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鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ バックナンバー  ※外部サイトへリンクしています

2012年2月

香港 野鳥からのH5ウイルス検出が続く(2012年2月29日、香港特別行政府)

先日シキチョウの死骸からH5型ウイルスが確認されたばかりの香港の長洲(チョンチャウ)で、またもシキチョウの死骸からH5型ウイルスの陽性反応が検出されました。2月29日に漁農自然護理署が発表したものです。
現在確認のための精密検査が行われています。
シキチョウの死骸は2月27日に採取されました。シキチョウは香港では普通に見られる鳥です。 発見された地域では清掃と消毒の処置が強化されています。また半径3km以内の養鶏場で死んだ家きんが確認されたところはありません。

ミャンマー H5N1鳥インフルエンザが再発(2012年2月29日、CIDRAP)

ミャンマーの畜産局はサガイン地区の2カ所の養鶏場でH5N1鳥インフルエンザが発生したと発表しました。OIE(国際獣疫事務局)の報告書が伝えたものです。
集団感染は2月20日に発生し、4日間で飼育していた1,060羽のうちの61羽が死にました。飼育していたのは生後5カ月から18カ月までの鶏です。感染の拡大を防ぐために残りの鶏は殺処分されました。
感染源は特定されていません。ミャンマーでの鳥インフルエンザ発生の報告は2011年4月以来のことです。

香港 カンムリオオタカとシキチョウの死骸からH5N1の陽性反応(2012年2月29日、香港特別行政府)

香港の漁農自然護理署は28日、モンコック(旺角)とチョンチャウ(長洲)で発見されたカンムリオオタカとシキチョウの死骸からH5N1鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたと発表しました。確認のため精密検査が行われています。

インフルエンザ:集団感染、90代の女性が死亡 県内今季初 /愛媛(2012年2月28日、毎日新聞)

愛媛県は27日、今治保健所管内の高齢者介護施設でインフルエンザの集団感染があり、90代の女性1人が死亡したと発表しました。

インフル2人死亡:兵庫の病院内科病棟 感染経路は不明(2012年2月28日、毎日新聞)

兵庫県篠山市の兵庫医科大ささやま医療センターは28日、入院患者4人がインフルエンザを発症し、85歳の男女2名が死亡したと発表しました。

エジプト H5N1鳥インフルエンザで2人が死亡(2012年2月28日、WHO)

WHOはエジプトで新たに2人の男女がH5N1鳥インフルエンザに感染して死亡したと発表しました。
1人目の患者はブハイラー県に住む32歳の男性です。16日に発病し、21日に入院してオセルタミビル(タミフル)による治療を開始しましたが、28日に死亡しました。
2人目の患者はカフルアッシャイフ県に住む37歳の女性です。18日に発病し、23日に入院してオセルタミビル(タミフル)による治療を開始しましたが、26日に死亡しました。
感染源はどちらも家で飼育していた病気の家きんや死んだ家きんとの接触によるものではないかと見られています。 今回の2例が追加されたことによりエジプトでの感染者数は163人となり、このうち57人が死亡したことになります。

インドネシア 12歳の少年が鳥インフルエンザで死亡(2012年2月28日、seattlepi)

インドネシアのリゾート地であるバリ島で12歳の少年が鳥インフルエンザで死亡しました。鳥インフルエンザによる国別の死亡者数では最悪の154人となりました。
インドネシア保健省が25日に発表したところによると、この少年は1週間以上に亘って高熱と呼吸困難が続いた後、21日に死亡しました。検査の結果H5N1鳥インフルエンザに感染していたことが確認されました。当局者の話では感染したトリとの間接的な接触があったのではないかと推測されています。今回のケースで、今年インドネシア国内で鳥インフルエンザで死亡した患者は4人となりました。

ベトナム 22歳の男性がH5N1鳥インフルエンザで入院(2012年2月27日、CIDRAP)

22歳のベトナム人男性がH5N1鳥インフルエンザで重体となっています。
ホーチミン市の熱帯病の権威ニュエン・バン・ビンチャウ氏が語ったところによると、この男性はビンズオン省出身で、高熱と呼吸器症状があり、23日に入院しました。検査の結果H5N1ウイルスの反応が陽性を示しており、現在治療を受けています。
感染原因が調査されていますが、この男性は旧正月の期間に鶏とカモの肉を食べており、肉の産地は異なる2つの省のものとホーチミン市産のものだったことが分かっています。ベトナムでは今年に入って既に2人の鳥インフルエンザ患者の発生が報告されていますが、2人とも死亡しています。2011年には同国での患者発生は1人もいませんでした。今年発生した患者は3人とも成人です。
WHOが今回のケースを確認するとベトナムでの患者発生数は122人となり、このうち61人が死亡したことになります。

