然として重体が続いており、マーガレット王女病院の小児集中治療室(PICU)で治療を続けているということです。
一方WHOは今日の声明で、二次感染や集団感染が見られていないことから散発的な感染のようだと発表しています。
※「クレード2.3.2.1」型のウイルスに関しては、昨年の8月にFAO(国連農業機関)が、中国やベトナムでこれまでのワクチンが効かない新しい型のウイルスが流行しているとして警告を発しました。 その後WHOがあわてて、以前からこのウイルスの存在は確認しており、公衆衛生上の危険が増大するものではないと不安を打ち消すのに必死だった経緯があります。香港大学のウイルス学者マリク・ベイリス氏も「効果のあるワクチンが無いことから、ヒトへの感染を出さないよう家きんや野鳥への感染の広がりをより注意深くモニタリングする必要がある」と警告していました。
【関連サイト】国連機関が警告 鳥インフルエンザが再流行(2011年8月29日、FAO)
【関連サイト】WHO 「今回のH5N1変異株の発生で公衆衛生上の危険性は増加することはない」(2011年8月30日、WHO)

WHO 広州市出身の2歳児が鳥インフルエンザで重体(2012年6月5日、WHO)

香港の衛生防護センター(CHP)はH5N1鳥インフルエンザの新たなヒトへの感染例が発生したと発表しました。 患者は広東省広州市の2歳の男児です。この男の子は5月23日に広東省で発症し、26日に香港の個人診療所を受診しました。 28日には熱性けいれんを起こし転院に転院しました。6月2日になって検査機関はH5N1鳥インフルエンザウイルスによる感染であることを確認しました。患者は重体が続いており、現在も入院しています。
母親は5月の半ばにこの子を連れて広東省のウェットマーケット(生きた鳥や獣をその場で食肉解体して販売する市場)を訪れていました。この市場で生きたアヒルを買い、解体処理をしています。患者と接触のあった人たちの検査結果は全て陰性でした。今のところ二次感染や集団感染は起きていないことから、今回のケースは散発的なヒト感染であると思われます。
香港ではこれまでに22人のH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染が報告されています。1997年には18人、2003年に2人、2010年に1人、それと今回の1人です。

バングラデシュ 21カ所の養鶏場で鳥インフルエンザ(2012年6月4日、Gulf Times)

バングラデシュの当局は3日、国内にある85カ所の大規模養鶏場のうち21カ所で鳥インフルエンザが発生し、今年に入って46,000羽以上の鶏が処分されたと発表しました。
鳥インフルエンザが国内全土の養鶏場に広がっていることを受けて、8人の専門家で構成される委員会が結成され、ワクチンの接種を開始するための検討が始まりました。委員会は3日以内に答申を提出するよう求められました。
ベトナムなどのように鳥インフルエンザが蔓延している国では家きんに対してワクチンを接種する政策がとられています。しかし定期予防接種後に適切なフォローアップとサーベイランス(監視活動)が行われなければ、集団感染の発生を覆い隠してしまい却って対応を難しくしてしまいます。

香港で男児が鳥インフル 中国広東省で感染か(2012年6月2日、産経新聞)

香港政府は2歳の男児が鳥インフルエンザウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。容体は安定しているようですが、詳細は調査中とのことです。男児は5月23日に中国広東省で発熱などの症状が出た後、26日に香港の病院を訪れていました。

カンボジア コンポンスプー州で鳥インフルエンザが発生(2012年6月1日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)はカンボジアのコンポンスプー州の村で鶏とアヒル併せて564羽が死んだと発表しました。飼育していた1,304羽のうち残りの740羽は全て殺処分されました。
プリング村で13歳の少女がH5N1鳥インフルエンザを発病して死亡したという保健省からの報告を受けて、畜産保健局(Department of Animal Health and Production)の調査チームが、現地の鶏とアヒルから検体を採取するために村に入りました。採取された検体のいくつかからH5N1型高病原性鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。
※OIEの発表では「13歳の少女」とありますが、WHOでは「10歳の少女」と発表しています。

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