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サウジアラビア 5人のMERS患者を報告 1人は死亡 家族内感染も発生(2014年3月14日、CIDRAP)

サウジアラビアは新たに5人の中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)患者を確認しました。このうちの1人は死亡、また少なくとも3人の患者は同一の家族です。
AP通信は、リヤド東南のアルカルジ市の19歳の男性が死亡したと伝えました。またこの男性の2人の姉妹が感染の疑いがある患者として入院していると述べています。
AP通信の記事が配信された数時間後、サウジアrビア保健省(MOH)は、この19歳の男性を含む5人の患者を発表しました。MOHのアラビア語の声明は翻訳されて「Avian Flu Diary」(感染症のブログ) に掲載されました。

◆他の患者は全員リヤド市民
MOHはその他の患者は全員がリヤド出身であると述べました。慢性疾患のある83歳の男性は集中治療室に入っています。また22歳と18歳の女性は2人とも軽症、53歳の患者(性別は不明)は無症状です。全員がサウジアラビアの国民であると伝えています。
声明によると死亡した患者には慢性の疾患があったとのことです。また、83歳の男性が最初に発症した患者だったと伝えました。しかしこの男性の感染源や時間的な経緯については何も触れていません。
MOHは、2人の若い女性と53歳の患者には他の患者との接触歴があったと言っています。このことは死亡した男性が2番目に発症した患者であったことを示唆しています。しかし彼が83歳の男性と接触していたかどうかについては明らかにされていません。
53歳の患者が無症状であるということは、この患者が他の患者と接触していたために検査を受けたということを意味しており、他の患者の近親者である可能性を示しています。
MOHの声明は接触者のモニタリングについては触れていません。
新たな患者の発生によりMOHは同国のMERS患者の合計数を156人、死亡者数を63人に引き上げました。

◆これまでの家族内感染と病院内集団感染
2012年にMERSが発生して以来、いくつかの家族内感染が確認されているほか、医療機関内での集団感染も起きています。しかし一般的な認識としてはこのウィルスが容易にヒトからヒトに感染を拡げることはないと考えられています。医療機関内での集団感染は長くは続かず、社会に広がることはなかったと、WHOは報告しています。
亡くなった患者の19歳という年齢はMERS患者の年齢の中央値である52歳よりもはるかに低いものです。しかしこの男性のようにほとんどの患者は慢性の基礎疾患を持っていると述べられています。WHOはMERS患者の約62%は男性であると言っています。
WHOの公式カウントは世界のMERS患者数を189人、死亡者数を82人と発表しています。今日の患者だけでなく、MOHが3月6日に発表したリヤドの86歳の男性患者(無症状)についてもまだ発表していません。

H7N9 広東省で男性1人が発症(2014年3月14日、CIDRAP)

中国の広東省当局は14日、57歳の男性がH7N9インフルエンザに感染したと発表しました。症当局の発表を翻訳した記事が「FluTrackers」(感染症のメッセージボード)に掲載されたものです。男性は入院しましたが重体です。この男性は今週報告された2人目の報告であり、昨年10月に始まった第2波のアウトブレイクが収まってきたことを示しているかもしれません。
新たな患者の発生によりこれまでの合計患者数は391人、非公式の死亡者数は120人となりました(FluTrackers集計)。

H5N8 韓国の養鶏業が大きな被害 イヌにも感染(2014年3月14日、CIDRAP)

ロイター通信によると、韓国農業省は14日、H5N8鳥インフルエンザの蔓延を防ぐために1,016万羽の家きんを殺処分したと伝えました。集団感染は高病原性ウィルスによるもので1月中旬に始まり、主としてカモに被害が出ています。
これまでにウィルは28の養鶏場で確認されており、感染拡大防止のために処分されたトリの数は、2008年にH5N1が大発生した際に処分した約1,020万羽に迫る勢いであり、今年になって国内の家きんの6%が失われたと強調しました。
H5N8のヒトへの感染は確認されていませんが、農業省は1匹のイヌがウィルスの抗体検査で陽性反応を示したと発表しました。これは重症な感染を起こすことなくイヌがH5N8ウィルスに曝露されたことを示すものだと伝えています。
韓国の「アリラン・ニュース」は、農業省の発表としてこのイヌは忠清南道の農場のイヌで、H5型のウィルスの抗体検査で陽性反応が確認されたと伝えました。韓国で哺乳類にH5N8ウィルスの感染が確認されたのは初めてとなります。
当局では更なる調査の必要があるとして養鶏場の作業員の検査を進めています。

