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鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ バックナンバー  ※外部サイトへリンクしています

2011年10月

インドネシア バリ島で新たに2人が鳥インフルエンザの疑い(2011年10月30日、Jakarta Globe)

今月2人の鳥インフルエンザ患者の死亡が確認されたばかりのバリ島で、新たに2人の鳥インフルエンザ疑いの患者が治療を受けています。
患者はバダンに住む42歳の母親と10歳のその娘です。デンパサールのサングラー病院で治療を受けていますが、二人とも症状は安定しているとのことです。病院では鳥インフルエンザかどうかの検査結果を待っています。

今季初のB型インフルエンザの集団発生―茨城県(2011年10月26日、国立感染症研究所)

国立感染症研究所は、今季初めて発生したB型インフルエンザの集団発生を発表しました。
集団発生は、9月末から10月初旬にかけて茨城県筑西保健所管内の小学校で起きました。9月26日にインフルエンザにより1名の児童が欠席、翌27日〜30日までに新たに6名がインフルエンザまたはインフルエンザ様疾患を発症し、10月4日にさらに3名、合計10名が発症したため、10月5日から3日間の学年閉鎖措置が取られました。
今回の事例は、茨城県内における今シーズン初のインフルエンザ集団発生事例で、県内では、その後、県南部の幼稚園でインフルエンザAH3亜型(香港型)の集団発生が起きています。

WHO インドネシアの2人のH5N1鳥インフルエンザ患者の死亡を確認(2011年10月26日、WHO)

WHOは26日、インドネシア保健省の発表を受けて、9月にバリ島で発生した兄妹2人の鳥インフルエンザ感染を発表しました。
5歳の妹は9月27日に発症し10月9日に入院先の病院で死亡、10歳の兄は9月30日に発症して妹と同じ病院で10月10日に死亡しています。感染源は家族と近隣住民が飼育していた鶏との接触と発表しています。
【訳注】この兄妹が亡くなった数日後に母親も発熱し死亡していますが、この件には触れていません。病院の検査では陰性だったとされていますが、検査時点でタミフルが投与されていれば陰性になることもあります。発症時期が少しずつずれていることなどから、家族内のヒトーヒト感染がおきたのではないかとの疑いが残ります。

インドネシア保健省が2例のH5N1患者の発生を発表(2011年10月26日、Bird Flu Information Corner)

インドネシア保健省は新たに2例のH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染例を確認したと発表しました。
1例目はバリ島のバンリに住む5歳の女児です。この女の子は9月27日に発熱と咳、鼻水があり、医師以外による伝統的な民間治療を受けたと思われます。症状が改善しなかったことから10月5日に地域の病院に入院。その後彼女は呼吸困難に陥り、バリの鳥インフルエンザ紹介病院(サングラー病院)に移されましたが9日に死亡しました。
2例目は10歳5カ月になるこの女の子の兄です。9月30日に発熱があり、同様に医師以外による伝統的な民間治療を受けましたが改善しませんでした。この子も妹と一緒に10月5日に病院に駆け込みました。やはり呼吸困難となったことからサングラー病院に移されましたが妹が亡くなった翌日の10日に死亡しました。
保健当局による疫学的調査の結果、亡くなった2人の子供が住んでいた地域では多くの人々が家きんを飼育しており、この兄弟の家族も地域の住民とともに飼育していたと伝えられています。今回の2例を加えるとインドネシアではこれまでに181人が感染し、このうち149人が死亡したことになります。
【注釈】今回発表された2例は当サイトで10月10日に掲載済みのものです。 インドネシアで3人の子供が死亡(2011年10月10日、CIDRAP)
一方今回の発表では触れられていませんが、この兄弟の母親も死亡しています。 インドネシア 鳥インフルエンザで死亡した二児の母親も死亡(2011年10月17日、CIDRAP)
病院の検査では母親はH5N1は陰性だったと発表されていますが、もし子供たちが死亡した後に母親にタミフルが処方されていれば、ウイルス反応が陰性となることもありえます。

