鳥インフルエンザ(H5N1)対策情報サイト - 知っていますか?強毒性インフルエンザの脅威

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2010年11月

鳥インフル:政府が対策本部(2010年11月30日、毎日新聞)

政府は30日午前、島根県安来市の養鶏農家で高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われる鶏が見つかったことを受け、全閣僚で構成する「鳥インフルエンザ対策本部」を設置し、鹿野道彦農相が防疫措置の実施状況などを報告しました。
菅直人首相は宮崎県で口蹄疫(こうていえき)被害が拡大した事例を挙げ「迅速な初動対応が重要だ」と指摘。「何としても抑え込まなければならない。国内の危機管理に全力を挙げてほしい」と各閣僚に指示しました。
【関連サイト】鳥インフルエンザに関する政府の対応について(2010年11月30日、首相官邸主な報告)

鳥インフル疑い 島根県で2万3300羽の殺処分始まる (2010年11月30日、産経新聞)

島根県安来市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザへの感染が疑われる鶏が見つかったのを受け、県は30日、この養鶏場で飼育する約2万3300羽について殺処分を開始、3300羽を処分しました。
ウイルスはH5型とみられ、動物衛生研究所(茨城県)で詳細を調査しています。農水省によると、鳥インフルエンザで、ウイルスを特定する前の鶏の殺処分や政府の対策本部設置は初めてといいます。
島根県などはこの養鶏場から半径10キロ圏内の鶏や卵などの移動を制限。圏内の養鶏場4カ所のうち1カ所は島根県、3カ所は隣接する鳥取県に位置しており、両県は計12カ所の道路で車両の消毒を始めまています。
鳥インフルエンザは人にはまれにしか感染しないとされ、肉や卵を食べても影響はないといわれています。強毒性の鳥インフルエンザは、平成19年に宮崎県や岡山県で確認されたことがあります。

鳥インフルは強毒性か、さらに23羽死亡 農水省調査へ(2010年11月30日、朝日新聞)

島根県安来市の養鶏場で死んだ鶏5羽が鳥インフルエンザウイルスに感染した疑いがある問題で、農林水産省と同県はウイルス遺伝子(PCR)検査の結果、高病原性であるH5型と確認しました。
同省は30日、同日午前までに同じ養鶏場でさらに23羽が死んだことが確認されたと明らかにしました。 農水省は強い感染力を持つ強毒性の可能性が高いとみて、ウイルスの分析を進めるとしています。強毒性と確認されれば、国内では2007年の宮崎、岡山両県での発生以来となります。
【解説】 H5型と確認されれば「高病原性」であることになりますが、それだけでは「強毒性」であるとはいえません。H5N1型は高病原性鳥インフルエンザであり同時に強毒性ですが、H5N2型は日本では高病原性鳥インフルエンザに指定していますが弱毒性のウイルスです。今回のウイルスは現時点でH5型であることまでは判明していますが、ノイラミニダーゼ(ウイルスを飛び散りやすくする酵素)の型まではまだわかっていないために強毒性かどうかの判別がついていないものです。

新型インフル:行動計画見直し発熱外来廃止へ 専門家会議(2010年11月30日、毎日新聞)

厚生労働省の新型インフルエンザ専門家会議は29日、新型インフルエンザ行動計画の見直しに関する意見をまとめ、関係省庁の閣僚級会合を経て年明けにも政府として行動計画を改定する予定です。
見直し案では、流行初期に感染の疑いがある患者を特定の医療機関に集約する「発熱外来」を廃止し、発生国からの帰国者や国内患者との濃厚接触者を診察する「帰国者・接触者外来(仮称)」を新たに設け、それ以外の患者は一般の医療機関で対応することにしたものです。
また、「水際対策」は、「入国者対策(仮称)」へ名称の変更を検討しています。
行動計画は、東南アジアを中心に報告されている強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)などを想定。昨季流行した新型インフルエンザ(H1N1)は来年度以降、通常の季節性として扱う方針です。

鳥インフル:備蓄用ワクチン1000万人分を製造(2010年11月29日、毎日新聞)