マカオ 中国から輸入した鶏からH7型ウィルスを検出(2014年3月13日、CIDRAP)

マカオ政府が13日発表した声明によれば、マカオの獣医当局は前日中国本土から輸入した生きた鶏からH7型インフルエンザウィルスを検出しました。ウィルスが確認されたのは、広東省の登録養鶏場から輸入した鶏で、家きんの卸売市場で検疫済みのものでした。
この養鶏場は、南部でマカオと国境を接している珠江デルタの珠海市(広東省)の近くに位置しています。 このH7ウィルスが中国で家きんやヒトに感染を起こしているH7N9型かどうかはまだ明らかではありませんが、12日の発見によって集中的な対応策がとられています。市場は閉鎖され清掃と消毒がおこなわれたほか、7,500羽の鶏が殺処分されました。
1月末には香港当局も広東省の仏山市近くの登録養鶏場から輸入した生きた鶏からH7ウィルスを検出しました。ウィルスはH7N9型であることが確認されたために、香港の家きん卸売市場は3週間に亘って閉鎖され、20,000羽のトリが殺処分されました。
マカオ政府は、WHOのガイドラインに基づき、生きた家きんの販売を21日間停止すると発表しました。またH7ウィルスの発生源となった養鶏場の鶏は1羽も市場には出回っておらず、ヒトへの感染も起きていないと言っています。

ベトナムではH5N1が相次ぐ、ドイツでは低病原性鳥インフルエンザ(2014年3月13日、CIDRAP)

ベトナムからは連日H5N1高病原性鳥インフルエンザの集団感染の報告が続いています。12日はメコンデルタ地区で約1,500羽のトリに影響が及んだ集団感染がOIE(国際獣疫事務局)に報告されました。 最新の集団感染はホーチミン市の南東の海岸部にあるベントレ省で発生しました。飼育していた1419羽のトリのうち321羽がH5N1に感染して死亡しました。見た目上の罹患率は22.62%で、致死率は100%です。残りのトリは感染拡大防止のため殺処分されました。
一方、ドイツ当局は12日OIE(国際獣疫事務局)に対し、H5N1低病原性鳥インフルエンザの集団感染の発生を報告しました。ウィルスは数日前、北西部のニーダーザクセン州の放し飼いの養鶏場で飼育していた38,323羽の採卵用の雌鶏を襲い、48羽のトリが感染で死亡しました。残ったトリは全て殺処分されました。施設の建物は消毒されました。OIEによればドイツで最近感染が報告されたのは2013年12月です。

UAE ラクダを所有する男性がMERSに感染(2014年3月12日、CIDRAP)

アラブ首長国連邦(UAE)のラクダを所有する男性が中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染で発病しました。WHOが12日発表したものです。
患者はアブダビに住む68歳の男性で、3月1日に発症し、3月3日に入院しました。容態は安定しています。
「この男性は他のMERS-CoV患者との接触歴はなく、旅行もしていなかった。」「彼は農場を所有しており、毎日そこを訪れ、飼育していたラクダなどの動物と接触していた。」とWHOは言っています。
中東のヒトコブラクダはMERS-CoVを保有していることが知られており、ヒトへの感染源になっているのではないかと疑われています。ただし関連はまだしっかりと証明されてはいません。何人かの他の患者においてもラクダとの接触がありましたが、多くの患者は動物との接触歴が報告されていません。
「FluTrackers」の集計によるとUAEのMERS患者は今回の患者で16人となりました。
同じ声明でWHOは、サウジアラビアが以前発表した2人のMERS患者を認定しました。このうち1人の情報についてはサウジアラビア当局の報告とは一致していない箇所があります。
WHOは、患者はリヤド出身の51歳の男性と56歳の女性で2人とも基礎疾患を持っていたと述べています。男性には発症前、動物との接触歴があり、2月28日に発症し、3月2日に入院しました。女性は2月17日に発症し、2月25日に入院、3月3日に死亡したと伝えています。
WHOではこの2人の患者は3月5日にサウジアラビア保健省(MOH)から報告があったと言いました。3月5日のMOHの声明は、51歳の男性については動物との接触歴についての情報を伝えていなかったこと以外はWHOの発表と一致しています。しかしMOHの声明はもう1人の女性を56歳の女性ではなく55歳の男性と伝えていました。
しかし2月26日にMOHは56歳のリヤドの女性の患者を報告しています。この女性は集中治療室に入っていると言っていました。以降のMOHの説明はこの女性の死亡については言及していません。
UAEの患者とサウジアラビアの2人の患者が追加されたことにより、WHOのMERS患者の合計は189人、死亡者数は82人になりました。WHOではまだ3月6日にサウジアラビアが報告した1人の患者については言及していません。この患者はリヤドに住む86歳の男性で、無症状です。サウジアラビアMOHの集計は患者数151人、死亡者数62人となっています。