コウモリから新種のA型インフルエンザウイルスを発見(2012年2月27日、CIDRAP)

グァテマラのフルーツコウモリから新種のA型インフルエンザウイルスが発見されたという研究結果が発表されました。ただし米国CDC(疾病予防管理センター)によれば、ヒトに対して脅威をもたらすことはないとのことです。
研究チームにはCDCの科学者も含まれています。27日の米国科学アカデミー紀要(PNAS)に発表されました。この研究の筆頭著者でCDCのウイルス疾患局の病原体発見プログラムの長官であるスーシャン・トン博士は、CDCのプレスリリースでコウモリからインフルエンザウイルスが見つかったのは初めてのことだと発表しました。「この研究結果は重要です。インフルエンザウイルスの感染源となりうる新たな動物の種が特定されたのですから」と話しています。
CDCではこのウイルスがヒトに感染するようになるためには何度かの遺伝子再集合の段階を経る必要があるだろうと言っています。これまで行われた検査ではこの新型のウイルスの遺伝子はヒトインフルエンザウイルスと互換性を持っていることが示唆されました。
しかし、研究の共同執筆者でCDCのインフルエンザ局の分子ウイルス学とワクチン部門の責任者であるルーベン・ドニス博士は、コウモリから見つかったこのウイルスが容易にヒトの間で感染を拡げるようになるためには重要な変化を経る必要があるとして「ウイルスの再集合のためには、このコウモリのインフルエンザウイルスとヒトのインフルエンザウイルスの両方が、ブタやウマ、イヌなどの動物に同時に感染することが必要だと考えられます」と述べています。

インフルエンザ 院内集団感染 80代死亡(2012年2月26日、東京新聞)

茨城県は25日、八千代町内の病院で入院患者19人と職員2人がインフルエンザに集団感染し、入院していた80代の女性1人が死亡したと発表しました。
茨城県は9日から県内全域にインフルエンザ「警報」を発令していました。

エジプト 1歳の女児が鳥インフルエンザに感染(2012年2月24日、WHO)

エジプト保健人口省は新たなH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染例があったことを発表しました。 患者はガルビーヤ県に住む1歳の女児で14日に発症し、翌日に入院しました。入院と同時にオセルタミビル(タミフル)の治療を開始し、現在良好な状態です。
感染源の調査は現在進められていますが、住んでいる地域の裏庭で飼育していた家きんが原因ではないかと見られています。 エジプトではこれまでに160人の感染者が発生し、55人が死亡しています。

鳥インフルエンザは実際にはもっと多くの人が感染しており、致死率はもっと数値より低いのでは(2012年2月24日、CBC)

ニューヨークの研究チームが世界中の12,500人を対象にして行った調査の結果、鳥インフルエンザに感染した患者数はこれまでに考えられていたよりも多い一方、H5N1ウイルスによる死亡者数は「過大評価」されていた可能性があるとの研究結果を発表しました。
この研究は23日に発行された「サイエンス」誌に掲載されたものですが、その中でWHOがH5N1鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染数を600人足らずと記述していることを強調しています。ニューヨークのシナイ山医学校のタイア・T・ワング博士の研究チームは、WHOのヒトへの感染を確定する基準が厳しいことから、入院するかあるいは死亡するほど重症な症例をカウントのベースにしていることもしばしばで、感染者の大多数は数に数えられていないといいます。
また研究は同時に、現在のWHO基準による致死率はおそらく「過大評価」された可能性があるということを示唆しています。
WHOでは鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染原因は主として感染している鳥、もしくは死んだ鳥、汚染された環境への直接、間接の曝露と考えられると説明しています。しかし専門家たちは鳥インフルエンザウイルスが突然変異を起こして容易にヒトからヒトに感染することができるようになり、数百万人の死者を出すパンデミックを引き起こす能力を持つことを恐れています。
23日に発表されたこの論文は世界中で行われた20個の研究に参加した12,500人を分析した結果に基づいたものです。このデータには家きん関係の仕事についている人々だけでなく、家きんとは無関係の仕事の人々のデータも含まれています。分析の結果研究チームは対象者の1〜2%の人々が以前H5N1に感染したことがあるという所見を発見しました。しかしこれらの人々は症状が極めて穏やかで、呼吸器疾患もないような症例報告などの場合、WHOの診断確定基準には当てはまりませんでした。
H5N1はヒトに対して一定の割合で「軽症もしくは無症状」の感染を引き起こす可能性があります。これまでこの事実は立証されていませんでした。その結果実際の致死率はよく言われる50%以上という値よりは低いようだと結論付けています。研究チームは、このウイルスの本当の感染率や致死率を決定付けるには、より大きな規模で、標準化されたアプローチによる更なる研究が必要だと付け加えています。