厚生労働省は29日、アジアを中心に鳥から人に感染し、死者も出ている鳥インフルエンザ(H5N1)が新型インフルエンザとなる場合に備え、新たに備蓄用のワクチン約1000万人分を製造していることを明らかにしました。
厚労省は2006年度以降、H5N1のワクチンを毎年約1000万人分ずつ製造、備蓄していましたが、2009年度は新型インフルエンザ(H1N1)のワクチンを製造し、予定していたH5N1ワクチンは製造しませんでした。ワクチンの原液の有効期限は3年間で、2006年度に製造したワクチンは既に期限が過ぎ、2007年度製造分も本年度末に期限切れになります。

島根県の養鶏農家で高病原性鳥インフルエンザ発生の疑い(2010年11月29日、農林水産省)

農林水産省は29日、島根県の養鶏農家で5羽の鶏が死亡し、このうち3羽から簡易検査でインフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表しました。
家畜保健衛生所で遺伝子検査を実施したところ、H5亜型であることが確認されました。 同夜になってさらに約30羽が死亡していることが確認されたこともあって、現時点では擬似患畜として対応を進めることを決めています。 農水省では省内に高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部を設置し、今後の対処方針を決めたと伝えています。 この農家では2万3300羽の鶏を飼育していますが、全て殺処分される見込みです。

インドネシアで鳥インフルエンザ患者が発生か(2010年11月27日、Tribune Jabar)

インドネシアのバンドンに住む女性が、H5N1鳥インフルエンザの疑いでハサン・サディキン病院に入院して治療を受けています。
女性は6日前から入院しており、当初は呼吸困難と腹痛、発熱を訴え、肺炎を起こしており、非常に悪い状態でした。3度に亘って血液検査が行なわれ、その結果鳥インフルエンザウイルスが確認されました。現在も4度目の検体を検査機関に送って検査中であるとのことです。治療により、現在は回復に向かっており、体温も下がってきていると伝えています。
医師は、いまだに数種類の医療機器を装着したまま隔離室で治療を受けてはいるものの、状態は悪くはないと話しています。家族の話では、患者は最近までチラチャップに住んでいましたが、家の近くでは多くの鶏が突然死していたことから、チラチャップでの感染が疑われています。2ヶ月前から住んでいるバンドン周辺では鳥インフルエンザの発生はないと当局者は伝えています。

ベトナムの2つの州で鳥インフルエンザが発生(2010年11月27日、SAIGON GIAI PHONG)

ベトナムの保健当局者は、洪水の被害に見舞われているゲアン省とハティン省でH5N1鳥インフルエンザが確認されたと発表しました。
ゲアン省ではディエンチャウ地区で600羽の家きんがH5N1に感染し焼却処分が行なわれました。省の保健当局は飼育施設を殺菌消毒し、感染地域を隔離しています。ハティエン省ではカンシェン地区で感染が発生しました。現在、鶏肉の需要の高まりから、農場主たちは農場の収容量を拡大して生産をしていました。
保健当局者は、寒い気候と家きんの密集が病気を発生させ、広範囲に拡大したと話しています。

北海道 富良野保健所管内で患者が急増、「警報」レベルを超える。(2010年11月26日、北海道感染症情報センター)

北海道でインフルエンザの流行が拡大しています。
北海道感染症情報センターの発表によると、第46週(11月15日〜21日)の定点医療機関の患者数は、 富良野保健所管内で39.67人となり、前週の4.67人から急増して「警報」レベルの基準とされる30人を超えました。
流行の目安である1.0人を超える保健所管内も前週の11保健所管内から13保健所管内へと拡大し、1.0人を超えているのは、富良野、苫小牧、深川、中標津、市立函館、滝川、帯広、旭川市、札幌市、釧路、北見、千歳、渡島の13保健所管内です。また、北海道全体では2.08人で、前週の1.52人から増加しています。道内で流行しているインフルエンザの型はAH3(香港型)が中心となっているようです。
北海道立衛生研究所が9月27日から11月12日までに採取された検体を調べたところ、検出された29件全てがAH3(香港型)ウイルスでした。
【関連報道】インフルエンザ流行レベルマップ 2010年第46週(2010年11月24日、国立感染症研究所)

外務省 「鳥インフルエンザの流行状況について(2010年11月)」を発表(2010年11月25日、外務省)