西ジャワのブカシで数百羽の鶏が鳥インフルエンザで大量死(2011年10月26日、Bird Flu Information Corner)

インドネシアのブカシ北部で合計425羽の鶏がH5N1鳥インフルエンザで大量死しました。ウイルスは研究所の検査で確認されています。
養鶏場では10月中旬に鶏が突然死に始め、飼育していた375羽と近隣の50羽の大量死に至っています。ブカシの畜産局は感染拡大を食い止めるために死んだ鶏を焼却しています。今のところ近隣の養鶏場への感染拡大は見られていないとのことです。

インドネシア テンガラ州東ヌサで鳥インフルエンザが発生(2011年10月25日、INTERNET FLU NEWS)

テンガラ州の東ヌサでH5N1鳥インフルエンザが発生しました。デンパサールの獣疫センターが、死んだ鶏から採取した検体でH5N1ウイルスが陽性反応を確認しています。
集団感染は9月の中旬に始まり、アドナラ島のウィティハマでは約2万羽の鶏が大量死しました。東ヌサはもはやH5N1の非汚染地域ではなくなったことになります。

国立感染症研究所がH3N2型の集団感染事例を発表(2011年10月24日、国立感染症研究所)

国立感染症研究所が、9月の初めに横浜でA型インフルエンザによる集団かぜが発生し、AH3N2インフルエンザウイルスが分離・検出されたと発表しました。
集団感染が確認されたのは横浜市の通所型障害者福祉施設(通所者27名、職員23名)で、インフルエンザA型と診断された患者が複数保健所に報告されました。5名の患者からうがい液と鼻かみ検体を採取し、インフルエンザウイルスの検査を行った結果、H3N2香港型の集団感染であることが判ったものです。
ポストパンデミック期に入った昨シーズンはAH1N1pdm09、AH3亜型、B型ウイルスの混合流行でしたが、この夏の南半球(冬季)でも3種類のウイルスが混在していました 。今シーズンも多様な流行像が予想され、冬季に向かいインフルエンザ対策が必要であると述べています。

練馬区の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖 東京の公立校で今季初(2011年10月24日、産経新聞)

東京都教育委員会は、24日、練馬区内の小学校で季節性インフルエンザを含む集団風邪が発生、25日から3日間の学級閉鎖を発表しました。都内では今季初の学級閉鎖です。

鳥インフルエンザ 3つの感染ルートか(2011年10月21日、NHK)

北海道大学の研究により、去年全国で猛威をふるった鳥インフルエンザウイルスは、3つの種類に分類され、少なくとも3つの感染ルートがあった可能性が高いことが明らかになりました。
遺伝子の分析により判明したもので、複数の感染ルートが明らかになったのは初めてです。
ウイルスは、鳥のふんや死がいにあったウイルスの遺伝子を分析により、3つのタイプに分類ができ、感染ルートは、ウイルスの分布状況から北海道から日本列島を縦断するように拡大したルート、西日本を東西に拡大したルート、そして北海道から東北地方にかけての一部で広がったルートの3つあった可能性が高いことが分かりました。

家きんへのワクチン接種がウイルスの突然変異に拍車をかけている(2011年10月21日、The Scientist)

「ワクチン」の10月12日号オンライン版によると、いくつかの国で行われている家きんへの地域を限定した不徹底なワクチン接種は鳥インフルエンザウイルスの突然変異を速めているといいます。
ワクチンが効かなくなったウイルスから遺伝情報を獲得し、さらにはヒトへの感染の危険も高めると述べています。

家きんへのワクチン接種がウイルスの突然変異に拍車をかけている(2011年10月21日、The Scientist)

「ワクチン」の10月12日号オンライン版によると、いくつかの国で行われている家きんへの地域を限定した不徹底なワクチン接種は鳥インフルエンザウイルスの突然変異を速めているといいます。
ワクチンが効かなくなったウイルスから遺伝情報を獲得し、さらにはヒトへの感染の危険も高めると述べています。

沖縄県でインフルエンザ流行の兆し(2011年10月21日、日経BP)

