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鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ バックナンバー  ※外部サイトへリンクしています

2010年3月

インフルエンザ流行レベルマップ第12週(2010年3月31日、国立感染症研究所)

2010年第12週のインフルエンザの定点当たり報告数は0.23(患者報告数1,082)となり、第4週以降減少が続いています。第9週以降、定点当たり報告数は1.00を下回っている状態が続いています。定点当たり報告数は、都道府県別では沖縄県(1.16)、佐賀県(1.10)、福井県(0.81)、岩手県(0.80)、富山県(0.60)、新潟県(0.58)、岐阜県(0.55)の順となっており、40都道府県では前週よりも減少がみられています。警報レベルを超えている保健所地域は第7週以降0カ所であり、また注意報レベルのみを超えている保健所地域は第9週、第10週と0カ所となった後、第11週に1カ所となっていましたが、第12週に再び0カ所となりました。
 2010年第1週以降も、検出されているインフルエンザウイルスのほとんどが新型インフルエンザウイルスAH1pdmである状態が続いていますが、最近ではAH3亜型(A香港型)やB型の検出も散発的に報告されています(感染症情報センターホームページ参照

香港 マイポ自然保護区が鳥インフルエンザ発生の疑いで閉鎖(2010年3月31日、TheStandard.com)

香港の有名な観光地の一つであるマイポ自然保護区が鳥インフルエンザ発生の疑いで3週間閉鎖されることになりました。すぐ近くでツバメの死骸が見つかり、鳥インフルエンザが疑われているものです。農漁業環境省は3月30日、同保護区を4月20日まで入園禁止とすることを発表しました。鳥の死骸は簡易検査をおこなったところH5鳥インフルエンザの疑いがあることが分かり、当局は半径3km以内にある5カ所の農場を調査しましたが、鶏にインフルエンザの症状は見当たらなかったとのことです。ただし当局者は、この農場の検査結果は誇張されている可能性があることを指摘しています。当局は他の野鳥園についても調査する予定です。

ネパールの2カ所で新たな鳥インフルエンザが発生(2010年3月30日、PoultrySite)

ネパール当局は28日OIE(国際獣疫事務局)に対し、新たな2例の鳥インフルエンザ発生の報告を行いました。1例目はセチ州にある村の鶏、アヒル、鳩など家禽の群れで2日に発生し、123羽のうち40羽が死に、残りの鳥はすべて処分されました。2例目は6日後の8日にルンビニ州の鶏舎で発生し、4,767羽のうち216羽が死に、残りの鳥はすべて処分されたと報告しています。鳥からはH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されています。

WHOがエジプトでの2例の鳥インフルエンザのヒトへの感染情報を発表(2010年3月30日、WHO)

WHOは30日、エジプトでの2例のH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染情報を発表しました。1例目はダミエッタ県に住む30歳の女性で、24日に入院しオセルタミビル(タミフル)の治療を受けていますが重体が伝えられています。もう1例は当サイトで22日付に紹介済みのケースですが、ベニスエフ県の4歳の男児で18日に入院しオセルタミビル(タミフル)の治療を受けましたが、24日に死亡しました。どちらのケースとも病気で死んだ鳥との接触が感染の原因と見られています。
今回の2例の追加により、エジプトでの鳥インフルエンザのヒトへの感染は108人となり、このうち33人が亡くなられています。

CDC 米国南東部での新型インフルエンザの増加に注目(2010年3月29日、CDC)

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は29日の記者会見でアラバマ州、ジョージア州、サウスカロライナ州など南東部地域で新型インフルエンザの感染が活発化していることに注目していることを発表しました。中でもジョージア州ではこの数週間に昨年の10月以来の数の入院患者が発生しており、州当局もCDCに対し調査の協力を要請しました。この感染拡大が第3波かどうかはまだなんともいえないとしています。

ブルガリアで死んだ野鳥から鳥インフルエンザウイルスを検出(2010年3月29日、focus-fen.net)

ブルガリア当局は、ヴァルナで見つかった野鳥の死骸を地方研究所で検査したところ、高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルスが検出されたと発表しました。国内での鳥インフルエンザのモニタリング調査で、ヴァルナのリゾート地であるコンスタンチンとエレナで発見されたものです。詳しい検査のため国立検査所にサンプルが送られており、来週中にも結果が判明する予定です。