外務省は25日、「鳥インフルエンザの流行状況について(2010年11月)」を発表し、注意を喚起しました。 2003年以降ヒトへのH5N1型鳥インフルエンザ感染が確認された国は15カ国となっています。
ヒトへの確認感染者数は508人、そのうち302人が死亡しており、感染の確認がされた数が最も多い国はインドネシアの170人(うち141人死亡)で、以下ベトナムの119人(うち59人死亡)、エジプトの112人(うち36人死亡)、中国40人(うち26人死亡)、タイ25人(うち17人死亡)、カンボジア10人(うち8人死亡)と続いています。 南アジアではパキスタンで3人(1人死亡)、バングラデシュで1人(死亡0)への感染が確認されています。

カナダ マニトバ州の鳥インフルエンザはH5N2型(2010年11月25日、CBC)

カナダの七面鳥農場で確認された鳥インフルエンザは高病原性のH5N1型ではないことが発表されました。保健当局の発表によるとこの農場で確認されたウイルスは、同様に鳥インフルエンザウイルスとして知られているH5N2型でした。
H5N2ウイルスはカモやガンなどの野鳥には普通に存在します。七面鳥への感染もこれまでに確認されており、2009年にはブリティッシュコロンビア州のフレーサーバレーで発生した際には、数千羽の鳥が殺処分されました。当局では、ウィニペグ市の北で確認された今回の感染は、ブリティッシュコロンビアのときに比べ穏やかなものであると話しています。
25日現在、ロックウッドにあるこの農場は隔離され、8,200羽全ての七面鳥は数日の間に殺処分される見込みです。七面鳥の取扱いで接触のあった近くの孵化場と2つの農場も隔離が行われています。
WHOによるとH5N1は2003年以降世界中で260人の犠牲者を出し、数百万羽の鳥の殺処分の事態を引き起こしています。 保健当局者は、24日に感染確認の発表を行なった際には、ヒトへの感染リスクは低いことと合わせてH5N1型ウイルスが見つかる可能性はほとんどないと話していました。また、食糧の供給が影響を受けることは無く、七面鳥は正しく調理される限り食べても安全であると強調しています。
訳注:H5N2型は弱毒性のウイルスですが、日本では家畜伝染病予防法で高病原性鳥インフルエンザウイルスに指定しています。
((独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所、高病原性鳥インフルエンザについて)

カナダ マニトバ州で鳥インフルエンザが発生(2010年11月24日、CIDRAP)

カナダの食品検査局(CFIA)は24日、マニトバ州ロックウッドにある家きん農場で鳥インフルエンザの発生が確認されたと発表しました。
ロックウッドはマニトバ州の中心に位置し、ミネソタ州の国境から100マイル(約160km)のところにあります。臨床症状や初期の検査結果からは、低病原性のウイルスによるものではないかと考えられていますが、精密検査によりウイルスの亜型と病原性の強さの確認を行なっているとのことです。 州当局の獣医はロイター通信に対し、この農場では七面鳥を飼育していると伝えました。また、マニトバ州の公衆衛生当局の医師は報道関係に対して、ヒトへの感染の事実はないと話しています。
CFIAは、農場は封鎖、鳥は殺処分とし、納屋や車輌、機材、器具などは、清掃と消毒をおこなうと発表しました。CFIAの獣医プログラムの専門科はロイター通信に、感染源は調査中であるが、今回の集団感染は、昨年ブリティッシュコロンビアの農場で発生して数千羽の七面鳥と鶏の処分をおこなったときのものと類似しているように思えると話しています。

香港の鳥インフルエンザ患者、容態が安定(2010年11月23日、China Post)

香港の保健当局は、鳥インフルエンザに感染した女性は容態が安定したため、22日に集中治療室から出たと発表しました。今回のケースとの関連で感染が拡大する恐れがなくなったとの判断によるものです。
当局者がAFP通信に話したところによると、59歳のこの女性は中国本土への旅行から戻った後に発病し、H5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの検査が陽性に出ていたものですが、容態が回復してきたたことから集中治療室を出て隔離病棟に移されたとのことです。
市当局は2003年以来の発生となった致死的な鳥インフルエンザのヒトへの感染の事態を受けて18日に鳥インフルエンザの警戒レベルを「厳重警戒」レベルまで引き上げていましたが、20日になってヒトへの感染拡大の恐れは少ないと発表されました。
香港では1997年に世界で初めてH5N1鳥インフルエンザのヒトへの大規模な感染が起き、ウイルスの変異により6人が死亡しました。1997年の集団感染発生の時には、数百万羽の鶏が殺処分されています。6年後におきた致死的な呼吸器疾患SARSの時には約300人犠牲者を出し、町がパニックとなった経験があります。