2週連続で減少も、以前高レベル インフルエンザ流行レベルマップ第7週(2012年2月22日、国立感染症研究所)

2012年第7週の定点当たり報告数は35.44(患者報告数174,871)となり、第5週の定点当たり報告数(42.62)をピークとして2週連続して減少しましたが、まだ高いレベルにあります。

インドネシアで鳥インフルによる死者 5人が感染疑い (2012年2月22日、日本経済新聞)

インドネシア保健省は、ジャカルタ郊外バンテン州で19歳の家政婦が鳥インフルエンザに感染して、13日に死亡し他と伝えました。 またスラウェシ島マカッサルでは21日、鳥インフルエンザ感染の疑いがある5人が入院しました。現在は高熱も治まり、症状は安定しているということです。

WHO エジプトで45歳の女性が鳥インフルエンザに感染(2012年2月22日、WHO)

エジプト保健人口省はWHOに対し、新たなH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染が確認されたことを報告しました。
患者はミヌフィーヤ県に住む45歳の女性です。10日に発症し、17日からオセルタミビル(タミフル)の治療を開始、現在回復に向かっています。感染源を調査した結果、裏庭で飼育している家きんとの接触が原因と見られています。
エジプトではこれまでに160人がH5N1鳥インフルエンザに感染し、55人が死亡しています。

ベトナム 鳥インフルエンザの集団感染が相次ぐ(2012年2月21日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)は21日ベトナムのバクニン省の2つの村で新たに発生したH5N1鳥インフルエンザの集団感染を発表しました。今回の報告で死んだ家きんは合わせて150羽、殺処分された家きんは342羽でした。
ベトナムでは今年に入って家きんの鳥インフルエンザが非常に多く発生しており、OIEでも連日のように発表しています。2011年の1月と2月のベトナム国内での発生は5件(4,136羽が死に、4,407羽を殺処分)でしたが、今年は2月21日までに既に24件(7,316羽が死に、24,016羽を殺処分)の集団感染が発生しています。
また昨年は1件も発生の報告がなかったヒトへの感染も今年に入り2件の発生が報告され、2人とも亡くなっています。

インドネシア 今年3人目の鳥インフルエンザ犠牲者(2012年2月21日、channelnewsasia)

インドネシア保健省は21日、先週死亡した19歳の女性が鳥インフルエンザに感染していたことが確認されたと発表しました。今年に入りインドネシアでの3人目の犠牲者となります。今年H5N1鳥インフルエンザで死亡者が発生している中国、カンボジア、ベトナムなどの地域では鳥インフルエンザへの懸念が起きています。
当局の発表によれば、患者はジャカルタ郊外のタンゲラン地区の病院に入院しましたが、入院翌日の13日に死亡しました。死亡後に行われた検査で女性は鳥インフルエンザに感染していたことが確認されましたが、保健省のチームが行った女性の家と近所の調査では感染源を特定できませんでした。女性は入院する4日前から発熱が続いていたといいます。
インドネシアでは1月にジャカルタで2人が死亡しています。WHOの発表によるとインドネシアでは2003年から2011年までの間に150人が死亡しており、鳥インフルエンザの犠牲者が最も多い国となっています。昨年は国内で9人がこのウイルスで死亡しており、その中には10月にバリのリゾートアイランドで亡くなった2人の子供も含まれています。
通常このウイルスは鳥との直接的な接触によって鳥から人に感染します。しかし専門家はこのウイルスが変異して容易にヒト-ヒト感染をするようになり、パンデミックを引き起こして数百万人の命を奪うようになるのではないかと恐れています。

