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2012年3月

中国 雲南省で鳥インフルエンザが発生 35,000羽を殺処分(2012年3月31日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)は3月31日、雲南省玉渓市の紅塔(ホンタ)区の養鶏場でH5N1鳥インフルエンザが発生したと発表しました。
2羽のトリが病気で死に、残りの35,018羽が感染拡大防止のために殺処分されました。感染源は不明とされています。

鳥インフルエンザ:研究論文一部削除問題 米委員会も「全面公開」 「直ちに悪用ない」(2012年3月31日、毎日新聞)

生物テロへの悪用を理由に、米政府が日欧の科学者による鳥インフルエンザ研究論文の一部削除を米英の科学誌に勧告していた問題で、同政府の科学諮問委員会は30日、従来の方針を撤回し、全面公開を認めることを決めました。論文の公表はただちにテロの危険を招かず、ウイルスの世界的大流行を防ぐ対策のメリットが大きいと判断したものです。

インフルエンザ流行レベルマップ第12週(3月19日〜3月25日)(2012年3月30日、国立感染症研究所)

2012年第12週の定点当たり報告数は14.21(患者報告数69,978)となり、第6週以降減少が続いています。
2012年第7〜第11週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されていますが、B型の検出割合が増加してきています。

イスラエル 鳥インフルエンザで七面鳥20,000羽を殺処分にする予定(2012年3月30日、The Times of Israel)

イスラエルの入職村(モシャブ)ザブディールでは、この数週間に国内で3度目となる鳥インフルエンザが確認されました。農業省ではこの農場の七面鳥20,000羽を殺処分にする予定です。
OIE(国際獣疫事務局)の発表によれば、南部のシャルバ付近では、感染した七面鳥の死骸を食べた数匹のネコが死んでいるのが発見されています。養鶏業者らは、2006年の鳥インフルエンザで相当数の殺処分が行われた後、南イスラエルの養鶏産業が危うく崩壊しかねない状況に立たされたと述べています。
H5N1ウイルスは鳥インフルエンザウイルスとして知られていますが、万が一ヒトに感染した場合には致命的となりえます。保健当局が懸命に封じ込めようとしていますが、鳥インフルエンザによって、ヨーロッパとアジアでは数百万羽の鳥が死んでいます。

入院患者2人がインフルに感染し死亡 新潟の県立病院(2012年3月29日、産経新聞)

新潟県南魚沼市の県立病院で29日、70〜90代の入院患者と女性看護師の計9人がインフルエンザに感染し、患者の2人が死亡したと発表しました。
新潟県がインフルエンザ患者の死亡を確認したのはこの冬初めてです。

ネパール 2件のH5N1鳥インフルエンザの発生を報告(2012年3月27日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)のレポートによるとネパールの畜産当局は、家きんへの2件のH5N1鳥インフルエンザの感染を確認しました。
集団感染が確認されたのは商業用の農場群が集まっているバグマチ州の2カ所です。1カ所目はカトマンズの農場で、カモ、ウズラ、ブタが同じ施設内の、2段式の畜舎で飼育されていました。もう1カ所は、近接した2つの養鶏場で、片方は2階建ての小屋の畜舎、もう片方は小屋とブロイラーの2層式の畜舎で飼育していました。
(訳注:2層式の畜舎はアジア諸国などでよく行われてきた飼育方法ですが、トリとブタの間でウイルスの相互感染が行われやすく、新型インフルエンザの発生の危険性を高めていると言われています。)集団感染により21,806羽のトリが死に、3,014羽が感染拡大防止のために殺処分されました。過去数カ月の間に、同じ州の中の他の養鶏場の間で感染を繰り返されていました。
一方、イスラエルの動物保健局は新たに2匹のネコからH5N1ウイルスの陽性反応が確認されたとして、25日にOIEに報告を行いました。当局では、ハダロムでH5N1鳥インフルエンザで死んだ七面鳥の死骸を食べて死んだ6匹のネコが発見された後、この付近でのモニタリングを行っていました。 積極的なモニタリング活動により2匹のネコで感染が確認されたものです。このうち1匹は死んでいました。このほかにこの地域で15匹のネコが捉えられましたが全て陰性でした。当局ではネコのモニタリングを続けると話しています。