鳥インフルエンザの脅威は続いている(2010年11月23日、New York Times)

昨年のH1N1新型インフルエンザの脅威が当初恐れられていたほどでは無かったことから、世界はH5N1鳥インフルエンザの存在をほとんど忘れかけています。しかし、鳥インフルエンザは消えていないばかりか、H1N1新型インフルエンザよりも致命的でもあるようです。
H1N1新型インフルエンザが2000人に1人の致死率であるのに対し、H5N1鳥インフルエンザは5人に3人の致死率です。 先週世界は、中国への休暇旅行から帰った香港在住の59歳の女性が、7年ぶりの患者として感染が確認されたとのニュースに、改めてこの事実に気づかされました。元々H5N1鳥インフルエンザは、1997年に初めて香港でヒトへの感染を起こしています。そして2003年に再び香港で起きました。今回感染が確認された女性は現在入院しており、症状は安定したと伝えられています。また地元の保健当局者は22日、ほかには感染者は発生しておらず、家きんの市場や農場からもウイルスは発見されなかったと発表しました。
2003年以降、世界中で508人の患者が発生しており、このうち302人が死亡しています。この1年間は、インドネシア、エジプト、ベトナムの3カ国だけが複数の患者発生を報告しています。これらの国では、家きんの群れの間でもしばしば感染が確認されています。
インドネシア政府は最近、患者が死亡した2件の感染例を公表しました。一人は35歳のジャカルタの男性で、迅速な入院にもかかわらず、11日後に死亡しました。もう一人は、40歳の女性で発病から1週間後に死亡しました。原因は不明ですが、インドネシアの鳥インフルエンザの致死率はどこの国よりも高くなっています。

WHO 香港でのH5N1感染を確認(2010年11月19日、WHO)

香港の衛生防護センターは、新たなH5N1ウイルスのヒトへの感染が11月17日に確認されたと発表しました。
患者は59歳の女性で、2日に発病し14日に入院しました。肺炎を起こしており、危篤状態となっています。この患者は上海と南京、杭州への旅行歴があったと伝えていますが、発病前に生きた鳥と接触はしていません。彼女との接触者の検査が続けられていますが、現在までに症状が出ている人はいません。接触した人たちの鼻腔から採取された検体の検査結果は、全員がH5N1陰性でした。感染の原因については現在も調査中ですが、これまでの状況からすると今回の感染は散発的なヒト感染であり、二次的な広がりはないものと考えられています。
今回のケースにより香港でのH5N1のヒトへの感染は21人となりました。1997年の18人、2003年の2人に続く今回のケースとなります。

インドネシア 生きた鳥を扱う市場の半数がH5N1に汚染(2010年11月18日、Emerging Infectious Diseases)

インドネシアの生きた鳥を売買する市場を調査したところ、約半数がH5N1鳥インフルエンザウイルスに汚染されていたとの研究論文が、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が発行する 「EID Journal」 に掲載されました。
研究者達は、インドネシア国内の生きた鳥が売買される市場でのH5N1ウイルスによる汚染がどの程度広がっているかを確認するために、83カ所の市場を調査しました。それぞれの市場では汚染の度合いを評価するために、1つの市場で最高で27カ所の家きんが関りのある場所からサンプルが採取されました。これらのサンプルをウイルス検査したところ、39(47%)の市場で1カ所以上の汚染が確認されたといいます。
研究で汚染の危険因子として指摘したのは、市場の中で家きんの食肉解体処理が行なわれていることで、西ジャワで行なわれていました。逆にリスクを軽減していた要因は、毎日廃棄物を処理することと、家きんに係わる作業の場所とそれ以外の場所を分離することであったと報告しています。

香港のH5N1感染 調査にほとんど手がかりなし(2010年11月18日、CIDRAP)

香港当局は、59歳の女性からH5N1ウイルスが確認されたことから、養鶏場の点検と鳥の検査、養鶏場と市場の清掃を進めていると発表しました。
公立病院では、面会時間の短縮や来訪者へのマスク着用などの予防措置をとっているとのことです。 女性はいまだに重体が続いており、マーガレット王女病院に転医したと伝えています。当局者の話では、検査でH5N1ウイルスのクレード(系統発生的に分岐した型)は確認できましたが、依然として中国本土での感染か、香港に戻ってからの感染かは特定できていません。

