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子どもの防犯 塾の帰りが遅いときは?

2016年9月1日

塾帰りのお子さんのための防犯対策


お子さんがいるご家庭では、塾の帰りなど、暗くなってからの帰宅に不安があるかと思います。

毎回迎えに行けるようであれば良いのですが、共働きで迎えが難しい場合などは、心配されているのではないでしょうか。そこで、今回は「子どもの防犯 塾の帰りが遅いときの防犯」について、最近の犯罪情勢を交えながらご紹介します。

子ども・少年たちを取り巻く犯罪情勢や地域社会の関係性がだんだん複雑になっています。塾の帰りなど、お子さんが夜間に一人で帰宅しなければならない場合などは、あらかじめ対策をしておくことをおすすめします。

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■子どもをめぐる犯罪情勢

警察庁によると2015年の20歳未満の子ども・少年の被害件数は14万5,200件。そのうち未就学児童、小学生だけに被害状況を絞ってみてみると被害件数は15,409件ありました。

前年の同じ時期、未就学児童と小学生の被害件数が18,679件でしたから、減少傾向にあると言えますが、依然として高い数値なので、油断は禁物です。統計上、数字は減っていても、凶悪かつ衝撃的な犯罪が次々と発生している事実も忘れないでください。

■小学生に多い被害は性犯罪

学職別の犯罪被害件数(2015年)
学職別の犯罪被害件数(2015年)
(2016 警察庁)

子ども・少年の被害件数を犯罪種別ごとにみると、窃盗が13万240件で最多となります。子ども全体の被害件数が14万5,200件ですから、被害のうち89%以上が窃盗ということになります。

次いで暴行が4,635件(3.2%)、傷害が3,639件(2.5%)、強制わいせつが3,196件(2.2%)、恐喝が857件(0.6%)と続きます。

ここで未就学児童と小学生だけに焦点を当てると、窃盗、暴行に次いで多いのは強制わいせつで794件。犯罪者にとって未就学児童や小学生は、子どもの中でも性犯罪の対象として狙いやすいということがわかります。

また、略取誘拐・人身売買では、小学生の被害の割合が高い傾向が続いています。

いまどきの性犯罪は、「まだ小さいから」「男の子だから」という考え方は通用しません。男の子も、女の子も性犯罪対策が必要です。

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■事件はこんな場所で起こる!

それでは、子どもが犯罪被害に遭う可能性が高い場所を見てみましょう。

駐車場や駐輪場は死角が多く、場所や時間帯によっては、まったく人気のない場合も少なくありません。自転車を置いて家の中に入るまでのちょっとした間も、犯罪者に狙われる可能性が高いということになります。

また、下記のような箇所も要注意です。子どもの連れ去りや通り魔などの事件で、たびたび子どもが被害者となる事件が起きています。通学路や、子どもの行動範囲にこのような場所がある場合、近道だからといって安易に通り抜けさせるようなことはせず、きちんと決められた道を歩くように言い聞かせましょう。

・ 高い塀や植栽などで見通しの悪い通り
・ 樹木が多く、外から見わたせない公園
・ 空き地や工事現場

小学生になれば、親から離れて行動する時間がだんだん増えていきます。そんなとき、「ここは危ないかもしれない」と感じるかどうかで、行動にも差が出てくるはずです。

また、自宅マンション内であっても油断は禁物。エレベーターや共同階段、駐輪場など、死角の多い集合住宅の敷地内は、注意が必要です。

■狙われやすい下校時間~通塾時間

小学生に対する声かけ事案は、午後2時~6時頃までの時間に多く発生しています。まさに下校以降の時間が狙われているのです。

声かけ事案とは、子どもに対して「道案内をしてほしい」とか「ゲームをしよう」などと言葉巧みに接近してくるもので、略取・誘拐や性犯罪などの重大な犯罪の前兆となるものもあり、決して見逃すことはできません。

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■夜道を歩くときに注意すること

塾や習い事で帰宅が遅くなるときは、保護者ができるだけ送り迎えできるとよいのですが、ご家庭の事情によっては難しいこともあるかもしれません。お子さんの夜道の安全を考えてみましょう。

(1) 明るい道や人通りの多い道を選ぶ
少し遠回りになったとしても、できるだけガードレールがあって歩道と車道がはっきりと区別されている、明るくて人通りの多い道を歩かせるようにします。また、「こども110番の家」やコンビニなど、いざというとき助けを求められる場所を再確認しておきましょう。

(2) 防犯ブザーを持ち、すぐに使える状態にしておく
「防犯ブザー」を所持していても、いざというときに使えなかったら意味がありません。ひとりで歩くときはとりわけ注意を払い、手に持っていつでも使える状態にしておくといいでしょう。また、故障や電池切れがないように、日常的に点検してください。

(3) 周囲の様子や物音に注意する
常に周囲に警戒するようにしましょう。後ろから近づく足音や自動車の接近を察知できないことがあるので、特に夜道では油断せず周りに注意を払いながらキビキビと早歩きすることが大切です。リフレクターを利用し、車や自転車からの視認性を高めておくと交通事故の回避につながります。

駅やバス停まで迎えに行くときは、お子さんをなるべく待たせないようにしたいものです。万が一、お子さんに待つ時間ができてしまったときの「安全な待機場所」についても、きちんと決めておくと安心です。

日が落ちると、街の様子は一変します。昼間は賑やかなのに、夜は街灯が少なく人通りもまばら、ということも珍しくありません。よく知っている日常の行動範囲でも、暗くなってからお子さんと一緒に歩いてみて、"夜の状態"をきちんと把握するようにしてください。危険箇所を理解するだけでも、お子さんの行動が変わるはずです。

もっとも危ないのは、「これくらい大丈夫」「まさか自分の周りでは起きないだろう」という認識の甘さ。これまで起きた事件を他人事にしてはいけません。子ども自身が、そして親御さんが、「怖いこと」に対して意識を持つことが防犯対策の第一歩です。

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■最大の自衛策は「ひとりにならない」こと

上記のような注意点を把握したうえで、最後にもう一つポイントを説明します。
子どもができる最大の自衛策は、「ひとりにならない」ことです。2人以上になると、犯罪者は騒がれたり知らされたりするかもしれない...と手を出すのを躊躇するからです。また、顔を見られると「覚えられた!」と思い、諦めることも多いようです。

同じ方向のお友達と一緒に帰るなどして、できるだけ「ひとりにならない」対策を講じましょう。しかし、実際には「ひとりで帰らなければならない状況」も出てくると思います。そのような状況ではどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

不審者から狙われていると感じたときは、相手の顔をしっかり見るというのもひとつの手です。

あとは、「大声をあげる」「とにかく逃げる」。とっさのときにできるよう、親御さんが不審者役になるなどして、定期的にシミュレーションをしておくといいでしょう。防犯ブザーの取り扱いも同様です。

子どもを誘う言葉や手段は、多様かつ巧妙になっています。
知らない人に対して絶対に気を許さないよう、あらためて徹底しましょう。


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