WHO インドネシアで17歳の少年が鳥インフルエンザで死亡(2012年3月26日、WHO)

インドネシア保健省はWHOに対し、新たなH5N1鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染があったことを報告しました。
患者はヌサ・トゥンガラ州に住む17歳の少年です。2月28日に発症し、3月1日に受診しました。症状が重かったことから紹介病院に転送されましたが、3月9日に死亡しました。保健当局により疫学的な調査が行われ、患者が住んでいた家の近所で、家きんが突然死んでいたことが確認されました。
インドネシアでは2005年以降188人の感染が報告され、156人が死亡しています。

インフルエンザ流行レベルマップ第11週(3月12日〜3月18日)(2012年3月23日、国立感染症研究所)

2012年第11週の定点当たり報告数は16.65(患者報告数81,750)となり、第6週以降減少が続いています。
2012年第6〜第10週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されていますが、B型の検出割合が増加してきています。

インド 3月にH1N1(pdm)で12人が死亡(2012年3月26日、CIDRAP)

BBCニュースによると、インドでは今月に入りH1N1(pdm)型のインフルエンザ患者が増加し、12人が死亡しました。
保健当局によると死亡した患者の半数は西部地域の州であるマハーラーシュトラ州、ラージャスターン州、アンドラプラデシュ州、カルナータカ州に集中しています。全国で130名近くの患者が確認されており、その多くは入院しています。(訳注:検査で診断が確定した患者の数と思われます。検査体制が整っていないため、確定診断がされていない患者が多数いると思われます)
ムンバイに次ぐマハーラーシュトラ州第2の都市であるプネーでは、毎日新たなH1N1(pdm)の患者が病院に押しかけていると伝えています。

ネパール バイセパティの養卵場で鳥インフルエンザ(2012年3月21日、Himalayan)

バイセパティ村の養卵場で鳥インフルエンザの発生が確認されました。
動物保健理事会の獣医はこの養卵場で約5,620羽の家きんが大量死したと話しています。専門チームが21日、380羽の鶏と1,620個の鶏卵、350Kgの鶏肉を処分しました。当局ではこの養卵場の経営者が、鶏が病気になったようで餌をあまり食べなくなったと言ったことを受けてサンプルを採取しました。この地域は「危険地帯」であるとの宣言がなされ、消毒が行われる予定です。5日前カトマンズ近郊の養卵場でも鳥インフルエンザが確認されています。
政府は今もJhapa、 Panchthar、Illam、 Sunsaの各地でサーベイランス(監視活動)を続けています。1カ月前カトマンズのRastriya Sabha Griha ではカラスから鳥インフルエンザが確認されています。

バングラデシュ 10件のH5N1集団感染を報告。49,000羽に影響(2012年3月21日、CIDRAP)

バングラデシュ当局がOIE(国際獣疫事務局)に提出した報告書によると、数カ所の地域の養鶏場で合わせて10件のH5N1鳥インフルエンザが発生し、2,886羽のトリが死に、46,359羽の家きんが感染拡大防止のために殺処分されました。
感染のあった各養鶏場での家きんの飼育数は150羽から22,000羽までとなっています。また発生時期は1月19日から3月2日までの約1カ月半の間に起きていました。10件の集団感染のうち6件がダッカ地区で発生したほか、2件がラジシャヒ、クルナとチッタゴンでそれぞれ1件ずつ発生しました。
バングラデシュ当局は1月15日に、12月下旬から1月上旬にかけて発生したH5N1鳥インフルエンザ(ダッカ2件、クルナ1件)により、合わせて43,849羽の家きんが死ぬ、もしくは殺処分されたと発表していました。また、12月21日には11月から12月にかけて発生した2カ所の集団感染を発表し14,885羽の家きんが死ぬ、もしくは殺処分になったことを発表しています。

インドネシア 西ヌサテンガラ州で鳥インフルエンザ疑いの患者多数が治療中(2012年3月21日、Jakarta Post)

