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鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ バックナンバー  ※外部サイトへリンクしています

2011年4月

エジプトで起きた2人の鳥インフルエンザ感染患者の発生について(2011年4月28日、IRIN)

3カ月前から強化した政府の沈静化の取り組みのさなかに確認された2例の鳥インフルエンザ患者の発生は、流行拡大への新たな脅威を引き起こしています。商工会議所の家きん部門の議長は「業者は規制のない行政区の間で大量の鶏を移動させている」として、国のセキュリティ対策が脆弱なために、鶏肉店や農家が人口密集地域で行っている取引の危険性を増幅していると指摘しています。
国連の世界保健機関(WHO)によれば、エジプトでは今回の2例を含めてこれまでに確認された143人のH5N1患者のうち47人が死亡しています。
アバッシヤ発熱病院の院長は「我々はこれからも鳥インフルエンザに苦しむ人々を受け入れつづける。ほとんどの患者は陰性だが、慎重に鑑別しなくてはならない」と話しています。

インフルエンザ患者数2週連続で増加(2011年4月27日、国立感染症研究所)

国立感染症研究所が27日に発表した第16週(4/18〜4/24)の定点医療機関あたりのインフルエンザ患者数は、7.56人となり2週連続で増加しました。
都道府県別では長野県(25.51)、宮崎県(22.80)、福井県(19.47)、石川県(17.29)、高知県(14.98)、沖縄県(14.36)、佐賀県(14.28)、新潟県(13.99)の順となっています。47都道府県中、東北地方の6県を含む36都道府県で増加がみられており、長野県、徳島県、青森県、佐賀県の増加が目立っています。最近はB型の感染が多くなっていると伝えています。

インフルエンザによる休校・学級閉鎖3倍に 学校再開影響か(2011年4月27日、朝日新聞)

厚生労働省は27日、インフルエンザで休校や学年・学級閉鎖をした保育所や小中高校などが、前週(10〜16日)の3倍だったと発表しました。担当者は「春休みが終わり、学校が再開された影響とみられる」と分析しています。

インフルエンザ:注意報、県が発令 /山形(2011年4月27日、毎日新聞)

山形県は26日、インフルエンザ注意報を発令しました。インフルエンザ患者数が、国立感染症研究所が定める注意報基準(1医療機関当たり10人)を超える10.10人(18〜24日)に達したこのによるものです。県は「手洗い、うがい、マスクの着用を心掛け、感染拡大防止に努めてほしい」と呼び掛けています。

ベトナムで鳥インフルエンザが相次ぐ(2011年4月26日、OIE)

4月21日に7件のH5N1鳥インフルエンザの集団感染の発生報告をしたベトナムで、また新たな集団感染が発生しました。26日付けのOIE(国際獣疫事務局)のレポートが公表したものです。 鳥インフルエンザが発生したのは4月23日です。ビンロン省の村で飼育していた2,000羽の家きんのうち1,050羽が死にました。残りの950羽も感染拡大防止のため殺処分されています。

インドネシア OIEに18件のH5N1鳥インフルエンザの集団感染を報告(2011年4月26日、OIE)

インドネシア当局は26日、OIE(国際獣疫事務局)に対し、18件の新たなH5N1鳥インフルエンザの発生を報告しました。 感染が確認されたのはいずれもスラウエシ島北部のゴロンタロ州の村々で、3月30日から4月6日にかけて相次いで発生しました。18件の集団感染で合わせて817羽が死に、4,119羽が殺処分されました。

インフルエンザウイルス3か月で12タイプ(2011年4月26日、NHK)

NHKは26日、理化学研究所の研究によって、おととしから去年にかけて、世界的な大流行を引き起こしたインフルエンザのウイルスが、国内の流行がピークとなった3か月余りの間に遺伝子の変異を繰り返し、少なくとも12のタイプを新たに生み出していたことが分かった、と伝えました。
研究結果ではこれまでの推定の2倍の速さで変異が起きていて、中には、免疫の働きや治療薬「タミフル」の効果が現れにくい遺伝子配列に変わったウイルスもあったということも分かっています。
研究グループではこうしたウイルスの性質によって、流行が急速に拡大し、国内で合わせて2000万人以上が感染したのではないかとみており、 「大流行したインフルエンザのウイルスは、薬への耐性もすぐに出るので、薬を適切に選択しないと、患者が重症化するおそれがある。引き続き遺伝子の変異について注意深く観察する必要がある。」と話しています。
【関連サイト】2009年新型インフルエンザの遺伝子変異を解析(2011年4月26日、理化学研究所)