沖縄県は、41週目の(10月10日から16日)インフルエンザ定点当たり届出数が1.81人となり、2週連続で流行の目安とされる「1人」を超えました。

アメリカ メイン州の少女が新型のブタ由来インフルエンザを発症(2011年10月20日、Bangor Daily News)

メイン州の疾病管理予防センター(CDC)が新型のブタ由来インフルエンザウイルスがヒトに感染した事実を確認したために調査中であることを発表しました。
州の専門官の話では、10月初旬にカンバーランドに住む7歳の女児がインフルエンザのような症状を発症したといいます。検査の結果、通常とは異なるインフルエンザウイルスが見つかり、その後連邦CDCはこのウイルスがペンシルバニアやインディアナで確認された新型のウイルスと遺伝的に同じものであると断定しました。
症状が発生する前、少女はメイン州の農業祭でブタとの接触がありました。メイン州のCDCと農業局は連邦CDCと共同で調査を続けています。少女は入院することも無く、一次医療機関への受診だけで回復しています。症状は季節性インフルエンザと同様に、発熱、咳、頭痛、喉頭痛、筋肉痛などでした。 州の専門官は、通常と異なるインフルエンザウイルスが確認されることはいつでも重要なことだが、この新型のウイルスが一昨年のH1N1(2009)のように感染を拡大することはないだろうと述べています。

インドネシア バリの病院で鳥インフルエンザの疑いの患者を隔離治療(2011年10月20日、bird flu information corner)

デンパサールのサングラー病院が鳥インフルエンザ疑いの患者を隔離病棟で治療しています。
患者はバングリに住む4歳の男児で、呼吸困難とインフルエンザの症状が進行しています。患者の家の周りでは何羽かの鶏が突然死んでいるのが確認されています。 バングリでは最近住民2人がH5N1鳥インフルエンザで死亡していることから病院に駆け込んだと伝えています。最初に行われた検査ではH5N1ウイルスは陰性でしたが、病院ではウダヤナ大学と保健省の検査機関の結果を待っています。

WHO、2009年発生のパンデミックウイルスの名称を「A(H1N1)pdm09」と決定(2011年10月19日、日経BP)

WHOは18日、2009年に発生した新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)を引き起こしたウイルスの名称を「A(H1N1)pdm09」と正式に決定しました。

インドネシア 西ジャワの病院で鳥インフルエンザ疑いの患者を治療(2011年10月19日、bird flu information corner)

西ジャワのチアンジュールに住む29歳の女性が、チアンジュール地域病院の隔離病棟で治療を受けています。
症状は落ち着いていますが、H5N1ウイルスの検査で陽性となればバンドンもしくはジャカルタの病院に紹介される予定です。患者は3日間高熱が続き、湿性の咳と便秘があり、体の各部に紅い斑点が出ていると伝えています。

三重 集団風邪:四日市・笹川東小、学年・学級閉鎖(2011年10月18日、毎日新聞)

三重県は18日、四日市市の小学校でインフルエンザの集団感染が発生、学年・学級閉鎖をすると発表しました。
三重県内での学級閉鎖は今季初めてで、昨年より18日遅いですが、平年と比べ1〜2カ月早いということです。

鳥インフルエンザ 渡り鳥の調査始まる(2011年10月18日、日テレNEWS24)

秋の訪れにともない、秋田県では渡り鳥の生息調査が始まっています。
17日より始まった調査では、県の職員が八郎潟の調整池や水路で、鳥に異常が無いか調べました。秋田県内では3年前、十和田湖畔で死んでいたハクチョウから鳥インフルエンザウイルスが検出されており、県は養鶏農家に野鳥の侵入を防ぐよう呼びかけています。

インフルエンザで学級閉鎖、本年度市内で初/藤沢(2011年10月17日、神奈川新聞)

藤沢市教育委員会は17日、市内の小学校でインフルエンザによる発熱で児童が欠席したため、3日間の学級閉鎖をすると発表しました。藤沢市内では今季初めてです。

インドネシア 鳥インフルエンザで死亡した二児の母親も死亡(2011年10月17日、CIDRAP)