WHOがベトナムでの鳥インフルエンザのヒトへの感染を発表(2010年3月29日、WHO)

WHOは29日、ベトナムで発生したH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染の情報を発表しました。すでに当サイトでは17日付で紹介済みのケースです。患者は3歳の女児で、5日に発症し、地区病院での治療後、10日に小児専門病院に転院しましたが17日に死亡しました。
今回のケースでベトナムでの鳥インフルエンザのヒトへの感染は117人となり、このうち59人が亡くなられています。

ルーマニア 新たな地域でもH5N1鳥インフルエンザが発生か(2010年3月27日、IOL)

2週間前にウクライナとの国境付近で鳥インフルエンザの発生があったルーマニアで、別の村でも鳥インフルエンザ発生の疑いがあることを当局が発表しました。死んだ鶏から採取されたサンプルが研究所に送られたと報じています。ドナウ川のデルタ地域にあるこの村の小規模な農家で飼育されていた鶏はすべて感染拡大防止のため処分されました。当局者は、感染拡大の危険性はなくなったと伝えています。

ブータンで1,300羽以上の鳥を処分(2010年3月26日、PoultrySite)

ブータンの獣医当局は25日、OIE(国際獣疫事務局)に鳥インフルエンザ発生に関する追加報告を行ないました。この報告によるとインドとの国境付近の地域で、家禽の群れに新たな高病原性鳥インフルエンザの集団発生が起きたと報じています。合計で1,371羽の鳥が飼育されていましたが、2羽が死にその他の鳥はすべて処分されました。病気の症状や病変は一貫しており、H5型インフルエンザの迅速検査で陽性を示しているとのことです。

中央アメリカと南アメリカの一部でH1N1新型インフルエンザ患者が増加(2010年3月26日、CIDRAP)

WHOは26日、新型インフルエンザの流行状況報告を更新しました。これによると、中央アメリカと南アメリカの一部の地域で、新型インフルエンザの患者が増加しているようだと伝えています。グァテマラ、ニカラグア、エルサルバドル、パナマとブラジルの一部地域ではインフルエンザの増加が確認されています。またメキシコでも呼吸器疾患の患者が増加していますが、新型インフルエンザかどうかの確認は取れていません。タイではやっと減少が見られてきたものの、西アフリカではインフルエンザの流行はまだピークに達しておらず、ヨーロッパの国々ではB型の流行が見られ始めていると報告しています。 (WHO報告

インフルエンザ流行レベルマップ第11週(2010年3月24日、国立感染症研究所)

2010年第11週のインフルエンザの定点当たり報告数は0.41(前週は0.51)となり、第4週以降減少が続いています。第9週以降、定点あたりの報告数は1人を下回っています。定点当たり報告数は、都道府県別では富山県(2.23)、佐賀県(1.97)、岩手県(1.88)、新潟県(1.48)、沖縄県(1.36)、山形県(1.35)、福島県(0.83)の順となっています。32都道府県では前週よりも減少がみられています。警報レベルを超えている保健所地域は第7週以降1カ所もなくなりました。
また注意報レベルのみを超えている保健所地域は第9週以降0カ所でしたが、再び注意報レベルのみを超えている保健所地域が1カ所(富山県)ありました。今年に入って以来、検出されているインフルエンザウイルスのほとんどが新型インフルエンザウイルスAH1pdmである状態が続いていますが、最近ではAH3亜型(A香港型)やB型の検出も散発的に報告されています (感染症情報センターホームページ参照)。

鳥インフルエンザは依然としてヒトにとっての脅威:WHO(2010年3月24日、Sify.com)