香港衛生防護センター 患者の臨床報告を公表(2010年11月18日、Centre for Health Protection)

香港の衛生防護センター(CHP)はH5N1鳥インフルエンザに感染した女性患者の詳細な臨床レポートをホームページで公表しました。
臨床レポートによると女性は11月2日から鼻水の症状が出始めました。5日には発熱と血痰を伴う咳が始まったために、医師を受診し薬の投与を受けています。その後も症状が続いたために、12日にTuen Mun病院(屯門醫院)の救急外来を受診。胸のX線検査で左肺の中央部に霞んだ陰影が確認され、抗生剤(オーグメンチン)の投与を受けました。
その後、喀血がひどくなり発熱も続いたことから14日にTuen Mun病院の一般病棟に入院しました。入院後も症状は悪化し、16日に撮影した胸部X線写真では、左肺野全体と右の下肺野が曇っており、状態の悪化が確認されました。症状の悪化に伴い、間近でのモニタリングが必要となったことから集中治療室に移され、オセルタミビル(タミフル)による治療と100%濃度の酸素吸入が開始されました。人工呼吸器の装着はされていません。
患者は現在マーガレット王女病院に入院しており、重体であると伝えています。鼻咽頭からの吸引物のPCR法による検査で、17日にH5型のウイルスの陽性反応が確認されました。

岩瀬病院のインフル感染34人に 福島(2010年11月18日、産経新聞)

集団感染の疑いがあるインフルエンザ患者が続出している須賀川市の公立岩瀬病院は17日夕現在で、感染者が入院患者など10人、職員24人の計34人になったと公表しました。県感染・看護室は17日、岩瀬病院から抗体検査の依頼を受けた10人のうち8人から、AH3(香港型)インフルエンザウイルスが検出されたと公表しました。

香港 鳥インフルエンザで59歳の女性が重体(2010年11月17日、CIDRAP)

香港の防疫官は17日、最近中国本土を旅行した59歳の女性がH5N1鳥インフルエンザに感染したことが確認されたと発表しました。これにともないパンデミック警報レベルを「厳重警戒」のレベルに引き上げました。
香港保健予防センターの発表によると、この女性は発熱が続き、咳に血痰が混じったことから12日に入院しました。肺炎を起こしており重体であると伝えています。患者の検体からはH5N1鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されており、精密検査が進められています。
女性は10月23日から11月1日までの間、夫と娘とともに中国本土を旅行していましたが、この間生きた家きんとの接触や農場を訪れることもなかったといいます。女性に鼻水の症状が出始めたのは香港に戻った後で、発熱と咳の症状が出たのは11月5日でした。60歳の夫にも最近鼻水と咳の症状が出ましたが、回復しているといいます。
当局者は、中国本土での感染と考えられるが、香港での感染の可能性も否定できないと話しています。香港では1997年にH5N1鳥インフルエンザウイルスのヒトへの初めての感染が確認されました。18人の患者が発生し、6人が死亡しています。

須賀川市の公立岩瀬病院、インフル9人感染を発表 福島(2010年11月17日、産経新聞)

須賀川市の公立岩瀬病院は16日夜、入院患者4人と職員5人にインフルエンザの陽性反応が確認されたと発表しました(いずれも15日現在の人数)。病院によると、病状はいずれも重篤ではなく、現段階で新型インフルか季節性インフルかは不明とのことです。

インフルエンザで1学級閉鎖へ、児童9人が発熱/伊勢原(2010年11月16日、神奈川新聞社)

伊勢原市教育委員会は16日、インフルエンザと集団風邪のため成瀬小学校の5年生1学級を17日から3日間学級閉鎖にすると発表しました。 同市教委によると、在籍児童30人のうち4人がインフルエンザと診断され、9人が発熱などの風邪症状とのことです。

インフルエンザ 群馬・前橋で学級閉鎖 今季初(2010年11月15日、前橋市)

前橋市は、市立時沢小学校の4年生の1クラスを16日から18日までの間学級閉鎖にすると発表しました。簡易検査では季節性B型インフルエンザウイルスが検出されています。
同市内では今季初の学級閉鎖で、保健所は「流行が早まる可能性があり、うがいなどの予防対策を心がけてほしい」と呼びかけています。