神戸大学とインドネシアのアイルアンガ大学が共同で運営しているウェブサイト「Bird Flu Information Corner」は、バリ島で最近鳥インフルエンザで死亡した二児の母親もH5N1鳥インフルエンザの疑いで死亡したと伝えています。
この女性は発熱があり病院で治療を受けていましたが、病院を抜け出した2日後に自宅で死亡したものです。病院の検査ではH5N1ウイルスは陰性でしたが、保健当局はH5N1鳥インフルエンザの感染を疑っており、会葬者に防護衣やマスクを着用するよう要求するなど防疫措置を講じていると伝えています。 10月9日に死亡した子供たちのH5N1感染が確認された後、この女性がタミフルの投与を受けていたかどうかは明らかではありません。
海外報道から感染症情報をピックアップして伝えているウェブサイト「Flu Trackers」によるとこの母親は死亡する前に病院から逃げだしたと伝えています。亡くなった母親が感染していたかどうかはまだ確認されてはいませんが、家族の集団感染は、H5N1ウイルスがヒト−ヒト感染を起こしたのではないかとの懸念を引き起こすものです。これまでの報道はウイルスの日常的な曝露があったことを示唆しています。亡くなった子供たちは家で死んだ家きんに触れていたことが報道されています。

インドネシア マタラムで2人の鳥インフルエンザ疑い患者が発生(2011年10月16日、THE JAKARTA GLOBE)

西ヌサ・テンガラ州マタラムの総合病院でH5N1鳥インフルエンザの疑いで2人の患者が治療を受けています。
1人は西ロンボクに住む生後11カ月の男の子、もう1人は中央ロンボクに住む53歳の女性です。
女性の家族の話では2日前から発熱し、咳と呼吸困難があったと話しています。女性の住む家の近くでは鳥インフルエンザが蔓延しており、400羽以上の鶏が突然死んだことが報告されていました。
一方男の子は2日間発熱が続いたことからプリンガラタの保健所に連れて行き、その後マタラムの病院に移されたと伝えています。祖母の話では、この子の家では約100羽の鶏を飼育していましたが、先週このうち20羽が鳥インフルエンザ尾の疑いで突然死んだと話しています。

インドネシア バリ島のほとんどの地区で鳥インフルエンザが蔓延 ロンボクでは家きんが大量死(2011年10月15日、THE JAKARTA GLOBE)

バリの保健当局は14日、「先週2人の子供の命を奪った鶏インフルエンザウイルスは島内にある9地区のうち8地区で感染を広げており、隣のロンボクの住民からも同様に鶏が死んでいるとの報告が入っている」と話しました。当局者の話ではジャニャール地区だけが家きんの死亡報告のない地域だとのことです。「こんなにも早く感染が広がるとは極めて驚くべきことだ」と驚きを隠していません。
さらに、感染の拡大パターンの規模は小さいものの、全島を鳥インフルエンザのパンデミックが襲った2007年のときと同じだと付け加えています。「あの時は約4,000羽のトリが死んだが今回はそれより少ない。しかし、2人の子供が死んだのは、受け入れがたいショッキングな出来事だ」と述べています。
これまでに2,800羽近くのトリが鳥インフルエンザに感染しており、1,300羽以上が死に、1,200羽以上が殺処分されています。

沖縄県、今シーズン初めてインフルエンザ流行の目安を超える(2011年10月14日、日経BP)

沖縄県によると、40週(10月3日から9日)のインフルエンザ定点当たり届出数が1.97人となり、2011/2012シーズンで初めて、流行の目安とされる「1人」を超えました。また、インフルエンザウイルス検出状況をみると、9月以降に確認されたウイルスの亜型はA香港型(H3N2)だけとなっています。

イラン OIEに鳥インフルエンザの発生を報告(2011年10月13日、OIE)