FAO(国連食糧農業機関)がエジプトで鳥インフルエンザの人への感染の発生を報告(2012年2月21日、FAO)

FAO(国連食糧農業機関)がインターネット上で、エジプトでH5N1鳥インフルエンザ患者が発生したことを報告しています。患者が確認されたのは2月10日でカイロにほど近いメノフとありますが、詳細は不明です。

インフル集団感染 介護施設で1人死亡(2012年2月21日、朝日新聞)

茨城県は21日、結城市結城の介護保健施設において、28人がインフルエンザに集団感染し、インフルエンザA型に感染した女性が死亡したと発表しました。

変異型豚インフルに警戒を=強い感染力、実験で確認−米CDC(2012年2月21日、時事ドットコム)

米国で過去3年間に豚由来の変異型A型H3N2亜型インフルエンザに感染した患者からウイルスを採取し、ヒトの気管支細胞や哺乳類のフェレットに感染させる実験を行ったところ、同じ亜型の季節性ウイルスより増殖が速く、感染力が強いとみられることが分かりました。
この変異型ウイルスには、2009年当時の「新型」H1N1ウイルスの遺伝子が含まれており、豚との接触がなく、ヒト同士での感染が疑われるケースがありました。
【注釈】
2月12日付けの記事 ベトナム 少女が新型のH3N2ブタインフルエンザに罹患していた(2012年2月12日、CIDRAP) ではこの変異型ウイルスと同種と思われるウイルスにベトナムの少女が感染していたことが報じられています。このウイルスがアメリカから国外にも広がったものか、それぞれ独自に遺伝子の再集合を起こしたものか不明ですが、世界的な感染拡大が懸念されます。

経団連が新型インフルエンザ対策を要望 指揮系統の明確化も(2012年2月20日、産経新聞)

経団連は20日、トリ由来の新型インフルエンザ対策を早急に確立すべきとする提言を発表しました。流行時に備え、金融、運輸、報道など社会機能の維持にかかわる事業者の定義を定めるべきとしたほか、ワクチン接種の優先順位や費用負担を規定し、官民連携策や行政の役割分担も明確化しておくことを求めています。

インフルエンザ患者、微減 70歳以上、昨季の3倍(2012年2月18日、毎日新聞)

全国の約5000医療機関から報告された今月6〜12日の1施設あたりのインフルエンザ患者数は前週より減少したことが17日、国立感染症研究所の調査で分かりました。今シーズンの患者は、70歳以上の割合が昨シーズンの3倍近くに上っているのが特徴といいます。研究所では「患者数が増加に転じる可能性はある」として手洗いの励行などを呼びかけています。

鳥インフル論文、全面公開は当面見送り WHO勧告(2012年2月18日、産経新聞)

世界保健機関(WHO)は17日、米政府が生物テロに悪用を懸念し、一部の掲載削除を求めていた強毒性鳥インフルエンザウイルスの研究論文をめぐり、論文の全面公開の公益性を認める一方、安全管理への配慮から全面公開は当面見送るべきだとの勧告をまとめました。
論文は、東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームなどが、H5N1型鳥インフルエンザウイルスの遺伝子変異によるヒトへの感染についてまとめたものです。

香港 シキチョウ(四季鳥)の死骸から鳥インフルエンザウイルスを確認(2012年2月17日、OIE)

2月7日に元朗(ユンロン)で発見された死んだシキチョウの死骸からH5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されました。
OIE(国際獣疫事務局)が発表したもので、香港では去年の暮れから野鳥の死骸からH5N1ウイルスが確認されるケースが相次いでいます。

インフル「発症後5日、解熱後2日」 出席停止に新基準(2012年2月17日、東京新聞)

文部科学省は16日、インフルエンザにかかった児童生徒や学生が小中高校や大学で感染が広がるのを防ぐための出席停止期間について、現在の「解熱した後2日間」としている基準を「発症後5日を経過し、かつ解熱した後2日間」に見直す方針を決めました。 

インフル患者微減、依然として高水準インフルエンザ流行レベルマップ第6週(2月6日〜2月12日)(2012年2月15日、国立感染症研究所)

2011/2012年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2011年第42週以降増加が続いていましたが、2012年第6週の定点当たり報告数は40.34(患者報告数198,910)となり、前週の報告数(定点当たり報告数42.62)よりも減少しました。