CDCが新種のH3N2ブタ由来インフルエンザを報告(2010年11月13日、CIDRAP)

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が、2例のブタ由来の新種のH3N2型インフルエンザウイルスによるのヒトへの感染があったと報告しました。 ウィスコンシンとペンシルバニアで発生したケースで、毎週のインフルエンザサーベイランスレポートで確認されたものです。 ヒトへの新しいA型インフルエンザウイルスの発生は、WHOに報告することが義務付けられており、報告があるとWHOは加盟国にその事実を通知します。 今週(11月8日〜14日の週)はじめロシアのメデイアがこの情報を報道しました。これがインターネット上に翻訳されて流れ、パンデミックの可能性をあおる結果となりました。 CDCの報告は、2つのケースが6週間以上間隔をおいてのものであることなどから、2例の間にヒト−ヒト感染はなく、それぞれ個別に発生した珍しいケースではないかと推測していますが、同時にヒト−ヒト感染が本当に無かったかどうかは今後も調査を続けると付け加えています。 今回の新種のウイルスについて「3重の遺伝子交雑」していたことが強調されてインターネットに流れていましたが、通常ブタインフルエンザがヒトに感染するようになる場合には、ヒトとブタとトリの遺伝子が交雑を起こしてできることから、ブタ由来のインフルエンザウイルスは3重の遺伝子交雑をしているのは普通のことであると伝えています。
関連報道:アメリカ 3重に遺伝子交雑した新種のH3N2ウイルスが出現(11月10日付当サイト報道)

ドイツでH5N2鳥インフルエンザが発生、17,000羽を処分(2010年11月12日、Pro med Mail)

ドイツ農業省は11月12日(金)、H5N2型低病原性鳥インフルエンザに感染した17,000羽のカモとガチョウの殺処分の命令を下しました。 高病原性であるH5N1型への突然変異の可能性を懸念してのものです。 集団感染はドイツ中央北部のパルヒムの家きん農場で行なわれた定期検査で確認されたもので、感染が確認された家きんには全く症状は出ていませんでした。 ドイツ国内での鳥インフルエンザの発生は、2006年にバルト海のリューゲン島で発見されたH5N1型以来となります。
訳注:H5N2型は国際的には低病原性とされていますが、日本では家畜伝染病予防法で高病原性に分類しています。
((独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所、高病原性鳥インフルエンザについて)

除菌:市販の二酸化塩素9製品、効果の裏付けなく 安全性も(2010年11月12日、毎日新聞)

「新型インフルエンザ対策」などと表示し、二酸化塩素による除菌をうたう製品について国民生活センターは11日、「効果や安全性がほとんど検証されていない」として、調査した9製品の製造元・販売元に安全性と有効性の十分な検証と表示の改善を求めました。

新型インフルエンザ対策を実施している上場企業は79.8%に(2010年11月11日、インターリスク総研)

MS&ADインシュアランス グループのインターリスク総研が、国内全上場企業3587社に対して行なった新型インフルエンザ対策における実態調査の回答状況をまとめました。 この調査は2008年から継続して実施しているもので、今回で4回目となります。
調査結果によると、新型インフルエンザ対策を実施している企業は79.8%となり、2008年6月に実施した同調査結果(9.8%)と比較し、わずか2年間で8倍以上に急増しました。 2009年8月に実施した前回調査(63.1%)と比較しても、15%以上増加しています。 また、「現在対策を策定中・策定予定あり」の企業は、91.8%となり、広く企業が対策を進めている実態が判明したと伝えています。

インフルエンザ:集団発生、鶴岡保育所で園児16人 /山形(2010年11月11日、毎日新聞)

山形県の保健薬務課は10日、鶴岡市内の保育所でインフルエンザの集団発生があったと発表しました。山形県内では今季初の集団発生です。園児全54人のうち16人が、38度以上の熱やせきがあり自宅で療養しているといいます。
県衛生研究所の検査で、園児からインフルエンザウイルスA香港型が確認されています。

アメリカ 3重に遺伝子交雑した新種のH3N2ウイルスが出現(2010年11月10日、Recombinomics )