イラン当局は13日OIE(国際獣疫事務局)に対し、北部の2カ所で高病原性鳥インフルエンザが発生したと報告しました。
2カ所の集団感染はいずれも9月13日にカスピ海近くのマザンダラン地区で発生したもので、村で放し飼いにされていたカモの群れに感染が確認されました。全部で2682羽のカモのうち535羽に症状が見られ、345羽が死に、2337羽が殺処分されました。検査の結果、H5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されています。
イランでは2008年8月以来の集団感染です。

野鳥のH6N5ウイルスはマウスに致死的感染を引き起こす(2011年10月13日、CIDRAP)

韓国の研究グループが野鳥からめったに見られないH6N5鳥インフルエンザウイルスを分離し、このウイルスがマウスに感染すると致命的であることを報告しました。一方マウス以外の動物に対する感染力については、フェレットには感染するもののブタには感染せず、カモと鶏には感染はするものの病原性は高くありませんでした。
このH6N5ウイルスは定期監視活動で見つかったものですが、このウイルスを鼻腔内へ接種すると、接触感染の場合と同様に全てのマウスが死にました。ウイルスは肺でよく増殖し、脳や心臓、腎臓、肝臓そして脾臓にまで広がっていました。この結果はH6N1やH6N2、H6N8、それに今回とは異なったタイプのH6N5では症状が出ず、肺での増殖も極めて低く、他の臓器に広がることがないのと著しい対比を見せています。フェレットにおいてはこのH6N5は多くの量のウイルスを産出しましたが症状は軽く、接触した2匹のうち1匹に感染しただけでした。ブタの鼻腔内への接種では感染を確認できませんでした。
野生のマガモと飼育鶏でのH6N5の感染実験では症状は出ませんでしたが、呼吸器へのウイルスの排出がどちらの種でもみられたほか、3分の1のカモでは糞便内にもウイルスが排出されていました。
研究グループは遺伝子的にもまた分子学的な分析によってもこのH6N5ウイルスのPB1タンパク質の配列は高病原性鳥インフルエンザウイルスであるH5N1の配列と極めてよく似ていると述べています。

新型インフル、東京都が発生想定し訓練 (2011年10月13日、日本経済新聞)

東京都は12日、新型インフルエンザの発生に対応した訓練を実施しました。高い強毒性を想定したもので、4月に都政の事業継続計画(BCP)を改定して以降初めての実施に、職員約90人はが本番さながらに取り組みました。

インドネシア バリの病院で2人の鳥インフルエンザ患者を確認(2011年10月10日、THE JAKARTA GLOBE)

デンパサールのサングラー総合病院でH5N1鳥インフルエンザに感染した2人の子供が確認されたことを受けて、バリの保健当局は再び警戒態勢に入りました。
バンリ地区に住む5歳と10歳の兄妹は7日夜、鳥インフルエンザの症状で入院し、隔離病棟に収容されました。9日に行われた病院の発表によると、この2人は家の周辺で死んだ家きんに直接触れており、病院に運ばれる前に地元のクリニックで治療を受けていたとのことです。当局はウダヤナ大学と保健省からの精密検査の結果を待っています。一方、バリ畜産局は予備試験ではH5N1ウイルスの確認は取れていないと話しています。
追加検査のために数羽の死んだトリが検査機関に送られたほか、患者が発生した地域は消毒され、家族からも検体が採取されたとのことです。

WHO インドネシアで1歳の女児が鳥インフルエンザで死亡(2011年10月10日、WHO)

インドネシア保健省は新たな鳥インフルエンザ患者の発生を発表しました。
患者は西ジャワのジャカルタ首都特別州に住む1歳の女児です。この少女は8月8日に発病し、民間治療機関で治療を受けていましたが15日に個人病院に入院、8月25日に死亡したものです。この少女の家族の一人が仕出し屋をしており、頻繁に家きんを捌き、調理していました。家の近所には家きんが飼育されていましたが、最近14日間に鶏が死んだとの報告はありませんでした。検査機関の検査でH5N1鳥インフルエンザウイルスの感染が確認されています。
インドネシアではこれまでに179人が感染し、147人が死亡しています。

インドネシアで3人の子供が死亡(2011年10月10日、CIDRAP)