ネパール、ブータン 家きんでH5N1鳥インフルエンザが発生(2012年2月16日、CIDRAP)

ネパールとブータンの動物衛生当局は家きんの新たなH5N1鳥インフルエンザの集団感染の発生を報告しました。
ネパールでは新たに4地域で発生しています。OIE(国際獣疫事務局)への報告では、メチ県のジャパ郡の養鶏場1カ所と2つの村で発生したほか、コシ県スンサリ郡の養鶏場でも発生したと発表されています。両県ともネパール東部に位置しています。4件の集団感染で6,094羽の家きんが感染で死に、6120羽が殺処分されました。
ブータンでは南部の国境に近いプンツォリングで裏庭飼育されていた家きん87羽が死にました。ブータンの英字新聞Keunsel のオンライン版が伝えたものです。当局では残りの27羽を殺処分し、3つの鳥かごを焼却しました。
ブータンでは今年に入り、首都のテインプー市とチュカ県で家きんの鳥インフルエンザが発生していました。

ベトナム 2013年にヒト用のH5N1ワクチンを生産か(2012年2月16日、CIDRAP)

ベトナムは2013年、ヒト用のH5N1鳥インフルエンザワクチンの製造を開始するかもしれません。国立衛生疫学研究所(NIHE)のニュエン・トラン・ヒエン所長がベトナムニュース(VNN)に語ったものです。
当局では現在安全性と免疫原性の確認のために試験的なバージョンの製品をテストしており、2005年から候補となるウイルス株を探してきたと報じられています。
ヒエン氏は「これらのテストはヒト用ワクチンの製造と使用を促進するだろう」と述べ、臨床試験が今年の終わりには始められるだろうと言っています。その結果はベトナム保健省に提出されることになります。
ベトナムでは今年に入って2人のH5N1感染者が出ており、2人とも死亡しています。2012年にヒトへの感染が発生した5カ国のうちの1つとなっています。

香港 ブタの検査でヒト型に変異したウイルスを確認(2012年2月14日、CIDRP)

香港で定期的に行われているブタのインフルエンザサーベイランス(監視活動)で、採取した1,500の検体のうち27の検体ではヒトのインフルエンザウイルスとブタのインフルエンザウイルスの双方の遺伝子が交雑しているのが確認されました。FEHD(食物環境衛生署)が最新のサーベイランスの結果として報告したものです。
上水(シャンスイ)屠畜場でのこのサーベイランスプログラムは香港当局によって行われているものです。14日公表された結果は、2011年10月中旬から2012年1月までの検査結果です。
そのうちの1個の検体が2009H1N1ウイルスの陽性反応を示しました。プログラムを指揮しているマイク・ペイリス博士は、驚くことではなく再び登場して広範囲に人類に感染するようになる可能性があると話しています。
遺伝子交雑が認められた27の検体の内訳を見ると2個の検体ではH3N2ウイルスの遺伝子を持ち、残りの25個ではH1N2ウイルスの遺伝子を持っていました。FEHDでは以前に行われた2回のサンプリングにおいてもヒトインフルエンザウイルスとの遺伝子交雑が認められたと言っています。
ペイリス博士は、類似した調査結果は世界の他の地域からも報告されている、陽性だったことで人間の健康や食品安全への脅威をもたらすものではないと話しています。

ベトナム 新たに4件の鳥インフルエンザの発生を発表(2012年2月13日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)は13日、ベトナム各地で発生している鳥インフルエンザの報告を行いました。
報告は1月27日から2月8日までに発生した4件のH5N1鳥インフルエンザを公表しています。4件の集団感染はそれぞれ、タイグエン省、キエンザン省、ハイフォン省、バクザン省の村で、合わせて1,720羽の家きんに感染し1,410羽が死に、8,031羽が殺処分されたと伝えています。

インフル1人死亡 笠間の特養で集団感染(2012年2月13日、朝日新聞)

茨城県笠間市の特別養護老人ホームで入所者など29人がインフルエンザに集団感染し、男性入所者が10日に死亡したと県が11日発表しました。
施設では入所者ら25人、職員4人の計29人が感染しており、9日には茨城県内全域にインフルエンザ警報が発令されました。

ベトナム 少女が新型のH3N2ブタインフルエンザに罹患していた(2012年2月12日、CIDRAP)