リビヤ 初のH5N1集団感染を報告(2014年3月12日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)の報告によるとリビヤ農業省は12日、同国初となるH5N1高病原性鳥インフルエンザの集団感染を報告しました。
集団感染が発生したのはエジプトとの国境に近い、東部の地中海沿岸の港町Tubruqの近くです。裏庭飼育の鶏とカモに感染し、飼育していた50羽のうち19羽が発症、15羽が死亡しました。残りの35羽は感染拡大防止のために殺処分されました。現時点では感染源は分かっていません。
今回のケースは、2009年にナイジェリアのカトシナ州でH5N1が家きんに感染して以来、エジプト以外のアフリカで発生した初めてのH5N1集団感染です。
エジプトはリビヤの東側に国境を接し、H5N1ウィルスが家きんの間で土着化してしまったと考えられている5つの国のうちの1つです。

安徽省で男性がH7N9で入院(2014年3月12日、CIDRAP)

中国の地方当局が3月7日以来となる新たなH7N9患者の発生を報告しました。省当局の発表によると患者は安徽省の86歳の男性で、重体となって入院しています。
中国での新たな患者の発生は減少してきていましたが、散発的な患者の発生が報告されています。第2波は10月に始まり252人の患者が確認されており、昨年春の第1波の136人と比較されます。
新たな患者の確認によりこれまでの合計患者数は360人となり、死亡者数は120人となりました(FluTrackers集計)。

WHO サウジアラビアの2例のMERS患者を認定(2014年3月11日、CIDRAP)

WHOは11日、サウジアラビアから報告のあった2例の中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)患者の新たな情報を提供しました。
1人はアルアフサ州の58歳の男性です。2月2日に発症し2日後に入院しました。この男性は回復し、2月24日に退院しています。男性には複数の慢性疾患があり、発病前に動物(種類は特定されていません)との接触歴があったと伝えています。サウジアラビア当局が2月20日に発表した声明は動物との接触については触れていませんでした。
もう1例はリヤド地区の81歳の女性です。慢性の基礎疾患があり2月2日に入院しました。女性は2月5日にMERSの症状を発症し、3日後に死亡しました。この女性については動物との接触は報告されていません。2月20日のサウジアラビア当局の発表には死亡した日付や動物との接触の有無についてはコメントはありませんでした。
今回の2例が追加されたことによりWHOのMERS-CoVの患者集計は184人となりました。このうち81人が死亡しています。またサウジアラビアの患者数は151人となり、62人が死亡しています。
サウジアラビアではこの2人の患者の発表をした2月20日以降、4人の患者を報告していますが、WHOではまだ発表していません。
患者は2月26日に発表された56歳のリヤド出身の女性と、3月5日に発表され死亡した55歳のリヤド出身の男性、3月5日に発表された51歳のリヤド出身の男性、他の患者との接触歴があり無症状との報告が3月6日にあった86歳のリヤド出身の男性の4人です。

