香港のAFCD(漁農自然護理署)は、東涌(トンチョン)で発見されたハヤブサの死骸と元朗(ユンロン)で発見されたユリカモメの死骸からH5鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表しました。現在確認のための精密検査が行われています。
1月30日、ハヤブサとユリカモメの死骸がそれぞれ東涌(トンチョン)の文東路公園と元朗(ユンロン)の俊賢坊遊樂場で発見されました。ハヤブサは香港では冬に渡ってくる鳥ですがユリカモメはいつでも普通に見かける鳥です。
ハヤブサが見つかった場所付近には養鶏場はありませんが、ユリカモメの発見場所から3Km以内には4カ所の養鶏場があります。AFCDのスタッフが調査しましたが、養鶏場には異常な症状の鶏や死亡率の増加などは見当たりませんでした。これらの養鶏場では監視を強めています。
トイチェー紙(Tuoi Tre News)によるとベトナム当局は1日、今年2人目のH5N1鳥インフルエンザによる死者が発生したと発表しました。過去2年近くに亘って感染患者の発生を食い止めてきていたところでした。
保健省はソクトラン省の26歳の女性が発熱などの症状で1月23日に入院し、28日に死亡したことを確認しました。ホーチミン市にあるパスツール研究所が行った検査でH5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されたと伝えています。この女性は家きんを解体して「ウイルスに感染した肉」を食べていました。この地域では大量の家きんが死んでいました。ソクトラン省はメコンデルタ地域に位置しています。
東京都が発表した第4週の定点医療機関あたりのインフルエンザ患者数は32.23人となり、前週の14.70人から2倍以上に急上昇しました。警報レベルを超えて本格的な流行となっていることを示しています。
特に定点医療機関あたりの患者数が多かった地域は、多摩小平地区58.96人、八王子市50.61人、南多摩地区46.71人、葛飾区44.62人、練馬区43.48人、多摩立川地区の41.90人などとなっています。
Press Trust of India紙(PTI)は西トリプラ州で鶏とカモにH5N1鳥インフルエンザが発生したために当局によって殺処分が行われたと伝えました。
OIE(国際獣疫事務局)の報告によれば、4,229羽の家きんが病気で大量死したことから、ボパールの高度安全動物疾病研究所(HSADL)が検査した結果H5N1鳥インフルエンザウイルスが確認されて処分が開始されたものです。12の迅速対応チームは政府が所有するレムバッチェラ養鶏場から半径3Km以内の家きんを殺処分しました。この養鶏場はバングラデシュとの国境にあると伝えてられています。
PTIもOIEも処分された家きんの数は伝えていませんが、OIEはこの養鶏場が12,385羽の家きんを飼育していたと報じています。
メキシコでは流行が続いている「ブタインフルエンザ」(A/H1N1pdm09型)により少なくとも29人が死亡し、1,500人近くが罹患していると当局が発表しました。メキシコでは今シーズンは数種の型のウイルスが流行しており、さらに数千人が罹患している状態となっています。
今季は冬が始まって以来、「ブタインフルエンザ」(A/H1N1pdm09型)に少なくとも7,069人が罹患したと報告されています。研究所による検査は今も続いており、上記の人数に加えてさらに1,456人の「ブタインフルエンザ」(A/H1N1pdm09型)の患者を確認しています。
メキシコ保健省によれば、今季少なくとも29人の患者が「ブタインフルエンザ」で死亡しています。非常事態宣言は発令されないままですが、当局者はこの数週間のうちにメキシコ国内ではA/H3N2型やB型などにより死亡者はさらに増えるだろうと予測しています。
A/H1N1pdm09インフルエンザは2009年の4月にメキシコのベラクルズ州で発生し、瞬く間に世界中に拡大し、WHOは2009年6月にパンデミックを宣言しました。少なくとも18,000人が死亡したとされますが、実際の数ははるかに多いと見られています。
WHOは2010年8月パンデミックの終了を宣言しました。同時に「後パンデミック期においては、インフルエンザの活動度合は通常の季節性インフルエンザのレベルに戻る。パンデミックを引き起こしたウイルスは季節性インフルエンザウイルスとして定着すると予想される」と言っています。
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