ベトナムの予防保健当局は15日、国内初のH3N2ブタインフルエンザ患者が発生したと発表しました。
患者は南部のロンアン省に住む2歳の少女で、昨年4月に発症しました。昨日のタンニエンニュースの報道によると症状は軽く、治癒したと伝えています。特定できない奇妙な症状を示していたことから、精密検査のために採取した検体は米国CDC(疾病予防管理センター)に送られました。
新型H3N2ブタインフルエンザの少数の感染例がこの冬アメリカから報告されています。

老人ホームで2人死亡 インフルエンザ集団感染 千葉(2012年2月12日、産経新聞)

千葉県は12日、君津市の有料老人ホームでインフルエンザに集団感染し、女性入所者2人が死亡したと発表しました。
千葉県内では9日にも松戸市の特別養護老人ホームで女性入所者1人が死亡しています。

インフル感染、女性死亡 滋賀老人施設(2012年2月12日、中日新聞)

滋賀県多賀町中川原の特別養護老人ホームで10日、インフルエンザに感染した70代の女性が死亡しました。
女性は1月30日から微熱を繰り返し、2月5日にタミフルを服用。その後、容体は安定していましたが、10日症状が悪化し死亡しました。

1週間に211万人が受診 インフルエンザ流行レベルマップ第5週(1月30日〜2月5日)(2012年2月10日、国立感染症研究所)

2011/2012年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2011年第42週以降増加が続いています。2012年第5週の定点当たり報告数は42.62(患者報告数209,974)となり、前週の報告数(定点当たり報告数35.95)を大きく上回りました。 36都道府県で前週の報告数よりも増加がみられている一方で、減少している県も認められてきています。27の都道府県で定点当たり報告数が40.0を上回りました。

香港 4件の野鳥の鳥インフルエンザを発表(2012年2月9日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)は、香港特別行政区から報告のあった4件の野鳥のH5N1感染を発表しました。
1月30日に屯門(チュエンムン)でシキチョウ(四季鳥)の死骸が発見されH5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されたのを始めとして、2月6日と2月7日にも同じく屯門で発見されたコサギの死骸からH5N1ウイルスが確認されました。
さらに2月8日には元朗(ユンロン)で発見されたアオサギの死骸からもH5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されました。
香港では1月30日に東涌(トンチョン)と元朗(ユンロン)でそれぞれハヤブサとユリカモメの死骸が発見され、何れもH5N1鳥インフルエンザが確認されており、相次ぐ鳥インフルエンザの発生に警戒レベルを「警報発令」に引き上げています。

ベトナム 新型のブタインフルエンザを確認(2012年2月9日、VOV)

ベトナム保健省は、ホーチミン市のパスツール研究所からの報告として新型のA/H3N1型ブタインフルエンザウイルスを確認したと発表しました。ブタ由来のA/H1N1とA/H3N2ウイルスが再集合したものと考えられています。
医療部門はブタ由来A/H3N2ウイルスに感染した10人の患者を調べたところ、このうちの3人は病気のブタとの直接的な接触はなかったことが分かりました。このことから医療部門では、これまでブタからの感染しか起こしていなかったA/H3N2型ウイルスがヒト−ヒト感染を起こすように変異した可能性を否定しませんでした。
ただしウイルスの変異は大きなものではなく、毒性も低く、薬剤への耐性も見当たらないことから、警告を発するほどの状況ではないとのことです。ホーチミン市パスツール研究所のレ・ホアン・サン氏は、インフルエンザワクチンはこの種のウイルスの僅かな変異には対処できると話しています。
(訳注:原文には「新型のA/H3N1型」とありますが、文章の内容からすると「新型のH3N2型」の誤りの可能性があります。)

インドネシア 37歳の男性が鳥インフルエンザの疑いで死亡(2012年2月9日、Asia One)