西ヌサテンガラ州では、過去数週間に数十人の鳥インフルエンザ疑いの患者が治療を求めて病院を受診しました。
最近、西ロンボクのリングサール地区の少女が受診しました。西ヌサテンガラ州保健所長のモハンマドイスマイル氏は「今日現在、西ロンボクの少女はマタラムの西ヌサテンガラ州総合病院で治療中である」と話しました。
イスマイル氏によるとこの少女は、鳥インフルエンザが発生していた地域で家きんとの接触があったことから、鳥インフルエンザ感染の疑いとしての標準的な治療を受けています。「インフルエンザに伴う高熱の症状も出ている。鳥インフルエンザウイルスによるものかどうかを判断するために血液と体液の検査を行う予定である」と話しています。
さらにイスマイル氏は、先週ビマ地域病院では約10人の鳥インフルエンザ疑いの患者が受診したが、血液検査で陰性だった幾人かは既に帰宅を許可されているとして「今もなおビマ地域病院で治療を続けているのは2人だけだ」と付け加えました。この2人の患者はビマで死んだ家きんとの接触歴があったとのことです。イスマイル氏は現在までのところでは数十人の鳥インフルエンザ疑いの患者が出ているにもかかわらず、西ヌサテンガラ州では鳥インフルエンザと確認された例は1人もいないと話しています。
西ヌサテンガラ州の家畜保健局長は、家きんの鳥インフルエンザはビマのいくつかの地域で発生していると言っています。

エジプト 40歳の女性が鳥インフルエンザで死亡(2012年3月19日、WHO)

エジプト保健人口省はWHOに対し、新たな鳥インフルエンザ患者の発生を報告しました。
患者はダカーリア県に住む40歳の女性です。6日に発症し、12日に入院しました。入院時には既に重体となっており、オセルタミビル(タミフル)による治療を開始しましたが、15日に死亡しました。感染原因は家で飼育していて病気になった家きんとの接触と見られています。
今回のケースを含めエジプトで確認された感染者は164人となり、このうち58人が死亡しています。

香港 ハヤブサの死骸からH5N1鳥インフルエンザウイルスを確認(2012年3月19日、香港政府)

香港の漁農自然護理署(AFCD)は19日にランタウ島で発見されたハヤブサの死骸から、H5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されたと発表しました。
鳥の死骸は12日にランタオ島の80号線嶼南道路で発見されました。発見されたときにはかなり傷んでおり、ウイルスの確認には一連の検査が必要でした。ハヤブサは冬に香港で見かけることはめったにない渡り鳥です。発見された地域は消毒措置がとられました。半径3Km以内の養鶏場でトリが死んだという報告はありません。

オランダ 七面鳥の農場で鳥インフルエンザ(2012年3月18日、UPI)

当局の発表によるとリンブルグ州の農場で七面鳥に鳥インフルエンザが発生しました。
16日夜、オランダ食品・消費者製品安全局は鳥インフルエンザの発生を受けて、1.8マイル(約2.9Km)以内の家きんと卵の輸送を禁止しました。Radio Netherlands Worldwideはこの地域にはおよそ25の養鶏場があると伝えています。当局では鳥インフルエンザが発生した農場で飼育していた42,700羽の七面鳥は全て殺処分にする予定であると話しました。
昨年オランダ国内では数件の鳥インフルエンザが発生しました。多くはヘルダーランド、ゼーランド、フレーヴォランドで起きています。

香港 カラスの死骸からH5型ウイルスの陽性反応(2012年3月17日、Interaksyon.com )

香港の漁農自然護理署(AFCD)は石z尾賽(シェキップメイ)で発見されたカラスの死骸からH5型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたと発表しました。
鳥の死骸は15日、大坑東(タイハントゥン)球技場外の給油場そばにある花畑で発見されました。AFCDは、追加の確認試験が行われるとともに付近の消毒が実施されていると述べました。また半径3km以内の養鶏場で死んだトリは見つかっていません。この件に関連して、AFCDは各養鶏場に対して鳥インフルエンザの予防とバイオセキュリティの措置を強化するよう連絡しました。
養鶏場、ペットショップオーナー及びペットの家きんやレース用のハトの飼育免許保持者などに対しては、適切な予防措置を講ずるよう文書で通知が行われました。

インフルエンザ流行レベルマップ第10週(3月5日〜11日)(2012年3月16日、国立感染症研究所)

2012年第10週の定点当たり報告数は21.06(患者報告数103,863)となり、第6週以降減少が続いています。
2012年第5〜第9週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されていますが、B型の検出割合が増加してきています。

イスラエル ネコのH5N1感染を報告(2012年3月15日、CIDRAP)

