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自動車盗難・車上荒らしの防犯対策

2016年3月24日

自動車盗難の被害状況と被害を防ぐ方法

自動車盗難の手口は時代とともに多様化・巧妙化しています。
皆さんは、自動車の盗難は高級車が狙われると思っていませんか?


実は、自動車盗難には、好まれる車種があるようで、必ずしも高級車ばかりが狙われる訳でもないのです。


今回は、そんな自動車盗難・車上荒らしの防ぎ方について解説します。

 

自動車盗の認知件数(警察庁統計抜粋)
自動車盗の認知件数
(警察庁統計抜粋)


■自動車盗 (じどうしゃとう)


自動車盗の認知件数は、1999年から毎年急増し、2003年に6万4,223件あった後、減少傾向にあります。


しかし、2014年でも約1万6千台の自動車盗の被害があり、まだまだ高い水準にあります。自動車盗の目的で多いのは、プロの窃盗団が盗んだ車を不正輸出しようとすることで、特に日本人の危機意識が低いので窃盗団に付け入るスキを与えているからです。


日本損害保険協会が2014年11月に調査した自動車盗難事故実態調査によると、これまで7年連続で車両盗難のワースト1位となっていたハイエースが2位に下がり、プリウスがワースト1位になっています。

2014年11月 車両盗難ワーストランキング(日本損害保険協会調べ)
2014年11月 車両盗難ワーストランキング
(日本損害保険協会調べ)

車種ごとの割合をみると、プリウスが全体の2割程度、ハイエースとランドクルーザーが1割程度となっており、ワースト5位までの盗難件数を足すと、全体の5割を超える件数になります。


また、車両盗難に遭うのは乗用車のみではありません。上位20車種の中にはトラックも4車種(ヒノレンジャー、フォワード、ファイター、エルフ)入っていて、全体の8.9%にあたる割合で被害に遭っています。

自動車盗は、照明がない夜間の暗い駐車場での被害が多く、窓を割っての大胆な犯行から、カギのピッキング、赤外線や電波を使ったワイヤレスキーの解錠まで多様化・巧妙化しています


トランク部分のシリンダー錠を取り外し、カギの形状を読み取って、その場でカギを作ってしまうケースや、大胆にも、狙った車をレッカー車やクレーン車などでリフトアップして取って行ってしまう手口もあります。


自動車盗の防ぎ方としては、イモビライザーなどの自動車盗難防止装置をつけたり、車の位置情報提供サービスを利用するなどの方法があります。

イモビライザー


セコムが提供するサービス「ココセコム」では、「万が一盗まれても追跡する」ことを考えて設計されており、2001年4月のサービス開始以来、1000台を超える盗難車がココセコムによって発見され、オーナーの元へ戻っています。





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■依然として多い車上荒らし


依然として多い車上荒らし車上荒らしは、建物などへの侵入窃盗と比較して、ターゲットが直接見えることが多いこと。かつ窓やドアなどの破壊から、犯行の終了までを短時間で行うことが可能です。


その泥棒にとっては成果が見積もりやすい、手軽に行える犯罪の代表で、全国的に増加の傾向にあります。


■プロは確実にお金になるものを狙い、人の行動を読んで犯行に及ぶ


車上荒らしの防ぎ方としてまず、車から離れる際には貴重品が入ったバッグなどは携行するようにしてください。また、携行が難しいものについてはトランクに格納する、カバーでおおうなどして、外から見えないようにすることです。


特に、後付けされた高価なカーナビなどのシステムは、機種限定で狙われることもあります。外からちょっとのぞいただけでは、その機種が分からないようにしておく工夫も必要です。


盗んだ品物を転売してお金を得ることが、プロの泥棒の目的です。そのため、品物が、最新の高値で売れる機種なのか、それとも古い機種で売ったとしても二束三文なのかが分からないようにしておきます。


そうすれば、車上荒らしのターゲットになる確率を下げられます。彼らは、リスクを冒すなら、より確実にお金になる車を狙います。

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■バイクでも油断は禁物


バイクの盗難は、短時間で高級バイクやスーパーカブを路上で盗むような荒っぽい手口が目につくようになってきました。盗難に遭ったバイクは車と同様、海外に売り飛ばされるケースも多く、戻ってくる確率は極めて低いと言わざるを得ません。


スーパーカブは、タフな業務用バイクとしてさまざまな国で人気が高い車種です。転売して換金しやすいターゲットとして狙われやすいようです。


スーパーカブは、大型バイクと比較して、軽量であり、かつ業務に使われるものです。そのため、施錠などの防犯対策がついつい手薄になりがち。そうしたことも、狙われる大きな要因です。業務用だからこそ、油断することなく、施錠や防犯対策が重要です。


■バイク盗難を防ぐための対策をいくつかご紹介します


(1)通常のロックだけではなく、U字ロックなど頑丈なカギを二重にかければ、窃盗犯が盗みに時間をとられると考えて犯行を思いとどまることもあります。ケーブルロックなどで頑丈な固定物にくくりつけるなどの工夫も必要です。


(2)高級バイクだけをねらう窃盗団もいます。駐車場に置くときは、カバーをかけて車種をわからせないようにしましょう。


(3)盗難防止用の各種ロックやアラームなど、防犯グッズが多数あります。盗難車が探索できるGPS機能がついた位置情報提供サービスも有効です。



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位置情報提供システム「ココセコム」
位置情報提供システム「ココセコム」

■万が一盗まれても、現在位置を確認できる「ココセコム」


イモビライザーやカーアラームをつけていても盗難に遭うケースも発生しています。「ココセコム」の自動車用サービスは、「万が一盗まれても追跡する」ことを考えて設計されたサービスです。2001年4月のサービス開始以来、900台を超える盗難車がココセコムによって発見され、オーナーの元へ戻っています。
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