カリフォルニア H1N1(2009)でICU(集中治療室)に入院した妊婦の5人に1人が死亡(2011年4月25日、CIDRAP)

H1N1(2009)に感染してカリフォルニア州内のICUに入院した妊婦を対象とした研究がAmerican Journal of Obstetrics & Gynecology(アメリカ産婦人科ジャーナル)誌に掲載されました。
研究によるとH1N1(2009)に感染した妊婦は、急激に悪化しやすい傾向が見られ、しばしば人工呼吸器の装着が必要となったり、深刻な合併症を併発し、71人の女性のうち15人(21%)が死亡していました。
研究チームは2009年4月23日から2010年5月18日までのカリフォルニアでの症例を遡って調査しました。その結果、患者の症状は急激に悪化しており、ICUに移るまでの日数の中央値は1日であったことが判明しました。
23人の女性は重度の呼吸困難から救命処置を必要としました。42人は気管内挿管や気管切開などを伴う人工呼吸が必要となり15人(36%)が死亡しました。
合併症では敗血症(26人)、血液疾患(17人)、気胸(15人)が多く見られ、死亡との関連がかなり見られました。特に死亡リスクを高めるものとしては、敗血症、気胸、腎不全、不整脈が上げられます。対照的に、早期に抗ウィルス剤の投与を受けた女性は、かなり救命されているようです。
【関連サイト】研究結果報告(American Journal of Obstetrics & Gynecology、2011年4月25日)

【参考】 日本ではH1N1(2009)が確認された2009年5月から2010年4月までの1年間にH1N1(2009)で死亡した妊婦は1人もいませんでした。世界的にも注目されています。
【関連サイト】日本産科婦人科学会 お知らせ
【関連サイト】日本産科婦人科学会 関連資料

バングラディシュ 31件のH5N1鳥インフルエンザの発生を報告(2011年4月22日、CIDRAP)

バングラディシュ畜産省は21日、OIE(国際獣疫事務局)に対し、31件のH5N1鳥インフルエンザ発生の追加報告を行いました。
集団感染は3月中旬から4月中旬にかけて発生しており、1件を除き商業用の養鶏場で起きました。地域的には5つの異なる州で発生していますが、発生件数が多いのはラジャヒ、ダッカ、チッタゴンです。
感染で死んだ家きんは26,543羽ですが、残りの153,888羽は感染拡大防止のために殺処分されました。
※OIEの報告によると、バングラディシュでは2011年に入って既に157件の集団感染が起きており、90,516羽が死に、残りの537,584羽を殺処分しています。

ベトナム 新たに1件の鳥インフルエンザの発生を追加報告(2011年4月21日、The Poultry Site)

ベトナム中部で新たな高病原性鳥インフルエンザの発生がありました。
21日、当局からOIE(国際獣疫事務局)に対して報告があったものです。報告によると鳥インフルエンザの集団感染があったのは、1,250羽の群れを飼育しているクアンチ省の村で、4月7日に発生し1,250羽全てトリが殺処分されました。
検査の結果H5N1型ウィルスによるものであることが確認されました。18日に7件の鳥インフルエンザ発生報告をしたばかりでした。
※OIEの報告によると、ベトナムでは2011年に入って20件の集団感染が起きており、9,588羽が死に、15,505羽を殺処分しています。
【参考】 日本では2011年に入って1月21日から3月16日までの約2カ月間で、23件の家きんでの集団感染が起きており、2,146羽が死に、1,837,295羽を殺処分しています。 1件当たり約80,000羽の家きんが死ぬか殺処分となっており、養鶏業の大規模集約化の影響で、被害も甚大となっていることが分かります。
(なお、これとは別に野鳥での感染報告が41件発生しています)