ベトナム 新たに3件のH5N1集団感染で23,000羽の家きんが死ぬ(2014年3月11日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)の10日と11日のレポートによるとベトナムで発生した新たなH5N1の集団感染で7,070羽の家きんが死に、16,300羽が殺処分されました。合わせて23,370羽が死んだことになります。
最も大規模な集団感染はベトナム南部のドンナイ省で発生しました。村内の19,200羽の家きんのうち10,000羽が感染し、5,000羽が死にました。残った14,200羽は感染拡大防止のために殺処分されました。
また、ベトナム中部のクァンナム省の村で発生た集団感染では、村で飼育していた4,056羽のトリのうち2,970羽が感染し、2,000羽が死にました。もう1件の集団感染は北部のハジャン省で発生し、村で飼育していた114羽の全ての家きんが発病し、70羽が死にました。生き残った家きんはどちらの村でも感染拡大防止のために殺処分されました。
べトナムは今年に入って36件のH5N1集団感染をOIEに報告しています。

新たなH7N9の発生報告はないものの2014年の死亡者数は72人に(2014年3月10日、CIDRAP)

この3日間中国からの新たなH7N9患者の発生報告はありません。合計患者数は389人のままです。非公式の死亡者数は120人となっています。
10月に始まった第2波の感染者数は大分少なくなってきましたが、過去3週間は1週当り約10人の患者の報告が続きました。
10日のAFP通信によれば、中国国立衛生計画生育委員会(NHFPC) は最近H7N9患者の最新の集計を発表しました。これによると今年に入ってH7N9で死亡した患者の数は72人に達し、2013年の年間死亡者数46人を大きく上回りました。
NHFPCはまた今年に入って確認された患者数は226人(うち2月は99人)となったと発表しました。2013年は1年間で144人の患者が確認されています。
一方WHOは3月5日と6日に中国当局から報告のあった4人のH7N9患者の詳細情報を公表しました。このうち1人は死亡しています。患者は4人とも男性で年齢は36歳から59歳までに分布しています。これまでのところ調査で家きんとの接触が明らかになっているのは1人だけです。
2人は広東省出身で1人が江蘇省出身、もう1人は元々は山東省出身ですが江蘇省に住んでいました。病気が発症したのは2月19日から2月28日までの間です。3人の生存者のうち2人は重体となっており、残りの1人は重症です。

カンボジア 新たに2人のH5N1患者を報告 1人は死亡(2014年3月10日、CIDRAP)

中国国営新華社通信によれば、カンボジア当局は新たに2人の子どものH5N1鳥インフルエンザ感染が確認されたと報告しました。このうちの1人は死亡したということです。
死亡したのはコンポンチュナン州の11歳の少年で、先週「極めて重篤な」状態でプノンペンのカンタボファ子ども病院に入院しました。副院長のデニス・ローラン医師はこの子は3月7日に死亡したと伝えました。AFPは別の医師の発言として、この少年は感染したトリの肉を食べたと伝えています。
またカンダール州の8歳の少年もH5N1鳥インフルエンザに感染しました。ローラン医師の話ではこの少年は容態が安定しており回復しつつあるとのことです。
カンダール州はプノンペンを取り囲んでいます。またカンポンチュナン州はカンダール州の北西部と州境を接しています。
今年になってカンボジアは8人のH5N1感染者を報告しました。全員が子どもでこのうちの3人が死亡しています。2005年以降カンボジアでは55人のH5N1患者を報告し、このうち36人が死亡しています。

カンボジア 3歳の男児がH5N1感染で死亡(2014年3月7日、CIDRAP)

カンボジアで3歳の男児がH5N1鳥インフルエンザで死亡しました。今年カンボジアで確認された6人目の患者となります。声明はカンボジア保健省とWHOが共同で発表しました。
この男児はプノンペン出身で、2月22日に発熱、咳、鼻水、嘔吐の症状を発症しました。両親はその日のうちに医療機関を受診させましたが症状は悪化し、2月28日には入院しました。呼吸困難とチアノーゼが出始めたことから医療チームは3月2日に男児を他の病院に転送しましたが、1時間後転送先の病院で死亡しました。2箇所の検査機関で実施した検査の結果3月3日にH5N1感染であることが確認されました。
調査の結果この男児が発症する前の週に、村で飼育していた鶏の90%と少数のカモが死んでいたことが分かりました。この子は直接鶏とは接触していませんでしたが、しばしば隣の家を訪れており、その家では最近家きんが死んでいました。
カンボジアでは初めてヒトへの感染が報告された2005年以降、53人のH5N1患者を報告しており、このうち35人が死亡しています。