7日、37歳の新聞配達員の男性が、30時間以上に亘る隔離治療の甲斐なく西ジャワ、バンドンのハサンサジキン病院で死亡しました。
病院の広報担当者の話では、患者は呼吸不全を起こしたことから、医療チームは生命維持装置の装着を決定しました。「我々は鳥インフルエンザの標準的な治療手順に沿って人工呼吸器の装着とタミフルの使用を試みた。しかし残念ながら患者の状態は既に重篤な状態となっていた」。 スタッフが家族から聞いた話によると、患者と彼の妻、2人の子供たちはともにインフルエンザに罹っており、その中でも患者が最も症状がひどかったということです。妻の話では患者はトリとの接触はなかったものの近所ではカモが死んでいたとのことです。患者から採取された血液と粘液の検体がジャカルタにある保健省の研究所に送られました。病院の責任者は、現段階での死亡原因の特定を留保しています。
医療チームは症状からこの患者は鳥インフルエンザであったことを疑っており、検査の結果が判明するのを待っています。「身体的な徴候は鳥インフルエンザであることを示していた。肺の痛みと同時に、他の身体器官や呼吸器官の痛みも訴えていた」と話しています。
先月タンゲラン総合病院で死亡したタンゲランの2人の住民も同じように鳥インフルエンザを疑われていました。

WHO H5N1鳥インフルエンザでベトナム人の妊婦が死亡(2012年2月8日、WHO)

WHOはベトナム保健省の発表として、ソクチャン省の26歳の妊婦がH5N1鳥インフルエンザで死亡したと発表しました。
この患者は1月23日に発症し、25日に入院、27日にはオセルタミビル(タミフル)の投与を受けましたが、翌日死亡したものです。生まれた赤ちゃんのウイルス検査は陰性でした。この患者が死亡したという事実は先週には報道機関によって報道されていました。
患者は病気の鶏を屠殺して食べていました。ベトナムでは2003年以降121人の患者が発生し、このうち61人が死亡しています。 今年同国で感染した2人の患者は2人とも死亡しました。世界全体でのH5N1患者は584人となり、345人が死亡したことになります。

インド カラスのH5N1集団感染が4件発生(2012年2月7日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)の報告によると、インドは最近発生した4件のH5N1鳥インフルエンザ集団感染で1,100羽以上のカラスが大量死したと発表しました。
1件目は、昨年の10月30日から12月12日にジャルカンド州で発生し、1,143羽のカラスが死んだものです。
さらに1月3日に2件の集団感染が発生し、それぞれ5羽のカラスが死にました。1件はマハーラーシュトラ州で発生し1月10日まで続きました。もう1件はオリッサ州で発生したもので1月11日に収束しています。
4件目の集団感染はビハール州で1月10日に始まり、2月3日までの間に6羽のカラスが死にました。ボパールの検査機関でH5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されています。

城東病院のインフル集団感染(2012年2月7日、朝日新聞)

院内のインフルエンザの集団感染によって2人が死亡した甲府市の私立城東病院で3日、重症だった女性が亡くなりました。
女性はインフルエンザが引き金となった肺炎が死因と見られており、予防接種をしていませんでした。

ネパール東部で鳥インフルエンザが発生(2012年2月6日、ASIA NEWS NETWORK)

政府当局がネパール東部のスンサリ郡カナール地区とイタハリ地区で発生したH5N1鳥インフルエンザの確認作業を行っている間に、同様の集団感染がイラム郡とパンチタール郡でも発生し400羽以上の鶏が死にました。感染地域では殺処分が続けられていると報じています。
カナールとイタハリの養鶏場で約7,000羽の鶏が死んだことから政府当局が鳥インフルエンザの発生を疑っている間に、5日の夕方にはこの2カ所の養鶏場で更に8,000羽以上の鶏が死にました。

ベトナム 各地で鳥インフルエンザが発生(2012年2月6日、OIE)

OIE(国際獣疫事務局)は、2月3日と6日の両日、ベトナム各地で発生している鳥インフルエンザの報告を相次いで行いました。
H5N1鳥インフルエンザが発生したのはクアンチ省とタンホア省、ソクチャン省の村で、合わせて1,683羽の家きんに感染し290羽が死に、3,742羽が殺処分されたと伝えています。

インフルエンザ:発症後、小2男児が死亡 原因不明−−紋別 /北海道(2012年2月5日、毎日新聞) 

紋別市の小学2年生の男児が、インフルエンザ発症後に急死していたことが4日分かりました。
男児は1月30日にインフルエンザと診断され、快方に向かっていましたが、2日に容体が急変し亡くなったものです。

インド オリッサ州でH5N1鳥インフルエンザが発生(2012年2月4日、OIE)

鳥インフルエンザの発生が続いているインドのオリッサ州でまたもH5N1鳥インフルエンザの発生が報告されました。
飼育する34,857羽の家きんのうち5,015羽が発症し、死にました。残りの家きんの処分については触れられていません。オリッサ州では、今年3件目の発生報告となります。

