防災・防火 2016年03月10日

大切な家族を災害から守るための注意点
~家族で話し合うべきこと~

防災家族会議を開催しましょう


地震だけでなく、台風や集中豪雨など、毎年さまざまな自然災害に見舞われる日本。いつ起こるかわからない災害への対策は、日頃の備えがとても大切です。


今回は、ご家族皆さんで「災害対策」について話し合うポイントについてご紹介します。


■大地震が起こったら?~安全に避難するための大切な心得~


日本はとても地震が多い国。もし大きな地震が起こったらどう行動すべきか、きちんと把握しておきたいものです。いざというときにどう行動したらよいか、改めて確認しておきましょう。


【家の中にいたら】

まず、ご自身の身を守る

●まず、ご自身の身を守る
頭を最優先でガードするため、座布団などで守りながら、テーブルや机の下に逃げましょう。ご家族に小さなお子さんがいる場合は、両腕に抱え込むようにして落下物から守ってください。


一般的に、柱が多く狭い場所(押し入れの中など)が安全ですが、トイレやお風呂にいた場合は、すぐにドアを開けて逃げ道を確保しましょう。


● しっかり火の始末

揺れによる一次災害が落ち着いたら、火の元や電源などを確認して、被害の拡大を防ぎます。また、避難するときには、必ず電気のブレーカーを落とすようにしましょう。


● わが家の安全確認・避難の開始

いったん揺れがおさまったら、家族(とくに高齢者、小さなお子さん、病人など)を保護しながら避難をはじめます。その際は、ガラスの破片などから足を守るため、室内でも靴か底の厚いスリッパを履くと良いでしょう。


● 出入り口を確保し、避難する

動けるようなら、早めにドアを開けて脱出路を確保しておきましょう。外に出るときも、あわてて飛び出しては危険です。周囲に危険がないか十分注意して、非難しましょう。非常持ち出し袋も忘れずに携帯してください。


【そのほかの場所にいたら】


屋外や学校、ビルなど、自宅以外の場所で被災した場合も、やはりまずは自分の身を守ることが大切です。そして、あせらず冷静に行動すること。詳しい対処方法が消防庁のホームページに書かれていますので、参考にしてみてください。

△大切な家族を災害から守るための注意点
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■災害に備えて家族で話し合う機会を


いざ地震が起こったとき、一番心配なのは家族の安否。日中、家族がバラバラにいるときに地震が起きたら...。そんな場合の連絡方法や集合場所について、確認しておくことが大切です。この機会に、改めて話し合ってみてください。


【連絡方法】


(1)災害用伝言ダイヤル「171番」やSNSを利用する

ガイダンスに従って音声メッセージを録音しておくと、家族などが「171番」をダイヤルして聞くことができます。このサービスは、ほとんどの固定電話や携帯電話から利用できます。


また、最近はTwitterやfacebookなどのSNSも活用されるようになりました。携帯電話もご家族とつながらくなる可能性があります。複数の確認手段をご検討ください。


(2)知人や親戚を通じて知らせる

地震被害の考えにくい、遠く離れた親戚や知人宅を中継地点に定め、電話で互いの安否確認ができる段取りをしておくことをおすすめします。


【最終的な集合場所】


大地震の直後は、電話が繋がらないこともあります。電話連絡できないことも想定して、状況に応じて家族それぞれの避難場所、最終的な集合場所を決めておきましょう。

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また、小さなお子さんがいるご家族向けの防災対策として、安心子育て応援サイト「子どもの安全ブログ」の記事もご紹介します。ぜひご参考にしてください。
「地震発生!大切な子どもの命を守るためにできること」
子供を守る防災特集 「保育施設とのつながり」
子供を守る防災特集 「家庭での防災準備」


【関連記事 pick up!

「非常持ち出し袋」以外にも、万一に備えて準備しておきたいグッズを紹介します。
大切な家族を災害から守るための注意点とは?家の中の安全対策をチェック

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