イスラエルの獣医当局はOIE(国際獣疫事務局)に対し、最近H5N1鳥インフルエンザが確認された七面鳥の檻の近くで見つかった死んだネコや病気のネコから、H5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されたと報告しました。
報告によると七面鳥が殺処分される前の9日、ネコが死骸を食べていたことが目撃されていたとのことです。ネコが感染した七面鳥を食べているのが目撃されてからおよそ1週間後の14日、4匹のネコが死んでいるのが発見されました。また、他のネコには呼吸器症状が見られ、衰弱していました。当局は15日、この地域を歩き回っていて発見された16匹のネコを捕獲して殺処分しました。キムロン獣医学研究所が行った検査により、ネコから採取した検体からH5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されました。
最近はネコのH5N1感染は報告されていませんでしたが、他にも感染例は報告されています。ドイツ、タイ、オーストリア、インドネシア、韓国では飼い猫の感染が、バンコク近くの動物園ではヒョウとトラの感染が過去に報告されています。研究室内の環境下でネコからネコへの感染が確認されており、専門家の中には理論上ネコからヒトへの感染も起こりうると言う人もいます。

鳥インフル論文削除問題、研究者が学術会議で説明(2012年3月14日、産経新聞)

生物テロに悪用される恐れがあるとして、米政府が日欧の科学者の鳥インフルエンザウイルスの研究論文の一部削除を求めた問題で、著者の東京大医科学研究所の河岡義裕教授が14日、都内で開かれた日本学術会議の会合に出席し、「パンデミック(世界的大流行)対策を決める上で重要な情報だ」と、研究成果を公開する意義を強調しました。

韓国中部の鳥インフル 「低病原性」と判明(2012年3月13日、聯合ニュース)

韓国中部の養鶏場のニワトリから鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、農林水産食品部は13日、毒性の弱い低病原性であることが判明したと明らかにしました。
忠清南道(チョンチュンナムド)鶏竜(ケリョン)市の養鶏場では先ごろ、ニワトリ45羽が死んでいることが見つかり、簡易検査を行った結果、10羽中6羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出ていました。
当局は鶏竜市に、対象農家に対する移動制限措置を解除するまで、管理を続けるよう指示しました。

イスラエル 南部の地域で鳥インフルエンザが発生(2012年3月13日、GLOBES)

イスラエル農業省の高官は先週、南イスラエルのモシャブ(入職村)シャルバと、キブツ(農業共同体)フーリットで鳥インフルエンザの集団感染があったと発表しました。
また、農業省が大規模な鳥インフルエンザの発生に対する準備をしていなかったことを認め、緊急に必要物資を配備する必要性があると述べました。ヒトが鳥インフルエンザに感染した場合致死的であることから、感染したトリの処分には厳重な注意が必要です。11日に行われた緊急会議で農業省は、感染したトリを殺処分するために、アメリカから毒性の泡剤を緊急輸入することも検討していると述べました。

WHO ベトナムのH5N1鳥インフルエンザ患者発生を公表(2012年3月12日、WHO)

ベトナム保健省は新たなヒトへのH5N1鳥インフルエンザウイルスの感染があったことを発表しました。
患者はダクラク省の31歳の男性です。男性は2月29日に発症し、同日医療機関を受診しました。3月4日に入院し、ウイルス性肺炎との診断を受けています。翌5日には転院し、現在も治療中です。 感染原因は病気の家きんを屠殺(とさつ)し、調理して食べたためと見られています。
ベトナムではこれまでに123人が感染し、61人が亡くなっています。
【訳注】このニュースは当サイトでは ベトナム 今年4人目のH5N1感染者の発生を発表(2012年3月8日、Than Nien News) でお伝えしています。

WHO インドネシアで24歳の女性が鳥インフルエンザで死亡(2012年3月12日、WHO)

インドネシア保健省は新たなヒトへのH5N1鳥インフルエンザウイルスの感染があったことを発表しました。
患者はベンクル州の24歳の女性です。女性は2月23日に発熱があり、翌日に入院しました。呼吸困難があり、症状が悪化し、3月1日に死亡しました。疫学的な調査の結果、最近家きんの突然死が起きており、汚染された環境にいたことで感染したのではないかと見られています。
インドネシアでは2005年以降これまでに187人が感染し、155人が死亡しています。