エジプト 新たに2人がH5N1鳥インフルエンザに感染 1人が死亡(2011年4月21日、WHO)

エジプト保健省は16日、新たな2例のH5N1鳥インフルエンザ患者の発生をWHOに報告しました。
1人目はファイユム県のワジ・エルリアン区に住む29歳の男性で、1日に発症し、4日に入院し治療を受けましたが、7日に死亡しました。 2人目は同じくファイユム県のセノレス区に住む1歳半の男児で、9日に発症し、11日に入院しました。現在も治療中ですが、症状は落ち着いていると伝えています。
2例とも入院時にオセルタミビル(タミフル)の治療を受けています。感染源はどちらも病気の家きん、もしくは死んだ家きんとの接触と見られており、2例の間に疫学的な関連はないと判断しています。
エジプトではこれまでに143人の感染が報告され、このうち47人が死亡したと報告されています。

カンボジア 5歳の女児がH5N1鳥インフルエンザで死亡(2011年4月21日、WHO)

カンボジア保健省は、H5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染の発生を報告しました。
患者はプレイベン州のピーレイン地区に住む5歳の女児で、11日に発症し、当初は地元の民間療法を受けていましたが、効果がないことから13日に入院しました。しかし集中治療の甲斐もなく、入院から4日目の16日に死亡しました。
彼女の住む村では家きんの死亡が報告されていました。 少女はカンボジアでの15人目のH5N1鳥インフルエンザ感染者となり、死亡例では13人目となります。
カンボジアでは今年に入って5人のH5N1感染者が発生していますが、全員死亡しています。 これらの患者と接触のあった53人の人々から採取した検体が国立公衆衛生研究所に送られ、検査が行われています。

モンゴル 野生の白鳥が鳥インフルエンザで死亡(2011年4月20日、The Poultry Site)

モンゴル南東部の中国との国境に近い湖で、3羽の白鳥が死んでいるのが発見され、H5型の高病原性鳥インフルエンザに感染しているのが確認されました。
モンゴルの獣医当局は19日、OIE(国際獣疫事務局)に対し即時報告を送りました。
報告によると5日スフバータル区のZegst湖で3羽のオオハクチョウが無兆候のまま死んでいるのが見つかったということです。検査の結果H5亜型のウイルスが確認されました。モンゴルでの最近の鳥インフルエンザの発生は2010年の6月でした。

バングラディシュ 鳥インフルエンザで大量の家きんを処分(2011年4月19日、Meat Trade News Daily)

バングラディシュのシヴァラヤで鳥インフルエンザが発生し、6,000羽の家きんと29,000個の卵が処分されました。
「パイオニアブリーダー社」では、飼育していた家きんの何羽かが死んだことから、死んだ鳥から検体を採取して畜産局の検査機関に送った結果、鳥インフルエンザに感染していることが確認されたものです。

ベトナム OIE(国際獣疫事務局)に対し、7件の鳥インフルエンザ発生を報告(2011年4月19日、CIDRAP)

ベトナム農業省は18日、OIEに対し7件の新たなH5N1鳥インフルエンザの発生を報告しました。3月下旬から4月上旬にかけて5つの省の村で飼育する家きんの群れに発生したものです。
当局の発表によると6,932羽のトリのうち、疑わしい例も含めて5,509羽が感染し、1,155羽が死にました。見かけ上の致死率は21%となり、典型的なベトナムの鳥インフルエンザに比べれば低い値となっています。残りの大部分のトリは感染拡大防止のために殺処分されました。
感染の発生日は3月28日から4月8日までの間に分散しています。発生原因は、群れへの新たな動物、鳥の混入、違法な移動(移動制限区域での移動や違法取引等)、人や車、餌などによる媒介などとされています。
今回の報告は今年に入ってベトナムでの4件目の発生報告となります。

農林水産省 全ての県で家きんの移動制限区域の解除を発表(2011年4月18日、農林水産省)