WHOがアメリカで発見された2件の3重遺伝子交雑を起こした新種のH3N2ウイルスによるパンデミック発生の懸念に警報を発しています。この新種のH3N2ウイルスはイリノイ州での7ヶ月の子どもとペンシルバニアの46歳の男性で発見されたものです。このうちペンシルバニア州で発生したケースは11月12日(金)付のMMWR(CDC発行の疫学週報)に発表される予定です。
WHOが警報を発した2件の症例が互いに接触歴がなく、にもかかわらず現在流行を続けているとしたら、新たなパンデミックのスタートの兆候と言えるかも知れないとしています。 H3N2ウイルスの3重遺伝子交雑はブタでは普通に発見されており、これらのウイルスが時々人に感染することがあるのですが、感染が広がることはほとんどありません。しかし、今回の2例のケースは2009年のH1N1新型インフルエンザが南カリフォルニアで100マイルも離れた接触歴のない2人の子どもに発症したときと極めてよく似ています。
新種のH3N2に感染した2人の患者は互いに500マイル以上離れて暮らしており、7ヶ月の子どもはブタとの接触歴も無かったようだと伝えています。

ジンバブエ保健省 新型インフルエンザの高度警戒警報を発令(2010年11月10日、All Africa.com)

アフリカ・ジンバブエの保健省は、10月中旬以来、国内全土で新型インフルエンザの流行が拡大し約15,000例の患者が報告されたとして、高度警戒警報を発令しました。
感染症対策の担当官は会見の中で、流行を抑えるための薬剤と機材は十分にあると話しています。 マタベレランド北州は特に流行の拡大が深刻な模様で、発生患者の多くがこの地域に集中している模様です。
先月この地域の町タショロトショでは300人以上の患者が発生しましたが、その多くは子ども達でした。この流行で公的な集会は禁止され、試験を受けられなかった生徒も出ています。
【関連報道】アフリカジンバブエで新型インフルエンザが再流行(2010年10月18日、Afrik-news)

ナミビアでも新型インフルエンザが拡大(2010年11月10日、Meat trade news daily)

アフリカ南西部に位置するナミビア共和国で、新型インフルエンザの流行拡大が続いています。ナミビア保健省によると1,000人近くの子ども達が新型インフルエンザにかかったのではないかと危惧されています。
首都ウィントフークと中央北部にある2つの学校で合わせて970人の生徒にインフルエンザの症状が出ていると言います。当局では、ランダムに採取された31の検体のうち29がインフルエンザ検査陽性を示し、陰性だったのは僅かに2つだけだったことから、症状が出ている患者のほとんどは新型インフルエンザであると見ています。

北秋田のインフルエンザ集団感染死:さらに2人が死亡(2010年11月10日、毎日新聞)

秋田県は9日、インフルエンザの集団感染で入院患者6人が死亡した病院で、さらに80代と90代の男性入院患者2人が死亡したと発表しました。いずれも季節性のA香港型ウイルスが検出されているとのことです。

妊婦へのインフルエンザワクチン 生後6ヶ月までは赤ちゃんにも効果(2010年11月9日、CIDRAP)

妊娠中に接種したインフルエンザワクチンは、生後6ヶ月までは生まれてきた赤ちゃんにも効果が及ぶとの研究結果が発表されました。現在、生後6ヶ月未満の赤ちゃんにはインフルエンザワクチンの接種が認められていないことから今回の研究結果は特別に重要な意味を持つと述べています。
今回の研究では、妊娠中のワクチン接種は90%以上の確率で、赤ちゃんのインフルエンザによる入院を防いでくれるとの結果が示されたといいます。

秋田・インフル6人死亡 保健所、検体持ち帰らず 3日後回収(2010年11月9日、河北新報)

秋田県北秋田市の鷹巣病院でインフルエンザにより入院患者6人が死亡した問題で、北秋田保健所の職員の調査によると、詳細な検査に必要な患者の検体を持ち帰っていなかったことが分かりました。
保健所は3日後の5日になって検体を回収。検査の結果を受け、秋田県は6日になって集団感染と断定しました。検体入手の遅れで3日間、発表が遅れた可能性があると報じられています。

北秋田の病院 インフルエンザで男女6人死亡(2010年11月6日、朝日新聞)

秋田県北秋田市綴子(つづれこ)の医療法人社団博愛会・鷹巣病院で、49人がインフルエンザに集団感染し、10月31日から今月5日までに、入院していた60〜90代の男女6人が死亡したと県が6日発表しました。県によると、いずれも季節性のA香港型とみられる。5日現在、入院患者25人と病院職員8人の計33人がインフルエンザの症状を訴えているといいます。
A香港型は、高齢者がかかると重症化することが多いといわれています。今季は世界各地でA香港型の流行が見られており、今後も十分な注意が必要です。