WHO西太平洋事務所は、鳥インフルエンザのヒトへの感染は2006年をピークに減少しているものの依然としてヒトの健康にとって脅威であるとの警告を行ないました。WHOの発表では、今年に入り鳥インフルエンザのヒトへの感染は21例起きており、このうち7人が死亡しています。国別ではエジプトが16人(5人死亡)、ベトナムが4人(1人死亡)、インドネシアが1人(1人死亡)となっています。これに加えて、バングラディシュ、ブータン、カンボジア、インド、イスラエル、ミャンマー、ネパール、ベトナムでは、家禽もしくは野鳥の集団感染の報告があります。
WHOでは、H5N1の家禽での感染が続く限り、家禽と接触したヒトが感染する危険があると警告しています。また、H5N1ウイルスが他のインフルエンザウイルスとの間で遺伝子の交雑が起きた場合には、まったく新しいウイルスができてしまう危険性も指摘しています。

ネパールで新たな鳥インフルエンザが発生(2010年3月24日、Himalayan Times )

Himalayan Times は、ネパールのバンケ州で新たな鳥インフルエンザが発生したと伝えています。バンケ州の家畜事務所によれば、州内の4カ所で集団感染が起きており、死んだ鶏やアヒルから鳥インフルエンザウイルスが確認されたとのことです。獣医師の話では、この地域では多くの鳥が死亡したことから、サンプルを採取して、3月8日にカトマンズの検査機関に送りました。既に50羽以上の鶏や鳥が死んでおり、この地域の鳥の殺処分が始められる見込みです。

エジプトで4歳の子どもがH5N1鳥インフルエンザに感染(2010年3月22日、ProMED-Mail)

ProMED-Mailに寄せられた情報によれば、エジプト保健省は21日、ベニスエフ県に住む4歳の子どもがH5N1鳥インフルエンザに感染したと発表しました。エジプトでは2006年から感染者が報告されていますが、今回の例で107人目の感染者となります。当局によるとこの子どもは、病気の鳥との接触があり、その後高熱と咳、鼻水、肺炎の症状を起こして18日に入院しタミフルによる治療を受けましたが、状態は思わしくなく、首都の病院に転院したと伝えています。

鳥インフルエンザが致死性を増しているのでは?との研究を発表(2010年3月21日、VietNamNet Bridge)

ベトナム国立ウイルス衛生疫学研究所は、H5N1鳥インフルエンザウイルスが急速な変化を起こし致死性を増して、薬剤への耐性を獲得している可能性があると発表しました。保健環境相の医師によれば、 ベトナムで初めて鳥インフルエンザが発生して以来これまでに少なくとも7種類のウイルス抗原が発見されており、将来についてはまったく予想ができないとのことです。いまのところヒトからヒトへの感染はまれですが、この病気に関する知識が十分に啓蒙されていないために、鳥インフルエンザの感染が繰り返されていると警鐘を鳴らしています。国立ウイルス衛生疫学研究所の医師は、遺伝子の変異が起きて感染の危険性が増す可能性があり、感染を防ぐ方法についても教育がおこなわれるべきであると述べています。ベトナムでは今年に入って5人が感染し、このうち2人が死亡しています。

「受診者数の減少続く」インフルエンザ流行レベルマップ第10週(2010年3月17日、国立感染症研究所)

第10週の定点当たり報告数は0.51(前週は0.77)となり、第4週以降減少が続いています。40都道府県で前週よりも減少しており、警報レベル・注意報レベルを超えている保健所地域は1ヵ所もありませんでした。今年に入って以来、検出されているインフルエンザウイルスのほとんどが新型インフルエンザウイルスですが、最近ではAH3亜型(A香港型)やB型の検出も散発的に報告されています(感染症情報センターホームページ参照)。
厚生労働省が17日に発表した「新型インフルエンザに関する報道発表資料」によると、昨年の7月28日以降、新型インフルエンザで入院した累計患者数は17,623人となりました。また198人目の死亡例も報告されています。これまでのデータを総合すると、国民の約6人に1人が感染し、感染した人の1,200人に1人が入院、10万人に1人が死亡したことになります。

ベトナムで鳥インフルエンザによる今年2人目の死亡者が発生(2010年3月17日、AFP)