農林水産省は、3月13日から続いていた千葉県での鶏の移動制限区域の解除を受けて、18日全ての県で移動制限区域が解除されたことを発表しました。
今年1月以降、農場で発生した鳥インフルエンザは宮崎県をはじめとして8県23農場に及びました。昨年11月の島根県の例を加えると9県24農場で発生し、約185万羽が死んだ、もしくは殺処分されています。 また野鳥など家きん以外の感染が確認された例は昨年12月以降17道府県で44件に及びました。全て高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルスによる感染が認められています。
秋から冬にかけて日本に飛来する野鳥が、これまでにない高率で感染していることが明らかになったことで、一層対策を強化する必要がありそうです。
【関連サイト】国内のインフルエンザ感染報告(2011年4月11日、OIE)

インフル検体共有で合意 WHO政府間会合(2011年4月16日、産経新聞)

新型インフルエンザワクチン開発のため、発展途上国で採取された鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)などの検体を国際社会で共有する枠組みづくりについて協議してきた世界保健機関(WHO)の政府間会合は16日、ウイルスを提供する国に利益を分配する方法などで合意しました。5月のWHO総会で正式に採択される見通しです。

【注釈】 開発途上国の間には、途上国が提供した検体を利用して大手製薬メーカーがワクチンを開発しても、裕福な先進国の間だけで流通し貧しい開発国には回ってこないという不満が付きまとっていました。 そのため一部の途上国では、WHOに検体を提供することを一切拒否する事態にまで発展していました。
今回、ワクチン生産量の一定部分を優先的に開発途上国に供給することでウイルス検体の提供を再開することに合意したものです。

ネブラスカ州でH7鳥インフルエンザが発生(2011年4月15日、CIDRAP)

ネブラスカ州東部で、裏庭飼育をしている鳥の群れから低病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを受けて、NDA(ネブラスカ州農業局)は13日、他の鳥の群れから隔離するよう勧奨しました。
ウイルスは外来種の鳥を売買する際に行われるルーチン検査で見つかったものです。NDAの報道官の話ではH7型のウイルスが確認されたと伝えていますが、さらに詳しい検査が行われているとのことです。
NDAは感染した鳥の購入元と販売ルートを追跡した結果、今回のケースは単独の感染例であると判断しています。 最初に感染が確認された鳥は既に殺処分されたほか、同じ群れから購入されて新たに感染が確認された2羽の鳥も殺処分される見込みです。
当局者によるとネブラスカ州でこのような飼育方法で飼育される鳥はペット用の鳥や観賞用の鳥など個人向けのものが典型的であるとのことです。

バングラディシュ ガジプールで鳥インフルエンザが発生17,000羽を処分(2011年4月13日、bdnwews24.com)

バングラディシュのガジプール県の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が確認され、17,279羽の家きんと4,298個の卵が処分されました。
死んだ鶏から採取した検体を地方の検査機関とダッカの検査機関の2カ所で検査した結果、どちらからもH5N1ウイルスの陽性反応がありました。 3月22日には同じ地域の別の養鶏場でも鳥インフルエンザが発生しており、約28,500羽の家きんと48,000個以上の卵が処分されています。

FAO(国連食糧農業機関) H5N1の撲滅、この先10年では困難(2011年4月13日、CIDRAP)

FAO(国連食糧農業機関)は、H5N1鳥インフルエンザが根強く続いている6ヵ国では、この先10年間での撲滅は困難だろうとの見通しを発表しました。2006年には世界の60ヵ国以上の国々でH5N1鳥インフルエンザの発生が報告されましたが大部分の国では除去しました。しかし中国、ベトナム、インドネシア、バングラディシュ、インド、エジプトの6カ国では除去しきれずに感染が続いていると報告しています。
FAOによれば、これらの国で撲滅を妨げているのは、養鶏業の産業構造、獣医と畜産の品質、それと全ての分野でのコミットメントのレベルの低さの3つであると指摘しています。レポートは、H5N1鳥インフルエンザの発生が続く限り、ヒトのパンデミックウイルスに進化を遂げる危険性も続くと警告しています。
H5N1鳥イフルエンザが発生しているいくつかの国では今年ヒトへの感染も起きており、エジプトではこれまでに22人の感染者を出して最多となっていることを伝えています。