バングラデシュの軽症H5N1感染例の詳細を発表(2012年3月12日、CIDRAP)

バングラデシュでは今年に入り3人のH5N1鳥インフルエンザ患者が確認され、これまでの患者の合計は6人となりました。それにもかかわらず1人も死者は出ていません。患者の発生がありながら死亡者が出ていないのは世界中で唯一バングラデシュだけです。
国際新興感染症会議(ICEID)のポスタープレゼンテーションでは12日、これらの症例の中から2例の詳細を発表しました。2例とも患者は幼い子どもで、2011年に軽い症状の発病を体験しました。研究チームは同時に5歳未満の子どもの軽症のH9N2感染例も発表しています。全例ともサーベイランス(監視活動)を通じて見つかったものでした。どの子も皆、発病前は健康だった子どもであり、発熱と咳、それと(もしくは)鼻水の症状がありました。H5N1感染の子のうち1人はオセルタミビル(タミフル)を服用していましたが、全員が入院もせず合併症も起こすことなく回復しました。
全ての子供が発症の7日から10日前に家きんとの接触歴がありました。2人のH5N1患者から分離されたウイルスはクレード2.2という型に分類されるH5N1ウイルスでした。この型はバングラデシュの家きんに流行しているウイルスの型に近いものです。研究チームは、「研究の結果、家きんの間で鳥インフルエンザが蔓延している地域においては、ヒトへの感染リスクを評価するためにサーベイランス(監視活動)が重要であることが証明された」と述べています。

韓国中部で鳥インフル陽性反応 防疫活動に着手(2012年3月12日、聯合ニュース)

韓国中部の忠清南道で、鳥インフルエンザの感染が疑われるニワトリから陽性反応が出て、当局が防疫活動に着手しました。忠清南道鶏竜市の養鶏場で先ごろ、ニワトリ45羽が死んだことと関連し、簡易検査を行った結果、10羽中6羽から陽性反応が出ました。強毒性の高病原性鳥インフルエンザかどうかは13日の検査で確定します。

インド トリプラ州で鳥インフルエンザが再発(2012年3月10日、taaza.com)

インドのトリプラ州当局は10日、州営のガンジーグラム養鶏場でH5N1鳥インフルエンザが発生したと発表しました。
半径3Km以内の養鶏場と村では家きんとカモの殺処分が開始されました。西トリプラでは1月末に6,200羽以上の家きんとカモが処分されています。

インフルエンザ流行レベルマップ第9週(2/27〜3/4)(2012年3月9日、国立感染症研究所)

2012年第9週の定点当たり報告数は23.70(患者報告数117,012)となり、第6週以降4週連続で減少がみられています。
2012年第4〜第8週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されていますが、B型の検出割合が徐々に増加してきています。

イスラエル、ブータン、香港がH5N1感染の発生を報告(2012年3月9日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)によると、イスラエル農業省は9日、南部地区ハダロムの2カ所の七面鳥農場でH5N1鳥インフルエンザの集団感染が発生したと報告しました。
集団感染は7日に、孵化後12週の七面鳥を飼育しているベエルシェバ付近の施設で始まりました。またもう1カ所、アシュケロン付近の農場では孵化後8週の七面鳥が感染しました。ウイルスは飼育していた51,000羽のうち10,500羽を死なせました。残りの七面鳥は感染拡大防止のために全て殺処分されました。調査は引き続き行われていますが、現在のところ感染源の特定はできていません。イスラエルの最近のH5N1感染は2011年4月にありました。
一方ブータン当局はチュカ地区の農家が飼育していた家きんにH5N1鳥インフルエンザが発生したとOIEに報告しました。今年に入って6回目の報告ですが、全て同じ地域での発生となっています。
香港では新たに2件の野鳥の死骸が発見され検査の結果H5N1ウイルスが確認されたと発表されました。1羽はユリカモメで冬に香港に飛来し、よく見かける野鳥です。もう1羽はハヤブサですが冬には珍しい来訪者です。

ベトナム 今年4人目のH5N1感染者の発生を発表(2012年3月8日、Than Nien News)