17日ベトナムで3歳の女児が鳥インフルエンザで死亡しました。今年に入って同国での2人目の死亡者となります。ホーチミン市の保健当局者によれば、この少女は同市の小児病院で1週間にわたり治療を受けていましたが、重症肺炎で死亡したとのことです。少女はビンドン省南部の出身で、ベトナムでのH5N1鳥インフルエンザによる59人目の死亡者となりました。これとは別に、ティエンジャン省南部の38歳の女性が2月下旬に亡くなっていたことを伝えています。WHOによると、ベトナムは鳥インフルエンザでの死亡者が、インドネシアについで世界で2番目に多い国となっています。H5N1ウイルスは、一般的には鳥との直接接触することにより鳥からヒトに感染しますが、専門家は、もしウイルスがヒトからヒトへ容易に感染するように変異を起こした場合、数百万人もの死者を出しかねないと恐れています。
【関連報道】
ベトナムでのH5N1鳥インフルエンザでの死亡者について(2010年3月17日、CIDRAP)

WHOがベトナムでの鳥インフルエンザ患者を確認(2010年3月16日、WHO)

WHOはベトナムで新たにH5N1鳥インフルエンザの感染者が出たことを確認しました。当サイトでは13日に紹介済みのケースで、ハノイ市に住む25歳の女性です。5日に発症し、7日に入院しましたが症状が悪化、10日に転院し人工呼吸器を装着しています。病気の鳥や死んだ鳥との接触が感染の原因と見られています。これにより、ベトナムでの感染者は116人、死亡者は58人となったと伝えています。

ルーマニアで鳥インフルエンザが発生(2010年3月16日、Reuters)

ロイター通信は、ルーマニアでH5N1鳥インフルエンザが発生したと報道しました。感染が確認されたのはウクライナとの国境に近くにある農園です。この農園の鳥は全て処分され、半径6km以内の地域が感染防護区画、20km以内の地域が警戒地域に指定、監視の強化と家禽の移動の禁止の指示が出されました。EUの欧州委員会は、ルーマニアの国立検査機関がH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスを確認したと発表しています。ヨーロッパでは1年前にドイツで発生して以来の発生となります。専門家は、「H5N1はヒトへ感染する恐れは少ないが、現在流行しているH1N1新型インフルエンザウイルスと遺伝子の交雑が起きれば、容易にヒトへの感染が起きるようになり、致死率の高いハイブリッドウイルスが流行しかねない」と危険性を訴えています。ルーマニアは、渡り鳥がアフリカからスカンジナビアやシベリアに移動するルート上に位置しており、この地理的条件が感染発生の危険性を増大させていると伝えています。

ネパールが新たに4件の鳥インフルエンザ発生を報告(2010年3月16日、ThePoultrySite)

ネパール当局は2月5日にOIE(国際獣疫事務局)へ対し鳥インフルエンザ発生の速報を報告していましたが、14日に新たに4件の鳥インフルエンザの発生があったことを追加報告しました。報告ではネパール中南部で高病原性鳥インフルエンザが新たに4件発生したことを伝えています。4件とも農家の裏庭で飼育されていた鳥に発生したもので、639羽が死に、838羽が処分されその合計は1471羽に上っています。検査の結果H5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されたと伝えています。

ベトナムのバクニン省で鳥インフルエンザが発生(2010年3月15日、VOV NEWS)

VOV NEWSはバクニン省で鳥インフルエンザが発生し、突然400羽の鶏が死亡したと報道しています。これらの鶏は生後40日目に全てワクチンの接種を受けていましたが、11日の夜に集団で死亡したものです。獣医当局が翌12日にこの農家の家族の農場も検査したところ、家禽に鳥インフルエンザの兆候が出ていることを確認したため、全ての鶏を処分したと伝えています。当局は感染拡大防止のためダ・カウ村の全ての地域の消毒作業を行ないました。

ハノイで25歳女性が鳥インフルエンザに感染(2010年3月13日、Viet Nam News)

ベトナムの保健当局によると、ハノイのソク・ソン地区に住む25歳の女性がH5N1鳥インフルエンザに感染していることが確認されました。女性は5日に感染し、現在バク・マイ病院の集中治療室で治療を受けています。この女性の家の付近では、死んだ鳥や病気の鳥が見つかっているとのことです。

バングラディシュでH5N1鳥インフルエンザにより11万7000羽以上の鶏が処分(2010年3月13日、Daily Times)