南アフリカ 農場のダチョウの群れにH5N2鳥インフルエンザが発生(2011年4月11日、CIDRAP)

南アフリカの農業省は10日、西ケープ州の2つの都市で商業用に飼育されているダチョウの群れからH5N2高病原性鳥インフルエンザウィルスが確認されたと発表しました。南アフリカ共和国では2006年以来の発生となります。
H5N2ウィルスは高病原性の鳥インフルエンザウィルスですが、現在までのところヒトへの感染の危険性はないと考えられています。今回の集団感染は定期的な監視活動で見つかったもので、5つの地域のうち1ヵ所で、100羽のダチョウが病気で死んだとの報告があったものです。感染拡大防止のために約14,800羽の鳥が殺処分されたと伝えています。

インフルエンザ38人が集団発生 新潟市の椿田病院(2011年4月11日、産経新聞)

新潟市保健所は11日、同市江南区の椿田病院で入院患者23人、職員15人の計38人がインフルエンザに感染したと発表しました。うち、高齢者4人が死亡していますが、インフルエンザと死亡の因果関係は不明といいます。
検査ではA型H3のウイルス型が検出されており、香港型の季節性インフルエンザと考えられるということです。

エジプト またも4例の鳥インフルエンザ患者の発生を報告(2011年4月11日、WHO)

4月7日に患者発生の報告があったばかりのエジプトでまたもあらたに4人の鳥インフルエンザ患者の発生報告がありました。4人のうち2名がブハイラ県、他の2名はそれぞれメノフィア県とファイユム県に住む住民で、1歳〜55歳までの男女(女性3名、男性1名)です。
3月の中旬から下旬にかけて発症し、全員が入院して治療を受けましたが3月28日に20歳の女性が死亡しました。感染源は病気の家きんもしくは死んだ家きんとの接触とされています。今回発表された4人を加えるとエジプトでの鳥インフルエンザ患者は141人となり、このうち46人が死亡しています。

WHO カンボジアでの鳥インフルエンザ患者発生を発表(2011年4月11日、WHO)

WHOがカンボジアで発生したH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染を発表しました。3月22日に発症し、31日に死亡した11歳の少女のケースですが、当サイトでも4月6日付で紹介したものです。

WHO バングラディシュでの鳥インフルエンザ患者発生を発表(2011年4月11日、WHO)

WHOがバングラディシュで発生したH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染を発表しました。3月1日に発症した2歳の男児のケースですが、当サイトでも3月16日付で紹介したものです。

韓国 採卵養鶏場でH5N1鳥インフルエンザが発生(2011年4月8日、CIDRAP)

ヨンハップニュースによれば、韓国当局が養鶏場でのH5N1鳥インフルエンザの発生を確認しました。新たな発生がなかった期間はわずか2週間だけでした。
感染が確認されたのはソウルの南東約350kmに位置するヨンチョン市(氷川市)の採卵養鶏場です。6日に130羽の鶏が突然死亡したため、この養鶏場は隔離措置がとられました。感染拡大を防ぐために養鶏場のすべての鶏が殺処分される見込みです。
韓国国内での最近の鳥インフルエンザは3月24日に発生しています。今回の集団感染は、昨年末に発生が確認されて以降、52回目の発生となります。これにより韓国では6つの行政区で合わせて627万羽以上の家きんを殺処分したことになります。

エジプト 保健省があらたな4例の鳥インフルエンザ患者の発生を報告(2011年4月7日、WHO)

WHOがエジプトで発生した4例の鳥インフルエンザ患者の発表を行いました。それぞれ、1歳の男児、3歳の女児と30代の女性2名です。いずれも回復に向かっており、すでに退院した患者もいるとのことです。
全例とも、感染源は鳥インフルエンザにかかった病気の家きんや死んだ家きんとの接触とされています。エジプトでは137人がH5N1鳥インフルエンザに感染し、45人が死亡しています。