岐阜でインフル集団感染2人死亡 老人福祉施設2カ所(2012年2月3、47NEWS)

岐阜県の2カ所の老人福祉施設で1月、インフルエンザの集団感染が発生し、入所していた80代と90代の男性が死亡していたことが3日、分かりました。
同県ではインフルエンザの流行が拡大し、過去最悪の状況になっています。

定点当り患者数、昨年の最高値を上回る。 インフルエンザ流行レベルマップ第4週(2012年2月3日、国立感染症研究所)

2011/2012年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2011年第42週以降増加が続いています。2012年第4週の定点当たり報告数は35.95(患者報告数177,290)となり、前シーズンの最高値(2011年第4週定点当たり報告数31.88)を上回りました。
2011年第51〜2012年3週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く、B型、AH1pdm09の順となっています。

岐阜でインフル集団感染2人死亡 老人福祉施設2カ所(2012年2月3、47NEWS)

岐阜県の2カ所の老人福祉施設で1月、インフルエンザの集団感染が発生し、入所していた80代と90代の男性が死亡していたことが3日、分かりました。
同県ではインフルエンザの流行が拡大し、過去最悪の状況になっています。

院内でインフル2人死亡 甲府の城東病院(2012年2月3日、朝日新聞)

山梨県甲府市内の城東病院で1月27日からインフルエンザの集団感染が発生し、お年寄り2人が亡くなりました。
ほかにも3人が重症になっており、山梨県は2日付で集団感染の防止策を徹底するよう、県内の医療機関120カ所に通知を出しました。

インフルエンザ集団感染、患者1人死亡 宮崎市内の病院(2012年2月2日、朝日新聞)

宮崎市保健所は2日、宮崎市内の潤和会記念病院で患者30人と職員25人がインフルエンザに集団感染し、うち80代の女性患者1人が死亡したと発表しました。
60代〜70代の患者の男女2人も重篤な状態だといいます。

香港 ハヤブサとユリカモメの死骸がH5ウイルス検査で陽性反応(2012年2月1日、香港特別行政区政府)

香港のAFCD(漁農自然護理署)は、東涌(トンチョン)で発見されたハヤブサの死骸と元朗(ユンロン)で発見されたユリカモメの死骸からH5鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表しました。現在確認のための精密検査が行われています。
1月30日、ハヤブサとユリカモメの死骸がそれぞれ東涌(トンチョン)の文東路公園と元朗(ユンロン)の俊賢坊遊樂場で発見されました。ハヤブサは香港では冬に渡ってくる鳥ですがユリカモメはいつでも普通に見かける鳥です。
ハヤブサが見つかった場所付近には養鶏場はありませんが、ユリカモメの発見場所から3Km以内には4カ所の養鶏場があります。AFCDのスタッフが調査しましたが、養鶏場には異常な症状の鶏や死亡率の増加などは見当たりませんでした。これらの養鶏場では監視を強めています。

ベトナム H5N1鳥インフルエンザで死亡者(2012年2月1日、CIDRAP)

トイチェー紙(Tuoi Tre News)によるとベトナム当局は1日、今年2人目のH5N1鳥インフルエンザによる死者が発生したと発表しました。過去2年近くに亘って感染患者の発生を食い止めてきていたところでした。
保健省はソクトラン省の26歳の女性が発熱などの症状で1月23日に入院し、28日に死亡したことを確認しました。ホーチミン市にあるパスツール研究所が行った検査でH5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されたと伝えています。この女性は家きんを解体して「ウイルスに感染した肉」を食べていました。この地域では大量の家きんが死んでいました。ソクトラン省はメコンデルタ地域に位置しています。

警報レベルを超える 東京都インフルエンザ患者数定点報告第4週(1月23日〜1月29日) (2012年2月1日、東京都)

東京都が発表した第4週の定点医療機関あたりのインフルエンザ患者数は32.23人となり、前週の14.70人から2倍以上に急上昇しました。警報レベルを超えて本格的な流行となっていることを示しています。
特に定点医療機関あたりの患者数が多かった地域は、多摩小平地区58.96人、八王子市50.61人、南多摩地区46.71人、葛飾区44.62人、練馬区43.48人、多摩立川地区の41.90人などとなっています。

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