Than Nien News は7日、ダクラク省在住の32歳の男性が、H5N1鳥インフルエンザでホーチミン市の熱帯病病院で治療を受けていると伝えました。ベトナムでは今年に入るまで20カ月間鳥インフルエンザ患者の発生がありませんでしたが、今年に入り立て続けに感染者が確認されており、今回の患者発生は既に今年4人目となります。
男性は自宅で飼育していた病気の鶏を屠殺(とさつ)して食べた後に発病し、10日以上も前から咳と高熱が続いていました。飼育していた鶏は病気のため全て死にました。何羽死んだかについては伝えられていません。
患者は発病後3日経って地元の病院に入院しました。その後5日に病院に送られてH5N1鳥インフルエンザであることが確認されました。今年これまでに発生した3人の鳥インフルエンザ患者のうち2人は死亡しています。WHOが今回の患者を確認すれば、2003年以降ベトナムで確認された鳥インフルエンザ患者は123人となります。この数字は世界で3番目に多い数字です(訳注:1位インドネシア、2位エジプト)。このうち61人が死亡しています。

笠間市の特養でインフルエンザで死亡 /茨城(2012年3月8日、毎日新聞)

茨城県は7日、笠間市の特別養護老人ホームで、23人がインフルエンザに集団感染し、70代の入所者が死亡したと伝えました。
茨城県でのインフルエンザによる今シーズンの死者は8人目になります。 

WHO バングラデシュで2人の男性の鳥インフルエンザ感染を確認(2012年3月7日、WHO)

WHOは7日、バングラデシュ保健家族福祉省が新たな2人のH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルス感染者を確認したことを発表しました。2008年以降同国で確認された5人目と6人目の感染者となります。
今回確認された2人は、26歳と18歳の男性で、咳の症状があったということですが2人とも既に回復しています。この2人はつい最近4人目の感染者として報告された男性と同じ家きん市場に勤務しており、市場の定期サーベイランスで発見されたものです。

インドネシア 鳥インフルエンザで今年5人目の死者(2012年3月7日、Strait Times)

インドネシア保健省は7日、 スマトラ島で24歳の女性が鳥インフルエンザで死亡したと発表ました。今年5人目の犠牲者です。
保健省の動物由来感染症の責任者であるRita Kusriastuti医師はAFPに対して「保健省の検査機関によってH5N1ウイルスの陽性反応が確認されました。今年5人目の死亡者になります」と話しました。昨年の12月下旬に中国で18カ月ぶりに死亡者が発生して以来、アジアでは鳥インフルエンザへの心配が高まっています。中国ではその後もう1人犠牲者が出たことが発表されています。
インドネシアは鳥インフルエンザの被害が最も深刻な国となっており、WHOによれば2003年から2011年までの間に150人の死亡者が出ていると報告されています。

インフルエンザウイルス:増殖たんぱく質、ヒト細胞で特定 全型対応薬に道−−東大医科研(2012年3月6日、 毎日新聞)

インフルエンザウイルスが増殖する際に重要な役割を果たすたんぱく質を、東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)のチームがヒトの細胞で発見しました。ウイルスの型によらず有効で薬剤耐性ができにくい抗ウイルス薬開発につながる可能性があるといいます。5日付の米国科学アカデミー紀要に発表しました。

ベトナム 首都ハノイで鳥インフルエンザが発生(2012年3月6日、Thanh Nien News )

ハノイの当局は先週鳥インフルエンザの集団感染が発生したと発表しました。H5N1ウイルスが陽性だったために数千羽のカモが殺処分されたことが知れわたって1週間もたった後の発表でした。
ニュース・ウェブサイトのVietNamNetは5日、2月17日にハノイ郊外のプーシュイエン区ドンティエン村で地元の池の2600羽近いカモが処分されたと伝えました。その5日後にベトナム保健省の中央動物健康診断センターは、鳥インフルエンザウイルスが陽性だったことを発表しました。しかし村では3月1日になってこの情報を公表したにとどまりました。これが今年に入って初めての首都での鳥インフルエンザ発生報告でした。このコミューンでは18の家族で25,000羽近い数のカモを飼育しています。
地区動物保健センター長のプンバンタオ氏はVietNamNetに対して、感染した群れは日齢21日から42日のカモで鳥インフルエンザのワクチンは受けておらず、閉じられた檻で飼育されてはいなかったと話しています。ベトナムでは今年に入って3人の鳥インフルエンザ患者が発生しています。このうち2人は1月に発生したメコンデルタ地域の患者で、2人とも死亡しました。もう1人はビンズオン省の患者で既に退院しています。
家きんに対しては、ベトナム北部と中央部の12の省で感染を広げています。ベトナムの保健当局は、ウイルスの変異により従来のワクチンに対して抵抗力を持つようになってしまい、感染拡大を抑える適当なワクチンを準備できないでいることから、危機は進行しているかもしれないと警告しています。