ベトナム H5N1の集団感染が拡大 ワクチンにも問題(2014年3月7日、CIDRAP)

OIE(国際獣疫事務局)は6日と7日、ベトナムで発生した4件のH5N1鳥インフルエンザの集団感染を発表しました。現在起きている集団感染のラッシュは、数ヶ月続いた静寂の後の昨年秋に始まったものです。 新たな集団感染の発生地域は広い地域に分布しています。南部のビンズオン省では飼育していた710羽のうち300羽が死にました。もう1つの南部の地区であるニントゥアン省では1,210羽のうち600羽が死にました。残ったトリは全て殺処分されました。
更に南部のカントー省では5,812羽が感染し、7,512羽のうちの5,000羽のトリが死にました。また中南部のジャライ省では260羽が感染し731羽のトリのうちの160羽が死にました。同様に残ったトリは全て殺処分されています。
これに関連して「Thanh Nien News」は7日、H5N1ウィルスがベトナムの家きん用のワクチンに対して耐性を増すような変異を起こしていると伝えました。この変異はメコンデルタ地区のチャビン省で確認されました。
ある当局者は、通常使用されている家きん用ワクチンの効き目が今年は以前より悪くなっている、そのため農家には新しいワクチンを使うよう推奨していると言っています。前のワクチンを接種したトリは病気を発症していました。
この当局者は、病気のトリから採取したサンプルは変異の有無が検査されるだろうと言っています。記事は、2月上旬以降毎日国内のどこかで集団感染が起きていると伝えています。寒さの到来に伴い更に感染は広がるだろうと見られています。

中国 新たに2人のH7N9患者を報告(2014年3月7日、CIDRAP)

中国の地方当局は新たに2人のH7N9鳥インフルエンザ患者の発生を報告しました。また併せて1月に発症した患者1人の死亡も発表しています。
新たに感染が確認されたのは重体となって入院している広東省の88歳の男性と、福建省の27歳の男性です。福建省の男性は入院していますが軽症です。 福建省はまた死亡した患者の情報も伝えています。当局の声明によるとこの患者は1月18日に感染が確認され3月3日に死亡したということです。 7日の発表で合計患者数は387人(非公式数)、死亡者数は120人になりました。また第2波の患者数は251人、第1波の患者数は136人です。
一方WHOは、香港の保健当局から3月4日に18ヶ月の女児の感染の報告を受け取ったと発表しました。この女児は広東省への旅行の後に発症しました。 この女児は最初3月1日に入院しましたが、症状が落ちついたため2日後には退院しました。その後検査機関によりH7N9感染であることを確認したことを受けて3月4日に再入院しました。この子には症状はなく、発熱もなかったとWHOは言っています。
感染源の調査を行なったところこの子は2月5日から2月27日までの間広東省の仏山市に滞在しており、母親に連れられてウェットマーケット(生きた動物をその場で捌いて食肉用に販売する市場)を訪れていました。WHOでは更なる調査と接触者の追跡調査が続けられていると述べています。 WHOはまた自身のツイッターで7日、中国当局が3月5日と6日の両日で更に4人のH7N9感染が確認され、このうちの1人には家きんとの接触歴があったと発表したことを伝えています。

鳩と鶏でH7N9ウィルスが陽性(2014年3月7日、CIDRAP)

中国農業省は7日、3箇所の市場で陽性のサンプルが確認されたと発表しました。陽性のサンプル確認されたのは湖南省の2箇所の市場と広東省の1箇所の市場です。中国農業省はこの検査結果をOIE(国際獣疫事務局)に報告しました。
2月19日に行われた湖南省瀏陽市(りょうようし)の市場の調査では、当局は鶏と鳩、環境から50個のサンプルを採取しました。唯一の陽性が確認されたのは鳩から採取したサンプルでした。これにより感染の危険性のある631羽のトリは殺処分されました。同じ日婁底市(ろうていし)の市場では当局鶏から22個のサンプルを採取し、そのうちの2個が陽性を示しました。22羽の鶏は感染拡大を防止するため全て処分されました。
広東省の珠海市の農産物市場では2月23日に鶏とカモ、ガチョウから60個のサンプルが採取されました。このうち6羽の鶏だけが陽性を示しました。当局は735羽のトリを殺処分しました。

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