Daily Timesはバングラディシュ北部の町タクルガオンの国内最大のカジ農場で発生したH5N1鳥インフルエンザにより400羽の鶏が死亡したと伝えています。この農場の15箇所の鶏舎で飼育する11万7000羽の鶏は全て処分するよう命じられました。このほか20万個の鶏卵が既に処分されています。農場の経営者はAFP通信に対し、被害総額は600万ドル以上になるだろうと述べています。バングラディシュでは2007年2月に鳥インフルエンザが発生し、数千箇所の農場であわせて100万羽以上の鶏が処分されています。最近では2008年に11月に発生し、2ヶ月間に亘って10000羽の鳥が処分されました。小規模な感染は2009年まで続いています。バングラディシュの家禽産業は、世界的にも最大規模の一つで、年間2億2000万羽の鶏と3700万羽のアヒルを生産しています。国内でヒトへの感染が初めてあったのは2008年5月で、生後16ヶ月の幼児の感染があったことを伝えています。

WHOがエジプトでのヒト感染を確認(2010年3月12日、WHO)

WHOは新たにエジプトで発生した2例のH5N1鳥インフルエンザのヒトへの感染を確認し発表しました。前回このコーナーで伝えた20歳の女性の死亡を報告したもののほか、新たな患者の発生も伝えています。20歳女性は妊娠中で、3月5日に入院しオセルタミビル(タミフル)の治療を受けましたが、9日に死亡しています。新たな患者は1歳半の男児で2日に入院し、オセルタミビル(タミフル)の治療を受けました。現在症状は安定しているとのことです。また、エジプト保健当局が以前報告した患者が死亡したことを追加報告しています。患者は53歳の男性で2月27日に発症していました。これにより、エジプトでの感染者数は合計で106名となりこのうち32名が死亡しています。

エジプトでH5N1鳥インフルエンザによる32例目の死亡者が発生(2010年3月11日、CIDRAP)

エジプト保健省は11日、H5N1鳥インフルエンザによる新たな死亡者が発生したと発表しました。亡くなったのはカイロに住む20歳の女性で、家で飼育していた鳥との接触の後に発症したと伝えています。詳細については不明ですが、WHOが今回のケースを認定すれば、最近亡くなった53歳の男性のケースと合わせて、エジプトでの105例目の感染で、32例目の死亡となります。
【関連報道】
エジプトでのH5N1鳥インフルエンザ患者の新たな死亡者について (2010年3月11日、Egypt State Information)

「定点医療機関当たり届出数が1人を割る」インフルエンザ流行レベルマップ第9週(2010年3月10日、国立感染症研究所)

国立感染症研究所が第9週のインフルエンザ流行レベルマップを発表しました。報告によると第9週の定点医療機関に受診したインフルエンザ患者の報告数は0.77(前週は1.36)となり、第4週以降減少が続いています。これまでインフルエンザの全国的な流行開始の指標である1.00を上回った状態が29週間継続していましたが、30週目にして1.00を下回りました。全国の医療機関を1週間に受診した患者数は約4万人(前週は7万人)と減少し、累積の推計受診患者数は約2,063万人となりました。

デンマークで低病原性鳥インフルエンザが発生(2010年3月10日、ThePoultrySite)

ThePoultrySiteは、デンマークの鴨の飼育場で低病原性鳥インフルエンザの発生が定期検査で見つかり、OIE(国際獣疫事務局)に速報として届出たと報じました。感染が起きたのはFuglebjergの農場で、190羽のマガモと5羽の雌鶏に感染が見つかりました。鳥インフルエンザのサーベイランス計画に基づいて採取されたサンプル検査の結果、5日に陽性と判明したものです。これにより全ての鳥が処分されたと伝えられています。ウイルスはH7型の亞型と見られていますが、血清学的な判定は保留となっています。デンマークでは2008年5月にも感染がありました。H7型は弱毒性といわれていますが、2003年にオランダの獣医師が感染して死亡した例が報告されています。

H5N1鳥インフルエンザウイルスがヒトの腸管に直接感染し増殖する研究結果(2010年3月8日、CHICAGO JURNAL)