WHOの発表とメディアの伝える情報によると、インドネシアで最近H5N1鳥インフルエンザで3人の子供が死亡したとのことです。このうち2人はバリ島在住の兄妹でした。
WHOが10日発表したのはもう1人のケースです。バリ島の2人を合わせるとインドネシアでのH5N1患者は合計181人となり、このうち149人が死亡したことになります。WHOが確認している国の中では世界最多となります。
WHOが発表した症例は西ジャカルタに住む1歳の女の子で、8月25日に死亡していました。発表によると8月8日に発症して民間治療を受けましたがよくならず、8月15日に個人病院に入院したとのことです。感染源調査の結果によって、少女の家族の一人が毎日家きんを捌いて調理する仕出し屋をしていることがわかりました。少女の家の近くでは家きんが飼育されていましたが、発病する前の2週間に死んだトリはいなかったと伝えています。
一方、バリ島の病院は9日、2人の子供(10歳の兄と5歳の妹)が、2日間入院した後に死亡したと発表しました。ドイツのメディア「Deutsche Presse-Agentur」が伝えたものです。この兄妹は7日に鳥インフルエンザの症状でサングラー総合病院に入院し、隔離病棟で治療を受けていたといいます。病院での検査でH5N1の陽性が確認されていましたが、ウダヤナ大学と保健省の精密検査が指示されていました。

越冬ツル飛来…鳥インフル対策で試行錯誤(2011年10月09日、読売新聞)

昨年鳥インフルエンザの集団感染が発生した鹿児島県出水市の出水平野に8日、去年よりも7日早くマナヅルが飛来しました。抜本的な解決策が進まない中、関係者の試行錯誤が続きます。
鹿児島県ツル保護会は、今月マニュアルを全面改訂。感染確認検査を迅速に行うため鹿児島大学と連携し、検査態勢を強化させます。
環境省は、渡り鳥の一極集中は感染拡大のリスクが高いとし分散させるようにしていますが、対策はほとんど進んでおらず、野鳥相手なので簡単ではない」と釈明しています。

DNAワクチンの事前接種でH5N1ワクチンの効果が増強(2011年10月4日、CIDRAP)

米国の国立アレルギーおよび感染症研究所(NIAID)のチームがおこなった臨床試験で、DNAワクチン(※1)を事前に接種しておくとH5N1ワクチンの効果が飛躍的に増強されると言う研究結果が発表されました。
H5N1ワクチンには不活性化されたウイルスの全粒子が含まれていますが(※2)期待されているほど抗体価があがらないことがしばしばありました。
NIAIDが4日のThe Lancet Infectious Diseasesに発表した研究によると、あらかじめDNAワクチンを接種したグループに対し、24週間後にH5N1ワクチンを接種したところ、26人中21人がH5N1から守ることのできるレベルまで抗体価が上昇し、その値は、DNAワクチンを接種せずに2度ともH5N1ワクチンを接種したグループに比べて4倍に達していました。しかしDNAワクチン接種の4週間後にH5N1ワクチンを接種したグループでは、15人中4人だけが期待するレベルに達するにとどまりました。
また、この「事前接種-追加接種」の方法は、毎年変化するインフルエンザウイルスのさまざまな種類にも交差して効くことが期待されており、NIAIDのアンソニーSフォウチ医師は「この結果は、まだ初期段階ではあるが、全てのインフルエンザウイルスに効く『ユニバーサルインフルエンザワクチン』開発への重要なマイルストーンとなるものだ」と話しています。

※1 DNAワクチン;ウイルスの抗原部分の遺伝子のDNAの断片を使ったワクチン。接種後に体内の細胞で抗原物質が増殖されることから、免疫効果が高いと期待されています。
※2 季節性インフルエンザのワクチンはウイルスをバラバラに分解してその中からヘマグルチニン(赤血球凝集素)だけを分離してワクチンに使用しますが、H5N1ウイルスではこの方法では抗体ができにくかったために、H5N1ワクチンは全粒子(ウイルスの粒子全体)を含んだワクチンとなっています。(日本の「プレパンデミックワクチン」も全粒子ワクチンです)

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