【訳注】エジプトの発表が以前に比べて遅くなっています。今回も2月の発生事例を4月になってから報告しています。近年エジプトでのH5N1鳥インフルエンザ患者の死亡率が低くなってきていますが、死亡率の低下(軽症化)は、比較的軽症な患者が医療機関にかからないまま社会活動を続けることにつながり、知らないうちにヒト−ヒト感染が広がってしまう危険性をはらんでいます。
専門家の中には、エジプトではH5N1鳥インフルエンザに罹っても確定診断されないままに治癒している患者が相当数いるはずだとの意見もあり、心配されるところです。

カンボジア 11歳の少女がH5N1鳥インフルエンザで死亡(2011年4月6日、新華社)

カンボジア保健省とWHOは6日に共同で声明を発表し、コンポンチャム州に住む11歳の少女がH5N1鳥インフルエンザに罹り、呼吸器の合併症を併発して3月31日に死亡したと伝えました。
少女は3月22日に発病し、最初は地元の村人たちの治療を受けていましたが効果が見られず、29日に地元の病院に入院しました。その後31日にシエムリープ州の病院に転院しましたが4時間後に死亡したものです。
マム・ブンヘン保健相は「鳥インフルエンザは依然としてカンボジア国民にとって脅威となっている。疑いのある患者を早期に発見することが正しい治療を行うための近道だ。病気の鶏や死んだ鶏と接触した後に呼吸器感染の症状がでている住民がいないか注視してほしい。そうすることが敏速に患者を最も近い医療機関で治療を受けさせられることにつながる」と述べました。

鳥インフルエンザ:愛知・春日井で検出(2011年4月6日、毎日新聞)

愛知県春日井市の住宅街の路上で、2月17日に死んでいたハヤブサから強毒性の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルスが検出されました。今のところ、半径10キロ圏内の養鶏農家では異常は起きていないとのことです。

手洗いの効果でインフルエンザ様疾患が40%減少(2011年4月4日、CDC)

エジプトの研究グループとCDC(アメリカ疾病予防管理センター)が共同で行った研究で、手洗いがインフルエンザなどの感染症予防に有効であることが改めて報告されました。カイロにある60箇所の小学校で12週間に渡って行った実験の結果、毎日2回手洗いを励行したグループは、行わなかったグループに比べインフルエンザ様疾患の生徒が40%減少したと報告されています。

インドネシア スマトラ島で鳥インフルエンザの再来で警戒警報(2011年4月4日、Yahoo News)

アンタラニュースによると、過去数ヶ月の間にスマトラ島のいくつかの地域で発生した鳥インフルエンザにより数千羽の鶏が突然死亡したと報じています。地元の保健当局者がH5N1鳥インフルエンザによる大量死であることを確認しています。家きんの死亡はとりわけスマトラ島の各州に多く発生しており、西スマトラ、ベンクル、ジャンビ、バンカ・ブリトゥンなどで起きています。
西スマトラのパダンにあるMジャミール病院では1月以降、27名の鳥インフルエンザ疑いの患者の治療を行っていますが、同病院のスポークスマンによると、パダン市は西スマトラでも最悪の状況となっており、27名中24名がパダン市の住民となっています。3月31日時点でも2名が集中治療室で治療を受けており、診断確定のために血液の検体を保健省の検査機関に送っているとのことです。
Mジャミール病院では2009年に9人、2010年には7人の鳥インフルエンザ疑い患者の治療を行いましたが(うち1名が死亡)、今年は大幅に増加しています。

インドネシア 28歳の女性が鳥インフルエンザで死亡(2011年4月1日、WHO)

インドネシア保健省は、新たなH5N1鳥インフルエンザ感染者が確認されたと発表しました。患者はジャワ島ジョクジャカルタに住む28歳の女性で3月1日に発症し、3月14日に死亡したとのことです。
女性の家族は鶏とカモの飼育を行っていました。またこの女性は毎日のように昔ながらの市場を訪れていました。近所では家きんが放し飼いにされており、前の月に鶏が死んでいたという報告がなされています。インドネシアではこれまでに176例の感染が報告されており、このうち145人が死亡しています。

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