韓国 全羅南道でH7N6高病原性鳥インフルエンザが発生(2010年11月5日、PoultrySite)

韓国南部の全羅南道の農場でH7N6高病原性鳥インフルエンザの集団感染が発生、韓国の獣医当局者は4日OIE(国際獣疫事務局)に即時報告をしました。
集団感染は定期的な監視活動で発見されたもので、感染拡大防止のためにこの農場で飼育されていた約23,000羽の家きんは全て処分されました。今回確認されたウイルスは、先月西部地域で集団感染を起こしたもの(H7N7型)とは異なる亜型のウイルスです。
※国際的にはH7型のウイルスは低病原性鳥インフルエンザウイルスに分類していますが、日本では家畜伝染病予防法で高病原性鳥インフルエンザウイルスに指定しています。
((独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所、高病原性鳥インフルエンザについて)

新型インフル:飼い犬の感染に注意!…東大准教授ら確認(2010年11月5日、毎日新聞)

世界中で流行した新型インフルエンザウイルスが、日本でペットとして飼われている犬に感染していたとの調査結果を堀本泰介東京大准教授と山口大、麻布大の研究チームがまとめました。7日から徳島市で開かれる日本ウイルス学会で発表します。
堀本さんは「インフルエンザにかかった飼い主からの感染や、動物病院での感染が疑われる。犬や猫のインフルエンザも重篤になる場合があり、これからの季節はペットの健康にも十分な注意が必要だ」と話しています。

インフルエンザ、北海道と沖縄県で流行の目安を超える(2010年11月4日、国立感染症研究所)

国立感染症研究所は4日、10月25日〜11月2日までのインフルエンザの定点当たりの報告数0.15人となり、2週連続で増加したと発表しています。北海道と沖縄県では流行の目安とされる1.0人を超えており、今後注意を払う必要がありそうです。

インフルエンザ:今季初の休園−−那賀の幼稚園 /徳島(2010年11月3日、毎日新聞)

徳島県の感染症・疾病対策室は2日、那賀町の「あい幼稚園」でインフルエンザの症状による欠席者が増え、4、5両日に休園すると発表しました。県内でインフルエンザとみられる症状で休校や学級閉鎖などの措置がとられるのは今年度初めてです。

FAO 中国の青海湖に焦点を当てた鳥インフルエンザの研究発表(2010年11月2日、Poultry Site)

FAO(国際連合食糧農業機関)が共同研究者と合同で行なった研究によると、 青蔵高原(青海-チベット高原)を北東に横切る中央アジアの飛行ルートの東部で、 野生の水鳥が毎春、高病原性のH5N1鳥インフルエンザをモンゴルに伝播している可能性を指摘しています。
移動経路の北端の地で繰り返されるこの野鳥の集団感染は、不思議なことに他の経路では起こっているようには見えません。 感染症の伝播において野鳥が果たしている疫学上の役割の複雑さを示していると伝えています。
【関連サイト】
FAQと共同研究者の研究レポート(2010年10月22日、AVIAN INFLUENZA)

インドネシア 8歳の少年が鳥インフルエンザの疑いで治療中(2010年11月2日、Jakarta Post)

ジャワ島西部のタンゲランに住む8歳の少年が、鳥インフルエンザの疑いで入院し治療を受けています。医師は、この少年の病状は悪化してきており、現在検査結果を待っているところであると話しています。タミフルの投与が続けられていますが、既に闘病生活が1週間続いています。少年は家きんとの接触もなかったほか、家の近くで家きんが死んだという報告もないと伝えています。
タンゲランでは今年、これまでに2件の鳥インフルエンザ疑いの患者が発生しています。

インフルエンザ:今季初の集団感染−−大館の幼稚園 /秋田(2010年11月2日、毎日新聞)

秋田県健康推進課は1日、大館市内の幼稚園で県内では今季初のインフルエンザの集団感染が発生したと発表しました。10月28日から園児13人と職員3人が発症し、6日まで休園措置がとられました。 検査の結果A香港型ウイルスによる集団感染と伝えられています。 同課はワクチン接種やうがい手洗いでの予防を呼びかけています。

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