インフルエンザウイルスは、主としてヒトの気道(鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支)に感染しますが、H5N1鳥インフルエンザウイルスに感染した患者の多くは消化器症状も起こしており、H5N1ウイルスは消化器官をも標的にしていることが推測されていました。中国疾病予防制御センター・ウイルス研究所の医師らの研究によれば、H5N1で亡くなった患者の腸の組織からはウイルスの抗原の存在が確認され、腸の組織に直接感染が起きていることが証明されたとのことです。インフルエンザウイスが弱毒性であるか強毒性であるかの違いは、感染部位が気道にとどまるか、それとも肺や消化器、血液、脳、その他の器官にまで及ぶかによって区別されますが、今回の研究結果は改めてH5N1鳥インフルエンザウイルスの強毒性を示したものといえます。
この研究結果はThe Journal of Infectious Diseasesの電子版に掲載されました。

外務省が危険情報「鳥インフルエンザの流行状況について」を更新(2010年3月8日、外務省海外安全ホームページ)

外務省は8日、最近世界各地で相次いでいるH5N1高病原性鳥インフルエンザとヒトへの感染事例の発生に関連して海外渡航者への危険情報を更新しました。今年1月7日以降の鳥インフルエンザの発生国は8カ国にのぼり、このうちヒトへの感染が報告されているのは、エジプト(14人感染3人死亡)、インドネシア(2人感染1人死亡)、ベトナム(3人感染1人死亡)と報告されています。
※2010年3月10日現在、WHOではインドネシアでの今年に入ってからのヒトへの感染者数は1名と発表しています。

エジプト保健省が新たな鳥インフルエンザ対策の計画を発表(2010年3月8日、Reuters AlertNet)

エジプト保健省は、最近国内でH5N1鳥インフルエンザの感染が頻発していることを重視し、国内29の県の間で、家禽の取引を禁止するとともに、家庭で家禽を飼育するのは危険であるとの警告を出しました。保健省獣医課によれば、「鳥インフルエンザは国内に定着しており、現在恐れていることはウイルスがより危険なタイプへ変異することだ」と話しています。また同時に保健省は、家禽へのワクチン接種では、感染の拡大を抑えることができないと判断し、予定していた家禽へのワクチン接種を取りやめることを発表しました。これまでエジプトでは105人が感染し、このうち30人が死亡しており、WHOによれば世界で3番目に多い国となっています。
※2010年3月10日現在、WHOではエジプトでのこれまでのヒトへの感染者数は104名と発表しています。

ミャンマーで鳥インフルエンザの感染が続く (2010年3月6日、新華社)

新華社通信 は、ミャンマー北西部で新たな鳥インフルエンザの感染が確認されたと報道しました。ミャンマーでは2006年から2007年にかけてと2008年の4月に鳥インフルエンザの発生がありましたが、OIE(国際獣疫事務局)が制圧宣言をしていました。今回の感染は先月マヤンゴン地区から始まり、ミンガラドン地区、サガイン地区へと感染を拡大しています。当局はOIEとFAO(国連食料農業機関)に対し、感染発生の報告を行ないました。

バングラディシュ 14件の新たな鳥インフルエンザ発生を報告 (2010年3月4日、ThePoultrySite.com)

バングラディシュ当局は2日、OIE(国際獣疫事務局)に対し、新たに国内で14件の鳥インフルエンザの感染が発生したと報告しました。これらの感染により2月1日から20日までの間に5,467羽が死に、33,982羽が処分されたと伝えています。感染した鳥からはH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されています。

WHOがベトナムでの鳥インフルエンザのヒトへの感染報告を発表(2010年3月4日、WHO)

WHOは4日、ベトナムで発生したH5N1鳥インフルエンザの、ヒトへの新たな感染事例を発表しました。先般このサイトでもご紹介した3例で、うち1例の女性は死亡しています。この結果、ベトナムでのヒトへの感染は合計で115例に上り、このうち約半数(50.4%)にあたる58例が死亡しています。
またWHOは同日、エジプトでもヒトへの感染が5例あったと発表しました。これにより、エジプトでのヒトへの感染は合計で104例となり、このうち30例(28.8%)が死亡しています。
【関連報道】
エジプトでの鳥インフルエンザのヒトへの感染について(2010年3月4日、WHO)