WHO バングラデシュでH5N1のヒト感染を確認(2012年3月2日、WHO)

バングラデシュ当局は同国4人目となるH5N1鳥インフルエンザの感染者が発生したと発表しました。患者はダッカ市内の生きた家きんを売買している市場に働く40歳の男性です。
咳の症状を訴えて医療機関を受診しましたが、PCR検査(逆転写ポリメラーゼ連鎖反応検査)により感染が判明しました。バングラデシュ疫学・疾病管理研究所(Institute of Epidemiology, Disease Control, and Research)が2月27日に発表したものです。患者の容態は回復し、現在は症状がなくなっています。
バングラデシュでは2008年に初めてH5N1感染者が報告された後、さらに昨年までに2人の感染者が報告されていました。死亡者は1人も出ていません。WHOはまだ今回の患者発生を確認していません。WHOが現在発表している感染者数は589人で、このうち348人が死亡したとしています。
※このニュースは当サイトでは3月1日付
バングラデシュ 4人目のH5N1感染者発生を報告(2012年3月1日、CIDRAP) で伝えています。

ベトナム、ブータンでH5N1による家きんの集団感染(2012年3月2日、CIDRAP)

ブータンとベトナムの畜産当局はOIE(国際獣疫事務局)に対し、家きんへの新たなH5N1鳥インフルエンザの集団感染の発生を報告しました。
ベトナムではクァンニン省の村で裏庭飼育していたトリが被害を受けました。2月21日に始まった集団感染で200羽のトリが死に、感染拡大を防ぐために230羽が殺処分されました。
一方ブータンでは4カ所の村の裏庭飼育のトリと、1カ所の養鶏場で起きた集団感染で36羽のトリが死に、1,361羽が殺処分されました。

インフルエンザ流行レベルマップ第8週 B型が徐々に増加(2012年3月2日、国立感染症研究所)

2012年第8週の定点当たり報告数は29.04(患者報告数143,267)となり、第6週以降3週連続で減少がみられています。
2012年第3〜第7週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されていますが、B型の検出割合が徐々に増加してきています。

WHO インドネシア バリ島の少年の死亡を公表(2012年3月1日、WHO)

インドネシア当局はWHOに対し、新たなH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染があったことを報告しました。
患者はバリ島の12歳の少年です。2月11日に発病し、16日に個人開業のクリニックに入院しましたが、症状は悪化を続け、重度の呼吸困難となりました。 2月20日に鳥インフルエンザの紹介病院に紹介されましたが、21日に死亡しました。 感染源は家きんとの接触ではないかと見られていますが、家族や近所の家で飼育している家きんが死んだという報告はなく、調査が続けられています。
2005年以降インドネシアでヒトへの感染が確認された数は186人となり、このうち154人が死亡しています。
※このニュースは当サイトでは2月28日付
インドネシア 12歳の少年が鳥インフルエンザで死亡(2012年2月28日、seattlepi) で伝えています。

バングラデシュ 4人目のH5N1感染者発生を報告(2012年3月1日、CIDRAP)

バングラデシュ当局は同国4人目となるH5N1鳥インフルエンザの感染者が発生したと発表しました。患者はダッカ市内の生きた家きんを売買している市場に働く40歳の男性です。
咳の症状を訴えて医療機関を受診しましたが、PCR検査(逆転写ポリメラーゼ連鎖反応検査)により感染が判明しました。バングラデシュ疫学・疾病管理研究所(Institute of Epidemiology, Disease Control, and Research)が2月27日に発表したものです。患者の容態は回復し、現在は症状がなくなっています。
バングラデシュでは2008年に初めてH5N1感染者が報告された後、さらに昨年までに2人の感染者が報告されていました。死亡者は1人も出ていません。WHOはまだ今回の患者発生を確認していません。WHOが現在発表している感染者数は589人で、このうち348人が死亡したとしています。

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