メキシコでH1N1ウイルスの変異株が見つかる(2010年3月4日、AFP)

メキシコ保健相は、3日にインフルエンザに感染した少女から、H1N1ウイルスの変異株を確認したと発表しました。ホセ・エンジェル・コルドバ保健相は、報道陣に対し、新型豚インフルエンザウイルスで変異が確認された最初のケースであるが、他に423例の変異が疑われるケースがあると話しました。患者の少女は、2ヵ月前からメキシコシティの病院での治療がおこなわれ、重症肺炎を起こしていましたが、現在は回復しているとのことです。
一般的にインフルエンザウイルスは変異しやすいのですが、特に多くの人がワクチンで免疫を持つと、ウイルスも変異株ができてきます。世界的に流行している豚由来の新型インフルエンザウイルスは、まだ完全にはヒト型に適合しきっていないといわれていましたが、変異を繰り返すうちに、感染力を強めたり、より毒性が増したりすることもありえます。ウイルスの変異の情報は注意してみていく必要があります。

「患者数減少続く」インフルエンザ流行レベルマップ第8週 (2010年3月3日、国立感染症研究所)

定点医療機関に受診したインフルエンザ患者数は1医療機関あたり1.36(前週は1.76人)となり第4週以降減少が続いています。定点医療機関からの報告数をもとに、定点以外を含む全国の医療機関を1週間に受診した患者数の推計値は約7万人(前週は9万人)と減少し、これまでの累積の推計受診患者数は約2,059万人となりました。報道されることが少なくなってきた新型インフルエンザですが、感染者数が減少してもなお死亡者が発生しています。先週厚生労働省から発表された亡くなられた2名の方は、いずれも若く(20代男性と8歳の女児)基礎疾患のない方でした。まだまだ注意が必要です。
【関連サイト】
新型インフルエンザ感染者の死亡について(2010年3月3日、厚生労働省)

ベトナム カーンホア省で新たな鳥インフルエンザ感染が発生(2010年3月3日、Vietnam News)

ベトナムニュースは、ベトナム中部のカーンホア省で新たなH5N1鳥インフルエンザが発生し、1万羽近くの鳥が処分されたと報道しました。当局者は、感染の拡大を防ぐ努力にもかかわらず、昨年12月以来感染地域は拡大を続けており、6つの省にまで広がっていると話しています。ベトナムでは、この数週間の間に、3例の人への感染が報告されており、このうちティエンジアン省に住む38歳の女性が死亡しています。

韓国が検疫を強化 ベトナムでの死亡者の発生を受けて(2010年3月3日、YONHA PNEWS)

韓国の保険当局は2日、ベトナムでの鳥インフルエンザによる今年初めての死者発生の報道を受けて、同国からの入国者の検疫を強化すると発表しました。検疫強化策の一環として、最近東南アジアを訪れた人々への体温のチェックも行なわれると伝えています。

ベトナムでヒトへの感染が続く(2010年3月2日、CIDRAP)

ベトナム保健省は新たに17歳の女性がH5N1鳥インフルエンザに感染し、入院したと発表しました。今年に入って同国での感染例は3人目となります。この患者は、北部のトゥエンクアン地方の女性で、2月19日に発症、24日に入院し、オセルタミビル(タミフル)の治療を開始しています。調査の結果、感染源は飼育していた鶏で、突然何羽かが死んだため、この少女が残りの鶏を処分していたとのことです。
WHOが今回の感染を確認すれば、2月23日に死亡した38歳の女性と、つい最近伝えられた3歳の女の子とあわせて国内115例目の感染となり、このうち58人が死亡しています。

エジプトでまたもやヒト感染発生103例目(2010年3月1日、Egypt State Information Service)

エジプト保健省は24日、カリュービーヤ県に住む14ヵ月の赤ちゃんがH5N1鳥インフルエンザに感染したと発表しました。発表によるとこの赤ちゃんは抗ウイルス剤タミフルの投与を受けて容態は落ち着いているとのことです。エジプトでは24日に100例目、101例目、102例目の報告があったばかりでした。

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